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| **『unlimited codes』で明かされた彼の内面によると、聖杯戦争に参加した動機は「生前に守れなかった小さき者とイリヤを重ねており、今度こそ守りきるため」である。エンディングでは自害し、天の杯になるイリヤを見ながら安堵しつつ消えていく。 | | **『unlimited codes』で明かされた彼の内面によると、聖杯戦争に参加した動機は「生前に守れなかった小さき者とイリヤを重ねており、今度こそ守りきるため」である。エンディングでは自害し、天の杯になるイリヤを見ながら安堵しつつ消えていく。 |
| *本来は強化に使われる狂化が足を引っ張るものでしかない辺り、彼のレベルの高さがよくわかる。<br>また、本来の力を発揮した場合の戦士としての力量は[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を遙かに凌ぐとコメントされており、正気ならば豪快にして精密な剣技を誇ったという。 | | *本来は強化に使われる狂化が足を引っ張るものでしかない辺り、彼のレベルの高さがよくわかる。<br>また、本来の力を発揮した場合の戦士としての力量は[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を遙かに凌ぐとコメントされており、正気ならば豪快にして精密な剣技を誇ったという。 |
− | **2014年版アニメ第4話では、豪快にして精密な剣技を本能のみで振るい、武装の石斧剣を手放してからの回避に加えて高度な蹴り技、高さ10数メートルものジャンプを披露するなど従来のバーサーカー像を覆す描写となっている。 | + | **2014年版アニメ第4話では、豪快にして精密な剣技を本能のみで振るい、武装の石斧剣を手放してからの回避に加えて高度な蹴り技、高さ10数メートルもの跳躍など従来の印象を覆す描写となっている。 |
| **『unlimited codes』で、[[メドゥーサ|ライダー]]のvsバーサーカー勝利台詞は彼の狂化を惜しむもの。曰く、「彼が万全ならば自分など敵ではなかった」。 | | **『unlimited codes』で、[[メドゥーサ|ライダー]]のvsバーサーカー勝利台詞は彼の狂化を惜しむもの。曰く、「彼が万全ならば自分など敵ではなかった」。 |
− | **とはいえ、「狂戦士」のクラスと相性が悪いわけではない。伝承においてヘラクレスは何度も発狂・錯乱する逸話があるため、「狂化」は馴染みやすくBランクと高め。 | + | **とはいえ、「狂戦士」のクラスと相性が悪いわけではない。伝承においてヘラクレスは何度も発狂する逸話があるため、「狂化」は馴染みやすくBランクと高め。 |
| *その性質上、「狂戦士」クラスは魔力消費が激しく制御が難しい。<br>先代[[ランスロット|狂戦士]]も魔力切れで敗退したが、彼の場合はイリヤ以外のマスターでは動かすだけで魔力が一気に枯渇する。<br>イリヤも、制御のために特別製の令呪を施しており、魔力供給の聖杯が出現する二カ月前は召喚に成功するも命を削るほどの苦痛と自身の崩壊という危険を伴った。 | | *その性質上、「狂戦士」クラスは魔力消費が激しく制御が難しい。<br>先代[[ランスロット|狂戦士]]も魔力切れで敗退したが、彼の場合はイリヤ以外のマスターでは動かすだけで魔力が一気に枯渇する。<br>イリヤも、制御のために特別製の令呪を施しており、魔力供給の聖杯が出現する二カ月前は召喚に成功するも命を削るほどの苦痛と自身の崩壊という危険を伴った。 |
| **並の令呪を弾きかねないので特別製の令呪を施している。しかし、狂化Cのランスロットが最も拒絶する命令を一画で聞かせられた事実もある。よって、「狂化Bにもなると令呪への耐性が出てくる」のか、「彼程の高位の英霊になると令呪を弾き易くなるのか」このいずれなのかは判然としない。 | | **並の令呪を弾きかねないので特別製の令呪を施している。しかし、狂化Cのランスロットが最も拒絶する命令を一画で聞かせられた事実もある。よって、「狂化Bにもなると令呪への耐性が出てくる」のか、「彼程の高位の英霊になると令呪を弾き易くなるのか」このいずれなのかは判然としない。 |
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| *'''『狂化済みの説』''' | | *'''『狂化済みの説』''' |
| **まず、狂化Bの効果は全ステータスをワンランク上昇させるものであり、それを表すようにヘラクレスのステータス画面でパラメーターの目盛りが一つ分だけ違う色で表され、後からの強化が含まれているようにとれる表記となっている。また、他のバーサーカーのステータスは狂化済みのものになっている。 | | **まず、狂化Bの効果は全ステータスをワンランク上昇させるものであり、それを表すようにヘラクレスのステータス画面でパラメーターの目盛りが一つ分だけ違う色で表され、後からの強化が含まれているようにとれる表記となっている。また、他のバーサーカーのステータスは狂化済みのものになっている。 |
− | **奈須氏によれば、「SN」でのステータスはTRPGシステムを採用してバランスが崩れないようになっている。狂化抜きで全てBならこのルールに当てはまる。 | + | **奈須氏によれば、「SN」でのステータスはTRPGシステムを採用してバランスが崩れないようになっている。狂化抜きで全てBになるならこのルールに当てはまる。 |
| **クーフーリンなどのようにクラスと共にステータスが変わる者もおり、現に魔力と幸運以外のステータスが上昇する狂化Cのランスロットは、セイバー「B・A・B」からバーサーカー「A・A・A+」のようにばらつきがある上がり方をしている(筋力・耐久・敏捷が上昇するなら「A・A+・A」になるはずである)。そのため、ヘラクレスも振り分け次第では大英雄に相応しいステータスに出来る。 | | **クーフーリンなどのようにクラスと共にステータスが変わる者もおり、現に魔力と幸運以外のステータスが上昇する狂化Cのランスロットは、セイバー「B・A・B」からバーサーカー「A・A・A+」のようにばらつきがある上がり方をしている(筋力・耐久・敏捷が上昇するなら「A・A+・A」になるはずである)。そのため、ヘラクレスも振り分け次第では大英雄に相応しいステータスに出来る。 |
| *'''『狂化済みじゃない説』''' | | *'''『狂化済みじゃない説』''' |
− | **ヘラクレスは「魔術師」以外のクラスの適性を満たしており、適正条件から大概のステータスがAランクかそれに次ぐレベルであるとされるためである。仮に公開されているパラメータが「狂化:B」により軒並み上昇した状態とした場合、本来のパラメータは「B+・B・B・B・C」となり、パスが繋がらず魔力不足の士郎がマスターの時のセイバーとさほど変わらない。 | + | **ヘラクレスは「魔術師」以外のクラスの適性を満たしており、適正条件から大概のステータスがAランクかそれに次ぐレベルであるとされるためである。仮に公開されているパラメータが「狂化:B」により軒並み上昇した状態とした場合、本来のパラメータは「B+・B・B・B・C」となり、パスが繋がらず魔力不足の士郎がマスターの時のセイバーとさほど変わらず、大英雄のパラメータにしては低すぎる。 |
| **セイバーが「ヘラクレス程の大英雄ならばそのパラメーターは軒並みAランクでしょう」と語っていながら、彼が狂化した際に「あれほどの能力を誇りながら、まだ狂化していなかったのか!?」と驚愕しているシーンなどから狂化を含めてないパラメーターと考える事もできる。 | | **セイバーが「ヘラクレス程の大英雄ならばそのパラメーターは軒並みAランクでしょう」と語っていながら、彼が狂化した際に「あれほどの能力を誇りながら、まだ狂化していなかったのか!?」と驚愕しているシーンなどから狂化を含めてないパラメーターと考える事もできる。 |
| **『Grand Order』のキャラクエストにおいても完全には狂化されていない可能性が示唆されている。 | | **『Grand Order』のキャラクエストにおいても完全には狂化されていない可能性が示唆されている。 |