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| * トワイスが消滅しても特にダメージを受けた様子すら無く任意で帰っているが、これは[[玉藻の前]]がムーンセルの強制消去に耐えていたように「大元の存在が規格外であるが故に耐性があること」が理由の模様。 | | * トワイスが消滅しても特にダメージを受けた様子すら無く任意で帰っているが、これは[[玉藻の前]]がムーンセルの強制消去に耐えていたように「大元の存在が規格外であるが故に耐性があること」が理由の模様。 |
| * 全く正反対の人物に見えるが「マスターの行き着く果てに慈悲を示し、間違っていると知りながら仕えていた」というサーヴァントとしての在り方は[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]と同じ。 | | * 全く正反対の人物に見えるが「マスターの行き着く果てに慈悲を示し、間違っていると知りながら仕えていた」というサーヴァントとしての在り方は[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]と同じ。 |
− | * 前述した通り「この世でただひとり、生の苦しみより解脱した解答者」「地上でただ一人、生命の真意に辿り着いたもの」だとトワイスが説明している。<br />ただしTYPE-MOONの世界ではどうなのか不明だが、一般常識として釈迦は自分が最初の仏陀であることも最後の仏陀であることも明白に否定している上、5000人以上の弟子に「私と同じ悟りに達した(=仏陀になった)」と言っているので、その点から言って上記のトワイスの理解は明白におかしい。『手塚治虫のブッダ』ではそんな扱いだが……。 | + | * 前述した通り「この世でただひとり、生の苦しみより解脱した解答者」「地上でただ一人、生命の真意に辿り着いたもの」だとトワイスが説明している。<br />ただしTYPE-MOONの世界ではどうなのか不明だが、一般常識として釈迦は自分が最初の仏陀であることも最後の仏陀であることも明白に否定している上、5000人以上の弟子に「私と同じ悟りに達した<ref group = "注">ただし、全知者たる仏陀になったという意味ではなく、すべての煩悩を滅ぼした阿羅漢になったという意味と取るのがどの宗派でも常識。</ref>」と言っているので、その点から言って上記のトワイスの理解は明白におかしい。『手塚治虫のブッダ』ではそんな扱いだが……。 |
− | ** 大乗系の理解としては、釈迦を久遠の過去に悟りを開き、一切の仏を自身の化身とする根源的な仏とする見解もあるため、「釈迦如来唯一人を仏陀として認定する」というトワイスの意見は別に間違いではない。 | + | ** ある種の流派の大乗仏教<ref group = "注">日蓮を崇拝する宗派や、その母胎となった天台宗など「法華経」を重んじる宗派。</ref>には、釈迦を久遠の過去に悟りを開き、一切の仏を自身の化身とする根源的な仏とする見解もあるため、「釈迦如来唯一人を仏陀として認定する」というトワイスの意見は別に間違いではない。 |
| ** 釈迦が認めた弟子達はいずれの宗派においても、「煩悩の滅尽」という点では釈迦と等しいものの、その「一切を知る智慧」においては師である釈迦には遥かに及ばないとされる。 | | ** 釈迦が認めた弟子達はいずれの宗派においても、「煩悩の滅尽」という点では釈迦と等しいものの、その「一切を知る智慧」においては師である釈迦には遥かに及ばないとされる。 |
− | ** 密教系の世界観では、生前の釈迦は大日如来の応身(教えを広める為に現世に現れる化身)として扱われ、入滅後には大日如来と同一の存在(報身)として扱われる。大日如来は万物や虚空・虚無、一切万象と同一の如来。 | + | ** ある種の密教宗派の世界観では<ref group = "注">弘法大師・空海の系統につらなる密教グループ。</ref>、生前の釈迦は大日如来の応身(教えを広める為に現世に現れる化身)として扱われ、入滅後には大日如来と同一の存在(報身)として扱われる。大日如来とは、一切万象と同一である汎神論的な如来。 |
| *** ちなみに[[玉藻の前]]の大本の大本である天照大神も型月においては大日如来とされている。つまり彼女とセイヴァーも非常に遠いが元は同一の関係性でもある。両者共トワイスに仕えていた辺り彼は不思議な縁がある様だ。 | | *** ちなみに[[玉藻の前]]の大本の大本である天照大神も型月においては大日如来とされている。つまり彼女とセイヴァーも非常に遠いが元は同一の関係性でもある。両者共トワイスに仕えていた辺り彼は不思議な縁がある様だ。 |
| * 嫌いなものに「毒茸」とあるが、これは釈迦がスーカラマッタヴァという茸の入った料理(ただしどのような料理だったかは諸説ある)を食べた際、その毒に当たってしまったことが原因と思われる。 | | * 嫌いなものに「毒茸」とあるが、これは釈迦がスーカラマッタヴァという茸の入った料理(ただしどのような料理だったかは諸説ある)を食べた際、その毒に当たってしまったことが原因と思われる。 |