:だが彼女の真の恐ろしさはアルターエゴにのみ許された特殊能力・id-es(イデス)にある。彼女のイデスはスキル『怪力』が進化して生まれた極限圧縮能力『'''トラッシュ&クラッシュ'''』で、「手に包んでしまえる物」なら何であれ圧縮することが出来ることが出来る能力。圧縮された物は5センチ四方のキューブとなる。この状態となった物は「破壊されていながら、形式としては以前のままで生き続けている」ことになるため、例え誰であろうと、どのような手段を用いても元に戻すことは不可能で、キューブになった時点で「かつてそのようなデータであったモノ」に過ぎない廃棄物(ダストデータ)になってしまう。圧縮できる対象は「彼女の手より小さいもの」ではなく、彼女の視点上において「手に収まる物」なら対象として扱われる。つまり、彼女の視力が及ぶ限り遥か遠方に存在する標的にも使用可能で、対象の強度、質量、大きさを無視し極小にまで圧縮する事が出来る。対象がアリーナのような数kmもある巨大構造物でも、全体を見渡せる位置で、その手に対象の全体像が収まれば彼女は『捉えた』と認識し、発動条件は満たされる。遠近法を無視した物理干渉能力だが、対象が大きいほど時間がかかり、質量は圧縮前の十分の一程にしか軽量化できない。サーヴァントやマスター相手だと、すぐに危険を察知されてリップの視界から離脱され、鈍重なリップは追いつけない、という欠点がある。 | :だが彼女の真の恐ろしさはアルターエゴにのみ許された特殊能力・id-es(イデス)にある。彼女のイデスはスキル『怪力』が進化して生まれた極限圧縮能力『'''トラッシュ&クラッシュ'''』で、「手に包んでしまえる物」なら何であれ圧縮することが出来ることが出来る能力。圧縮された物は5センチ四方のキューブとなる。この状態となった物は「破壊されていながら、形式としては以前のままで生き続けている」ことになるため、例え誰であろうと、どのような手段を用いても元に戻すことは不可能で、キューブになった時点で「かつてそのようなデータであったモノ」に過ぎない廃棄物(ダストデータ)になってしまう。圧縮できる対象は「彼女の手より小さいもの」ではなく、彼女の視点上において「手に収まる物」なら対象として扱われる。つまり、彼女の視力が及ぶ限り遥か遠方に存在する標的にも使用可能で、対象の強度、質量、大きさを無視し極小にまで圧縮する事が出来る。対象がアリーナのような数kmもある巨大構造物でも、全体を見渡せる位置で、その手に対象の全体像が収まれば彼女は『捉えた』と認識し、発動条件は満たされる。遠近法を無視した物理干渉能力だが、対象が大きいほど時間がかかり、質量は圧縮前の十分の一程にしか軽量化できない。サーヴァントやマスター相手だと、すぐに危険を察知されてリップの視界から離脱され、鈍重なリップは追いつけない、という欠点がある。 |