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241 バイト追加 、 2019年8月27日 (火) 19:58
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*セイバーとパスを繋いだことで彼女の過去を夢という形で垣間見るが、召喚する前にも「約束された勝利の剣」を夢に見ている。これは聖杯の影響で、聖杯戦争の準備段階・召喚前でも「士郎がセイバーのマスターになることが確定」した時点で「全て遠き理想郷」に魔力が通り、深層意識にあった「剣」のイメージがより表面化したため。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130ページ" />
 
*セイバーとパスを繋いだことで彼女の過去を夢という形で垣間見るが、召喚する前にも「約束された勝利の剣」を夢に見ている。これは聖杯の影響で、聖杯戦争の準備段階・召喚前でも「士郎がセイバーのマスターになることが確定」した時点で「全て遠き理想郷」に魔力が通り、深層意識にあった「剣」のイメージがより表面化したため。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130ページ" />
 
*実の家族については余り語られていない。作中では大火災が起きた後に士郎が両親に起こされて家を出たこと、逃げ遅れた母親と、士郎を先に行かせ母親を助けに戻った父親ごと実家が炎に飲まれ無くなったこと、切嗣に助けられた後もしばらくは家のあった場所に通い、誰よりも優しかった記憶の中の母親に笑いかけていたなど断片的に回想されるのみである。
 
*実の家族については余り語られていない。作中では大火災が起きた後に士郎が両親に起こされて家を出たこと、逃げ遅れた母親と、士郎を先に行かせ母親を助けに戻った父親ごと実家が炎に飲まれ無くなったこと、切嗣に助けられた後もしばらくは家のあった場所に通い、誰よりも優しかった記憶の中の母親に笑いかけていたなど断片的に回想されるのみである。
**『[[月姫]]』の主人公[[遠野志貴]]が過去のことを語られたり、基本的な人格は幼少時から変わっていない様子であるのとは対照的である。志貴は記憶を暗示で封じられていたが、士郎の場合は生き残ってしまった罪悪感、自責の念など心理的要因から思い出さないように努めている点で異なっている。この「生き残ったことに罪悪感を覚える」症状を『Fate/EXTRA』の[[無銘]]は「サバイバーズ・ギルト」と判断している。
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**『[[月姫]]』の主人公[[遠野志貴]]が過去のことを語られたり、基本的な人格は幼少時から変わっていない様子であるのとは対照的である。志貴は記憶を暗示で封じられていたが、士郎の場合は生き残ってしまった罪悪感、自責の念など心理的要因から思い出さないように努めている点で異なっている。この「生き残ったことに罪悪感を覚える」症状を『Fate/EXTRA』の[[無銘]]は「サバイバーズ・ギルト」<ref group="注">大災害や大事故などに遭遇しながら、生存した人々に発症しやすい精神疾患の一種。症状は個人によって様々だが、重症になると鬱を発症して自殺する事も多い。<ref>と判断している。
 
*切嗣・桜・セイバーといった聖杯戦争に関わり絶望に沈んだ人々に救いを齎しながら、肝心の自分自身が決して救われない生き方を歩む人物。凛はその有り方を「ひどく歪」と評した。
 
*切嗣・桜・セイバーといった聖杯戦争に関わり絶望に沈んだ人々に救いを齎しながら、肝心の自分自身が決して救われない生き方を歩む人物。凛はその有り方を「ひどく歪」と評した。
 
*『TYPE-MOONエース』Vol.9のインタビューによると士郎は奈須曰く「壊れている奴」「士郎は人間にあこがれているロボットみたいなヤツ」。
 
*『TYPE-MOONエース』Vol.9のインタビューによると士郎は奈須曰く「壊れている奴」「士郎は人間にあこがれているロボットみたいなヤツ」。
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