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*殺害した原住民は数十万から数百万とも言われ、人類史の虐殺ランキングでも上位に入る。国家ぐるみではない個人の虐殺数では間違いなく随一。死亡数が膨れ上がったのは媒介させた病気のせいで実質は精々数万から十万程度とも言われるが、数が数なのでどのみち言い逃れはできない。
 
*殺害した原住民は数十万から数百万とも言われ、人類史の虐殺ランキングでも上位に入る。国家ぐるみではない個人の虐殺数では間違いなく随一。死亡数が膨れ上がったのは媒介させた病気のせいで実質は精々数万から十万程度とも言われるが、数が数なのでどのみち言い逃れはできない。
 
**反面、大西洋航路の発見や彼の持ち帰った作物などで閉塞感のあった当時の欧州の状況を打破し、多くの人々を救っているのも紛れもない事実である。
 
**反面、大西洋航路の発見や彼の持ち帰った作物などで閉塞感のあった当時の欧州の状況を打破し、多くの人々を救っているのも紛れもない事実である。
**ちなみに作中では「奴隷王」とも呼ばれた彼だが、この大虐殺がスペイン本国にバレたために奴隷の買取を拒否され、実は奴隷商としては失敗している。そればかりか、あまりに行き当たりばったりの侵略を行った結果、原住民との対立は招くわ本国でも大顰蹙を買うわという藪蛇な状況に陥り、更には彼のスポンサーであるはずのスペイン王室でもイザベル1世以外の殆どの人物から完全に見捨てられる有様で、最終的には全ての地位の剥奪処分、周囲や王室からも冷遇などどんどん落ちぶれ、最期にはひっそりと病死。(自業自得とは言え)航路発見の偉業を成し遂げた人物としてはあまりに寂しい最期を迎えている。
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**ちなみに作中では「奴隷王」とも呼ばれた彼だが、この大虐殺がスペイン本国にバレたために奴隷の買取を拒否され、実は奴隷商としては失敗している。そればかりか、虐殺や略奪には数百人規模の軍勢を組織化して遂行していたが、それでもあまりに行き当たりばったりの侵略を行った結果、原住民との対立は招くわ本国でも大顰蹙を買うわという藪蛇な状況に陥り、更には彼のスポンサーであるはずのスペイン王室でもイザベル1世以外の殆どの人物から完全に見捨てられる有様で、最終的には全ての地位の剥奪処分、周囲や王室からも冷遇などどんどん落ちぶれ、最期にはひっそりと病死。(自業自得とは言え)航路発見の偉業を成し遂げた人物としてはあまりに寂しい最期を迎えている。
 
***アガルタでの奴隷捕獲計画も成功していた所で売るアテがあったかどうかは怪しく、史実と同じく「行き当たりばったりの末の大失敗」という結末を迎える可能性は十分あったと言える。皮肉と言うか、らしいと言うか。
 
***アガルタでの奴隷捕獲計画も成功していた所で売るアテがあったかどうかは怪しく、史実と同じく「行き当たりばったりの末の大失敗」という結末を迎える可能性は十分あったと言える。皮肉と言うか、らしいと言うか。
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*史実でのコロンブスは航海前に王室と交わした『サンタ・フェ契約』によって、終身提督の地位や現地での収益の幾分かを取り分として収める権利を得ていたが、契約とは別に「新大陸(陸地)の最初の発見者へは王室から賞金を与える」という報償に関して自分が最初の発見者であると押し通し、ちゃっかり懐に収めている。
 
*コロンブスの名前自体は『カルデアサマーメモリー』「開拓6 C案『トウモロコシ畑』を作ろう」において[[アン・ボニー&メアリー・リード|アンとメアリー]]から言及している。
 
*コロンブスの名前自体は『カルデアサマーメモリー』「開拓6 C案『トウモロコシ畑』を作ろう」において[[アン・ボニー&メアリー・リード|アンとメアリー]]から言及している。
 
**トウモロコシは元はほとんどアメリカ大陸にしかないものだったが、コロンブスがそれをヨーロッパに持ち帰ったことで、ヨーロッパ中にも一気に広まった。
 
**トウモロコシは元はほとんどアメリカ大陸にしかないものだったが、コロンブスがそれをヨーロッパに持ち帰ったことで、ヨーロッパ中にも一気に広まった。