差分

編集の要約なし
17行目: 17行目:     
===月霊髄液===
 
===月霊髄液===
ライネスの使用人兼ボディガード。<br>ウェイバーがケイネスの使用していた魔術礼装を改良進化させ、メイドゴーレムとしたモノで、ウェイバーの弟子の1人である[[フラット・エスカルドス|フラット]]からは「水銀メイドさん」と呼ばれる。<br>主人であるライネスに忠実で、簡単な会話と家事雑役を行える程度の思考力を持つ。<br>だが指を万能鍵に変形させてウェイバーの私室に侵入する手助けをしたり、[[フラット・エスカルドス|フラット]]に要らん知識を吹き込まれて彼と一緒に映画鑑賞に出かけるなど高度な魔術礼装とは思えない突飛な行動を取る。<br>またフラットに見せられた情操教育によろしくない映画の影響を受けたのか、時々「自分は未来から来た殺人兵器だ」と言って暴走したり、「<RUBY><RB>'''すぐ戻る'''</RB><RT>''アイルビーバック''</RT></RUBY>」という有名なセリフと共にサムズアップする癖を身に着けている。<br>時計塔内でもその存在は有名らしく、[[獅子劫界離|獅子劫]]が[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ]]と戦闘した際、彼女の武器である金属腕の自律制御精度の高さを「エルメロイの姫君が連れているメイドゴーレムに匹敵する」と評していた。
+
「トリムマウ」と名付けられたライネスの使用人兼ボディガード。<br>ウェイバーがケイネスの考案した魔術礼装を改良進化させ、メイドゴーレムとしたモノで、ウェイバーの弟子の1人である[[フラット・エスカルドス|フラット]]からは「水銀メイドさん」と呼ばれる。<br>主人であるライネスに忠実で、簡単な会話と家事雑役を行える程度の思考力を持つ。<br>だが指を万能鍵に変形させてウェイバーの私室に侵入する手助けをしたり、[[フラット・エスカルドス|フラット]]に要らん知識を吹き込まれて彼と一緒に映画鑑賞に出かけるなど高度な魔術礼装とは思えない突飛な行動を取る。<br>またフラットに見せられた情操教育によろしくない映画の影響を受けたのか、時々「自分は未来から来た殺人兵器だ」と言って暴走したり、「<RUBY><RB>'''すぐ戻る'''</RB><RT>''アイルビーバック''</RT></RUBY>」という有名なセリフと共にサムズアップする癖を身に着けている。<BR>『Apocrypha』最終巻では表面の色や質感までも違和感を抱かせないレベルの精巧な擬態でダンボール箱と化し内側にライネスを隠すという芸当を見せた。おそらく、いい声の蛇おじさんがスニーキングミッションをこなすゲームでも参照したのだろう。<br>時計塔内でもその存在は有名らしく、[[獅子劫界離|獅子劫]]が[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ]]と戦闘した際、彼女の武器である金属腕の自律制御精度の高さを「エルメロイの姫君が連れているメイドゴーレムに匹敵する」と評していた。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
23行目: 23行目:  
:エルメロイの姫君。
 
:エルメロイの姫君。
 
;[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
;[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
:メインキャラクター
+
:メインキャラクター。<br>『CASE.1 剥離城アドラ』ではとある深刻な理由により、エルメロイⅡ世をアッシュボーンの魔城へと派遣する。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
32行目: 32行目:  
:月霊髄液に情操教育に極めて有害かつ愉快で悪辣な代物を見せる人物。
 
:月霊髄液に情操教育に極めて有害かつ愉快で悪辣な代物を見せる人物。
   −
; [[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
+
;[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
 
:ライネスの一代前の当主。血の繋がりはどのような関係かは記されていない。
 
:ライネスの一代前の当主。血の繋がりはどのような関係かは記されていない。
   47行目: 47行目:  
;「――まあ。そういうことなら、無理にとは言わない。<br> 君がエルメロイである期間がまた延びるだけだしな」  
 
;「――まあ。そういうことなら、無理にとは言わない。<br> 君がエルメロイである期間がまた延びるだけだしな」  
 
:アーチボルト家の抱える負債の7割を返済できる価値がある触媒を元に戻し、「友を売りとばすつもりはない」と語ったウェイバーに。<br>くすくすと、どこか楽しそうな笑みを零して。
 
:アーチボルト家の抱える負債の7割を返済できる価値がある触媒を元に戻し、「友を売りとばすつもりはない」と語ったウェイバーに。<br>くすくすと、どこか楽しそうな笑みを零して。
 +
 +
;「結局何一つ得ることはなかったらしいな。ブラム、ザマァ」
 +
:義兄の私室にメイドさんを変形させたダンボール箱でスニーキングしてベルフェバンらとの会談を盗み聞きしての、到底淑女とは思えないコメント。
 +
:この世界ではどういう経緯でケイネスが死亡したのかは明らかになっていないが、直前のブラムの反応を見るにやはりソラウが何らかの形で関わっているようではあり、表面上は穏健な関係を保っていつつもライネスとしてはソフィアリ家に対し恨み骨髄を抱いている様子。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*存在は設定資料などで語られていたが具体像はハッキリと分からず、長らく謎のキャラクターだったが、『Apocrypha』で遂に登場。これで型月側が余程何かを考えてでもいない限りは『strange fake』の世界におけるロード・エルメロイII世の担ぎ上げたエルメロイの末女も彼女と同一とみて間違いないだろう。
 
*存在は設定資料などで語られていたが具体像はハッキリと分からず、長らく謎のキャラクターだったが、『Apocrypha』で遂に登場。これで型月側が余程何かを考えてでもいない限りは『strange fake』の世界におけるロード・エルメロイII世の担ぎ上げたエルメロイの末女も彼女と同一とみて間違いないだろう。
 
*ロード・エルメロイ二世の事件簿の記述から、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトの娘である可能性が?
 
*ロード・エルメロイ二世の事件簿の記述から、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトの娘である可能性が?
<!--その場合ケイネスの婚約者にして意中の相手であった[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ|ソラウ]]の立場とケイネスの感情に疑問が湧くが、「エルメロイの血を絶やさない為の保険行為」と、「恋愛という私情と政略の含まれるソラウとの婚約」を別々に考える位は魔術師の思考としては常識の範疇と考えられる。
+
<!--その場合ケイネスの婚約者にして意中の相手であった[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ|ソラウ]]の立場とケイネスの感情に疑問が湧くが、「エルメロイの血を絶やさない為の保険行為」と、「恋愛という私情と政略の含まれるソラウとの婚約」を別々に考える位は魔術師の思考としては常識の範疇と考えられる。 -->
 +
<!-- 文章中の記述からは「エルメロイの後継者となりえる血族の子女」ではあってもケイネスの実娘とは断定できないかと思われます。 -->
 
<!---仮にケイネスとソラウが子を成していた場合、ライネスが余程魔術師としての才に恵まれていなければその存在は最悪抹消されていたと思われるが。
 
<!---仮にケイネスとソラウが子を成していた場合、ライネスが余程魔術師としての才に恵まれていなければその存在は最悪抹消されていたと思われるが。
 
<!-- *髪型や顔のデザインなどが[[カレン・オルテンシア|某毒舌シスター]]に似ているが、おそらく気のせいだろう。多分……。 -->
 
<!-- *髪型や顔のデザインなどが[[カレン・オルテンシア|某毒舌シスター]]に似ているが、おそらく気のせいだろう。多分……。 -->
653

回編集