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:咸陽上空に浮遊している巨大な建造物の中に座しているものと思われていたが、実はその巨大な浮遊物体そのものが始皇帝である事が本人から明かされた。
 
:咸陽上空に浮遊している巨大な建造物の中に座しているものと思われていたが、実はその巨大な浮遊物体そのものが始皇帝である事が本人から明かされた。
 
:クリプターである[[芥ヒナコ]]の事を完全には信用しておらず、カルデアの事を一概に敵として決めつけなかったどころか、自らの領土を分断する謎の嵐の壁を突破する手段になる[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]を持つカルデアの方が取引相手として価値が高いとし、当初はカルデア一行を客として迎え入れようとしていた。
 
:クリプターである[[芥ヒナコ]]の事を完全には信用しておらず、カルデアの事を一概に敵として決めつけなかったどころか、自らの領土を分断する謎の嵐の壁を突破する手段になる[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]を持つカルデアの方が取引相手として価値が高いとし、当初はカルデア一行を客として迎え入れようとしていた。
:しかしある時、[[荊軻]]が気まぐれに村人に教えた「唄」が始皇帝の耳に入った結果、平和の維持のために始皇帝が徹底的に禁止・排除していた「儒」であると判断し、態度を一変させカルデアを排除すべき敵として認識する。一度はシャドウ・ボーダーを奪い取るものの、諦めないカルデアのマスターに要所を攻略され、ついには咸陽にまで攻め入られ、配下の秦良玉も倒されてしまう。
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:しかしある時、[[荊軻]]が村人に教えた「唄」が始皇帝の耳に入った結果、支配体制の維持のために始皇帝が徹底的に禁止・排除していた「儒」であると判断し、態度を一変させカルデアを排除すべき敵として認識。シャドウ・ボーダーを略取し、大気圏外に造営された「長城」の一部を墜とすことで村一帯ごと滅ぼそうとする。しかしこれは[[スパルタクス]]の捨て身の吶喊によって防がれ、諦めないカルデアのマスターは要所を攻略、ついには咸陽にまで攻め入られる。
:そうして始皇帝の喉元にまでカルデアが迫った時、妲己の手で扶桑樹内部に隠匿されていた空想樹メイオールが咸陽近傍に出現。自らが探し求めて保管していた扶桑樹が既に空想樹に浸食されていた事、空想樹を見てそれまで信用していなかった剪定事象の話を事実だと認識した始皇帝は、「人」としてカルデアに戦いを挑む。激戦の結果、地に膝をつけた始皇帝は汎人類史の強さを認め、編纂事象の行く末を汎人類史に託すことを決める。しかし、そこに[[項羽]]が割り込んでカルデアに最後の戦いを挑み、敗れる。[[項羽]]を失い怒り狂う[[虞美人]]が一体化した空想樹に対し、カルデアと共闘。空想樹の切除後、地に降り立った始皇帝は、一度はカルデア諸共粛清しようとした民達と語らいつつ、去ってゆくシャドウ・ボーダーを見送った。
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:別働隊として荊軻が始皇帝の喉元にまで迫ったが、始皇帝の「聖躯」を機能停止に追い込んだ直後、ヒト型の「真人躯体」に意識を移した始皇帝によって殺害される。その後、妲己の手で扶桑樹内部に隠匿されていた空想樹メイオールが咸陽近傍に出現。自らが探し求めて保管していた扶桑樹が既に空想樹に浸食されていた事、空想樹を見てそれまで信用していなかった剪定事象の話を事実だと認識した始皇帝は、自らカルデアに戦いを挑む。激戦の結果、地に膝をつけた始皇帝は汎人類史の強さを認め、編纂事象の行く末を汎人類史に託すことを決める。しかし、そこに[[項羽]]が割り込んでカルデアに最後の戦いを挑み、敗れる。[[項羽]]を失い怒り狂う[[虞美人]]が一体化した空想樹に対し、カルデアと共闘。空想樹の切除後、地に降り立った始皇帝は、一度はカルデア諸共粛清しようとした民達と語らいつつ、去ってゆくシャドウ・ボーダーを見送った。
 
;人物
 
;人物
 
:自身ただ一人だけが「人」であるとし、国民の全ては「民ではあるが人ではない」という考えを持つ。
 
:自身ただ一人だけが「人」であるとし、国民の全ては「民ではあるが人ではない」という考えを持つ。
:これは傲慢の類ではなく、価値観を持って争いあうものが「人」である以上、人が自身ただ一人だけであるならば争いの起こりようもない、という考えによるもの。同時に、ただ一人の「人」である以上、民の全てに責任をもち治世を崩すことなく永劫背負って立つ、それができる者のみが「人」を名乗るべし、という確固たる信念をも持ち合わせる。
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:始皇帝の思想では、価値観を持って争いあうものが「人」である以上、人が自身ただ一人だけであるならば争いの起こりようもない、という。同時に、ただ一人の「人」である以上、民の全てに責任をもち治世を崩すことなく永劫背負って立つ、それができる者のみが「人」である、と主張する。
 
:後述の巨大な『聖躯』は能力拡張の結果でもあるが、「人前に滅多に姿を現さない施政者は姿を見られてしまうと威厳の失墜があるのではと恐れているからだ。自分はそのような事がないため、24時間365日の区別なく万民が姿を拝する事ができる」という考えに基づいた結果でもある。
 
:後述の巨大な『聖躯』は能力拡張の結果でもあるが、「人前に滅多に姿を現さない施政者は姿を見られてしまうと威厳の失墜があるのではと恐れているからだ。自分はそのような事がないため、24時間365日の区別なく万民が姿を拝する事ができる」という考えに基づいた結果でもある。
:絶対の支配者でありその言動は常に深慮と威厳に満ちたものではあるが、ところどころに妙にスラングじみた軽い言い回しが混ざる。サーヴァントとなった後も、他の「王」のサーヴァントと同じくマスターに対しても「自分が主でマスターが従」という態度で接するがその関係は結構フレンドリーであり、他の英霊からも気さくに話しかけられても多少面食らいはするが怒りはしない。
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:絶対の支配者でありその言動は尊大さに満ちたものではあるが、ところどころに妙にスラングじみた軽い言い回しが混ざる。サーヴァントとなった後も、他の「王」のサーヴァントと同じくマスターに対しても「自分が主でマスターが従」という態度で接する。また自分の治世こそ完全無欠であると考えているため、汎人類史に対して上から見て批評、批判する事が多く、その廃絶を主人公に唆しもする。他の英霊から気さくに話しかけられて面食らっているようだ。
 
;能力
 
;能力
 
:咸陽上空に浮かんでいる『聖躯』は超巨大なスーパーコンピュータとでもいうべきものであり、民の全てを管理するに足る演算能力を持つ。構造自体は真空管などを用いた、汎人類史で言えば旧式のコンピュータに相当するものだが、その巨大さゆえに圧倒的な演算能力を実現している。
 
:咸陽上空に浮かんでいる『聖躯』は超巨大なスーパーコンピュータとでもいうべきものであり、民の全てを管理するに足る演算能力を持つ。構造自体は真空管などを用いた、汎人類史で言えば旧式のコンピュータに相当するものだが、その巨大さゆえに圧倒的な演算能力を実現している。
:争いの種にしないために技術を全て自分自身のみに召し上げて独占している関係で、汎人類史と違って効率化や小型化を目指す必要性が全くなかったためにこのような形態になっているが、ともかく性能としては神に等しいものを誇る。
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:技術を全て自分自身のみに召し上げて独占している関係で、汎人類史と違って効率化や小型化を目指す必要性が全くなかったためにこのような形態になっているが、始皇帝によって文化というものが消された中国異聞帯にあっては神に等しいといえる。
:人型決戦形態『真人躯体』となってからは聖躯だった頃のような圧倒的な演算能力は失われているが、この人型躯体自体が人造の真人であり、人体が持ちうる究極の均整と能力を備えた到達点とも言える完成度を誇る。唯一絶対にして永遠不滅、繁殖の必要すらないので性別の概念も無い。
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:人型の『真人躯体』となってからは聖躯だった頃のような圧倒的な演算能力は失われているが、この人型躯体自体が人造の真人であり、人体が持ちうる究極の均整と能力を備えた到達点とも言える完成度を誇る。唯一絶対にして永遠不滅、繁殖の必要すらないので性別の概念も無い。
 
:水銀を操ることが可能で、戦闘時はこれを様々な形に変化させることで多彩な攻撃を行える。
 
:水銀を操ることが可能で、戦闘時はこれを様々な形に変化させることで多彩な攻撃を行える。
 
:ゲーム内では使用できないが、仙術は相当なレベルのようで、異星の神という次元違いのマスターを持つコヤンスカヤを完全に封じ込めるほどに究めている。
 
:ゲーム内では使用できないが、仙術は相当なレベルのようで、異星の神という次元違いのマスターを持つコヤンスカヤを完全に封じ込めるほどに究めている。
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