差分

102 バイト追加 、 2020年1月4日 (土) 19:44
424行目: 424行目:  
; 「見ろ!その結果がこれだ!始めから救う術を知らず、救うものを持たず、醜悪な正義の体現者がお前のなれの果てと知れ!」
 
; 「見ろ!その結果がこれだ!始めから救う術を知らず、救うものを持たず、醜悪な正義の体現者がお前のなれの果てと知れ!」
 
:かつての切嗣にすら[[シャーレイ|救いたいと願って救えなかった人]]が、[[ナタリア・カミンスキー|救いたいと願いながら切り捨てた人]]がいた。だが、士郎には明確に救いたい一人すらいない。ただ、闇雲に助けたいから助けるという破綻した理想。それ故にアーチャーはかつての自分のあり方がいかに歪で醜悪であったのかを知っている。
 
:かつての切嗣にすら[[シャーレイ|救いたいと願って救えなかった人]]が、[[ナタリア・カミンスキー|救いたいと願いながら切り捨てた人]]がいた。だが、士郎には明確に救いたい一人すらいない。ただ、闇雲に助けたいから助けるという破綻した理想。それ故にアーチャーはかつての自分のあり方がいかに歪で醜悪であったのかを知っている。
:奇しくも「誰かのためにあらねばならない」そのあり方は、かつて[[イスカンダル|征服王]]が否定した[[アルトリア・ペンドラゴン|「人のための王という偶像」]]そのものであり、彼女自身も己の過ちを悟り、自分がただ「こぎれいな理想に思い焦がれていただけの小娘」だと悟った。
+
:奇しくも「誰かのためにあらねばならない」というそのあり方は、かつて[[イスカンダル|征服王]]が否定した[[アルトリア・ペンドラゴン|「人のための王という偶像」]]にも通ずるものであり———何より、かつては同じ理想を抱きながら今眼前で凄絶な怒りと共にそれを否定する、あまりにも変わり果てたその姿は彼女の心にも少なからぬ衝撃を与えていた。
    
;(酷い話だ…。古い鏡を見せられている。───こういう男が居たのだったな。)
 
;(酷い話だ…。古い鏡を見せられている。───こういう男が居たのだったな。)
115

回編集