差分

編集の要約なし
8行目: 8行目:     
;略歴
 
;略歴
:アインツベルンの現当主。既に二世紀近くを生きる[[魔術|大魔術師]]。<br />[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン|ユスティーツァ]]の時代を知らない、とは言われるが、第二次[[聖杯戦争]]から現在まで全ての聖杯戦争に関わってきた。<br />第三次に「[[アヴェンジャー|復讐者]]」を招いたが期待外れ、第四次に「[[衛宮切嗣|魔術師殺し]]」と[[セイバー|最高の「剣士」]]を招いたが裏切られるなど、必勝の策が結果的に裏目裏目に出てしまう人。<br />第五次で[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|第四次の「聖杯の器」]]から生まれた[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|究極のホムンクルス]]を投入し、今度こそ期待外れも裏切りもないよう、[[バーサーカー|最高の英霊]]を「狂戦士」として聖杯戦争に送り出す。
+
:アインツベルンの現当主。既に二世紀近くを生きる[[魔術|大魔術師]]。<br>[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン|ユスティーツァ]]の時代を知らない、とは言われるが、第二次[[聖杯戦争]]から現在まで全ての聖杯戦争に関わってきた。<br />第三次に「[[アヴェンジャー|復讐者]]」を招いたが期待外れ、第四次に「[[衛宮切嗣|魔術師殺し]]」と[[セイバー|最高の「剣士」]]を招いたが裏切られるなど、必勝の策が結果的に裏目裏目に出てしまう人。<br>第五次で[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|第四次の「聖杯の器」]]から生まれた[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|究極のホムンクルス]]を投入し、今度こそ期待外れも裏切りもないよう、[[バーサーカー|最高の英霊]]を「狂戦士」として聖杯戦争に送り出す。
    
;人物
 
;人物
:「生きた石版」と呼ばれる頑迷な老人。ドイツの本家アインツベルン城を住居・工房としている。<br />アインツベルンから失われた[[魔法|第三魔法]]を求めるあまり、既に他の事はどうでもよくなっているらしい。<br />[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]には、素敵で愉快な日本の偏見を教え込んだ(悪意ではなく、本人もそう信じているらしい)。
+
:「生きた石版」と呼ばれる頑迷な老人。ドイツの本家アインツベルン城を住居・工房としている。<br>アインツベルンから失われた[[魔法|第三魔法]]を求めるあまり、既に他の事はどうでもよくなっているらしい。<br>[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]には、素敵で愉快な日本の偏見を教え込んだ(悪意ではなく、本人もそう信じているらしい)。
    
;能力
 
;能力
30行目: 30行目:  
:実質造り出した究極のホムンクルス。第五次聖杯戦争の「聖杯の器」。
 
:実質造り出した究極のホムンクルス。第五次聖杯戦争の「聖杯の器」。
 
;[[リーゼリット]]
 
;[[リーゼリット]]
:イリヤの機能の一部として造り出したホムンクルス。<br />もともと自我を持たせるつもりはなかったが、アハト翁の卓越した腕とイリヤの影響で自我が芽生えた。
+
:イリヤの機能の一部として造り出したホムンクルス。<br>もともと自我を持たせるつもりはなかったが、アハト翁の卓越した腕とイリヤの影響で自我が芽生えた。
 
;[[セラ]]
 
;[[セラ]]
 
:造り出したホムンクルス。人間を遥かに上回る魔術回路・魔術知識を持たせた。
 
:造り出したホムンクルス。人間を遥かに上回る魔術回路・魔術知識を持たせた。
53行目: 53行目:  
*強いマスターと強いサーヴァントを組み合わせればすごく強いはず、という至極単純な発想しかできない。強者と勝者はイコールではないという戦場の基本も弁えていないあたりが、アインツベルンを象徴しているともいえる。
 
*強いマスターと強いサーヴァントを組み合わせればすごく強いはず、という至極単純な発想しかできない。強者と勝者はイコールではないという戦場の基本も弁えていないあたりが、アインツベルンを象徴しているともいえる。
 
**アインツベルンが「戦闘を苦手とする」と言われるのは単なるマスターの戦闘力の問題より、こういった戦術面での問題が大きいだろう。<br>最強同士を組み合わせること自体は間違いではないのだが問題は遠坂らと違って「さらに策を講じる」という手段を執らないこと。戦場での作戦も魔術師殺しに全て任せていたり、幼女に好きなように暴れさせたりと、やはり最強のサーヴァントとマスターを揃え、問題が見つかったらそれを改善すれば必ず勝てる、と考えているきらいがある。
 
**アインツベルンが「戦闘を苦手とする」と言われるのは単なるマスターの戦闘力の問題より、こういった戦術面での問題が大きいだろう。<br>最強同士を組み合わせること自体は間違いではないのだが問題は遠坂らと違って「さらに策を講じる」という手段を執らないこと。戦場での作戦も魔術師殺しに全て任せていたり、幼女に好きなように暴れさせたりと、やはり最強のサーヴァントとマスターを揃え、問題が見つかったらそれを改善すれば必ず勝てる、と考えているきらいがある。
**さらに、その「最強の揃え方」についても疑問が残る。例えば、今まで聖杯戦争に召喚されたサーヴァントの中では[[遠坂時臣]]の呼び出した[[ギルガメッシュ|アーチャー(第四次)]]が間違いなく最強であるが、アインツベルンはその結論に到達せず、彼よりも弱い[[セイバー]]や[[バーサーカー]]を召喚している。それどころか第三次に至っては「なんとなく強そうな伝承」と言うのみで、最弱の英霊たるアヴェンジャーを呼び出してしまうなど、「英霊の強さを見る目」が甘い。マスターにした所で、その溢れんばかりの財力やホムンクルス製造技術による人海戦術も出来そうなものだが、毎回最強(と考える)マスターを1人送り込むだけである。
   
*[[Fate/Apocrypha|平行世界]]では神に近い存在である「この世全ての悪」の制御に不安を覚え、本来、聖杯戦争の秩序を守る中立の存在である『[[クラス (ルーラー)|ルーラー]]』を「参加者」として呼び寄せ、他のサーヴァントに対する絶対強制効果を持った[[令呪]]を悪用する事を目論む。<br>ここで[[シロウ・コトミネ|「ルーラー」のクラスの聖人]]を召喚した事で大聖杯は汚染を免れ、召喚された聖人も最後まで生き残った。間抜けな事ばかりしてきたアインツベルンとして'''初の快挙'''であったが、結局軍の力まで動員してきた[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]に他の二家共々敗れ、大聖杯を奪われてしまった。<br>それからは滅んだマキリ、聖杯を綺麗さっぱり忘れて別の方法を探すようになった遠坂と違い、未だに大聖杯の建造を目指しているとの事だが、アインツベルンも他二家と同じく大きく衰退し、あと何百年かけて全能力を費やしても新たな大聖杯が作れるかどうか怪しい所らしい。
 
*[[Fate/Apocrypha|平行世界]]では神に近い存在である「この世全ての悪」の制御に不安を覚え、本来、聖杯戦争の秩序を守る中立の存在である『[[クラス (ルーラー)|ルーラー]]』を「参加者」として呼び寄せ、他のサーヴァントに対する絶対強制効果を持った[[令呪]]を悪用する事を目論む。<br>ここで[[シロウ・コトミネ|「ルーラー」のクラスの聖人]]を召喚した事で大聖杯は汚染を免れ、召喚された聖人も最後まで生き残った。間抜けな事ばかりしてきたアインツベルンとして'''初の快挙'''であったが、結局軍の力まで動員してきた[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]に他の二家共々敗れ、大聖杯を奪われてしまった。<br>それからは滅んだマキリ、聖杯を綺麗さっぱり忘れて別の方法を探すようになった遠坂と違い、未だに大聖杯の建造を目指しているとの事だが、アインツベルンも他二家と同じく大きく衰退し、あと何百年かけて全能力を費やしても新たな大聖杯が作れるかどうか怪しい所らしい。
*長い間殆ど設定上の人物に近かったが、『Fate/Zero』Blu-ray Disc Box | の特典ドラマCDにて、ようやく出番らしい出番が与えられた。
+
*長い間殆ど設定上の人物に近かったが、『Fate/Zero』Blu-ray Disc Boxの特典ドラマCDにて、ようやく出番らしい出番が与えられた。
 
*TYPE-MOON関係者をして「どんだけ金持ちなんだ」と言わしめるほどに別格の資金力を誇るアインツベルンだが、その収入源は意外と判然としない。
 
*TYPE-MOON関係者をして「どんだけ金持ちなんだ」と言わしめるほどに別格の資金力を誇るアインツベルンだが、その収入源は意外と判然としない。
*アハト翁作ホムンクルスが女性型しか確認されていない理由については、奈須氏いわく「グッスマやアルターさんに訊いてくれ」とのこと。
+
*アハト翁作ホムンクルスが女性型しか確認されていない理由については、奈須氏氏曰く「グッスマやアルターさんに訊いてくれ」とのこと。
 
  −
== 話題まとめ ==
      
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]