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| ;人物 | | ;人物 |
− | :「それ」がサーヴァントとして召喚されること自体が大いなるイレギュラーである、英霊どころか人ですらなく、生命体であるかどうかさえ解らない異質の存在。 | + | :サーヴァントとして召喚されること自体が大いなるイレギュラーである、英霊どころか人ですらなく、生命体であるかどうかさえ解らない異質の存在。 |
| + | :外見は黒いもやの塊にかろうじて目や口に見えるような線が入った異形の姿をしている。 |
| :英雄としての資質以前に人格と呼べるものもなく、サーヴァントとして顕現した瞬間から、ただ聖杯の与えた知識の塊として、聖杯戦争をシステム的に再現するロボットのようなものとして活動する。 | | :英雄としての資質以前に人格と呼べるものもなく、サーヴァントとして顕現した瞬間から、ただ聖杯の与えた知識の塊として、聖杯戦争をシステム的に再現するロボットのようなものとして活動する。 |
| :ただ、マスターを持ちサーヴァントとして活動を続けた為か、マスターが悲しんでいる時には手のようなものを形成して頭を撫でようとするくらいには人間味を獲得しつつある模様。 | | :ただ、マスターを持ちサーヴァントとして活動を続けた為か、マスターが悲しんでいる時には手のようなものを形成して頭を撫でようとするくらいには人間味を獲得しつつある模様。 |
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| ;能力 | | ;能力 |
− | :「それ」が世界史上、もっとも多くの命を奪ってきた力を持ち、魔術的攻撃にはある程度の耐性を持つ魔術師であっても、生身の肉体を持つ以上、対策なしにその力から逃れる事は出来ない。<br>半ば本能的な欲求から感染させた相手の魔力を吸収し、昏倒させ、椿が望むなら夢の世界へと引きずり込む。<br />感染したものは体中に黒い斑点が浮かび上がるほか、通常の生活や受け答えをさせたり、特定の行動を強制したりするなどある程度操ることもできる。 | + | :世界史上、もっとも多くの命を奪ってきた力を持ち、魔術的攻撃にはある程度の耐性を持つ魔術師であっても、生身の肉体を持つ以上、対策なしにその力から逃れる事は出来ない。 |
| + | :半ば本能的な欲求から感染させた相手の魔力を吸収し、昏倒させ、椿が望むなら夢の世界へと引きずり込む。感染したものは体中に黒い斑点が浮かび上がるほか、通常の生活や受け答えをさせたり、特定の行動を強制したりするなどある程度操ることもできる。 |
| :元々が定まった形を持たないもののため、本体を椿の傍らに残したまま分身を偵察や攻撃に向かわせることも可能。 | | :元々が定まった形を持たないもののため、本体を椿の傍らに残したまま分身を偵察や攻撃に向かわせることも可能。 |
| :自分自身の感情や聖杯にかける望みなども一切持たない「それ」はただ椿の望みを叶え、椿を脅かすものを排除するためにだけ、淡々と持てる力を振るい続け、相手にも恐怖することなく襲いかかって行く。 | | :自分自身の感情や聖杯にかける望みなども一切持たない「それ」はただ椿の望みを叶え、椿を脅かすものを排除するためにだけ、淡々と持てる力を振るい続け、相手にも恐怖することなく襲いかかって行く。 |
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| ;来たれ、冥き途よ、来たれ(ドゥームズデイ・カム) | | ;来たれ、冥き途よ、来たれ(ドゥームズデイ・カム) |
− | :ランク:EX<br>種別:対界宝具<br>レンジ:ー<br>最大捕捉:ー | + | :ランク:EX<br>種別:対界宝具<br>レンジ:-<br>最大捕捉:- |
− | :自らの与えた『死』という結果の受け皿として、マスターを起点として擬似的な『冥界』となる結界世界を作り上げる宝具。マスターのイメージに引き摺られる為、典型的な地獄や天国のようになることもあれば、完全なる虚無として魂を砕く空間となる場合もある。緊急時は対象を肉体ごと結界内に引き入れる。 | + | :自らの与えた『死』という結果の受け皿として、マスターを起点として擬似的な『冥界』となる結界世界を作り上げる宝具。 |
| + | :マスターのイメージに引き摺られる為、典型的な地獄や天国のようになることもあれば、完全なる虚無として魂を砕く空間となる場合もある。緊急時は対象を肉体ごと結界内に引き入れる。 |
| :本来はもっと小規模であるが、土地そのものやその他の要素と結び付いた結果、『Fake』作中現在通常召喚時より広い結界を造り出している。 | | :本来はもっと小規模であるが、土地そのものやその他の要素と結び付いた結果、『Fake』作中現在通常召喚時より広い結界を造り出している。 |
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| ;剣、饑饉、死、獣(かごめ かごめ) | | ;剣、饑饉、死、獣(かごめ かごめ) |
− | :ランク:EX<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:99<br>最大捕捉:999 | + | :ランク:A<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:99<br>最大捕捉:999 |
| :己の結界内において他者に『死』を与える数多の物を具現化させ、その力を行使するスキル。環境が完全に整えば、神話における『終末』を魔力が許す範囲でのみ再現することも可能。 | | :己の結界内において他者に『死』を与える数多の物を具現化させ、その力を行使するスキル。環境が完全に整えば、神話における『終末』を魔力が許す範囲でのみ再現することも可能。 |
| :しかしマスターである[[繰丘椿]]が黙示録やラグナロクの知識を有さず、地獄を望まなかった為そのレベルには到らなかった。宝具の読み方はマスターによって変化する。 | | :しかしマスターである[[繰丘椿]]が黙示録やラグナロクの知識を有さず、地獄を望まなかった為そのレベルには到らなかった。宝具の読み方はマスターによって変化する。 |
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| ==真名:ペイルライダー== | | ==真名:ペイルライダー== |
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− | :ペイルライダー。……そもそも「それ」は英霊でもヒトでもなく、かといって悪霊でも邪霊の類に含まれはしない。<br>「それ」はれっきとした生命体ではなく「病」という災厄そのものがサーヴァントになった異質な存在。 | + | :『ヨハネの黙示録』に記述されている終末の四騎士の一人。第四の騎士「<ruby><rb>蒼き死の担い手</rb><rt>ペイルライダー</rt></ruby>」。 |
| + | :黄泉(ハデス)を連れ、疫病や獣をもちいて地上の人間に死をもたらす存在とされる。 |
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| + | :……そもそも「それ」は英霊でもヒトでもなく、かといって悪霊でも邪霊の類に含まれはしない。 |
| + | :「それ」は生命体ではなく「病」という災厄そのものがサーヴァントになった異質な存在。 |
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| :人類の『病への怖れ』がこの世から絶えない限り「それ」にも滅びの概念は存在しない。 | | :人類の『病への怖れ』がこの世から絶えない限り「それ」にも滅びの概念は存在しない。 |
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| ;スペイン風邪 | | ;スペイン風邪 |
| :1918年~1919年にかけて世界中に流行したインフルエンザ。名前に反して発生源はアメリカで、豚から人に感染したと言われている。<br>感染者はおよそ5億人以上に達し、この内5000万人~1億人が死亡した。これは、第1次世界大戦と第2次世界大戦の戦死者を合計した数よりも遥かに多い。 | | :1918年~1919年にかけて世界中に流行したインフルエンザ。名前に反して発生源はアメリカで、豚から人に感染したと言われている。<br>感染者はおよそ5億人以上に達し、この内5000万人~1億人が死亡した。これは、第1次世界大戦と第2次世界大戦の戦死者を合計した数よりも遥かに多い。 |
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| + | ;黙示録の四騎士 |
| + | :『ヨハネの黙示録』第六章に預言された、七つの封印のうち最初の四つが解かれる際に現れるという、四色の馬を駆る騎士。<br>第一の封印が解かれた時には白い馬に跨った騎士が現れる。手に弓を持ち、頭に冠を頂き、勝利と支配を象徴し、疫病を運ぶと言われている。別名〈征服〉の騎士とも呼ばれる。<br>第二の封印が解かれた時には赤い馬に跨った騎士が現れる。手に大剣を携え、戦争を象徴し、人々を殺し合わせる権限を与えられたと言われている。<br>第三の封印が解かれた時には黒い馬に跨った騎士が現れる。手には食物を制限するための秤を持ち、飢餓を象徴すると言われている。<br>第四の封印が解かれた時には<RUBY><RB>蒼褪めた</RB><RT>ペイル</RT></RUBY>馬に跨った騎士が現れる。ハデスや野獣を引きつれ、疫病を象徴すると言われている。<br>四騎士はそれぞれ死をもたらすものの象徴とされるが、とりわけ第四の騎士はタロットカードの死神のモデルとも言われ、その騎手は骸骨の姿で描き表される。 |
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| ==登場作品と役柄== | | ==登場作品と役柄== |
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| ==話題まとめ== | | ==話題まとめ== |
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− | ;黙示録の四騎士
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− | :『ヨハネの黙示録』第六章に預言された、七つの封印のうち最初の四つが解かれる際に現れるという、四色の馬を駆る騎士。<br>第一の封印が解かれた時には白い馬に跨った騎士が現れる。手に弓を持ち、頭に冠を頂き、勝利と支配を象徴し、疫病を運ぶと言われている。別名〈征服〉の騎士とも呼ばれる。<br>第二の封印が解かれた時には赤い馬に跨った騎士が現れる。手に大剣を携え、戦争を象徴し、人々を殺し合わせる権限を与えられたと言われている。<br>第三の封印が解かれた時には黒い馬に跨った騎士が現れる。手には食物を制限するための秤を持ち、飢餓を象徴すると言われている。<br>第四の封印が解かれた時には<RUBY><RB>蒼褪めた</RB><RT>ペイル</RT></RUBY>馬に跨った騎士が現れる。ハデスや野獣を引きつれ、疫病を象徴すると言われている。<br>四騎士はそれぞれ死をもたらすものの象徴とされるが、とりわけ第四の騎士はタロットカードの死神のモデルとも言われ、その騎手は骸骨の姿で描き表される。
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| ==脚注== | | ==脚注== |