差分

26行目: 26行目:     
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 +
 +
 
; 斬り抉る戦神の剣(フラガラック)
 
; 斬り抉る戦神の剣(フラガラック)
 
: ランク:D-C(通常時)、A以上(迎撃時)
 
: ランク:D-C(通常時)、A以上(迎撃時)
 
: 由来:ケルトの光神ルーの短剣・フラガラッハ。
 
: 由来:ケルトの光神ルーの短剣・フラガラッハ。
: フラガの家が現在まで伝えた神代の魔剣であり、数少ない「宝具の現物」。
+
: フラガの家が現在まで伝えた神代の魔剣であり、数少ない「宝具の現物」。「後より出て先に断つ者(アンサラー)」、「逆光剣」という二つ名を持つ、カウンターに特化した迎撃宝具。
: 「後より出て先に断つ者(アンサラー)」、「逆光剣」という二つ名を持つ、カウンターに特化した宝具。攻撃自体は小石程度の大きさの傷しか作らないが、急所を貫通させれば致命傷となる。(宝具に限らず)相手の切り札が発動することが発動条件。
+
:能力は単純な光弾であり、通常時の場合はランクはD-Cであるが「対峙した敵が切り札を使う事」を条件に発動することで自らの攻撃を「先に成したもの」とする因果を歪ませ順序を入れ替える付属効果がつき「時を逆光する一撃」と称される。 なお、迎撃時は[[バーサーカー]]の「十二の試練」を越えたことからランクはA以上と思われる。
: 相手の発動より明らかに遅れて発動しながらも、絶対に相手の攻撃よりも先にヒットする。そして、因果を歪め「相手よりも後から攻撃、先に命中させた」を「相手より先に攻撃した」という事実に改竄してしまう。「時間を逆行する一撃」だが、実際に過去に跳んでいるのではなく、「後から発動したが相手よりも先に攻撃を当てた」という事実を誇張して、因果を歪ませているため、相打ちにはならない。ただし、この宝具は「相手を倒すことで相手の切り札を途中で終わらせる」特性故に、相手の攻撃が発動しきった後に「斬り抉る戦神の剣」を発動した場合や、相手の攻撃が「発動した時点で命中が確定する」タイプ(例:「刺し穿つ死棘の槍」)だった場合、相手の攻撃をキャンセルすることはできない。また、たとえ命中しても致命傷にならない相手(例:「十二の試練」)とは相性が悪い。他に、使用者ではなくその従者等を強化させるタイプの宝具(例:「騎英の手綱」)は、従者を倒すことは出来るが使用者には致命傷を与えられない。
+
:未使用時は鉛色の球体水晶で、起動準備に入るとバゼットの背後に帯電しながら浮遊。「後より出て先に断つ者(アンサラー)」の詠唱と「対峙した敵が切り札を使う事」で球体から光の刀身が現れ、バゼットの拳の動きと共に刀身から光弾が高速でレーザーのごとく射出される。攻撃が完遂された場合は小石程度の大きさの傷しか作らないが、急所を貫通させれば致命傷となる(相手を貫通してる最中にバゼットが攻撃を受けてフラガラック本体が跳ね上がった場合は、光弾の起動も変わりフラガラックの傷も大きくなる)。射出後は球体からは鉛の色が失われ使えなくなる一発ごとの使い捨て。
: 宝具の打ち合いにおいては基本的に無敵だが、相手より先に放つと特性が発揮されず、普通の攻撃になる。このため、この宝具の使用者には相手が切り札を使わざるを得ない状況にまで独力で追い込むだけの技量が必要となる。また、この宝具の特性を知られた場合、そもそも相手が切り札を使わないという戦術を取る可能性もある。
+
: その特性上先制は常に敵側で、この宝具が先に撃たれるという事はあり得ない。しかし、相手の発動より明らかに遅れて発動しながらも、絶対に相手の攻撃よりも先にヒットする。ほんの僅かでも敵の攻撃より先に命中した瞬間に順序を入れ替え、敵を敵の切り札の発動前に倒したことにし「先に倒された者に、反撃の機会はない」という事実を誇張することで、結果的に敵の攻撃は『起き得ない事』となり逆行するように消滅する。
: 『プリズマ☆イリヤ』では、命を共有する「死痛の隷属」をかけることにより、凛曰く「フラガラックを撃つことによりフラガラックを撃つ前にバゼットが死ぬ」という因果の葛藤(コンフリクト)を生み出すと宣告、バゼットに使用を自粛させることで無力化した。なお、凛の使った「死痛の隷属」は痛みを伝えはするものの死を共有するほどの強度はなく、ハッタリであった。ハッタリではなく実際に死を共有する呪いが使用できた場合に、本当に因果の葛藤が起こるかどうかは明言されていない。
+
: 相手の攻撃で自分も死ぬ相討ち前提の必殺を一方的な攻撃へと変える「時間を武器にした、相討無効の神のトリック」「両者相討つという運命をこそ両断する、必勝の魔剣」と称され、切り札の打ち合いならば最強の一つ。天敵と言えるのは複数の命を持つモノや、自動的な蘇生などの“死してなお甦るモノ”(例:「十二の試練」)。また、その特性上、相手の攻撃が「発動した時点で術者の生命に関係なく命中が確定している」タイプ(例:「刺し穿つ死棘の槍」)だった場合、相手の攻撃をキャンセルすることはできない。
: ちなみに、ひと月かけて作り上げるこの宝具「一発限りの使い捨て」である。真名解放は一応出来ているものの、本来の5つ能力のうち2つしか引き出せておらず、バゼットがこの宝具を極めるのは聖杯戦争の後である。
+
: 宝具の打ち合いにおいては基本的に無敵だが、この宝具の使用者には相手が切り札を使わざるを得ない状況にまで独力で追い込むだけの技量が必要となる。切り札に反応して全自動で迎撃を行ってくれるわけでもないので、至近距離で使用された宝具を迎撃するための格闘技術なども状況や場合によっては必要となる。また、この宝具の特性を知られた場合、そもそも相手が切り札を使わないという戦術を取る可能性もある。
: なお、通常時のランクはD-Cであるが、迎撃時は[[バーサーカー]]の「十二の試練」を越えたことからランクはA以上と思われる。
+
: ちなみに一度に一つ消費する使い捨てであるこの宝具の補充の仕方は、鉱石にバゼットの血をたらして、秘密の技法で一ヶ月地下室に置いておくことで完成する。作れて一年に十本ぐらいとのこと。
 +
: 通常使用と思わしき場面がhollowでは無いため、順序の入替効果の有無とランク以外には具体的にどの程度の変化があるかは詳細不明だが、効力は半減しランサー曰く「並の宝具」。本来の5つ能力のうち2つしか引き出せておらず、バゼットがこの宝具を極めるのは聖杯戦争の後である。
 +
:格闘ゲーム「Unlimited code」では相手の超必殺の発動に関係なく使える超必殺技として「斬り抉る戦神の小剣(フラガラック)」が使用可能。また、「アンサラー」でステージに球体の設置が可能で、「斬り抉る戦神の小剣(フラガラック)」で放たれたレーザー状の光弾を反射させ威力を上昇させることで出来る。聖杯必殺技としては相手の超必殺に対するカウンターとして使用可能な「斬り抉る戦神の剣(フラガラック)」の他に、「アンサラー」で設置した球体が2つ以上ある状態で撃ったフラガラックで相手を貫きつつ設置した球体に反射して相手を三連続で撃ちぬく「斬り抉る戦神の大剣(フラガラック)」が使える。ちなみに超必殺技版フラガラックの単体使用の場合は聖杯必殺技版フラガラックの四分の一の威力と大きく威力が下がっている。
 +
: 『プリズマ☆イリヤ』では、命を共有する「死痛の隷属」をかけることにより、凛曰く「フラガラックを撃つことによりフラガラックを撃つ前にバゼットが死ぬ」という因果の葛藤(コンフリクト)を生み出すと宣告、バゼットに使用を自粛させることで無力化した。なお、凛の使った「死痛の隷属」は痛みを伝えはするものの死を共有するほどの強度はなく、ハッタリであった。ハッタリではなく実際に死を共有する呪いが使用できた場合に、本当に因果の葛藤が起こるかどうかは明言されていない。また、原作では「攻撃を無効化する」であって「発動を無効化する」とは記されていないのだがこちらでは発動を無効化すると書かれている。
    
=== 英霊フラガ ===
 
=== 英霊フラガ ===
164

回編集