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**更にその後テーレゴノスは後に父に会いに行く旅の途中、父であるオデュッセウスを誤って殺してしまう悲劇を起こしてしまう。しかしテーレゴノスは父の遺体と彼が故郷へ帰る理由であった正妻ペーネロペー、異父兄弟のテーレマコスをキルケーの待つアイアイエー島へ連れて帰った。そして父を埋葬したのちにテーレゴノスはペーネロペーを、テーレマコスはキルケーを妻として娶り、不老不死になって島で永遠に過ごしたと言う逸話が残されている。…血の問題はないにしてもそれぞれ異母兄弟がいる父の女を妻に迎える辺りギリシャの貞操観念は色んな意味で不思議である。<del>ぶっちゃけオイディプス王のパクリ</del>
 
**更にその後テーレゴノスは後に父に会いに行く旅の途中、父であるオデュッセウスを誤って殺してしまう悲劇を起こしてしまう。しかしテーレゴノスは父の遺体と彼が故郷へ帰る理由であった正妻ペーネロペー、異父兄弟のテーレマコスをキルケーの待つアイアイエー島へ連れて帰った。そして父を埋葬したのちにテーレゴノスはペーネロペーを、テーレマコスはキルケーを妻として娶り、不老不死になって島で永遠に過ごしたと言う逸話が残されている。…血の問題はないにしてもそれぞれ異母兄弟がいる父の女を妻に迎える辺りギリシャの貞操観念は色んな意味で不思議である。<del>ぶっちゃけオイディプス王のパクリ</del>
 
***一応オデュッセイア原典にはない後付けの二次創作である。オデュッセイアにおいてはオデュッセウスはテイレシアスの予言を受け、帰国後にポセイドンの怒りを鎮める儀式を行うことで恵まれた老年を送り老衰にてこの世を去るという結末を迎えている。マテリアルにてキルケーは遂に告白できなかったとあるので、テレゴネイアの説は採用されていないようである。
 
***一応オデュッセイア原典にはない後付けの二次創作である。オデュッセイアにおいてはオデュッセウスはテイレシアスの予言を受け、帰国後にポセイドンの怒りを鎮める儀式を行うことで恵まれた老年を送り老衰にてこの世を去るという結末を迎えている。マテリアルにてキルケーは遂に告白できなかったとあるので、テレゴネイアの説は採用されていないようである。
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***『神統記』ではオデュッセウスとの間にはラティーノスという息子を設けたとされる。この場合だとなんとロムルスの先祖となってしまう。
 
*オデュッセウスの他にも海神グラコウスやピクス王との恋愛の逸話があるがやはり失恋で終わってしまう。<del>神話級負けヒロイン。</del><br />
 
*オデュッセウスの他にも海神グラコウスやピクス王との恋愛の逸話があるがやはり失恋で終わってしまう。<del>神話級負けヒロイン。</del><br />
 
**挙げ句、妹弟子にまで「キルケー敗北拳」等とネタにされてしまった。<ref group="出">『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』ところで[[ちびノブ]]の声…?より</ref>
 
**挙げ句、妹弟子にまで「キルケー敗北拳」等とネタにされてしまった。<ref group="出">『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』ところで[[ちびノブ]]の声…?より</ref>