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2,838 バイト除去 、 2024年3月3日 (日)
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| 地域 = インド
 
| 地域 = インド
 
| 属性 = 秩序・中庸
 
| 属性 = 秩序・中庸
| 隠し属性 = 天
+
| 副属性 = 天
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
| 一人称 = 私/俺<ref group = "注">普段は専ら「私」であり、こちらは通常ほとんど使われない。『Fate/Grand order』における概念礼装「授かりの英雄」のフレーバーテキスト内で初めて登場し、シナリオでは幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」で一度だけ使用している(“黒”の台詞も実質アルジュナの台詞だとして数えた場合はもう少し増える)。『Fate/EXTELLA LINK』においても「機動聖都・西門」のステージ会話で一度だけ使用した。</ref>
+
| 一人称 = 私/俺<ref group = "注">普段は専ら「私」であり、こちらは通常ほとんど使われない。『Fate/Grand order』における概念礼装「授かりの英雄」のフレーバーテキスト内で初めて登場し、シナリオでは幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」で一度だけ使用している。『Fate/EXTELLA LINK』においても「機動聖都・西門」のステージ会話で一度だけ使用。</ref>
 
| 二人称 = 貴方/貴女/おまえ、貴様<ref group = "注">敵対者およびカルナなど。</ref>
 
| 二人称 = 貴方/貴女/おまえ、貴様<ref group = "注">敵対者およびカルナなど。</ref>
| 三人称 = 彼/彼女
+
| 三人称 = 彼/彼女/○○殿
| 異名 = “輝く王冠”
+
| 異名 = “<ruby>輝く王冠<rt>キリーティ</rt></ruby>” <br> “授かりの英雄” など
| イメージカラー =  
+
| イメージカラー = 銀、青、白
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| 特技 =  
 
| 特技 =  
 
| 好きな物 = 一人でいること
 
| 好きな物 = 一人でいること
 
| 苦手な物 = 自身の心に踏み込む者
 
| 苦手な物 = 自身の心に踏み込む者
| 天敵 =  
+
| 天敵 = [[カルナ]]
 
| デザイン = pako
 
| デザイン = pako
 
| 設定作成 = 東出祐一郎
 
| 設定作成 = 東出祐一郎
 
| レア度 = ☆5
 
| レア度 = ☆5
 
}}
 
}}
 +
 
==概要 ==
 
==概要 ==
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: 第二ルートでは別方面で「青い粒子」の探索を行い、終盤にはフランシス・ドレイク率いる敵艦隊を迎撃し打撃を与えたという報告がなされている。また7日目には機動聖都で別働隊を指揮して敵部隊を抑え込み、シャルルマーニュたちを大帝のもとへ突入させている。
 
: 第二ルートでは別方面で「青い粒子」の探索を行い、終盤にはフランシス・ドレイク率いる敵艦隊を迎撃し打撃を与えたという報告がなされている。また7日目には機動聖都で別働隊を指揮して敵部隊を抑え込み、シャルルマーニュたちを大帝のもとへ突入させている。
 
: 第三ルートでも中盤までは同様に依頼を受けてローマや千年京の防衛に努めたり、戦力を増強するための探索に出撃していたが、5日目にジル・ド・レェ率いる敵部隊がローマエリアに侵攻してきた際、帝都を死守するため宝具を放ち、防衛には成功したものの行方知れずとなる。その後、千年京で[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]の護衛として“天声同化”された状態で姿を現し、彼女を守るべくカルナと初めて共闘。主人公たちに戦いを挑んだ。“天声同化”が解けたあとはカルナと話し合い、勝負を一旦預けたうえで再び主人公らに協力。7日目の最終決戦時には消耗の激しいアルテラの護衛を頼まれ、再びカルナとともにその任についた。
 
: 第三ルートでも中盤までは同様に依頼を受けてローマや千年京の防衛に努めたり、戦力を増強するための探索に出撃していたが、5日目にジル・ド・レェ率いる敵部隊がローマエリアに侵攻してきた際、帝都を死守するため宝具を放ち、防衛には成功したものの行方知れずとなる。その後、千年京で[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]の護衛として“天声同化”された状態で姿を現し、彼女を守るべくカルナと初めて共闘。主人公たちに戦いを挑んだ。“天声同化”が解けたあとはカルナと話し合い、勝負を一旦預けたうえで再び主人公らに協力。7日目の最終決戦時には消耗の激しいアルテラの護衛を頼まれ、再びカルナとともにその任についた。
 +
: 『[[Fate/Samurai_Remnant]]』では逸れのサーヴァントとして登場。霊地である神奈川湊に紐づけられている。
 +
: 自身の前に現れた[[宮本伊織]]と[[ヤマトタケル|セイバー]]を湊に怪異を湧かせている原因だと勘違いして襲い掛かるも、戦いの最中で彼らに敵意がないことを悟り、友誼を結ぶ。
 +
: しかしその後に土御門の術によって操られ、彼らに再び襲い掛かる。
 +
: 術が解けた後は伊織の剣が変わったことを感じ取り、自身の異傅で戦士としてその剣を受けたいと手合わせを申し込む。そして戦闘の末、力を認めると共に友として認め、自身の真名を教えてさらに絆を深めた。
    
; 人物
 
; 人物
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
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| rowspan="2"|[[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || B || B || B || A++ || EX || 対魔力:C<br />単独行動:A<br /> 神性:B|| 千里眼:C+<br />千里眼(射手):B+<br />授かりの英雄:A<br />魔力放出(炎):A || style="text-align:left"|2つ目の幕間の物語クリアで千里眼→千里眼(射手)に変化。
+
| rowspan="3"|[[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || B || B || B || A++ || EX || 対魔力:C<br />単独行動:A<br /> 神性:B|| 千里眼:C+<br />千里眼(射手):B+<br />授かりの英雄:A→A+<br />魔力放出(炎):A || style="text-align:left"|2つ目の幕間の物語クリアで千里眼→千里眼(射手)に変化。<br />「授かりの英雄」は強化クエストクリアでAからA+にランクアップ。
 
|-
 
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||[[主人公 (EXTRA)]] || A || B || B || B || A++ || EX ||対魔力:C<br />単独行動:A<br /> 神性:B||千里眼:C+<br />授かりの英雄:A<br />魔力放出(炎):A ||
 
||[[主人公 (EXTRA)]] || A || B || B || B || A++ || EX ||対魔力:C<br />単独行動:A<br /> 神性:B||千里眼:C+<br />授かりの英雄:A<br />魔力放出(炎):A ||
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|-
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| マスターなし || A || B || B || B || A++ || EX ||対魔力:C<br />単独行動:A||  ||
 
|}
 
|}
   90行目: 97行目:  
:対象が人でなくとも相当の破壊力を有しているようで、『Fate/Grand Order』においては幕間の物語「神弓の真価」では森を吹っ飛ばして更地にしてしまい、さらに第五章にて捨て身で放った際には[[魔神柱]]28柱の集合体であるクラン・カラティンを纏めて吹き飛ばすほどの威力を見せている。また『Fate/EXTELLA LINK』では「機動聖都・東門」「機動聖都・西門」「強襲!機動聖都」の3つのステージで、手の届かない孤立した空間にある巨大な防衛砲台をセクター諸共に消し飛ばしているほか、カルナ戦においてはまるでビームのように前方に向かって放つ使い方も見せている。
 
:対象が人でなくとも相当の破壊力を有しているようで、『Fate/Grand Order』においては幕間の物語「神弓の真価」では森を吹っ飛ばして更地にしてしまい、さらに第五章にて捨て身で放った際には[[魔神柱]]28柱の集合体であるクラン・カラティンを纏めて吹き飛ばすほどの威力を見せている。また『Fate/EXTELLA LINK』では「機動聖都・東門」「機動聖都・西門」「強襲!機動聖都」の3つのステージで、手の届かない孤立した空間にある巨大な防衛砲台をセクター諸共に消し飛ばしているほか、カルナ戦においてはまるでビームのように前方に向かって放つ使い方も見せている。
 
:『Fate/Grand Order』では「神性領域拡大、空間固定……」から始まる詠唱で発動範囲や時間を設定し、承認が終わると手元に光球が出現。これを天に投げ上げる。投げ上げられた光球は敵頭上に移動すると解けて一気に広がり、同時に敵全体を飲み込んで圧し潰すといったような演出になっている。『Fate/EXTELLA LINK』では演出が途中から異なり、こちらでは投げた光球が大気圏を突き抜けて宇宙空間に到達し、そこで無数の光筋となって放出され大気圏に再突入。光の筋は敵一体一体に向かって流星のように落ちていき、地上に到達すると天に巻き上げながら前進し、やがてすべてを飲み込んでゆく演出となっている。
 
:『Fate/Grand Order』では「神性領域拡大、空間固定……」から始まる詠唱で発動範囲や時間を設定し、承認が終わると手元に光球が出現。これを天に投げ上げる。投げ上げられた光球は敵頭上に移動すると解けて一気に広がり、同時に敵全体を飲み込んで圧し潰すといったような演出になっている。『Fate/EXTELLA LINK』では演出が途中から異なり、こちらでは投げた光球が大気圏を突き抜けて宇宙空間に到達し、そこで無数の光筋となって放出され大気圏に再突入。光の筋は敵一体一体に向かって流星のように落ちていき、地上に到達すると天に巻き上げながら前進し、やがてすべてを飲み込んでゆく演出となっている。
:『Fate/Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&敵全体に低確率で即死&さらに〔神性〕特性の相手に対して確率で即死&敵全体の防御力ダウン<ref group = "注">3ターン、オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster属性の宝具。
+
:『Fate/Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]&低確率で即死&さらに〔神性〕特性の相手に対して確率で即死&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
:『Fate/EXTELLA LINK』では即死効果がオミットされている。
+
:幕間の物語クリアで強化され、ランクはそのままに宝具威力倍率と即死付与確率、そして〔神性〕特性の相手への即死付与確率が上昇する。
 
;炎神の咆哮(アグニ・ガーンディーヴァ)
 
;炎神の咆哮(アグニ・ガーンディーヴァ)
 
: ランク:A<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~50<br />最大捕捉:1人<br>由来:炎の神アグニがアルジュナに授けた弓。
 
: ランク:A<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~50<br />最大捕捉:1人<br>由来:炎の神アグニがアルジュナに授けた弓。
98行目: 105行目:  
:無誘導式だが、アルジュナの天才的な弓術と千里眼スキルを合わせることでほぼ誘導式ミサイルに等しい精密性を持つ他、アルジュナに「魔力放出(炎)」を付与させる効果もある。
 
:無誘導式だが、アルジュナの天才的な弓術と千里眼スキルを合わせることでほぼ誘導式ミサイルに等しい精密性を持つ他、アルジュナに「魔力放出(炎)」を付与させる効果もある。
 
:アルジュナはこれを「この世に打ち落とせぬものなき」と自負しており、『Fate/Grand Order』第五特異点において真名開放した際は[[ジェロニモ]]が宝具によって召喚した巨大なコヨーテを一撃で仕留めた。
 
:アルジュナはこれを「この世に打ち落とせぬものなき」と自負しており、『Fate/Grand Order』第五特異点において真名開放した際は[[ジェロニモ]]が宝具によって召喚した巨大なコヨーテを一撃で仕留めた。
: 『Fate/EXTELLA LINK』では宝具名と同じ「炎神の咆哮」というアクティブスキルがあり、炎を纏わせミサイルとなった矢を放つ、威力の高い遠距離攻撃技となっている。またドライヴスキルでも真名解放しているようで、弓を強く引き絞って撃ち出すことで炎の矢を天から大量に降らせ、広範囲を一掃することが可能。
+
: 『Fate/EXTELLA LINK』ではアクティブスキルとして使用可能で、炎を纏わせミサイルとなった矢を放つ威力の高い遠距離攻撃技となっている。またドライヴスキルでも真名解放しているようで、弓を強く引き絞って撃ち出すことで炎の矢を天から大量に降らせ、広範囲を一掃することが可能。
 
:『Fate/Grand Order』や『Fate/EXTELLA LINK』では通常武器として使用している。射撃だけでなく、両端に魔力の刃を形成することで近接戦闘にも使用できる模様。上記の『破壊神の手翳』を使う際には共通してアルジュナの手元から消滅していたが、『Grand Order』においてはバトルグラフィック改修後からは消滅しないように変更されている。
 
:『Fate/Grand Order』や『Fate/EXTELLA LINK』では通常武器として使用している。射撃だけでなく、両端に魔力の刃を形成することで近接戦闘にも使用できる模様。上記の『破壊神の手翳』を使う際には共通してアルジュナの手元から消滅していたが、『Grand Order』においてはバトルグラフィック改修後からは消滅しないように変更されている。
   −
== 使用スキル・必殺技 ==
+
== 使用技 ==
;[[Fate/EXTELLA LINK]]
+
===[[Fate/EXTELLA LINK]]===
:; アグニの業火
+
; アグニの業火
:: 分類:周囲攻撃。 その場で飛び上がり、地面に向けて3回矢を放ち火柱を発生させる。
+
: その場で飛び上がり、地面に向けて3回矢を放ち火柱を発生させる。
:; 地を穿つ炎
+
; 地を穿つ炎
:: 分類:遠距離攻撃/クラス強化。 前方に5本の矢を放射状に放つ。矢は、ある程度飛んだ後、小爆発を起こす。
+
: 前方に5本の矢を放射状に放つ。矢は、ある程度飛んだ後、小爆発を起こす。
:; 炎神の連撃
+
; 炎神の連撃
:: 分類:遠距離攻撃/クラス強化。 その場に浮上し、一定時間連続射撃を行う。連射中、攻撃方向をある程度制御可能。
+
: その場に浮上し、一定時間連続射撃を行う。連射中、攻撃方向をある程度制御可能。
:; 神速の弓
+
; 神速の弓
:: 分類:周囲攻撃。 瞬間移動しながら次々と矢を放つ。
+
: 瞬間移動しながら次々と矢を放つ。
:; 火柱
+
; 火柱
:: 分類:放出攻撃。 拳に炎を纏い地面に打ち付け、前方に進む火柱を発生させる。
+
: 拳に炎を纏い地面に打ち付け、前方に進む火柱を発生させる。
:; 束縛の炎
+
; 束縛の炎
:: 分類:行動制限。 上空に放った矢が弾け、拡散して地面に降り注ぐ。ヒットした敵をスタン状態にする。
+
: 上空に放った矢が弾け、拡散して地面に降り注ぐ。ヒットした敵をスタン状態にする。
:; 炎神の咆哮 (アグニ・ガーンディーヴァ)
  −
:: 分類:遠距離攻撃/クラス強化。 炎を纏いミサイルと化した矢を発射する。
      
== 真名:アルジュナ ==
 
== 真名:アルジュナ ==
195行目: 200行目:  
:『アルジュナ&カルナ体験クエスト』の開催に伴い先行実装され、第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』解禁に際して本格実装された。体験クエストシナリオはアルジュナを主軸としてストーリーが進行する。
 
:『アルジュナ&カルナ体験クエスト』の開催に伴い先行実装され、第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』解禁に際して本格実装された。体験クエストシナリオはアルジュナを主軸としてストーリーが進行する。
 
: 第二部第四章の公開に伴いモーションが一新された。
 
: 第二部第四章の公開に伴いモーションが一新された。
 +
: 2022年3月に入り、『Fate/Grand Order Arcade』にてフォーマル姿の総身霊衣「優雅なる炎神の射手」が実装された。
 
;[[Fate/EXTELLA LINK]]
 
;[[Fate/EXTELLA LINK]]
 
: 新規参戦サーヴァントの一騎として登場。
 
: 新規参戦サーヴァントの一騎として登場。
 
: ストーリーではほとんど一貫して主人公側の陣営に仕え、多くの場面で別働隊を率いて連携行動をとるトップサーヴァントのアーチャー。
 
: ストーリーではほとんど一貫して主人公側の陣営に仕え、多くの場面で別働隊を率いて連携行動をとるトップサーヴァントのアーチャー。
 +
;[[Fate/Samurai Remnant]]
 +
:逸れのサーヴァントの一騎として登場。友誼を結んだ後、戦闘にて操作可能。
    
===その他===
 
===その他===
216行目: 224行目:  
; [[ラーマ]]
 
; [[ラーマ]]
 
: 第五特異点にて対峙。彼の爽やかな少年ぶりが眩しいが、妻のことに関しては触れられたくないようだ。アルジュナの妻とのエピソードについて「妻を分配した理由がコメディみたいだし…」ともコメントされるが、アルジュナ側にはいろいろと事情があった模様。後日追加されたマイルーム会話では「共に戦えるとは光栄」と言及し、彼からも「バナナを食べに行こう」と誘われている。
 
: 第五特異点にて対峙。彼の爽やかな少年ぶりが眩しいが、妻のことに関しては触れられたくないようだ。アルジュナの妻とのエピソードについて「妻を分配した理由がコメディみたいだし…」ともコメントされるが、アルジュナ側にはいろいろと事情があった模様。後日追加されたマイルーム会話では「共に戦えるとは光栄」と言及し、彼からも「バナナを食べに行こう」と誘われている。
: [[源頼光〔ランサー〕]]のマテリアルでは二人で何か言いたげにしている。
+
: [[源頼光〔ランサー〕]]のマテリアルでは彼女の宝具に関して、二人で何か言いたげにしている。
 
: ラーマの幕間では試練として登場。ある疑問をラーマに投げかけ、アルジュナなりの励ましの言葉を贈る。
 
: ラーマの幕間では試練として登場。ある疑問をラーマに投げかけ、アルジュナなりの励ましの言葉を贈る。
 
: アルジュナの幕間では、「アルジュナの人生における様々な障害の象徴」として、ラーマをモデルにした存在が登場する。
 
: アルジュナの幕間では、「アルジュナの人生における様々な障害の象徴」として、ラーマをモデルにした存在が登場する。
224行目: 232行目:  
: 幕間では主人公が言った「ナイチンゲールに消毒される悪夢」に理解を示しつつ、生母クンティーとナイチンゲールに母性と言う共通項を見出す。
 
: 幕間では主人公が言った「ナイチンゲールに消毒される悪夢」に理解を示しつつ、生母クンティーとナイチンゲールに母性と言う共通項を見出す。
   −
; [[ジェロニモ]][[ビリー・ザ・キッド]]
+
; [[ジェロニモ]][[ビリー・ザ・キッド]]
 
: 第五特異点にて対峙。彼らに苦痛を与えることを本意とせず、速やかな決着を望む。ビリーが放った銃弾を弾き、近代の武器で神代の英雄である自身に手傷を負わせたことを称賛する。ジェロニモにはインド最強の英雄の座にありながら、人理焼却側についたことに疑問を抱かれる。
 
: 第五特異点にて対峙。彼らに苦痛を与えることを本意とせず、速やかな決着を望む。ビリーが放った銃弾を弾き、近代の武器で神代の英雄である自身に手傷を負わせたことを称賛する。ジェロニモにはインド最強の英雄の座にありながら、人理焼却側についたことに疑問を抱かれる。
 +
 +
; [[イシュタル]]
 +
: コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』の第七特異点では彼女を説得して味方につけるためにエビフ山へと向かった。
 +
: ……が、インド出身のためメソポタミアの神性には詳しくなかったのが災いし、名前をロクに覚えていない上に神殿の門前で「趣味が悪い」と言いながら骨付き肉をもっしゃもっしゃ食うという暴挙に及び、相手が激怒して攻撃を仕掛けてきているにも関わらず宝石を差し出そうとする<ref group="注">宝石を盾にして攻撃を鈍らせようとしたようにしかイシュタルには思えなかった。</ref>など悉く地雷を踏む有様で徹底的に関係を拗らせてしまった。
    
; [[ジークフリート]]
 
; [[ジークフリート]]
233行目: 245行目:     
; [[アーラシュ]]
 
; [[アーラシュ]]
: 贋作英霊イベントにおける相方。インド・ペルシャの伝説の弓兵達が並び立つことになった。
+
: 贋作英霊イベントにおける相方で、アルジュナの「ドSだけどいざという時ちょっとデレてくれる理系の先輩」に対し、こちらは「隣に住む文系の幼馴染」。
 +
: インド・ペルシャの伝説の弓兵達が並び立つことになった。
    
; [[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]
 
; [[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]
248行目: 261行目:  
: かつて自身に「破壊神の手翳」を授けた破壊神シヴァの妻にあたる女神。礼節をわきまえ、きちんと敬意を以て接する。
 
: かつて自身に「破壊神の手翳」を授けた破壊神シヴァの妻にあたる女神。礼節をわきまえ、きちんと敬意を以て接する。
 
: 周囲への配慮を欠かさない生真面目な振る舞いに対し、彼女からは「もう少し何も考えずに動いてもよいのですよ」と優しい言葉を掛けられている。
 
: 周囲への配慮を欠かさない生真面目な振る舞いに対し、彼女からは「もう少し何も考えずに動いてもよいのですよ」と優しい言葉を掛けられている。
 +
 +
; [[キルケー]]
 +
: イベント「アイアイエーの春風」にて共演。問題のある行動に対しての指摘はひたすら正論で容赦がないため、風紀委員かとツッコまれる。
 +
: その一方で無闇やたらに彼女の心情に踏み込むことはせず、俯瞰に徹している。
 +
 +
; [[イアソン]]
 +
: 同上。真面目が一周回って天然ボケ気味なアルジュナを抑え、ツッコミを入れる場面も多い。
 +
: ただし、相変わらず戦闘をサボったり逃げ出そうとするため、横でアルジュナが[[メディア]]への「イアソン申告表」なるものを記録していたことは知らなかった模様。
 +
: 事態解決後はオリオンとともに激辛カレー対決に挑もうとしていた。
 +
 +
; [[オリオン]]
 +
: 同上。熊状態なので戦闘面では役に立たないものの、アルテミスが不在で浮かれていたため監視もかねて連れていくことに。
 +
: 物事を俯瞰的に判断できる視点もあり、彼からは「'''アルジュナってブレーキ役じゃなくてアクセル役なんだよな……'''」と指摘される。ただし、アルジュナにその自覚はない。
 +
: 事態解決後はイアソンと共に激辛カレー対決に挑もうとしていた。
 +
 +
; [[ゲオルギウス]]
 +
: 同上。メンバーのまとめ役的な存在で、こちらも基本的に真面目な性格のため、彼と並んで「朴念仁コンビ」だの「生真面目コンビ」だのと呼ばれる。
 +
: ほかにも結託してイアソンの逃亡を防ぐファインプレーを見せた。
 +
: 「クリスマス2020」でも共闘している。
 +
 +
; [[オデュッセウス]]
 +
: 同上。アイアイエー島の微小特異点にて、記憶を失った状態で漂流していたところを救出する。
 +
: 彼の所作を一目見ただけで大体の技量を把握し、その戦い方についても「文句のつけようがない盤石の戦い方で、戦士というよりは軍師のそれ」と分析する。
    
; [[アルジュナ〔オルタ〕]]
 
; [[アルジュナ〔オルタ〕]]
: 異なる運命を辿った自分自身。
+
: 異なる運命を辿った自分自身。機構と化しつつも理想を目指そうとした彼に「英雄としての理想像」を見出す。
: 機構と化しつつも理想を目指そうとした彼に「英雄としての理想像」を見出す。
   
: 一方で彼からは「人として足掻き苦しみながらも立ち上がる、誇り高き英雄」として憧憬を抱かれている。
 
: 一方で彼からは「人として足掻き苦しみながらも立ち上がる、誇り高き英雄」として憧憬を抱かれている。
 +
: ややこしくなるのを避けるためにあまり遭遇しようとはしないが、彼との関係性は比較的良好。
 +
: 「クリスマス2020」では超越の視点で善悪を見抜くその眼力を信頼しており、また彼自身が何かを思い出せるような刺激を与えてあげたいという想いもあって、ヴリトラ退治の代役を任せた。
 +
 +
; [[カルナ〔サンタ〕]]
 +
: 「クリスマス2020」で6代目サンタとなった宿敵。普段と比べて言動がやや若々しく気さくになっており、混乱とツッコミが絶えない。
 +
: 人となりの真実を見抜く眼を持つ彼の能力を理解しているが故に事態の真相をいち早く察し、また厳しい言葉で発破を掛けて、遠回りながらも彼が真のサンタとなるための試練を乗り越える後押しをした。
 +
 +
; [[ヴリトラ]]
 +
: 父であるインドラ神と幾度も戦った邪竜。彼女の方からも興味を持たれている。
 +
: インドラの血を引く者として打倒せねばと考えていたが、途中で彼女の本質に「進化のための必要悪」という側面があることに気づく。
 +
 +
; [[カーマ]]
 +
: 職務ボイコット中の愛神。彼女が自分の意志でヴリトラに協力した際の発言と、それに対するカルナの見解がきっかけで、ヴリトラの本質を見出すことに繋がった。
 +
: 解決後はインドラ神やシヴァ神とも関係のあるアルジュナに対し、ちょっとした嫌がらせの意味もあって、アルジュナ・オルタを派遣した理由の一端を解き明かすというちょっかいを掛けるが、アルジュナにとって「心に踏み入られること」は地雷そのものであったため、一瞬だけとはいえ本気の殺意を向けられてしまう結果となった。
    
=== Fate/EXTELLA LINK ===
 
=== Fate/EXTELLA LINK ===
285行目: 334行目:  
: 作中では彼との直接の絡みはないものの、第三ルートでは行方不明になっている間に一度同化されてしまっており、同化が解けた際には「恥辱」と表現するなど、本人的にはかなり耐え難かった模様。
 
: 作中では彼との直接の絡みはないものの、第三ルートでは行方不明になっている間に一度同化されてしまっており、同化が解けた際には「恥辱」と表現するなど、本人的にはかなり耐え難かった模様。
 
: EXステージのベースキャンプ会話では「強制的に他者を己と同化しようとは悪趣味の極み。生理的に受け付けません」と、割と辛辣。
 
: EXステージのベースキャンプ会話では「強制的に他者を己と同化しようとは悪趣味の極み。生理的に受け付けません」と、割と辛辣。
 +
 +
=== Fate/Samurai Remnant ===
 +
;[[宮本伊織]]
 +
:「盈月の儀」におけるセイバーのマスター。
 +
:最初は彼とセイバーのことを敵だと見做していたが、戦闘の最中で敵意がないことを感じ取り、友誼を結ぶ。
 +
:土御門の術によって操られた際は彼らと戦うこととなる。
 +
:術が溶けた後は再度伊織と手合わせをして、激戦の末に自身の真名を教えて絆を育んだ。
 +
 +
;[[甲賀三郎|アサシン]]
 +
:「盈月の儀」におけるアサシンのサーヴァント。
 +
:彼の異傅にて、神奈川湊を探索していたところに出くわし、一戦交える。
 +
 +
;[[土御門泰広]]
 +
:「盈月の儀」の監督役。
 +
:物語中盤では彼の術によって操られることとなる。
 +
 +
;[[丑御前〔ライダー〕|ライダー]]
 +
:「盈月の儀」におけるライダーのサーヴァント。
 +
:直接の関係性は無いが、彼女はインドラと同一視される牛頭天王の子である。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
292行目: 360行目:  
: 『Fate/Grand Order』においては、生前のやり直しを求めてカルナとの戦いを望む他、アルジュナの幕間では「アルジュナの敵対者の象徴」として、カルナをモデルにした素体が登場する。
 
: 『Fate/Grand Order』においては、生前のやり直しを求めてカルナとの戦いを望む他、アルジュナの幕間では「アルジュナの敵対者の象徴」として、カルナをモデルにした素体が登場する。
 
: 『Fate/EXTELLA LINK』においては、第一ルートでは機動聖都のバックアップを受けたカルナを渾身の宝具によって撃破。その代償として霊基消滅を迎える。また第三ルートでは終盤で共同戦線を張り、過去の因縁を一旦預け、仲間として戦った。
 
: 『Fate/EXTELLA LINK』においては、第一ルートでは機動聖都のバックアップを受けたカルナを渾身の宝具によって撃破。その代償として霊基消滅を迎える。また第三ルートでは終盤で共同戦線を張り、過去の因縁を一旦預け、仲間として戦った。
 +
 +
; [[アシュヴァッターマン]]
 +
: 『マハーバーラタ』にて、敵対する陣営の将として戦った相手。武芸の師であった導師ドローナの息子。
 +
: 彼の放った「光赫よ、獄死の海を顕現せよ(ブラフマーシラーストラ)」に対して全力で弓を放ち拮抗するなど幾度と刃を交えた仲ではあるが、その一方で戦前には親交もあったため、若干気まずく複雑な関係にある。特に夜襲の一件には触れることもできない。
 +
: 戦士としての力量を非常に高く評価しているが、怒りっぽい点については'''「カルシウムが足りていないのではないか」'''と天然ボケな認識をしている<ref group="注">なお、アシュヴァッターマンは幼少時に家が貧乏で牛乳を満足に飲めなかったという逸話もあるので、本人にそのつもりは全くないだろうが一種の煽りとも言える。</ref>。
    
; クンティー
 
; クンティー
305行目: 378行目:  
: 後に呪いの発動によって、アルジュナが幼い頃に亡くなっている。
 
: 後に呪いの発動によって、アルジュナが幼い頃に亡くなっている。
   −
; ビーマ
+
; ユディシュティラ、[[ビーマ]]
: アルジュナの異父兄。ほかにも異父兄にユディシュティラ、異父母弟にナクラ、サハデーヴァが存在している。
+
: アルジュナの兄達。ほかにも弟に双子のナクラ、サハデーヴァが存在している。
    
; ドラウパディー
 
; ドラウパディー
331行目: 404行目:  
: 詳細は当該ページも参照のこと。
 
: 詳細は当該ページも参照のこと。
   −
; [[アシュヴァッターマン]]
+
== 名台詞 ==
: 『マハーバーラタ』にて、敵対する陣営として戦った相手。
+
===Fate/Grand Order===
: 戦士としては非常に高く評価しているが、怒りっぽい点については'''「カルシウムが足りていないのではないか」'''と天然ボケな認識をしている<ref group="注">なお、アシュヴァッターマンは幼少時に家が貧乏で牛乳を満足に飲めなかったという逸話もあるので、本人にそのつもりはないだろうが一種の煽りとも言える。</ref>。
+
====マテリアル====
 +
;「『私』を……見たな!」
 +
: 「Fate/Grand Order 7週連続TVCM」にて。垣間見せる激情。己にある黒(クリシュナ)を誰かに知られる事を忌避しており、ましてや見られた時のそれは普段の冷静沈着な態度を捨て去るほど。
   −
== 名台詞 ==
  −
===Fate/Grand Order===
   
====戦闘====
 
====戦闘====
 
;「神性領域拡大。空間固定。神罰執行期限設定……全承認。シヴァの怒りをもって、汝らの命をここで絶つ。『<ruby><rb>破壊神の手翳</rb><rt>パーシュパタ</rt></ruby>』!!」
 
;「神性領域拡大。空間固定。神罰執行期限設定……全承認。シヴァの怒りをもって、汝らの命をここで絶つ。『<ruby><rb>破壊神の手翳</rb><rt>パーシュパタ</rt></ruby>』!!」
343行目: 416行目:  
; 「此処に我が宿業を解き放とう。神と人の子として罰を下す。見るがいい。これが崩壊だ……!『<ruby><rb>破壊神の手翳</rb><rt>パーシュパタ</rt></ruby>』!」<br> 「悲劇を以て衆生を救わん。シヴァの後光よ、崩壊と共に押し寄せよ。爆縮開始!『<ruby><rb>破壊神の手翳</rb><rt>パーシュパタ</rt></ruby>』──弾けて墜ちよ!!」
 
; 「此処に我が宿業を解き放とう。神と人の子として罰を下す。見るがいい。これが崩壊だ……!『<ruby><rb>破壊神の手翳</rb><rt>パーシュパタ</rt></ruby>』!」<br> 「悲劇を以て衆生を救わん。シヴァの後光よ、崩壊と共に押し寄せよ。爆縮開始!『<ruby><rb>破壊神の手翳</rb><rt>パーシュパタ</rt></ruby>』──弾けて墜ちよ!!」
 
: 新規で追加された宝具詠唱。神と人との間に生まれし誇り高き英雄は此処に、絶対の滅びと救済を告げる。
 
: 新規で追加された宝具詠唱。神と人との間に生まれし誇り高き英雄は此処に、絶対の滅びと救済を告げる。
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====マテリアル====
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;「『私』を…見たな!」
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: 「Fate/Grand Order 7週連続TVCM」にて。垣間見せる激情。己にある黒(クリシュナ)を誰かに知られる事を忌避しており、ましてや見られた時のそれは普段の冷静沈着な態度を捨て去るほど。
      
====マイルーム====
 
====マイルーム====
 
;「ええ。私アルジュナは、真摯に仕えることのみが喜びですとも。」<br/> 「私とあなたでは、私の方が偉大だと認められているでしょう。しかし、それは関係ない。あなたがマスターであること、私はそれを重要視します。」
 
;「ええ。私アルジュナは、真摯に仕えることのみが喜びですとも。」<br/> 「私とあなたでは、私の方が偉大だと認められているでしょう。しかし、それは関係ない。あなたがマスターであること、私はそれを重要視します。」
:マイルーム会話「会話2」「会話3」。サーヴァントとしての彼はただ誠実に忠実に、真摯に仕えようとしてくれる。その言葉に偽りはない。
+
: マイルーム会話「会話2」「会話3」。サーヴァントとしての彼はただ誠実に忠実に、真摯に仕えようとしてくれる。その言葉に偽りはない。
    
;「よろしい! 完璧だ! これでこそ私! これでこそアルジュナだ!! クッフフフ……アッハハハハハハハ!!」
 
;「よろしい! 完璧だ! これでこそ私! これでこそアルジュナだ!! クッフフフ……アッハハハハハハハ!!」
385行目: 454行目:  
: マイルーム会話「[[アシュヴァッターマン]]」。彼の力量を高く評価する一方、何やら天然なポンコツ発言が飛び出す。恐らく悪意は全くない。
 
: マイルーム会話「[[アシュヴァッターマン]]」。彼の力量を高く評価する一方、何やら天然なポンコツ発言が飛び出す。恐らく悪意は全くない。
   −
====本編====
+
====幕間の物語====
;「……苦しませるのは本意ではありません。どうか速やかに私の役割を全うさせて欲しい。」
+
;「さあ、貴方の『不滅の刃』見せて貰いましょうか。それを統べるに足る存在なのかを──!」<br/> 「だからこそ、強くなる必要がある。サーヴァントといえども。故にこその、この試練。強くなりなさい、ラーマ殿。」
: 第五特異点「北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」にて。慈悲と礼節、そして絶対の自信を以てインド最強の英雄は敵対者たちへ告げる。
+
: ラーマの幕間の物語「ヴィシュヌの試練」にて。第二の試練を与える者として立ち塞がり、戦いを挑む。<br/> 問い掛けに対するラーマの答えを聞いたアルジュナはそれを認め、彼なりに励ましの言葉を掛けて最後の試練に送り出した。
   −
; 「………こんな機会は恐らく、二度と巡り会う事はあるまい。<br/> おまえがそこに立った時点で、他の全てのものが優先事項から滑り落ちた。<br/> ──ではカルナ。続きを始めるとしようか。」
+
; 「ふふ。その忠告もありがたくお受けいたします、パールヴァティー様。<br/> しかし今は本当に、同行すれば貴女様方の邪魔になってしまうでしょう。<br/> それは私の本意ではない。だから今は、これでいいのです。機会はいくらでもありますし。」
: 同上。求め続けたやり直しの機会は、今ここに。
+
: パールヴァティーの幕間の物語「神妃が見守るものたち」にて。バトルマニアが集うシミュレーションルームの前で彷徨っていた折、風紀の見回りにやってきた女神パールヴァティーと出会い、挨拶を交わしつつ用件を察して邪魔にならないようにと立ち去ろうとしたところを呼び止められて。
 +
: 「アルジュナさんはもう少し何も考えずに動いてもいいと思うのです」と優しく諭されたアルジュナは、そのあたたかな言葉を受け止めながらも彼女を気遣い、その場を後にするのだった。直後、彼の様子を見ていた彼女からはそっと花マルが送られた。
   −
;<ruby><rb>だから私は滅ぼす側だ</rb><rt>・・・・・・・・・・</rt></ruby>。貴様が善につくのなら私は悪につく。それでこそ対等だ。<br/> 今度こそ──今度こそ対等のものとして、貴様の息の根を止めねばならん!」<br/> 「私も父と母──そして兄弟に勝利を誓おう。幾千と幾万の月日を乗り越え、ようやくこの偶然を掴んだ!<br/> たとえ如何なる天魔といえども、邪魔立てはさせぬ……!! ──行くぞ!」
+
;「──よろしい。やはりマスターとしての資質は本物だ。私も全幅の信頼を置いて、武器を預けられるというもの。<br/> 我が弓の名は『<ruby><rb>炎神の咆哮</rb><rt>アグニ・ガーンディーヴァ</rt></ruby>』。炎の神から賜ったこの世に撃ち落とせぬものなき、神の弓。<br/> その真価を、これから先の戦いでお目にかけましょう。」
: アルジュナとカルナ。両者は常に対極にあり続ける存在同士。だからこそ、カルナが「世界を救う側」についたのならば、自身は「世界を滅ぼす側」につく。そして、今度こそ──。
+
: 幕間の物語「神弓の真価」にて。主人公は「マスターを試す」というアルジュナとの試練を潜り抜け、信頼を勝ち取る。アルジュナも己が弓の名を告げ、その真価を解放することに決めたのだった。
   −
;アルジュナ「妄執──ですと? 私の、この積年の想いが……。貴女になど、分かってたまるものか!」<br/> ナイチンゲール「──妄執です。後悔は先に立たず、放つべきでない矢を放って宿敵を倒した貴方は──。<br/> 一生を、後悔と共に添い遂げなければならない。それは他の英雄も同じです。<br/> 狂おしいほどにやり直しを願い、叶わなかった願いを求め。……それでも最後の一線を引くのが、サーヴァント。<br/> 貴方はその最後の線を、理解しようとしなかった。」<br/> アルジュナ「……私は……。」
+
;「<ruby><rb>炎神</rb><rt>アグニ</rt></ruby>の業炎により、塵のように消え去れ! ……いや、まだ足りないな。<ruby><rb>破壊神</rb><rt>シヴァ</rt></ruby>よ、その力で天より罰を与えよ!」<br>「……いかかでしたか、マスター。いえ、何も言われる必要はありません。これにより、我が力は完全に立証されました。<br/> 我が武器、我が宝具、共に最強。私こそが最高のサーヴァントだと、胸を張って宣言してもいいのですよ?」<br>「……。……ええと。少し張り切りすぎたようです……申し訳ありません。」
: あれほど焦がれたカルナとの「決着」は、クー・フーリンの横槍によって果たすことができなかった。戦意を喪失した彼に対し、ナイチンゲールは厳しく指摘しつつも「戦いますか?」と問う。
+
: 同上。完璧主義なのか、魔物を討伐していたはずが熱が入りすぎて森一帯を更地にしてしまった。マシュに指摘されたあと、律儀に謝罪する。
 +
: コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』で第七特異点に同行した際にも似たような事をやらかしたようで'''「私は森を更地にしました」'''と書いた粘土板をぶら下げた状態で正座させられていた。
   −
;「……そうですね。戦う必要などない、八つ当たりをする気力はない。<br/> ただ、決着をつけたい。この心の、どうしようもない何かを払拭するためにも。」<br/> 「──ありがとう。それではしばし、お付き合い戴きましょう。<br/> 我が名はアルジュナ。この矢に倒れること──光栄と知れ!」
+
;「[[エリザベート=バートリー|エリチャン]]とはあの雑竜サーヴァントですか。ははは、満漢全席とはまた豪快な。<br/> え、悪夢? お腹いっぱいになるのでは? え、根本から違う?」<br/> 「それは……恐ろしいですね……。<br/> 私の母は時代もあって、どちらかというと甘い方でしたが彼女の苛烈さもまた、母性を感じさせます。<br/> とはいえそれは、マスターが心配されている……という良い証では?<br/> 消毒液のタンクを背負って追いかけてくる夢だった? ……なるほど、悪夢ですね……。」
: アルジュナも彼女の強い意志と言葉に心を動かされたのか、主人公達に対して戦いを挑む。
+
: 主人公の選択肢次第で見られる、アルジュナのサーヴァント評。前者に関しては、彼女の料理がとんでもないという事実を知らなければそういう評価に落ち着くのも無理はない。後者に関してはアメリカでの容赦ない治療もあってか理解を示してくれると同時に、母クンティーに対する言及も。
: 勝利や栄光のためではなく、自分が抱える「どうしようもない何か」に向き合い、決着をつけるために。
  −
 
  −
;「──神性領域拡大。空間固定。神罰執行期限設定。──魔力集束及び加速に必要な時間を推定。──<ruby><rb>消費開始</rb><rt>カウントダウン</rt></ruby>。」<br/>「よろしければ、今の内に避難をお願いします。範囲は最小に押し留めるつもりですが──。<br/> 何しろこの身を犠牲にしての一撃。手加減はできませんので。」
  −
: メイヴが召喚した28柱の魔神柱により壊滅寸前まで追い詰められ、それでも諦めなかった北部戦線。ケルト軍から離反したアルジュナは二コラ・テスラと共にこの絶望的局面に駆けつける。
  −
: テスラとエジソンの連携で生み出した電気檻により動きを封じた魔神柱を前に、宝具詠唱。そして──
  −
 
  −
;「シヴァの怒りを以て、汝の命をここで絶つ。『<ruby><rb>破壊神の手翳</rb><rt>パーシュパタ</rt></ruby>』──喰らえ!!」
  −
: 宝具解放。自身の霊基すら犠牲にして放った一撃。
  −
: 自分のしたことへの償いは必ず果たすと約束し「信じる」と答えてくれた、主人公に報いるために。
  −
 
  −
;「これが──せめてもの償いになるといいのですが。<br/> カルナ……おまえの気持ちが、今になって……やっと……。」
  −
: 自身の霊基を犠牲にしての宝具開放により、クラン・カラティンを殲滅したアルジュナ。
  −
:人理修復に際し、聖杯に召喚されたサーヴァントとしての役割を全うすること。先に散った宿敵の心意を悟りながらアルジュナもまた座に還っていった。
  −
 
  −
;「……おまえは、いつかこういう日が訪れると思ったか?」<br/>「そうだな、まさかこれほどまでに短いとは!<br/> ──だが、いい。<br/> おまえへのこの憎悪とも闘志ともつかぬ、混沌たる想いは水底へ沈めよう。今は……。」
  −
: 終局特異点「冠位時間神殿 ソロモン」にて。あまりにも早すぎるカルナとの再会。アルジュナはカルナに対するあまりにも複雑な想いを抱きつつも、それを押し殺して戦おうとする。
  −
 
  −
;「──なるほど。そうだ、そうだな。カルナ……。私はおまえが憎い、そして妬ましいよ。」<br>「だが、それでいいのだろうな。この憎悪は、醜い感情は消えることはない。<br/> けれど向き合うことはできる。この醜さを醜いと笑いながら、耐えることはできるのか。」
  −
: 同上。共闘でなくとも、競争で競い合うことによって横に並ぶことができる。カルナにこう説かれ、アルジュナは自分の抱える感情に向き合う。
  −
: かつて母が願った理想はかたちこそ違えど、こうして幾千もの時を超えて実現したのだ。
  −
 
  −
;「なるほど。それは……やはり、[[主人公 (Grand Order)|○○]]との縁ゆえか?」
  −
: 同上。意識が変革したというカルナに対する問い。
      +
====本編====
 
;「え。」
 
;「え。」
: 同上。カルナが自分は幸運に恵まれているといった際に漏れた本音に近いつぶやき。
+
: 終局特異点「冠位時間神殿 ソロモン」にて。カルナが自分は幸運に恵まれていると返答した際に漏れた、本音に近い呟き。
 
: 幸運がDランク相当のカルナが「自分は幸運」と言っていたら驚くのも無理はない。
 
: 幸運がDランク相当のカルナが「自分は幸運」と言っていたら驚くのも無理はない。
   −
;「いつか──巡り会いたいものだ。そういう、存在に。<br/> 最後のマスター、[[主人公 (Grand Order)|〇〇〇]]殿! 道は拓いています。先に進むがよろしかろう!<br/> さあ、走りなさい!」
+
;「いつか──巡り会いたいものだ。そういう、存在に。<br/> 最後のマスター、[[主人公 (Grand Order)|◯◯]]殿! 道は拓いています。先に進むがよろしかろう!<br/> さあ、走りなさい!」
 
: カルナの相変わらずのポジティブシンキングには思わず本音のような呟きが漏れたアルジュナだったが、そのあとに続く言葉はまたアルジュナにも響いた。
 
: カルナの相変わらずのポジティブシンキングには思わず本音のような呟きが漏れたアルジュナだったが、そのあとに続く言葉はまたアルジュナにも響いた。
 
: そして彼は決戦に向かう主人公を激励し、その背中を押す。いつか、自分も心に響く言葉を残してくれるような存在に巡り会いたいと信じながら。
 
: そして彼は決戦に向かう主人公を激励し、その背中を押す。いつか、自分も心に響く言葉を残してくれるような存在に巡り会いたいと信じながら。
441行目: 490行目:     
;「……分かっています。分かっているのですが……私はあの男が──いや。<br/> 私は、お前が許せない。どうあっても、お前の存在が許せないのだ……!」
 
;「……分かっています。分かっているのですが……私はあの男が──いや。<br/> 私は、お前が許せない。どうあっても、お前の存在が許せないのだ……!」
: 同上。戦いに虚しさを抱き、生きることに飽いたと語るアーチャー。そこへ突然、謎のランサーが現れる。
+
: 戦いに虚しさを抱き、生きることに飽いたと語るアーチャー。そこへ突然、謎のランサーが現れる。
 
: 記憶のない彼には己のことも、突然現れたランサーのことも分かるはずがない。それなのに──彼はそれまで意味を見出せなかったはずの執着を、この瞬間ランサーに対してかき抱いた。
 
: 記憶のない彼には己のことも、突然現れたランサーのことも分かるはずがない。それなのに──彼はそれまで意味を見出せなかったはずの執着を、この瞬間ランサーに対してかき抱いた。
    
;「マスター。先ほど生きることに飽いた、と言っていましたね。<br/> あれは正しく真実です。戦うことに関する気力も、未だ欠落しています。<br/> なのに。それなのに。 私はあのランサーが許せない。いえ、この想いは恐らく理不尽なのです。<br/> あの男はきっと、“正しい”存在なのでしょう。人を正しく人だと認識し、その身を全て善行に捧げるような英雄なのでしょう。<br/> なのに、本当に……何故なのか。私はあの男と戦いたい。いや、戦いたいのではなく。<br/> あの男を否定したい。あの男の、全てを。何もかもを。」
 
;「マスター。先ほど生きることに飽いた、と言っていましたね。<br/> あれは正しく真実です。戦うことに関する気力も、未だ欠落しています。<br/> なのに。それなのに。 私はあのランサーが許せない。いえ、この想いは恐らく理不尽なのです。<br/> あの男はきっと、“正しい”存在なのでしょう。人を正しく人だと認識し、その身を全て善行に捧げるような英雄なのでしょう。<br/> なのに、本当に……何故なのか。私はあの男と戦いたい。いや、戦いたいのではなく。<br/> あの男を否定したい。あの男の、全てを。何もかもを。」
: 同上。ランサーに対する奇妙な執着と、複雑な胸の内を吐露するアーチャー。一切の記憶がないにも関わらず、いっそ不自然なほど的確にランサーの本質を理解していた。
+
: ランサーに対する奇妙な執着と、複雑な胸の内を吐露するアーチャー。一切の記憶がないにも関わらず、いっそ不自然なほど的確にランサーの本質を理解していた。
 
: そう、きっと否定しなければならなかったのだ。そうしなければ、彼は……
 
: そう、きっと否定しなければならなかったのだ。そうしなければ、彼は……
    
;「旅……ですか。……。……。その通り、かもしれません。<br/> 私の心をざわつかせるあの男が誰なのか、そして私自身は何者であるべきなのか。答えを見つけるために……。」
 
;「旅……ですか。……。……。その通り、かもしれません。<br/> 私の心をざわつかせるあの男が誰なのか、そして私自身は何者であるべきなのか。答えを見つけるために……。」
: 同上。アーチャーの願望を「間違ってない」と言い切り、「それを探すために旅立とう」と誘いだした主人公に対して。ランサーは何者なのか。己は何者であるべきなのか。未だ彷徨い続ける彼は別れ際に、いつか現実世界で邂逅した時は「共にその答えを見つけて欲しい」と願うのだった。
+
: アーチャーの願望を「間違ってない」と言い切り、「それを探すために旅立とう」と誘いだした主人公に対して。ランサーは何者なのか。己は何者であるべきなのか。未だ彷徨い続ける彼は別れ際に、いつか現実世界で邂逅した時は「共にその答えを見つけて欲しい」と願うのだった。
    
;「一度しか申しません。私は──。『ドSだけどいざというときにはちょっとデレてくれる理系の先輩』です。」
 
;「一度しか申しません。私は──。『ドSだけどいざというときにはちょっとデレてくれる理系の先輩』です。」
476行目: 525行目:     
; 「風紀委員……。なるほど。そうかもしれない。<br/> 刑部姫にも『白ランは風紀委員か生徒会長の二択』と言われていたものです。」
 
; 「風紀委員……。なるほど。そうかもしれない。<br/> 刑部姫にも『白ランは風紀委員か生徒会長の二択』と言われていたものです。」
: 「アイアイエーの春風」にて。キルケ―がマスターの部屋に入り浸るうえに行動探知魔の魔術を掛けていたことについて苦言を呈したところ、彼女に「きみは風紀委員か何かか?」と突っ込まれて。
+
: 「アイアイエーの春風」にて。キルケ―がマスターの部屋に入り浸るうえに行動探知の魔術を掛けていたことについて苦言を呈したところ、彼女に「きみは風紀委員か何かか?」と突っ込まれて。
 
: 理系の先輩の次は委員長。刑部姫との交友関係も大いに気になるところである。
 
: 理系の先輩の次は委員長。刑部姫との交友関係も大いに気になるところである。
   486行目: 535行目:  
: 斥候役として迷宮探索に乗り込む際、マスターの号令に全力で乗っかった直後、我に返って赤面。
 
: 斥候役として迷宮探索に乗り込む際、マスターの号令に全力で乗っかった直後、我に返って赤面。
 
: イアソンからは「やったのはおまえじゃん!?」と盛大なツッコミを受けた。
 
: イアソンからは「やったのはおまえじゃん!?」と盛大なツッコミを受けた。
: ちなみに[[刑部姫〔アーチャー〕]]のボイスリストにも同じような号令があり、上記の委員長発言の件も含めて彼女に影響されたのでは?との推測もある。
+
: ちなみに[[刑部姫〔アーチャー〕]]のボイスリストにも同じような号令があり、上記の委員長発言の件も含めて彼女に影響されたのでは、との推測もある。
    
; 「では限りなく手加減を。<br/> さりとて私の力が不充分だと思われぬよう、全身全霊全力で!」<br/> 「<ruby><rb>炎神</rb><rt>アグニ</rt></ruby>よ、我に力を!! 気合一閃! 行くぞ!<br/> <font size=5>『<ruby><rb>炎神の咆哮</rb><rt>アグニ・ガーンディーヴァ</rt></ruby>』!!</font>」
 
; 「では限りなく手加減を。<br/> さりとて私の力が不充分だと思われぬよう、全身全霊全力で!」<br/> 「<ruby><rb>炎神</rb><rt>アグニ</rt></ruby>よ、我に力を!! 気合一閃! 行くぞ!<br/> <font size=5>『<ruby><rb>炎神の咆哮</rb><rt>アグニ・ガーンディーヴァ</rt></ruby>』!!</font>」
494行目: 543行目:  
; 「さて、どうでしょうね。<br/> 単純に憎い訳でも恋しい訳でもないと思いますが……人の想いは複雑ですから。」
 
; 「さて、どうでしょうね。<br/> 単純に憎い訳でも恋しい訳でもないと思いますが……人の想いは複雑ですから。」
 
: オデュッセウスに対するキルケ―の複雑な大魔女心について。マスターに話を振られたため、詮索や断定は避けて主観を述べる。
 
: オデュッセウスに対するキルケ―の複雑な大魔女心について。マスターに話を振られたため、詮索や断定は避けて主観を述べる。
: 愛も恋も時には憎悪や悲哀へと裏返るし、その逆も勿論あり得る。アルジュナもまた複雑に過ぎる想いを抱えながら足掻き苦しみ続けた英雄であるが、その彼がそう言うのだから、本人にしか分からない強い想いがそこにはあるということなのだろう。
+
: 愛も恋も時には憎悪や悲哀へと裏返るし、その逆も勿論あり得る。アルジュナもまた複雑に過ぎる想いを抱えながら足掻き苦しみ続けた英雄であるが、その彼が言うだけあって、本人にしか分からない強い想いがそこにはあるということなのだろう。
   −
====幕間の物語====
+
; 「そもそも、命を懸けてマスターを守るのがサーヴァントとして最重要の役割。<br/> そしてナンバー1サーヴァントである私が、ここにいるのは道理というものです。」<br/> 「でしょう。(満足げ)」
;「さあ、貴方の『不滅の刃』見せて貰いましょうか。それを統べるに足る存在なのかを──!」<br/> 「だからこそ、強くなる必要がある。サーヴァントといえども。故にこその、この試練。強くなりなさい、ラーマ殿。」
+
:「栄光のサンタクロース・ロード」にて。パールヴァティーの名代としての役目もあり、やや不本意ながらもカルナに協力せざるを得なくなったのだが、あくまでも自分は主人公の最良サーヴァントであるが故だと主張する。
: ラーマの幕間の物語「ヴィシュヌの試練」にて。第二の試練を与える者として立ち塞がり、戦いを挑む。<br/> 問い掛けに対するラーマの答えを聞いたアルジュナはそれを認め、彼なりに励ましの言葉を掛けて最後の試練に送り出した。
+
: そしてそのマスターから「頼りにしている」と返されると満足げにドヤ顔をする。
   −
; 「ふふ。その忠告もありがたくお受けいたします、パールヴァティー様。<br/> しかし今は本当に、同行すれば貴女様方の邪魔になってしまうでしょう。<br/> それは私の本意ではない。だから今は、これでいいのです。機会はいくらでもありますし。」
+
; 「まっ、マスター! 見ましたか今のを! いけません、いけませんよコレは!」<br/> 「いいですか、カルナのリアクションは通常のヤツならまず有り得ません。<br/> あんな……気さくに拳をちょいと合わせてきたりなど、するはずがないのです。<br/> つまりヤツは! サンタさんになって! テンションがガン上げなのでは!」
: パールヴァティーの幕間の物語「神妃が見守るものたち」にて。バトルマニアが集うシミュレーションルームの前で彷徨っていた折、風紀の見回りにやってきた女神パールヴァティーと出会い、挨拶を交わしつつ用件を察して邪魔にならないようにと立ち去ろうとしたところを呼び止められて。
+
: 同上。カルナが霊基変化したことで普段では考えられないような言動をするため大混乱。ある意味テンションが(妙な方向に)ガン上がっているのはアルジュナの方である。
: 「アルジュナさんはもう少し何も考えずに動いてもいいと思うのです」と優しく諭されたアルジュナは、そのあたたかな言葉を受け止めながらも彼女を気遣い、その場を後にするのだった。直後、彼の様子を見ていた彼女からはそっと花マルが送られた。
+
: ちなみに、彼はカルナを挑発する大事な場面を除くと、それ以外では誰の前でも一貫してサンタクロースのことを「'''サンタさん'''」と呼んでおり、育ちの良さが伺える。
   −
;「──よろしい。やはりマスターとしての資質は本物だ。私も全幅の信頼を置いて、武器を預けられるというもの。<br/> 我が弓の名は『<ruby><rb>炎神の咆哮</rb><rt>アグニ・ガーンディーヴァ</rt></ruby>』。炎の神から賜ったこの世に撃ち落とせぬものなき、神の弓。<br/> その真価を、これから先の戦いでお目にかけましょう。」
+
; 「しない!<br/> そしてボーイとは何ですか、気持ち悪い!」
: 幕間の物語「神弓の真価」にて。主人公は「マスターを試す」というアルジュナとの試練を潜り抜け、信頼を勝ち取る。アルジュナも己が弓の名を告げ、その真価を解放することに決めたのだった。
+
: 困惑を隠せないアルジュナの心境を知ってか知らずか「ヘイボーイ」とスパーリングを持ち掛けるカルナへのさらなるツッコミ。
 +
: アルジュナも大概アクセルで天然なはずなのだが、律儀にブレーキ役へと回らざるを得ない有様である。
   −
;「<ruby><rb>炎神</rb><rt>アグニ</rt></ruby>の業炎により、塵のように消え去れ! ……いや、まだ足りないな。<ruby><rb>破壊神</rb><rt>シヴァ</rt></ruby>よ、その力で天より罰を与えよ!」<br>「……いかかでしたか、マスター。いえ、何も言われる必要はありません。これにより、我が力は完全に立証されました。<br/> 我が武器、我が宝具、共に最強。私こそが最高のサーヴァントだと、胸を張って宣言してもいいのですよ?」<br>「……。……ええと。少し張り切りすぎたようです……申し訳ありません。」
+
; 「……確かにその通りだな。<br/> 我が非を認め謝罪しよう、カルナ。おまえの言う通り私も立派なサン───って、<br/> サンタさんになる気ないからな、私は! 何だその意外そうな顔!?」
: 同上。完璧主義なのか、魔物を討伐していたはずが熱が入りすぎて森一帯を更地にしてしまった。マシュに指摘されたあと、律儀に謝罪する。
+
: 特異点探索の道中、竜殺し談義に混ざらず周辺警戒を続けていたところ「戦いについての知識を深めるのも重要なこと」と、師ドローナの教えも交えてカルナに諭される。
 +
: 相手がカルナと言えども自らに非があったと認めれば素直に謝罪はするのがアルジュナだが、トンチキ発言にサラッと流されかけるなど、カルナが絡むとやはりどうにもペースを狂わされがちである。
   −
; ──これは勝利なのだろうか。──これは敗北ではないだろうか。<br/> 充足感がない。勝利したという歓喜もない。<br/> 戦いが終わったという安堵すらもない。あるのはただ、途方もない虚無。<br/> 私は、私をこの世界で一番熟知しているであろう男を、殺害したのだ。<br/> 後悔は無い。元より怨敵にして宿敵、戦わなければならない運命だ。ああ、それでも。<br/> 眩いばかりの黄金の鎧。それを纏って戦場を駆けていたこの男は──。<br> おぞましい“私”を知ることができた、唯一の英雄だった。<br/> 「……何故だ、カルナ。何故、貴様は<ruby><rb>微笑んだ</rb><rt>・・・・</rt></ruby>!」<br/> その謎を抱えたまま、私は生を終えた。授かりの英雄アルジュナとして、未来を守るために。
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; 「ドやかましい。」
: 幕間の物語「問いかけ続けることにこそ」にて。生前の回想と独白。生前、己の本質を見抜いていたであろうカルナという男を、アルジュナは最後まで理解できなかった。故に、あの微笑みの意味すらも分からないまま。
+
: イラつき怒号を上げるアシュヴァッターマンを制しつつ。過去に交友があったためか、他者に対するそれよりも明らかに軽い言葉遣いをしている。
 +
: アシュヴァッターマンによればアルジュナは昔から委員長気質であったそうで、武芸の師を同じくする三人の掛け合いを傍目で見ていた主人公は(不良学生と風紀委員かな?)との感想を抱いた。
   −
;「……倒した。倒したぞ。はは……ははは! ははははは! 私の勝ちだ! 私の、私の、私の──!」<br/> 「……! マスター────あなたは────。私の、顔を、見たな?」
+
; 「<ruby><rb>彼</rb><rt>・</rt></ruby>に、振ってみるか。その眼力に疑う余地はないし、それに……<br/> 私ではもう付き合いきれないが。彼にはまた、違う意味があるのかもしれない───」
: 同上。夢に彷徨いこんだ主人公が垣間見た彼の姿。昼間の戦闘中から何やら様子がおかしい彼だが、その真相は……。
+
: カーマとカルナの発言からもたらされた違和感を照らし合わせ、ヴリトラの本質を見出したアルジュナだが、あくまで推測であり確証には至らなかったことから代役としてもう一人の自分に後を託すことに。
: 直後、視界が暗転する。
+
: オルタの派遣は真相を確かめることが第一の目的だが、忘れてしまったかつての記憶を呼び覚ますことに繋がるような刺激をオルタに与えてあげたいという思惑もあってのこと。そのささやかな愛情を、愛の神は見逃さなかった。
   −
;「[[エリザベート=バートリー|エリチャン]]とはあの雑竜サーヴァントですか。ははは、満漢全席とはまた豪快な。<br/> え、悪夢? お腹いっぱいになるのでは? え、根本から違う?」<br/> 「それは……恐ろしいですね……。<br/> 私の母は時代もあって、どちらかというと甘い方でしたが彼女の苛烈さもまた、母性を感じさせます。<br/> とはいえそれは、マスターが心配されている……という良い証では?<br/> 消毒液のタンクを背負って追いかけてくる夢だった? ……なるほど、悪夢ですね……。」
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; 「本来ならば、マスターにこのような頼み事などすべきではないと分かってはいるのですが。<br/> マスターしか、信頼して託せる方はいないのです。<br/> 私の……あまり表に見せるべきでない部分を知るのは、マスターしかいないのですから。」
: 主人公の選択肢次第で見られる、アルジュナのサーヴァント評。前者に関しては、彼女の料理がとんでもないという事実を知らなければそういう評価に落ち着くのも無理はない。後者に関してはアメリカでの容赦ない治療もあってか理解を示してくれると同時に、母クンティーに対する言及も。
+
: 真のサンタクロースに至れず内心で焦りを見せるカルナ。アルジュナがカルナに分かってほしかったのは、一人で全部抱え込まずにもっと仲間を頼るべきだということ。宿敵という立場上、直接伝えることは出来ない代わりにマスターへと託したのは、他ならぬアルジュナ自身が一人で苦しみを抱え込んでいたところを共に切り開いてくれた、最も信頼できる相手であったからだ。
 +
: なお、最後の一文は幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」をクリアしていると追加される差分である。
   −
;「──答えを。私は<ruby><rb>戦士</rb><rt>クシャトリア</rt></ruby>であるが、同時に<ruby><rb>使い魔</rb><rt>サーヴァント</rt></ruby>である。<br>戦士の誇りを抱こう。使い魔として任務を果たそう。<br/> 両立することはできる。戦士としての誇りは失うことなく、使い魔として忠を尽くすことも。」
+
;「私の<ruby><rb></rb><rt>あん</rt></ruby>ちゃんです」
: 同上。夢中の迷宮で邂逅した「ラーマ」からの「貴様は誇り高き戦士か、それとも別の違う何かか?」という問いに対する返答。
+
: 2023年バレンタインイベント『ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像』で、ラーマからビーマとパーンダヴァ五兄弟について説明を受けた後の<del>何処からか聞こえてきた謎の</del>回想。
: 戦士であり使い魔。その在り方を、同郷に生きた大英雄にも臆することなく示してみせるが……試練はまだ終わらない。
+
:アルジュナの出自と真面目な性格から考えれば「兄さん」や「<ruby><rb>兄上</rb><rt>あにうえ</rt></ruby>」と呼びそうな所を、主人公の脳内とはいえ全く正反対の随分と軽過ぎかつ砕けた呼称を使用している。
   −
;「カルナ……貴様が、何故ここに居る! ここは、<ruby><rb>貴様が居てはならぬ場所だ!</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>」<br/> 「カルナ、勝負は付いた。この場で再戦するほど恥を知らぬ貴様でもあるまい。<br/> 立ち去れ。そうすれば、命だけは見逃そう。<br/> そして、先ほどの問いに答えよう。我が<ruby><rb>真名</rb><rt>な</rt></ruby>はアルジュナ。<br/> マスター、〇〇のサーヴァントである。」
+
=== その他 ===
: さらに下層で「おまえは何者だ」という問いを投げかけ、立ちはだかる「カルナ」を前にして。
+
; 「インドビーム!!!」
: しかし、「カルナ」からは致命的な「何か」が欠けていると説かれ、一同は更なる深淵を目指すことに。
+
: 『ちびちゅき!』26時限目にて。子供たちに人気のカルナに対抗心を燃やし、自分も目からビームを出そうとする。ネコアルクに吹き込まれたせいかネコミミとシッポが生えており、的に描かれているのはやはりというべきか、もちろんカルナ。
 +
: 一応アルジュナ初登場回だったのだが、この時ばかりは珍しくカルナがツッコミに回っている。
   −
; ──私を見るな。私を見るな。私を見るな。<br/> ──私の心には、<ruby><rb>“黒”</rb><rt>クリシュナ</rt></ruby>が棲んでいる。<br/> 邪悪な囁き。私を扇動し、先導し、全ての罪を背負わせるもの。<br/> ……何て酷い言い訳だろう。浅ましい、恥ずかしい、おぞましい、見られたくない……。<br/> ああ、だが。邪悪であることは、羨ましい。
+
; 「マスター! マスター! ご覧ください、この猿を! ええ、私が従えている以上、無論ただの猿ではありませぬ。<br/> この猿、見かけによらず何と猿拳を使いこなす超武闘派モンキー……。世が世ならハヌマーンの眷属であったかもしれません。<br/> カルデアに連れて帰ろうと考えているのですが、構いませんね?」
: アルジュナの独白。己の心に潜むモノ。「邪悪」であり恥ずべき感情。だが、それは同時に羨ましくもあり──。
+
: 『3rd Anniversary ALBUM』より。猿を右腕に乗せて優しく微笑みながらのこの言葉。彼にしては珍しく、明らかにテンションが高い。
 
+
: ちなみにハヌマーンは『ラーマーヤナ』に名高い猿族の戦士だが、『マハーバーラタ』でもクリシュナの要請を受けてアルジュナの戦車に潜んでいたとされている。
; 何て羨ましい───。あれこそは、人間そのもの。<br/> 醜くも足掻き続ける。勇ましくも怯え続ける。<br/> 泣きながら死にたくないと喚き、喚きながら命を賭して、誰かを無我夢中で救う。<br/> そうなりたいと、そうあるべきだと。<br/> 自分の中の、何かが訴えている。
  −
: アルジュナの独白。「悪」と恐れながらも、同時に「人間そのもの」として強く惹きつけられる「もう一人の私」。そうなりたい、そうあるべきだと自分の中の何かが訴えている。
  −
 
  −
;「クリシュナ! 我が友の名を冠する私よ!」
  −
: 深淵にてついに邂逅した、アルジュナの抱える「闇そのもの」。
  −
: それこそが「黒」、親友の名を与えられた、もう一人のアルジュナ自身である。
  −
 
  −
;「私を、見ないでください! 私は英雄だ。英雄なんだ。違う、これは私ではない!<br/> 私は、正しい英雄であらねばならない。だから、この“私”は隠し通さねばならない。<br/> それがマスターであるならば尚更だ!」
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;「しかし……しかし、私は!<br/> 私は恵まれて育てられた! 善を尊び、悪を憎み、戦士として誇り高く生きてきた!<br/> このような悪心が、<ruby><rb>存在することが有り得ない</rb><rt>・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>!<br/> いや……あってはならないはずなんだ!」
  −
: 「悪心なんて誰にでもある」と言った主人公に対しての返答。
  −
: その誰にでもある「悪心」すら己には本来存在してはいけない、それがあるのは英雄に相応しくない……彼が幼い頃より抱え続け、隠し続けていた悲痛な叫び。
  −
 
  −
;「……いや、違う。違うよ、クリシュナ。それは、やはり違う。」<br/> 「ずっと……ずっと、そう考えていた。おまえがいるからこそ、私はあの矢を放てたのだと。<br/> 卑怯で、戦士の道から外れた振る舞いは──。何もかも、<ruby><rb>おまえの責任だと</rb><rt>・・・・・・・・</rt></ruby>。<br/> ……あの時の私は、ただひたすらに楽になりたかった。永劫続くかと思われたカルナとの戦い。<br/> 自分という存在が、あまりに矮小で戦士に相応しくないという絶望感と諦観。<br/> だが、受け入れなければならなかった。どれほど否定しようとも、あの矢を放ったのは──。」<br/> 「──あの矢を放ったのは、俺だ。<br/> あの矢を握り、あの矢を番え、あの矢を放ったのは、このアルジュナだ。」
  −
: 自分の「闇」を受け入れ悪性を認める。あの日、放つべきでなかった矢を放ったのは己であるのだと、アルジュナは「呪い」を口にした。
  −
 
  −
;「私も消えますが──。<br/> その前に謝罪を、マスター。此度、あなたが危機に陥ったのは私が原因です。<br/> 恐らく私とマスターとの絆がこれまでにないほど、強くなったせいでしょう。<br/> 私は誰かと絆を深めれば深めるほどに、クリシュナの存在を知られることを恐れる。<br/> だからこうして、夢の中にマスターを誘い──殺害しようとした。<br/> 愚か者だ。そして酷い裏切り者だ。殺されても文句は言えないでしょう。<br/> ……マスター。あなたは確かに私という存在を完全に知ってしまった。<br/> そして、それでもなお私の全て──光も闇も、醜悪さに至るまで共に抱え込んだ。<br/> ならば私はあなたの笑みも、この暗黒も恐れますまい。もう二度と、決して……。」
  −
: 事情を明かし、己のすべてを曝け出したアルジュナ。
  −
: 闇を共に抱え込み、寄り添い、乗り越えたことで、以降、このアルジュナが己の闇を恐れることはもうないだろう。
  −
 
  −
;「………………おはようございます。このアルジュナ、最早迷いはありません。全身全霊を絞り尽くして、あなたにお仕え致します。」<br/> 「しかし、それにしても。長い、長い旅のようだった気もしますし、とても短い旅だった気もします。<br/> この世に確実なものなどない。あらゆる物質はうつろい、流転し、彷徨い歩くもの。<br/> 感情ですら例外ではない。恋も愛も、憎悪や悲哀に変わるときもあるのでしょう。もしくはその逆も……。<br/> それでも、確実に言えることが一つある。……あなたに会えて、良かった。」
  −
: 夢から醒めた主人公に対して。ひとつの旅の果てに辿り着いた答え。
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: 終局特異点でいつか出会いたいと願った存在に、彼も巡り会うことが出来たのだ。
  −
 
  −
; 私はアーチャー。真名をアルジュナ。<br/> <ruby><rb>戦士</rb><rt>クシャトリア</rt></ruby>であり、サーヴァントであり──。<br/> 未来を勝ち取るため、とあるマスターに力を貸す者。そして、ただの平凡な英霊に過ぎない。<br/> 神の血を引いているが神ではなく。人ならぬ非凡な力を持っても、所詮は人。<br/> ただ戦うのだ。マスターのために戦うのだ。マスターに仕えるという、その本質だけを抱いて戦うのだ。<br/> その一点を以て、私は私を英雄であると認識する。その為ならば、我が“黒”も受け入れる、恥とも思わぬ。<br/> 私はアーチャー、私はアルジュナ。<br/> 私は、〇〇のサーヴァントである。
  −
: 自問自答の末にたどり着いた境地。体験クエストから続いた、長くも短い旅は一つの結末を迎えた。彼は確実に新たな一歩を踏み出そうとしている。
      
===Fate/EXTELLA LINK===
 
===Fate/EXTELLA LINK===
   
; 「我が真名はアルジュナ。クラスはアーチャー。よろしければ、皆様の軍に加えて頂ければと思い、馳せ参じました。」
 
; 「我が真名はアルジュナ。クラスはアーチャー。よろしければ、皆様の軍に加えて頂ければと思い、馳せ参じました。」
 
: 1日目「反撃の狼煙」にて。各地が同時侵攻を受けるものの、戦力不足のために思うように対応できず頭を悩ませるネロ達。
 
: 1日目「反撃の狼煙」にて。各地が同時侵攻を受けるものの、戦力不足のために思うように対応できず頭を悩ませるネロ達。
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: 宝具使用時。『Grand Order』とは途中から演出が異なり、宇宙空間から個々の目標に向けての射出による超大規模攻撃となっている。幾筋もの青い光が流星群のように降り注ぐさまは、それが例え死をもたらす破滅の光であったとしても、何とも美しい。
 
: 宝具使用時。『Grand Order』とは途中から演出が異なり、宇宙空間から個々の目標に向けての射出による超大規模攻撃となっている。幾筋もの青い光が流星群のように降り注ぐさまは、それが例え死をもたらす破滅の光であったとしても、何とも美しい。
 
: 台詞も2パターンありランダムで再生される。後者は普段の詠唱ではなく、冷酷なまでの「死の宣告」である。
 
: 台詞も2パターンありランダムで再生される。後者は普段の詠唱ではなく、冷酷なまでの「死の宣告」である。
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=== その他 ===
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; 「インドビーム!!!」
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: 『ちびちゅき!』26時限目にて。子供たちに人気のカルナに対抗心を燃やし、自分も目からビームを出そうとする。ネコアルクに吹き込まれたせいかネコミミとシッポが生えており、的に描かれているのはやはりというべきか、もちろんカルナ。
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: 一応アルジュナ初登場回だったのだが、この時ばかりは珍しくカルナがツッコミに回っている。
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; 「マスター! マスター! ご覧ください、この猿を! ええ、私が従えている以上、無論ただの猿ではありませぬ。<br/> この猿、見かけによらず何と猿拳を使いこなす超武闘派モンキー……。世が世ならハヌマーンの眷属であったかもしれません。<br/> カルデアに連れて帰ろうと考えているのですが、構いませんね?」
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: 『3rd Anniversary ALBUM』より。猿を右腕に乗せて優しく微笑みながらのこの言葉。彼にしては珍しく、明らかにテンションが高い。
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: ちなみにハヌマーンは『ラーマーヤナ』に名高い猿族の戦士だが、『マハーバーラタ』でもクリシュナの要請を受けてアルジュナの戦車に潜んでいたとされている。
      
== メモ ==
 
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[[Category:Fate/EXTELLA LINK]]
 
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[[Category:Fate/Apocrypha]]
 
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[[Category:Fate/Samurai Remnant]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
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[[Category:コハエース]]
 
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[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
 
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