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**イベント『デスジェイル・サマーエスケイプ』にも、キングゥの意識が断片的に残ったエルキドゥが召喚されており、見覚えのないはずのゴルゴーンを救出している。
 
**イベント『デスジェイル・サマーエスケイプ』にも、キングゥの意識が断片的に残ったエルキドゥが召喚されており、見覚えのないはずのゴルゴーンを救出している。
 
*上記のように攻撃的、嗜虐的な言動が目立つが、メインストーリーで過去に引きずられて悩む等の側面が描かれ、後に「キレた斧」という一面が強調され、シナリオで出番のないエルキドゥと比較して「こちらの方が人間的にまともなんじゃないか」と一部では囁かれている。
 
*上記のように攻撃的、嗜虐的な言動が目立つが、メインストーリーで過去に引きずられて悩む等の側面が描かれ、後に「キレた斧」という一面が強調され、シナリオで出番のないエルキドゥと比較して「こちらの方が人間的にまともなんじゃないか」と一部では囁かれている。
**ただし、'''キングゥの人間らしさは「エルキドゥという機体に刻まれたもの」が基盤となっている'''ため、エルキドゥの存在を否定してキングゥの人間らしさは成り立たない。もしもエルキドゥがいなかった場合、キングゥは他の知性ある魔獣たちのようにためらいなく人類を滅ぼしていただろう。また、比較されるエルキドゥも非常に繊細かつ苦悩の多いキャラクターだが、'''メインストーリー、イベント共に出番が極度に少ないエルキドゥ本人の不遇'''も関係している。
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**ただし、'''キングゥの人間らしさは「エルキドゥという機体に刻まれたもの」が基盤となっている'''ため、エルキドゥの存在を否定してキングゥの人間らしさは成り立たない。もしもエルキドゥがいなかった場合、キングゥは他の知性ある魔獣たちのようにためらいなく人類を滅ぼしていただろう。また、比較されるエルキドゥも非常に繊細かつ苦悩の多いキャラクターだが、全サーヴァントの中でもメインストーリー、イベント共に出番が極端に少なく理解されづらい'''エルキドゥ本人の不遇'''も関係している。
**キングゥに同情的になるあまりエルキドゥに悪印象へと誘導するような言説が散見されるためにあえて記載するが、いくら子どもを逃がす甘さがあるといっても、キングゥがエルキドゥの姿を模してウルクの人々を虐殺したのもまた事実である。それに対して悪い感情を持たないプレイヤーはがいるのは、姿を模されたいわば被害者側でもあるエルキドゥがキングゥを許したのも一因である。
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**このようにキングゥに肩入れするあまり(面白半分であろうと)エルキドゥに悪印象を持たせる言説が散見されるためあえて記載するが、いくらキングゥに子どもを逃がす場面があるといっても、キングゥがエルキドゥの姿を模してウルクの人々を虐殺し、複数の都市を潰してきたのもまた作中で明言されている事実である。それに対してプレイヤーから悪い感情を持たれないでいるのは、姿を模されたいわば被害者側でもあるエルキドゥがキングゥを恨まず、彼を許したのも一因である。
**アニメ版の第七特異点でもギルガメッシュと相対した際にエルキドゥの肉体の記憶がフラッシュバックして狙いを外してしまうようにみえるが、これについても'''「本物(エルキドゥ)だったら当ててた」'''というある意味酷いコメントが多数寄せられた。ただし、そもそも'''キングゥが攻撃を外したのは、キングゥの意志に反してエルキドゥの肉体が一時的に心肺を停止したため'''である。また、'''七章のギルガメッシュはFakeとは違いサーヴァントではなく生前の生身'''であり、エルキドゥにはFakeでのギルガメッシュの撃ち合いにおいて他人に迷惑がかからないよう砂漠に移動して戦闘を開始する理性がある。「人と歩む」と自身を定義しているエルキドゥをして「本当に当てさせる」のであれば、'''エルキドゥを理性を持たない泥人形状態にまで戻す必要がある'''。
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**アニメ版の第七特異点でもギルガメッシュと相対した際にエルキドゥの肉体の記憶がフラッシュバックして狙いを外してしまうようにみえるが、これについても'''「本物(エルキドゥ)だったら当ててた」'''というある意味酷いコメントが多数寄せられた。ただし、そもそも'''キングゥが攻撃を外したのは、キングゥの意志に反してエルキドゥの肉体が一時的に心肺を停止したため'''である。また、'''七章のギルガメッシュはFakeとは違いサーヴァントではなく生前の生身'''(これについては6巻で詳しく語られている)。エルキドゥにはFakeでのギルガメッシュの撃ち合いによる被害を懸念し、'''他人に迷惑がかからないよう戦場を砂漠に移す理性'''がある(そのことをギルガメッシュに揶揄されている)。「人と歩む」と自身を定義しているエルキドゥをして「本当に当てさせる」のであれば、'''エルキドゥを理性を持たない泥人形状態にまで戻す必要がある'''。
 
*[[間桐桜]]の要素を引き継ぐティアマトの親族であり、彼女らの[[メドゥーサ|ライダー]]と同一人物であるゴルゴーンと行動を共にするキングゥには、一部[[間桐慎二]]との共通点が見られている。両者共に自信家であり、またそれに見合った能力を持つエリートでありながらも、一族の使命を引き継ぐ資格にだけは恵まれなかったという点で共通している。
 
*[[間桐桜]]の要素を引き継ぐティアマトの親族であり、彼女らの[[メドゥーサ|ライダー]]と同一人物であるゴルゴーンと行動を共にするキングゥには、一部[[間桐慎二]]との共通点が見られている。両者共に自信家であり、またそれに見合った能力を持つエリートでありながらも、一族の使命を引き継ぐ資格にだけは恵まれなかったという点で共通している。
 
**もっともその事実を知ってから、三年間を屈辱の中で過ごした慎二と、直後にティアマトとの心中を選び生涯を閉じたキングゥの間では、性格の捻じ曲がり方に大きな差が生じてもいる。
 
**もっともその事実を知ってから、三年間を屈辱の中で過ごした慎二と、直後にティアマトとの心中を選び生涯を閉じたキングゥの間では、性格の捻じ曲がり方に大きな差が生じてもいる。
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