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| :その直後、彼にとって[[メディア|最大級の悪夢]]がやってきた際の<del>どこまでも頭の痛くなるような</del>反応。当然、言われた方も機嫌を悪くした。 | | :その直後、彼にとって[[メディア|最大級の悪夢]]がやってきた際の<del>どこまでも頭の痛くなるような</del>反応。当然、言われた方も機嫌を悪くした。 |
| :一応、この時の良采配や帆の使い方に関しては認めていたようだが……ともかくめげずに生きて欲しい。<del>ただし周囲に当り散らさない方向で。</del> | | :一応、この時の良采配や帆の使い方に関しては認めていたようだが……ともかくめげずに生きて欲しい。<del>ただし周囲に当り散らさない方向で。</del> |
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| + | ;「……望月千代女め、成功しやがったか。」<br>「あの女、ホント信じられねえくらいよくやった。」<br>「望月千代女。<ruby><rb>おまえは本当に頑張ったよ。</rb><rt></rt>・・・・・・・・・・・・ </ruby>」<br>「―――まあ、頑張りすぎたせいでオレの方も危ないんだがな!」 |
| + | :ギリシャ異聞帯にて、秘策中の秘策、[[望月千代女]]による『爆弾』の影響で敵陣営に混乱が広がる様を見ながら。 |
| + | :かつてオケアノスにて敵として相対した時の薄っぺらな称賛ではなく、心からの称賛。命がけで仲間を守る者を彼は決して見下さない。 |
| + | :……その後に被害を被るのも、彼らしいと言えば彼らしいが。 |
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| + | ;「よく吠えた!それじゃあ、最終決戦だ!」<br>「……頑張れよ!」<br>「応援するだけはしてやるから、ソレで勘弁しろ!」 |
| + | :同上。互いに兵力を失い、それでも諦めない[[ケイローン]]とイアソン。汎人類史の世界では「先生」と「生徒」だった二人の最終決戦……を、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]達に託す。そして彼は後ろから応援。 |
| + | :最後まで彼らしいといえば彼らしいが、この戦闘には様々な種類のバフが「イアソンの声援」の名で発生する。 |
| + | :それは「アルゴノーツ」の最後のクルーとして、主人公を認めたということである。 |
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| + | ;「その疑問への明瞭な解答など、存在しないぜ、ケイローン。」<br>「ここにはただ、意志があった。」<br>「<ruby><rb>負けないという強い意志があり、最後まで諦めないと誓って走り抜けた。</rb><rt></rt>・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ </ruby>」<br>「比べると貴様たちは、どこどこまでも余裕があった。いずれ来る別の敵への予習でもしていたのか?」<br>「そして何より、<ruby><rb>自分たちは神の側にいる</rb><rt></rt>・・・・・・・・・・・</ruby>という安心感――――」<br>「それが、貴様たちの最大の隙だった。オレはそう思うぞ。」 |
| + | :全てのポセイドン・コアを破壊し、防衛戦力として迎え撃ってきた[[ケイローン]]すらも撃破したカルデア一行。 |
| + | :消えていくケイローンは自分達に比べると遥かに劣る、矮小な一団に負けた事を疑問に思った。それに彼は回答する。 |
| + | :支配する者達の想定を遥かに上回る意地と底力。それが汎人類史の最大の力。崖っぷちで輝く英雄はそれを誰よりも知っている。 |
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| + | ;「あー………………………。<br>死ぬかと、思った。」 |
| + | :同上。ポセイドンを撃破し、崩れ行く神体より脱出するカルデア一行を「疲れたから少し休む」と、見送るイアソン。 |
| + | :彼らがいなくなってから見せたその姿は血に塗れ傷だらけ。[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を心配させないように、とっくに限界を迎えた霊基・霊核を見た目を偽る礼装で誤魔化していただけだった。 |
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| + | ;「人間が神なしで生きていくための知恵を、おまえは授けまくってたんだよ。」<br>「……まあ、生前の時点で半分以上は忘れていたんだが。」 |
| + | :同上。彼の諦めない心は馬蔵の「[[ケイローン|先生]]」から得たもの。しっかりと、その教えは彼の中で生きていた。 |
| + | :多少は忘れていたという所は、最後の最期までイアソンらしい話ではあるが。 |
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| + | ;「まったくだ。ああ、でも――――」<br>「お互い、どうやら後悔はしないようだ。そうじゃないか?」 |
| + | :同上。彼から聞かされた「先生」と自らの話を、異聞帯の[[ケイローン]]は全く違う人生だと笑った。 |
| + | :彼も笑い返す。それでも、互いにその人生に悔いはなかったと。そして、崩れゆく海神と共に「崖っぷちの英雄」は海底へと沈んだ。 |
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| ====戦闘==== | | ====戦闘==== |
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| :霊基再臨4回目。なんだかんだ言ってもアルゴノーツの面々は大切。落ちぶれて惨めな最期を遂げたとて、彼と仲間たちの大冒険という『最高の宝』は物語としてずっと語り継がれる。 | | :霊基再臨4回目。なんだかんだ言ってもアルゴノーツの面々は大切。落ちぶれて惨めな最期を遂げたとて、彼と仲間たちの大冒険という『最高の宝』は物語としてずっと語り継がれる。 |
| :本当に凄く良いことを言っている、言っているのだが。 | | :本当に凄く良いことを言っている、言っているのだが。 |
− | :同時に表示される最終再臨絵は「ワイングラス片手に玉座にふんぞり返って偉そうな笑みを浮かべたゴージャスな姿のイアソン」というものなので、なんというか……。 | + | :同時に表示される最終再臨絵は「背後にメディアとヘラクレスを従え、自分はワイングラス片手に玉座にふんぞり返って偉そうな笑みを浮かべたゴージャスな姿のイアソン」というものなので、なんというか……。 |
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| ; 「主従? ……この私が、貴様より格下だと? 面白い冗談だ。今度のハロウィンで披露するがいい。」 | | ; 「主従? ……この私が、貴様より格下だと? 面白い冗談だ。今度のハロウィンで披露するがいい。」 |