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16 バイト追加 、 2015年3月5日 (木) 17:28
アーチャー(Fate/stay night)の名台詞の修正 
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;「衛宮士郎。いいか?お前は戦う者ではなく、『生み出す者』に過ぎん。余計な事は考えるな。お前に出来る事は1つ………その『1つ』を極めてみろ。」<br>「忘れるな、イメージするのは常に最強の自分だ。外敵など要らぬ。お前にとって戦う者は、自身のイメージに他ならない。」
 
;「衛宮士郎。いいか?お前は戦う者ではなく、『生み出す者』に過ぎん。余計な事は考えるな。お前に出来る事は1つ………その『1つ』を極めてみろ。」<br>「忘れるな、イメージするのは常に最強の自分だ。外敵など要らぬ。お前にとって戦う者は、自身のイメージに他ならない。」
 
:Fateルートで、士郎に向けた最後のアドバイス。この言葉を糧に士郎は『勝利すべき黄金の剣』を投影する。
 
:Fateルートで、士郎に向けた最後のアドバイス。この言葉を糧に士郎は『勝利すべき黄金の剣』を投影する。
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;「――――さらばだ。理想を抱いて溺死しろ」
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:柳洞寺にて衛宮士郎殺害を決めたとき。
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:かつて自らが選んだ理想の途轍もない「重さ」を知るが故の一言とも言える。
    
;「オレは人間の後始末などまっぴらだ。だが守護者となった以上、この輪から抜け出す術はない。<br> ―――そう、ただ一つの例外を除いて」
 
;「オレは人間の後始末などまっぴらだ。だが守護者となった以上、この輪から抜け出す術はない。<br> ―――そう、ただ一つの例外を除いて」
 
:彼の動機が分かると同時に、かつての士郎から決定的に変わってしまった事が分かるセリフ。
 
:彼の動機が分かると同時に、かつての士郎から決定的に変わってしまった事が分かるセリフ。
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;「生きている限り、争いはどこに行っても目に付いた。キリがなかった。<br> なにも争いのない世界なんてものを夢見ていたわけではない。<br> ただ俺は、せめて自分の知りうる世界では誰にも涙して欲しくなかっただけなのにな…<br> 一人を救えば、そこから視野は広がってしまうんだ。<br> 一人の次は十人、十人の次は百人、百人の次は…さて何人だったかな…<br> そこでようやく悟ったよ。衛宮士郎という男が抱いていたものは、都合のいい理想論だったのだと。だが、そんなことはどうでもよかった。<br> 初めから感謝をして欲しかったわけじゃない、英雄などともてはやさされる気もなかった、俺はただ…誰もが幸福だという結果だけが欲しかっただけだ。<br> 一人を救う為に、何十という人間の願いを踏みにじってきた。<br> 踏みにじった相手を救う為に、より多くの人間を蔑ろにした。<br> 何十という人間の救いを殺して、目に見えるモノだけの救いを生かして、より多くの願いを殺してきた。<br> 今度こそ終わりだと、今度こそ誰も悲しまないだろうと、つまらない意地をはり続けた<br> そうだ、誰かを助けたいという願いが綺麗だったから憧れた!<br> 故に、自身からこぼれおちた気持ちなどない。これを偽善と言わずなんという!」<br> 「この身は誰かの為にならなければならないと、強迫観念につき動かされてきた!<br> それが苦痛だと思う事も、破綻していると気付く間もなく、ただ走り続けた!<br> だが所詮は偽物だ。そんな偽善では何も救えない。<br> 否、もとより、何を救うべきかも定まらない―――!」
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;生きている限り、争いはどこに行っても目に付いた。キリがなかった。<br> なにも争いのない世界なんてものを夢見ていたわけではない。<br> ただ俺は、せめて自分の知りうる世界では誰にも涙して欲しくなかっただけなのにな…<br> 一人を救えば、そこから視野は広がってしまうんだ。<br> 一人の次は十人、十人の次は百人、百人の次は…さて何人だったかな…<br> そこでようやく悟ったよ。衛宮士郎という男が抱いていたものは、都合のいい理想論だったのだと。だが、そんなことはどうでもよかった。<br> 初めから感謝をして欲しかったわけじゃない、英雄などともてはやさされる気もなかった、俺はただ…誰もが幸福だという結果だけが欲しかっただけだ。<br> 一人を救う為に、何十という人間の願いを踏みにじってきた。<br> 踏みにじった相手を救う為に、より多くの人間を蔑ろにした。<br> 何十という人間の救いを殺して、目に見えるモノだけの救いを生かして、より多くの願いを殺してきた。<br> 今度こそ終わりだと、今度こそ誰も悲しまないだろうと、つまらない意地をはり続けた<br> そうだ、誰かを助けたいという願いが綺麗だったから憧れた!<br> 故に、自身からこぼれおちた気持ちなどない。これを偽善と言わずなんという!
:多くの人々を救う為に自分が本当に救いたかった救われない人々を切り捨て続けた結果、自分という存在を憎悪するほど摩耗してしまったエミヤ。そして、かつての自分である士郎に、その行為を偽善だと責め立てる。
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:多くの人々を救う為に自分が本当に救いたかった救われない人々を切り捨て続けた結果、
:彼の後悔から来る怒りの言葉は、薄々そのことに気付いていた士郎の胸に容赦なく突き刺さる。
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:かつての理想そのものである自分という正義の味方を憎悪するほど摩耗してしまった。
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;「――――さらばだ。理想を抱いて溺死しろ」
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;この身は誰かの為にならなければならないと、強迫観念につき動かされてきた!<br> それが苦痛だと思う事も、破綻していると気付く間もなく、ただ走り続けた!<br> だが所詮は偽物だ。そんな偽善では何も救えない。<br> 否、もとより、何を救うべきかも定まらない―――!」
:柳洞寺にて衛宮士郎殺害を決めたとき。
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:かつての自分である士郎に、その行為を偽善だと責め立てる。彼の後悔から来る怒りの言葉は、薄々そのことに気付いていた士郎の胸に容赦なく突き刺さる。
:かつて自らが選んだ理想の途轍もない「重さ」を知るが故の一言とも言える。
      
;「私を頼む。知っての通り頼りないヤツだからな。―――君が、支えてやってくれ。」<br>「答えは得た。大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから。」
 
;「私を頼む。知っての通り頼りないヤツだからな。―――君が、支えてやってくれ。」<br>「答えは得た。大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから。」
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