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:[[魔術師#属性|属性]]が「剣」と一点特化型であり、[[魔法]]に近い大魔術である[[固有結界]]「無限の剣製」を扱える(詳細は「[[エミヤ|アーチャー]]」の頁にて)。高い構造把握能力や、本人が[[投影魔術]]と思い込んでいた、消えない「投影」は「無限の剣製」の能力の延長。
 
:[[魔術師#属性|属性]]が「剣」と一点特化型であり、[[魔法]]に近い大魔術である[[固有結界]]「無限の剣製」を扱える(詳細は「[[エミヤ|アーチャー]]」の頁にて)。高い構造把握能力や、本人が[[投影魔術]]と思い込んでいた、消えない「投影」は「無限の剣製」の能力の延長。
 
:但し、第五次聖杯戦争の時点では魔力が足りず、外部からの補助が無ければ固有結界は展開できない。また、一から作らなければいけないため、物によっては作成に時間が掛かる。これが、ある物をただ取り出し撃ち出すだけでいい「王の財宝」との大きな差となり、カタチだけ作れてもその能力の再現までは間に合わず簡単に破壊される。
 
:但し、第五次聖杯戦争の時点では魔力が足りず、外部からの補助が無ければ固有結界は展開できない。また、一から作らなければいけないため、物によっては作成に時間が掛かる。これが、ある物をただ取り出し撃ち出すだけでいい「王の財宝」との大きな差となり、カタチだけ作れてもその能力の再現までは間に合わず簡単に破壊される。
:士郎は回路に1つや2つしか設計図が入らず、無理して複数の「魔術(せっけいず)」を走らせた際に吐血している。凛の補助があれば使用回数は増えるが、回路の本数は増えない為、一度に投影出来る本数は変わらない。
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:士郎は回路に1つや2つしか設計図が入らず、無理して複数の「魔術(せっけいず)」を走らせた際に吐血している。凛の補助があれば使用回数は飛躍的に増えるが、回路の本数は増えない為、一度に投影出来る本数は変わらない。
 
:ギルガメッシュ戦の際、射出されてから投影を開始していては間に合わないことから、予め複数の設計図を用意しておく「全投影連続層写(ソードバレルフルオープン)」を使用する。①X個の設計図を作成し、実体化させずイメージを固定→②「停止解凍」する→③1つの設計図を具現化→④具現化出来た物を射出→⑤次の設計図の投影に取り掛かる(③に戻る)という具合に、1つずつカタチにしながら射出するため順次発射となる(作中の説明によると士郎は1つずつしかカタチに出来ない)。この技の肝は始めに複数の解析を終えてから、連続して投影出来ることにあると思われ、"掃射"ではなく"層写"となっているのは恐らくこのため。待機中の設計図は本来視認出来るものではないが、ギルガメッシュは士郎に働く魔術及び手の内を把握出来ることから本数を正確に言い当てた。
 
:ギルガメッシュ戦の際、射出されてから投影を開始していては間に合わないことから、予め複数の設計図を用意しておく「全投影連続層写(ソードバレルフルオープン)」を使用する。①X個の設計図を作成し、実体化させずイメージを固定→②「停止解凍」する→③1つの設計図を具現化→④具現化出来た物を射出→⑤次の設計図の投影に取り掛かる(③に戻る)という具合に、1つずつカタチにしながら射出するため順次発射となる(作中の説明によると士郎は1つずつしかカタチに出来ない)。この技の肝は始めに複数の解析を終えてから、連続して投影出来ることにあると思われ、"掃射"ではなく"層写"となっているのは恐らくこのため。待機中の設計図は本来視認出来るものではないが、ギルガメッシュは士郎に働く魔術及び手の内を把握出来ることから本数を正確に言い当てた。
 
:最初の師である切嗣が指導の半ばで死去したことも伴い、魔術の鍛錬はほぼ完全に独学。凛に教わるまで、一度構築してしまえばそのまま使い続けることのできる魔術回路を、鍛錬のたびに一から作るという真似をしていた。聖杯戦争開始まで毎晩行っていたこの鍛錬は、内部に張り巡らした集中をミリ単位でもズラせば、それだけで中身が吹き飛ぶという、自身も過酷な魔術鍛錬を強要されていた桜から見ても「先輩が自分で自分の喉を突き刺しているように見えました」と怖れるほど危険な代物。奈須きのこ曰く「どうでもいい練習のたびに背骨をまるごと人工の背骨に移植するような命の綱渡りをしているようなもの」<ref group = "出">「[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520971192820183040 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:16]」</ref><ref group="注">この鍛錬法は切嗣が健在の頃から続けていたらしいが、何故こうも危険な方法を切嗣がとったのかは不明だった。『Fate/stay night』で凛は切嗣もこの方法を取っていた、アーチャーは士郎の魔術回路は神経そのもので特異な為に師に恵まれなかったとそれぞれ推測している。後年アニメ版『[[Fate/Zero]]』付属ドラマCD及び漫画版にてわざと無意味な方法を教える事で諦めさせようとしていたと説明された。</ref>。これを切嗣が死んでから5年間、進歩も成長も楽しみもなくともひたすら続けていた、という点は士郎の精神的な異常性の一面である。
 
:最初の師である切嗣が指導の半ばで死去したことも伴い、魔術の鍛錬はほぼ完全に独学。凛に教わるまで、一度構築してしまえばそのまま使い続けることのできる魔術回路を、鍛錬のたびに一から作るという真似をしていた。聖杯戦争開始まで毎晩行っていたこの鍛錬は、内部に張り巡らした集中をミリ単位でもズラせば、それだけで中身が吹き飛ぶという、自身も過酷な魔術鍛錬を強要されていた桜から見ても「先輩が自分で自分の喉を突き刺しているように見えました」と怖れるほど危険な代物。奈須きのこ曰く「どうでもいい練習のたびに背骨をまるごと人工の背骨に移植するような命の綱渡りをしているようなもの」<ref group = "出">「[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520971192820183040 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:16]」</ref><ref group="注">この鍛錬法は切嗣が健在の頃から続けていたらしいが、何故こうも危険な方法を切嗣がとったのかは不明だった。『Fate/stay night』で凛は切嗣もこの方法を取っていた、アーチャーは士郎の魔術回路は神経そのもので特異な為に師に恵まれなかったとそれぞれ推測している。後年アニメ版『[[Fate/Zero]]』付属ドラマCD及び漫画版にてわざと無意味な方法を教える事で諦めさせようとしていたと説明された。</ref>。これを切嗣が死んでから5年間、進歩も成長も楽しみもなくともひたすら続けていた、という点は士郎の精神的な異常性の一面である。
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