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**この為、戦闘時の演出では''Starry Heavens'''''「人類悪 氾濫」'''と表示される。
 
**この為、戦闘時の演出では''Starry Heavens'''''「人類悪 氾濫」'''と表示される。
 
*[[フォウ|ビーストⅣ]]はビーストの一体にカウントされているが、その在り様は他のビースト達と比較しても、ビーストの基本原則として公開されている情報に照らし合わせてもかなり異質である。
 
*[[フォウ|ビーストⅣ]]はビーストの一体にカウントされているが、その在り様は他のビースト達と比較しても、ビーストの基本原則として公開されている情報に照らし合わせてもかなり異質である。
**ビーストは「人類をより良いと感じた方向へ導くよう動く」=「人類愛を行動原理とした存在」であるとされるが、ビーストⅣに関してはこれが当て嵌まらない。明かす機会がなかっただけと言えなくもないが、終局特異点の台詞から類推するに彼には人類をどうこうしようという明確な目的意識のようなものは全くなかったと思われる。
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**ビーストは「人類をより良いと感じた方向へ導くよう動く」=「人類愛を行動原理とした存在」であるとされるが、ビーストⅣに関してはこれが当て嵌まらない点。
**他のビースト達が「各々の理念に従って'''能動的に動いた結果人類悪と化す'''末路を辿った」存在であるのに対し、現状彼一人だけが「現世に存在しているだけでいずれビーストに"なってしまう"」という'''受動的な形でビースト化する存在'''として登場している。
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***人が他人と比較する、言い換えれば「競争する」という事象の表れでもある「比較」という理そのものは、某[[トーマス・エジソン|直流]]と[[ニコラ・テスラ|交流]]の例に代表されるように人類文明の発展には絶対に必要不可欠な要素であることは間違いなく、これを「人類をより良い方向に導く方向性」と解釈すれば人類愛の一種であるとは言える。が、終局特異点の台詞から判断するに肝心のビーストⅣ当人には「人類をこうしたい」という明確な目的意識が全くなかったと思われる。ただ明かす機会がなかっただけという可能性もあるが、ともあれこの点が後述の唯一の受動的なビースト、という点に繋がる。
**とは言え、人が他人と比較するという事は言い換えれば「競争する」という事であり、人類文明の発展には絶対に必要不可欠な要素ではあるため、「人類をより良い方向に導く方向性」ではあり、人類愛の一種ではある。どこぞの[[トーマス・エジソン|直流]]と[[ニコラ・テスラ|交流]]もいつも競ってるし。
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**他のビースト達が「各々の理念に従って'''人類を変革すべく能動的に動いた結果人類悪と化す'''末路を辿った」存在であるのに対し、現状彼一人だけが「現世に存在しているだけでいずれビーストに"なってしまう"」という'''受動的な形でビースト化する存在'''として登場しているという点。
 
**他にも、他のビーストが「サーヴァントやそれに類する霊的存在として顕現する」「活動継続不可能なダメージを叩き込まれる形で討伐される」「最終的に消滅する」中、彼のみが「現代に生きている生命体として登場する」「蓄えた魔力を他者のために使いつくして自ら倒されたと宣言する」「倒されたにも関わらず健在で、一個の生命体として未だ活動を続けている」等の点が差異として挙げられる。
 
**他にも、他のビーストが「サーヴァントやそれに類する霊的存在として顕現する」「活動継続不可能なダメージを叩き込まれる形で討伐される」「最終的に消滅する」中、彼のみが「現代に生きている生命体として登場する」「蓄えた魔力を他者のために使いつくして自ら倒されたと宣言する」「倒されたにも関わらず健在で、一個の生命体として未だ活動を続けている」等の点が差異として挙げられる。
 
*「人から生まれ人を滅ぼす」というのが人類悪の性質であると説明されているが、今のところそれを遵守した――というかキチンと人間であるビーストは殺生院キアラただ一人である。
 
*「人から生まれ人を滅ぼす」というのが人類悪の性質であると説明されているが、今のところそれを遵守した――というかキチンと人間であるビーストは殺生院キアラただ一人である。
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