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:それからの5年間、彼は養父に教わった初歩の魔術を独学で鍛錬し続ける。
 
:それからの5年間、彼は養父に教わった初歩の魔術を独学で鍛錬し続ける。
 
:切嗣が死んですぐに「コペンハーゲン」で働き始める。当時の士郎を雇う所はここだけだった。
 
:切嗣が死んですぐに「コペンハーゲン」で働き始める。当時の士郎を雇う所はここだけだった。
:第五次聖杯戦争の4年前、放課後に高飛びの練習をする。2月に[[遠坂凛]]が、4月に[[間桐桜]]がそれぞれ目撃している。本人が思い返すには正義の味方になろうと迷走していた時期。
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:第五次聖杯戦争の4年前、放課後に自身の身長よりも高くポールを置いて高飛びの練習をする。2月に[[遠坂凛]]が、4月に[[間桐桜]]がそれぞれ目撃している。本人が思い返すには正義の味方になろうと迷走していた時期。
 
:同年の秋、文化祭の準備を押し付けられていたところ、[[間桐慎二]]と知り合う。その後、間桐邸に遊びに行く様になり、桜とも知り合う。
 
:同年の秋、文化祭の準備を押し付けられていたところ、[[間桐慎二]]と知り合う。その後、間桐邸に遊びに行く様になり、桜とも知り合う。
 
:第五次聖杯戦争では不運にもサーヴァントの戦いを目撃し、[[クー・フーリン|ランサー]]の手で致命傷を負わされるが凛に助けられる。意識を取り戻した後、凛のペンダントを持ち帰る。生き延びた事に気付いたランサーに再び狙われるが、期せずして[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を喚び、ランサーを追い返す。
 
:第五次聖杯戦争では不運にもサーヴァントの戦いを目撃し、[[クー・フーリン|ランサー]]の手で致命傷を負わされるが凛に助けられる。意識を取り戻した後、凛のペンダントを持ち帰る。生き延びた事に気付いたランサーに再び狙われるが、期せずして[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を喚び、ランサーを追い返す。
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;人物
 
;人物
 
:切嗣の影響で、全てを分け隔てなく救う「正義の味方」になることを本気で志している。
 
:切嗣の影響で、全てを分け隔てなく救う「正義の味方」になることを本気で志している。
:それはもともと切嗣が諦めた理想であり、その遺志を継ぐという考えと、「10年前の大災害で唯一生き残ってしまった」自分は人の為に生きねばならない、という強迫観念に似た義務感(サバイバーズギルト)のため培われた理想である。
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:それはもともと切嗣が諦めた理想であり、その遺志を継ぐという考えと、多くの助けを求める声を見捨てて歩き続けて「10年前の大災害で唯一生き残ってしまった」自分は人の為に生きねばならない、という強迫観念に似た義務感(サバイバーズギルト)のため培われた理想である。
 
:日常生活においては「主夫」。家庭料理をはじめとする家事一般に長け、一家を支えている。学園内ではさまざまな要望に応じて各所に赴き、機械の修理や頼まれごとを引き受けていることから、「穂群原のブラウニー」「偽用務員」「ばかスパナ」といった二つ名を持つ。「魔術師は等価交換で動くもの」と幾度か凛に指摘されているのだが、前述の義務感とあいまって、「頼まれごとを引き受けること」がその対価であると士郎は考えている。
 
:日常生活においては「主夫」。家庭料理をはじめとする家事一般に長け、一家を支えている。学園内ではさまざまな要望に応じて各所に赴き、機械の修理や頼まれごとを引き受けていることから、「穂群原のブラウニー」「偽用務員」「ばかスパナ」といった二つ名を持つ。「魔術師は等価交換で動くもの」と幾度か凛に指摘されているのだが、前述の義務感とあいまって、「頼まれごとを引き受けること」がその対価であると士郎は考えている。
 
:「人助けが生きがい」でありそれ以外に興味がない・興味の持てない性格で、遊びごとなどには無縁で人生に余裕がない。人生における優先順位が公私の「公」に偏重しすぎており、感情の機微に疎く、他人の好意にも悪意にも鈍感。「命を救われた」ことが切嗣から受けた正義の行いであるため、彼の「他人を救う」という目的は「命を救う」という方面に偏っている。だが「心を救う」という行為もまた正義の行いであり<ref group="注">寧ろ『Fate/complete material Ⅱ』では物語中では命より彼と関わった女性の心を救うことが多いと解説された。</ref>、それを無自覚に実践しているにも関らず、人としての感情の鈍さによってそのことの価値に気付くことはなかった<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ">「衛宮士郎」『Fate/complete material Ⅱ』p.42-45</ref>。
 
:「人助けが生きがい」でありそれ以外に興味がない・興味の持てない性格で、遊びごとなどには無縁で人生に余裕がない。人生における優先順位が公私の「公」に偏重しすぎており、感情の機微に疎く、他人の好意にも悪意にも鈍感。「命を救われた」ことが切嗣から受けた正義の行いであるため、彼の「他人を救う」という目的は「命を救う」という方面に偏っている。だが「心を救う」という行為もまた正義の行いであり<ref group="注">寧ろ『Fate/complete material Ⅱ』では物語中では命より彼と関わった女性の心を救うことが多いと解説された。</ref>、それを無自覚に実践しているにも関らず、人としての感情の鈍さによってそのことの価値に気付くことはなかった<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ">「衛宮士郎」『Fate/complete material Ⅱ』p.42-45</ref>。
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