1,516
回編集
差分
編集の要約なし
==登場人物==
==登場人物==
=== エリセ陣営 ===
=== メインキャラクター ===
;[[宇津見エリセ]]
;[[宇津見エリセ]]
:臨海都市《秋葉原》に暮らす14歳の少女。ただ一人”聖杯”を持たず、悪霊に取り憑かれている。サーヴァント達から「死神」、ンザンビから「魔術使い」と呼ばれている。
:臨海都市《秋葉原》に暮らす14歳の少女。ただ一人”聖杯”を持たず、悪霊に取り憑かれている。サーヴァント達から「死神」、ンザンビから「魔術使い」と呼ばれている。
:カレン・フジムラ先生からの依頼で秋葉原で暴れている魔術師・魔術使いや暴走するはぐれサーヴァントを刈る仕事をしていたが、少年との出会いや聖杯トーナメントでの謎の勢力の襲撃を契機に運命と出会う。
:カレン・フジムラ先生からの依頼で秋葉原で暴れている魔術師・魔術使いや暴走するはぐれサーヴァントを刈る仕事をしていたが、少年との出会いや聖杯トーナメントでの謎の勢力の襲撃を契機に運命と出会う。
;[[ボイジャー|少年]]
;[[ボイジャー|少年]]
:エリセの前に現れた神秘的な少年。世界で最後に召喚された星巡る少年。真名もクラスも不明で「プラン」と呼ばれるのだが…。
:エリセの前に現れた神秘的な少年。世界で最後に召喚された星巡る少年。真名もクラスも不明で「プラン」と呼ばれるのだが…。
;[[カリン]]
;[[カリン]]
:エリセの親しい友人。14歳の少女。生まれつき聖杯を持っている「新人類」。両親が聖杯とサーヴァントを拒絶している複雑な家庭環境を持つ。
:エリセの親しい友人。14歳の少女。生まれつき聖杯を持っている「新人類」。両親が聖杯とサーヴァントを拒絶している複雑な家庭環境を持つ。
;[[鬼女紅葉]]
;[[鬼女紅葉]]
:クラス：[[バーサーカー]]。カリンの[[サーヴァント]]。カリンからは「モミ」と呼ばれる。
:クラス：[[バーサーカー]]。カリンの[[サーヴァント]]。カリンからは「モミ」と呼ばれる。
:「聖杯トーナメント」のスター選手。ギャラハッド〔オルタ〕のマスター。
:「聖杯トーナメント」のスター選手。ギャラハッド〔オルタ〕のマスター。
:普段は肉体年齢10代前半のホムンクルス少女だが、セイバー・ギャラハッドとの英霊憑依(ポゼッション)を行う事で10代後半の少女騎士として戦う。
:普段は肉体年齢10代前半のホムンクルス少女だが、セイバー・ギャラハッドとの英霊憑依(ポゼッション)を行う事で10代後半の少女騎士として戦う。
;[[ギャラハッド〔オルタ〕]]
;[[ギャラハッド〔オルタ〕]]
:クラス：[[セイバー]]。コハルの[[サーヴァント]]。「最も聖なる騎士」の称号を捨てた[[ギャラハッド]]。
:クラス：[[セイバー]]。コハルの[[サーヴァント]]。「最も聖なる騎士」の称号を捨てた[[ギャラハッド]]。
:エリセの「祖母」。外見年齢は若々しい。「本物の魔術師」であり、聖痕(スティグマータ)と呼ばれる使い手で秋葉原で数少ない「旧来の令呪」を持った女性。
:エリセの「祖母」。外見年齢は若々しい。「本物の魔術師」であり、聖痕(スティグマータ)と呼ばれる使い手で秋葉原で数少ない「旧来の令呪」を持った女性。
:聖釘（サクリ・キオディ)と呼ばれる両手と両足、四か所の令呪から生じる『拘束』の概念武装を用いた徒手空拳のパイルバンカーで、相棒のルキウスと共に聖杯トーナメントでのサーヴァント達の暴走を止める強力な術者。
:聖釘（サクリ・キオディ)と呼ばれる両手と両足、四か所の令呪から生じる『拘束』の概念武装を用いた徒手空拳のパイルバンカーで、相棒のルキウスと共に聖杯トーナメントでのサーヴァント達の暴走を止める強力な術者。
;[[ルキウス・ロンギヌス]]
;[[ルキウス・ロンギヌス]]
:クラス：[[ランサー]]。チトセの[[サーヴァント]]。聖槍を持つ武人。エリセが赤ん坊の頃から面倒を見てきた人物でチトセと長い間、相棒関係にある。
:クラス：[[ランサー]]。チトセの[[サーヴァント]]。聖槍を持つ武人。エリセが赤ん坊の頃から面倒を見てきた人物でチトセと長い間、相棒関係にある。
:かつての聖杯戦争を勝ち抜き、チトセに聖杯をもたらした栄光の百人隊長。エルサレムの丘で自らの運命を悟った誉れ高き槍の聖遺物を持つ聖人。
:かつての聖杯戦争を勝ち抜き、チトセに聖杯をもたらした栄光の百人隊長。エルサレムの丘で自らの運命を悟った誉れ高き槍の聖遺物を持つ聖人。
;[[カレン・フジムラ]]
;[[朽目]]
:都市管理AI人型端末。「秋葉原」担当。エリセの「先生」であり恩師。黒い犬を引き連れた謎の少女によって殺害される。
:秋葉原でストリートミュージシャンをやっている冴えない男性。その陰鬱なギターの音色は周囲からひたすら浮いている。
;カレンシリーズ
=== 謎の襲撃者 ===
:別の都市を管理している「カレン」たち。町に応じて個性が変わっているらしい。
;[[ンザンビ]]
:クラス：[[キャスター]]。ゾンビ伝承の原典となったコンゴのヴィリ族の地母神。すべての生き物の母にして大皇女。
:聖杯トーナメントに現れ、サーヴァントと人々をゾンビのように変貌させ「死」をまき散らした謎のサーヴァント。クラスはキャスターだが、本人は「妖術師（ソーサラー）」を自称している。
:エリセとプラン少年、ギャラハッドと英霊憑依したコハルと交戦し、彼女たちを追い詰める。
;[[朽目]]
;謎の少女
:秋葉原でストリートミュージシャンをやっている冴えない男性。その陰鬱なギターの音色は周囲からひたすら浮いている。
:民族風のドレスに身を包むあどけない雰囲気の少女。手足が機械の義肢になっている。
:アボリジニ関連の何らかのサーヴァントと予想されているが詳細不明。
;[[チェーザレ・ボルジア&ルクレツィア・ボルジア|ボルジア兄妹]]（チェーザレ・ボルジア、ルクレツィア・ボルジア）
;[[アヌビス|黒い犬]]
:幼い姿に老獪な精神を住まわせる二人組のサーヴァント。秋葉原で裏社会に精通しており、エリセとも取引している。
:エジプト風の黒い犬の姿をしたサーヴァント。
:謎の少女と行動を共している。エリセに「お前は我々の側に立つものだ」という言葉を残して立ち去る。
;[[ルイ十七世]]
=== 《秋葉原》の人々 ===
:クラス：[[アヴェンジャー]]。天使のような雰囲気の内におぞましい闇を抱えた少年。
;[[カレン・フジムラ]]
:都市管理AI人型端末。《秋葉原》担当。エリセの「先生」であり恩師。黒い犬を引き連れた謎の少女によって殺害される。
:外見は「[[カレン・オルテンシア]]」に類似している。
;[[ボルジア兄妹]]（チェーザレ・ボルジア、ルクレツィア・ボルジア）
:クラス：[[アサシン]]。幼い姿に老獪な精神を住まわせる二人組のサーヴァント。
:聖杯トーナメントでコハルと同じ陣営で戦うはずだった英霊。突如、ゾンビのようになり暴走してしまう。
:秋葉原で裏社会に精通しており、情報屋としてエリセとも取引している。
;[[瑠璃姫]]
:《秋葉原》の守護を担う湯島天満宮の宮司の娘。高校生。聖杯トーナメントの選手でもある。
:《秋葉原》を離れるエリセの後任を任される。
;[[源九郎義経]]
;[[源九郎義経]]
:ナチュラルボーン平家キラー。マスターはごく普通の市民の少女。鎧武者でありクラスや性別は不明だが、真名からすると[[牛若丸]]の成長した姿であると思われる。聖杯トーナメントの襲撃でも最後まで生き延びているトップサーヴァント。
:瑠璃姫のサーヴァント。またの名を[[牛若丸]]。ナチュラルボーン平家キラー。聖杯トーナメントの襲撃でも最後まで生き延びているトップサーヴァント。
;[[キルケー]]
;[[キルケー]]
:聖杯トーナメントの実況者。ンザンビ襲撃後の生死は不明だが、事件後ピグレットらしき豚が活動しているため、生きているものと思われる。
:ギリシャ神話の大魔女。マスターと共に『キュケストック・アイアイエー』というチェーン店をモザイク市全域で展開している。聖杯トーナメントの実況者も務めていた。
:マスターはかつての聖杯戦争で恋人と生き別れてしまった調理師の女性。
;[[ハンニバル]]
:聖杯トーナメントでコハルと同じ陣営で戦うはずだった英霊。突如、ゾンビのようになり暴走してしまう。
;[[エドワード・ティーチ]]
;[[エドワード・ティーチ]]
;エル・シッド、バルバロッサ、ジャック・ド・モレー
;エル・シッド、バルバロッサ、ジャック・ド・モレー
:名前の出ているその他参加者。エル・シッドは味方のはずのハンニバルの突然の乱心で死亡、他は不明。
:名前の出ているその他のトーナメント参加者。
:エル・シッドは味方のはずのハンニバルの突然の乱心で死亡、ジャック・ド・モレーは生還しトーナメント再開に向けて奔走中、バルバロッサは不明。
;[[エウクレイデス]]
;[[ルイ十七世]]
:クラス：[[フォーリナー]]。アレクサンドリア出身のサーヴァントとして聖杯トーナメントの解説を依頼されるが、ドタキャンする。
:クラス：[[アヴェンジャー]]。天使のような雰囲気の内におぞましい闇を抱えた少年。
:キルケー曰く「フォーリナーってのは気まぐれで困るねえ」とのこと。
:エリセが過去に手がけた仕事で出会い、手酷い裏切りを受けたサーヴァント。マスターもろともに大きな犠牲者を出す陰惨な事件を引き起こした。
=== 秋葉原への来訪者 ===
=== 《秋葉原》への来訪者 ===
;[[クンドリー]]
;[[クンドリー]]
:クラス：[[ライダー]]。聖杯のルールを破ったはぐれサーヴァント。聖槍の投影品を宝具としている。
:クラス：[[ライダー]]。聖杯のルールを破ったはぐれサーヴァント。聖槍の投影品を宝具としている。
:サーヴァントに該当しない人間であるが、サーヴァントに匹敵する伝説の存在。「神の子」を嘲笑して最後の審判の日まで生きて放浪する罰を受ける事になった「さまよえるユダヤ人」。
:サーヴァントに該当しない人間であるが、サーヴァントに匹敵する伝説の存在。「神の子」を嘲笑して最後の審判の日まで生きて放浪する罰を受ける事になった「さまよえるユダヤ人」。
;[[ヘンドリック・ファン・デル・デッケン|《船長》]]
;[[ヘンドリック・ファン・デル・デッケン]]
:アハシェロスのサーヴァント。寡黙で質実剛健な人物。巨大な船を操る。
:アハシェロスのサーヴァント。寡黙で質実剛健な人物。巨大な船を操る。
:正体は世界で最も有名な幽霊船である「フライング・ダッチマン」を宝具に持つ、「さまよえるオランダ人」。
:世界で最も有名な幽霊船である「フライング・ダッチマン」を宝具に持つ、「さまよえるオランダ人」。
=== 謎の襲撃者 ===
=== 《新宿》の人々 ===
;[[ンザンビ]]
;[[カレン・ヒムロ]]
:聖杯トーナメントに現れ、サーヴァントと人々をゾンビのように変貌させ「死」をまき散らした謎のサーヴァント。クラスはキャスターと目されているが、本人は「魔術師（キャスター）」ではなく「妖術師（ソーサラー）」だと訂正している。ゾンビ伝承の原典となったコンゴのヴィリ族の至高神。すべての生き物の母にして大皇女。
:《新宿》担当の都市管理AI。カレン・フジムラに比べると冷静で淡々とした性格。
:エリセとプラン少年、ギャラハッドと英霊憑依したコハルと交戦し、彼女たちを追い詰める。
:カフェー『麗人座会館』を経営している。
;[[マッキ]]
:《新宿》の<ruby><rb>夜警</rb><rt>ナイトウォッチ</rt></ruby>を務める女性。フリーの魔術使い。『麗人座会館』のマネージャーでもある。
:とある侍のサーヴァントを連れている。
;[[マタ・ハリ]]
:『麗人座会館』のサーヴァントの一人。有名な女スパイ。女給をしている。
;アニー・オークレイ
:『麗人座会館』のサーヴァントの一人。西部開拓時代の女ガンマン。ライフルを下げた黒髪の女性。
;[[エリザベート・バートリー]]
:同一人物だが5人も召喚されている珍しいサーヴァント。ファンに囲まれ、集団で貸衣装を着ての撮影会をしていた。
=== その他地域 ===
;[[エウクレイデス]]
:クラス：[[フォーリナー]]。古代ギリシャ・アレクサンドリアの高名な数学者。性別は女性。
:《多摩》にある図書館で嘱託勤務の司書を務めている。マスターは小学校教師の男性。
:エリセが知る限り、モザイク市で唯一の「フォーリナー」クラスのサーヴァント。
;謎の少女
;カレン・ゴトゥー
:民族的なドレスに身を包むあどけない雰囲気の少女。「黒い犬」を引き連れ、カレン・フジムラを殺害。
:《多摩》担当の都市管理AI。
;黒い犬
;ジョン・スノウ
:謎の少女が引き連れているエジプト風の黒い犬。プラン少年が恐れている。エリセに「お前は我々の側に立つものだ」という言葉を残して立ち去る。
:モザイク市の都市衛生部門のトップを務めるサーヴァント。伝染病予防に多大な貢献をした十九世紀初頭のイギリスの医師。
:マスターは短髪できりっとした雰囲気の女性看護師。
==用語==
==用語==
;聖杯戦争
;聖杯戦争
:かつてあった大きな戦争。その戦争以降、人間と世界の有り様は大きく変わった。
:十四年前に世界で起きた史上最大規模の大戦争。その戦争以降、人間と世界の有り様は大きく変わった。
:人も野生動物も甚大な被害を受け、現在でも都市外は自律型の戦闘用ドローンが跋扈する地獄と化している。
:聖杯戦争以前を「戦前」、それ以降は「戦後」と呼ばれる。エリセやカリンは戦後生まれ世代。
:聖杯戦争以前を「戦前」、それ以降は「戦後」と呼ばれる。エリセやカリンは戦後生まれ世代。
;臨海都市《秋葉原》
;臨海都市《秋葉原》
:海面上昇と聖杯戦争後の世界の再構成を受けて、現在のような景観となった。モザイク市きってのリゾート都市。
:海面上昇と聖杯戦争後の世界の再構成を受けて、現在のような景観となった。モザイク市きってのリゾート都市。
;懐想都市《新宿》
:《秋葉原》と同様に再構成された三層構造の都市。
:花園、角筈、柏木といった町名で呼ばれる。最多の人口を抱える現在のモザイク市の首都。
:昭和や大正時代の風俗を意図的に復古させており、独特の街並みとなっている。
==メモ==
==メモ==
*星空めてお氏のTwitterでカリンと鬼女紅葉のキャラデザが公開されている<ref group = "出">[https://twitter.com/meteor_/status/1077005116291584000 星空めておTwitter2018年12月24日9:56]</ref>。
*星空めてお氏のTwitterでカリンと鬼女紅葉のキャラデザが公開されている<ref group = "出">[https://twitter.com/meteor_/status/1077005116291584000 星空めておTwitter2018年12月24日9:56]</ref>。
*作品の舞台は「ニール・アームストロングが初めて月に降り立ってから五十六年後」とされている。アポロ11号の月面着陸は1969年なので、その56年後の『Requiem』本編は2025年、14年前に起きたという聖杯戦争は2011年頃となる。
==書誌情報==
==書誌情報==