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* フィンという名は本名ではなく金髪で肌が白くて美しい容姿からつけられた名前。幼名はディムナ。その後求婚を迫ってきた魔女の呪いで銀髪に変えられた。しかし、『Zero』のアニメ版と漫画版で描かれた老年期の姿はなぜか黒髪になっている。
 
* フィンという名は本名ではなく金髪で肌が白くて美しい容姿からつけられた名前。幼名はディムナ。その後求婚を迫ってきた魔女の呪いで銀髪に変えられた。しかし、『Zero』のアニメ版と漫画版で描かれた老年期の姿はなぜか黒髪になっている。
 
* 『Zero』におけるディルムッドの回想での人物像だけでは老害とも思われかねないが、原典でのケルト神話ではフィンが中心でこのディルムッドとのエピソードは老年期の一部分に過ぎない。青年期では真っ当な英雄として描かれている。また漫画版では悪意を持ってディルムッドを謀殺した形になっているが、伝承によっては助けるかどうか躊躇し結果的に見殺しにしてしまったというものもある(『Zero』の原作でもこちら寄りの描写である)。
 
* 『Zero』におけるディルムッドの回想での人物像だけでは老害とも思われかねないが、原典でのケルト神話ではフィンが中心でこのディルムッドとのエピソードは老年期の一部分に過ぎない。青年期では真っ当な英雄として描かれている。また漫画版では悪意を持ってディルムッドを謀殺した形になっているが、伝承によっては助けるかどうか躊躇し結果的に見殺しにしてしまったというものもある(『Zero』の原作でもこちら寄りの描写である)。
**老年期と述べたように、グラニアと婚儀を交わそうとした時にはうら若き乙女のグラニアに対しフィンはすっかり老年であり、グラニアは元々彼との婚約にまったく乗り気ではなかったという伝承もある。そこに渡りに舟というようにディルムッドが式の会場にいた為、魅了の呪い抜きでも彼を利用とした末の逃避行とも言われる。<br>…グラニアも大概したたかな女である。
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**老年期と述べたように、グラニアと婚儀を交わそうとした時にはうら若き乙女のグラニアに対しフィンはすっかり老年であり、グラニアは元々彼との婚約にまったく乗り気ではなかったという伝承もある。そこに渡りに舟というようにディルムッドが式の会場にいた為、魅了の呪い抜きでも彼を利用とした末の逃避行とも言われる。正確に言えば逃避行の候補に選んだのはディルムッド1人ではなくディルムッドとオイシン(フィンの息子)の2人。オイシンには「父親の女性を奪わない」というゲッシュがあったこともあり、ディルムッドに白羽の矢が立ってしまう。ディルムッドに「婦人の頼みを断れない」というゲッシュがあったのもグラニアは好都合であり、割かしオイシンにも同情されている<br>…しかし、グラニアも大概したたかな女である。
 
*因みにフィン本人もグラニアを妻に迎える事はあまり乗り気ではなかったと言われている。第一の妻サーバは妖精でありながらフィンと深い愛を結んだが、彼が出陣した際に黒い妖精ドルイドに連れ去られるという別れを経験しており、フィンは七年間もサーバを必死に探したが自身の息子を名乗るアシーンからサーバが体を操られてドルイドに従わされた事を聞き、二度と会えない事を悟り悲嘆した。第二の妻マーニサーとは良好な夫婦関係を築いたが、彼女も老齢に差し掛かったことにフィンを置いて死去。サーバを失った悲しみを思い出し、悲嘆する父を見たアシーンが薦めたのが上王の娘「グラニア」だった。フィンは息子の提案に従い、アシーンは上王にフィンとグラニアの婚姻を申し出てて婚約が決まったという物である。フィン本人からグラニアを欲した訳ではなく傷心の際に息子が進めた婚姻に乗っかっただけであったが、三人目の妻も奪われるという事態がトラウマを刺激したのか、ディルムッドを憎悪する事となる。
 
*因みにフィン本人もグラニアを妻に迎える事はあまり乗り気ではなかったと言われている。第一の妻サーバは妖精でありながらフィンと深い愛を結んだが、彼が出陣した際に黒い妖精ドルイドに連れ去られるという別れを経験しており、フィンは七年間もサーバを必死に探したが自身の息子を名乗るアシーンからサーバが体を操られてドルイドに従わされた事を聞き、二度と会えない事を悟り悲嘆した。第二の妻マーニサーとは良好な夫婦関係を築いたが、彼女も老齢に差し掛かったことにフィンを置いて死去。サーバを失った悲しみを思い出し、悲嘆する父を見たアシーンが薦めたのが上王の娘「グラニア」だった。フィンは息子の提案に従い、アシーンは上王にフィンとグラニアの婚姻を申し出てて婚約が決まったという物である。フィン本人からグラニアを欲した訳ではなく傷心の際に息子が進めた婚姻に乗っかっただけであったが、三人目の妻も奪われるという事態がトラウマを刺激したのか、ディルムッドを憎悪する事となる。
 
* キャラクターデザインを担当した森山大輔氏によると、顔は一発で決まったものの、コスチュームでだいぶ悩み、ケルト勢のサーヴァントがで揃ってくるたびにタイツ度を上げるべきだったと述べていた。
 
* キャラクターデザインを担当した森山大輔氏によると、顔は一発で決まったものの、コスチュームでだいぶ悩み、ケルト勢のサーヴァントがで揃ってくるたびにタイツ度を上げるべきだったと述べていた。
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