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;伝承でのゲイボルク
 
;伝承でのゲイボルク
:「ゲイ・ボルグ」、「ゲイ・ボルガ」、「ガイ・ボルガ」、「ゲイ・ブルグ」、「ゲイ・ブルガ」と呼ばれ、どれも最後は濁音で終わるが、fateではゲイボル'''ク'''となっている(以下「ゲイボルク」という)。
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:「ゲイ・ボルグ」、「ゲイ・ボルガ」、「ガイ・ボルガ」、「ゲイ・ブルグ」、「ゲイ・ブルガ」と呼ばれ、どれも最後は濁音で終わるが、fateではゲイボル'''ク'''となっている(以下「ゲイボルク」という)。
 
:槍そのものをゲイボルクとする場合もあれば、「戦闘で用いる魔術的な恐るべき技」というように槍ではなく技をゲイボルクとする場合もある。また、フェルディアとの戦いで1本目を肛門に2本目を胸にというようにゲイボルクが2本存在するなど、伝承によって在り方がかなり変わる武器(技)である。
 
:槍そのものをゲイボルクとする場合もあれば、「戦闘で用いる魔術的な恐るべき技」というように槍ではなく技をゲイボルクとする場合もある。また、フェルディアとの戦いで1本目を肛門に2本目を胸にというようにゲイボルクが2本存在するなど、伝承によって在り方がかなり変わる武器(技)である。
:「刺し込まれる時には一つの傷しか作らないが、体内に入ると一度に三十のとげが開く」という設定はきのこ氏曰く「体内殲滅」という即死効果で補完している。
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:「刺し込まれる時には一つの傷しか作らないが、体内に入ると一度に三十のとげが開く」という設定はきのこ氏曰く「体内殲滅」という即死効果で補完している。
:クー・フーリンはスカサハから「水中戦の妙技」を教わっており水中戦もこなせる。「クーリーの牛争い」での浅瀬の決闘、コンラとの海中戦など水辺で戦うことの多い英雄で、彼の持つゲイボルクもまた「水中でのみ使える」という伝承がある。足の指で挟み投擲するというのが有名だが、この「水中でのみ使える」という伝承から、浅瀬で使うには足で摘まんだ方が水を潜らせやすかったのでは?という説もある。
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:クー・フーリンはスカサハから「水中戦の妙技」を教わっており水中戦もこなせる。「クーリーの牛争い」での浅瀬の決闘、コンラとの海中戦など水辺で戦うことの多い英雄で、彼の持つゲイボルクもまた「水中でのみ使える」という伝承がある。足の指で挟み投擲するというのが有名だが、この「水中でのみ使える」という伝承から、浅瀬で使うには足で摘まんだ方が水を潜らせやすかったのでは?という説もある。
:資料によってかなりカタチが変わるゲイボルクだが、「共通して必ず心臓を破壊していることから因果逆転の槍」というのは案外的を得た設定なのかもしれない。
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:資料によってかなりカタチが変わるゲイボルクだが、「共通して必ず心臓を破壊していることから因果逆転の槍」というのは案外的を得た設定なのかもしれない。
原典のフェルディアとの決闘シーンの記述によるとゲイボルクの攻撃は「下から来る攻撃」とされている(恐らく足で投擲する為)。ゲイボルクを知っていたフェルディアはこの武器の軌道も把握しており、下からくるゲイボルクを警戒し盾を下に構え、鎧の位置も調節している。
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原典のフェルディアとの決闘シーンの記述によるとゲイボルクの攻撃は「下から来る攻撃」とされている(恐らく足で投擲する為)。ゲイボルクを知っていたフェルディアはこの武器の軌道も把握しており、下からくるゲイボルクを警戒し盾を下に構え、鎧の位置も調節している。
fateのゲイボルクはどの角度から打ち込んでも槍の間合いなら当たるにも関わらず、「槍の穂先を地面を穿つかのように下げて構えて、下段から足元を狙う」という所作をデフォルトとしているのは、恐らく伝承のゲイボルクの下から上にという軌道をfate流に再現した結果だと思われる。
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fateのゲイボルクはどの角度から打ち込んでも槍の間合いなら当たるにも関わらず、「槍の穂先を地面を穿つかのように下げて構えて、下段から足元を狙う」という所作をデフォルトとしているのは、恐らく伝承のゲイボルクの下から上にという軌道をfate流に再現した結果だと思われる。
    
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