82行目:
82行目:
; 白い牡牛
; 白い牡牛
: ゼウスの化身の一つで、エウロペが英霊たる要とも云えるもの。
: ゼウスの化身の一つで、エウロペが英霊たる要とも云えるもの。
−
: ある日彼女が侍女達と浜辺で遊んでいた所、どこからか一頭の真っ白な牡牛が現れる。大人しいのいい事にエウロペが好奇心から背中に乗ってみると、突然牡牛は彼女を乗せたまま海を猛然と走り出してしまった。やがてクレタ島に到着した牡牛は自分が大神ゼウスである事を明かして思いを告げる。
+
: ある日彼女が侍女達と浜辺で遊んでいた所、どこからか一頭の真っ白な牡牛が現れる。大人しいのをいい事にエウロペが好奇心から背中に乗ってみると、突然牡牛は彼女を乗せたまま海を猛然と走り出してしまった。やがてクレタ島に到着した牡牛は自分が大神ゼウスである事を明かして思いを告げる。
: それに応えたエウロペは三人の息子を授かり、ゼウスは祝いとして上記する三つの品物を送り天へ還っていった。その後彼女は当代のクレタ王アステリオスと結婚し、息子達と共に幸せに暮らした。
: それに応えたエウロペは三人の息子を授かり、ゼウスは祝いとして上記する三つの品物を送り天へ還っていった。その後彼女は当代のクレタ王アステリオスと結婚し、息子達と共に幸せに暮らした。