差分

508 バイト追加 、 2020年8月20日 (木) 23:17
286行目: 286行目:  
**これは出典が『ナポレオン伝説』となっていることから、人々によって作られた偶像、幻想と史実との差分による補正がかかっているため。類似例に[[シャルルマーニュ]]と[[カール大帝]]などがいる。
 
**これは出典が『ナポレオン伝説』となっていることから、人々によって作られた偶像、幻想と史実との差分による補正がかかっているため。類似例に[[シャルルマーニュ]]と[[カール大帝]]などがいる。
 
**真名表記がフルネームではないのは、[[ナイチンゲール|かの婦長]]同様その補正に加えて、略表記の方が'''フルネームより通りが良い'''というのも影響している可能性がある(残ったのがファーストネームかラストネームか、という違いはあるが)。
 
**真名表記がフルネームではないのは、[[ナイチンゲール|かの婦長]]同様その補正に加えて、略表記の方が'''フルネームより通りが良い'''というのも影響している可能性がある(残ったのがファーストネームかラストネームか、という違いはあるが)。
**史実のナポレオンはここまでの快男児ではなく、偉大な軍人ではある一方、個人的な欲求や感情、偏見によって多くの人間を振り回して破滅させていった、悪く言えば器が小さい男である。そもそも各国がフランスの獲得した領土を認めて一度停戦を提案した時、個人的野心からこれを跳ね除けてさらなる領土拡大を求めた事が、結果的にナポレオンの破滅に繋がった。
+
**史実のナポレオンはここまでの快男児ではなく、偉大な軍人ではある一方、個人的な欲求や感情、偏見によって多くの人間を振り回して破滅させていった、悪く言えば器が小さい男である。そもそも各国がフランスの獲得した領土を認めて一度停戦を提案した時、個人的野心からこれを跳ね除けてさらなる領土拡大を求めた事が、結果的にナポレオンの破滅に繋がっている。またナポレオン台頭以前、人権レベルまでは至らずとも極めて画期的であった有色人種の権利などについても白紙に戻しており、[[アレクサンドル・デュマ・ペール]]の父親であるデュマ将軍の冷遇に繋がった。これは小柄で貧相な自分とは全く異なる黒人たちへのコンプレックスや、前線兵士の信頼を集めていた美丈夫であるデュマ将軍への嫉妬もあったといわれている。
 
*『[[Fate/strange Fake]]』では[[フラット・エスカルドス|フラット]]が「肖像画で彼を召喚できるのか」というスカポンタンな質問に対して、[[ロード・エルメロイⅡ世|エルメロイⅡ世]]に叱言を飛ばされる場面がある。
 
*『[[Fate/strange Fake]]』では[[フラット・エスカルドス|フラット]]が「肖像画で彼を召喚できるのか」というスカポンタンな質問に対して、[[ロード・エルメロイⅡ世|エルメロイⅡ世]]に叱言を飛ばされる場面がある。
 
**因みに、最も有名な肖像画『ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト』の作者の名は奇しくも「'''[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|ジャック]]'''=ルイ・ダヴィッド」である。
 
**因みに、最も有名な肖像画『ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト』の作者の名は奇しくも「'''[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|ジャック]]'''=ルイ・ダヴィッド」である。