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;「俺たちがこれまでどれだけの数の批評家や批評家もどき、果ては素人になじられ嬲られ続けたと思う?」<br />「それこそ星の数より多い!誹謗中傷などむしろ飯の種だ、バカめ!」<br />「式部。おまえも作家なら分かるだろう。」<br />「物書きにとってモノローグの当て込みの一つや二つ、どうという事はないとな。」<br />「"――しかも、だ。この解説、東方の天才作家・紫式部の手によるものなのだろう"」<br />「"むしろ願ってもない光栄だ。男、いや作家冥利に尽きるというものである"」<br />「アンデルセンはひとり、"後でシェイクスピアに自慢してやろう"と笑うのであった。」
 
;「俺たちがこれまでどれだけの数の批評家や批評家もどき、果ては素人になじられ嬲られ続けたと思う?」<br />「それこそ星の数より多い!誹謗中傷などむしろ飯の種だ、バカめ!」<br />「式部。おまえも作家なら分かるだろう。」<br />「物書きにとってモノローグの当て込みの一つや二つ、どうという事はないとな。」<br />「"――しかも、だ。この解説、東方の天才作家・紫式部の手によるものなのだろう"」<br />「"むしろ願ってもない光栄だ。男、いや作家冥利に尽きるというものである"」<br />「アンデルセンはひとり、"後でシェイクスピアに自慢してやろう"と笑うのであった。」
 
:4節より。解説されたところで痛くもかゆくもないとまったく動じずに、謝り倒す紫式部に自ら内心を解説してみせるアンデルセン氏なのであった。
 
:4節より。解説されたところで痛くもかゆくもないとまったく動じずに、謝り倒す紫式部に自ら内心を解説してみせるアンデルセン氏なのであった。
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;「悪い。色々あって書けなかった」
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:『サーヴァント・サマーキャンプ!』エピローグにて、「人魚姫Ⅱ」と題された白紙の本に付属した栞に残された大人のアンデルセンのメッセージ。
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:さんざん手練手管を尽くしたキアラにとっては激憤ものだが、一応謝罪しているだけ大人の彼は多少はまともになったと思えるのがなんとも。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
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