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=== Fate/Extra CCC===
 
=== Fate/Extra CCC===
 
; [[主人公 (EXTRA)]]
 
; [[主人公 (EXTRA)]]
: 夢の中で語り掛け、友への問いを託す。
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: 夢の中で主人公に語り掛け、友への問いを託したとする説がある。
: なぜ彼がこのような行動をしたのか、そもそも、どうして主人公に干渉できるのかは作中では謎のままである。
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: だとしたらなぜエルキドゥが直接ギルガメッシュと会わずにこのような行動をするのか、そもそも、どうして主人公に干渉できるのかは作中では謎のままである。
    
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
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:叙事詩では『エンキドゥ』と記載されており、TYPE-MOON世界のエルキドゥとは読み方が異なっている。ただしTYPE-MOON世界においてもエルキドゥの名前のスペルはEnkiduとなっている。
 
:叙事詩では『エンキドゥ』と記載されており、TYPE-MOON世界のエルキドゥとは読み方が異なっている。ただしTYPE-MOON世界においてもエルキドゥの名前のスペルはEnkiduとなっている。
 
:エルキドゥが人間性を得るきっかけとなった人物について、『Fate/EXTRA CCC』では「父アヌからあてがわれた女」だが、原典ではギルガメシュ王の指示に従い狩人が連れてきた聖娼であり、『strange Fake』など他のTYPE-MOON作品でも同様に聖娼とされている。
 
:エルキドゥが人間性を得るきっかけとなった人物について、『Fate/EXTRA CCC』では「父アヌからあてがわれた女」だが、原典ではギルガメシュ王の指示に従い狩人が連れてきた聖娼であり、『strange Fake』など他のTYPE-MOON作品でも同様に聖娼とされている。
:伝承におけるエンキドゥは娼婦シャムハトと6日7晩に及ぶ性行為によって野性を失う代わりに人間性を獲得しているが、TYPE-MOON世界のエルキドゥとシャムハトは「寝食を共にした」とだけ記述されている。
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:伝承におけるエンキドゥは娼婦シャムハトと6日7晩に及ぶ性行為によって野性を失う代わりに人間性を獲得しているが、TYPE-MOON世界のエルキドゥとシャムハトは「寝食を共にした」と記述されており、漫画『英霊食聞録』の『ウルク飯』では蜂蜜をかけたパンと麦酒が好物とされている。
 
:「ギルガメシュ叙事詩」のエンキドゥは性別なしのエルキドゥと違い、男性として描かれている。全体的にFGOのエルキドゥと比べると感情豊かで人間臭い。また、エンキドゥは女のように長い髪を持ち、ギルガメシュよりも小柄であったとされるので、この辺はfateに取り入れられているかもしれない。
 
:「ギルガメシュ叙事詩」のエンキドゥは性別なしのエルキドゥと違い、男性として描かれている。全体的にFGOのエルキドゥと比べると感情豊かで人間臭い。また、エンキドゥは女のように長い髪を持ち、ギルガメシュよりも小柄であったとされるので、この辺はfateに取り入れられているかもしれない。
 
:エンキドゥはフワワ討伐に涙を流して'''強く反対する'''が、周囲のプレッシャーに負けて、渋々ながらギルガメシュに同行する。エンキドゥは気勢を上げる一方で道中不吉な予知夢に悩まされるギルガメシュを励ますうちに、自らの手を汚す覚悟を決めたようである。フワワとの戦いのあと、命乞いをするフワワの言葉を聞くギルガメッシュに対して、止めを指すように忠告しているなど、エンキドゥは親しい者に対する情とそのために何かを犠牲にする覚悟をも持ち合わせている。エンキドゥの死をギルガメシュは気が触れたように悲しみ、不眠症のようになったとされる。
 
:エンキドゥはフワワ討伐に涙を流して'''強く反対する'''が、周囲のプレッシャーに負けて、渋々ながらギルガメシュに同行する。エンキドゥは気勢を上げる一方で道中不吉な予知夢に悩まされるギルガメシュを励ますうちに、自らの手を汚す覚悟を決めたようである。フワワとの戦いのあと、命乞いをするフワワの言葉を聞くギルガメッシュに対して、止めを指すように忠告しているなど、エンキドゥは親しい者に対する情とそのために何かを犠牲にする覚悟をも持ち合わせている。エンキドゥの死をギルガメシュは気が触れたように悲しみ、不眠症のようになったとされる。
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;怪物フワワとの関係性
 
;怪物フワワとの関係性
 
:エンキドゥがギルガメッシュとともに、杉の森を守る怪物フワワを討伐したことは有名である。
 
:エンキドゥがギルガメッシュとともに、杉の森を守る怪物フワワを討伐したことは有名である。
:これだけならば両者の関係性は「討伐する者」と「討伐された者」でしかないが、2015年に発見された書板の記述によってフワワとエンキドゥがお互いを知っていたことが判明した。フワワは幼い頃ののエンキドゥを遠くで見たことがあるが喰い殺さず、エンキドゥもまたフワワの住む森への道筋や彼の強さについて知っていた(ただし、杉の森に入る前にエンキドゥが『初めましての祈り』を捧げているため、ギルガメシュと共に森に入った時点がエンキドゥとフワワとの初対面であり、フワワと過去に親しい関係にあった訳ではない)。
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:これだけならば両者の関係性は「討伐する者」と「討伐された者」でしかないが、2015年に発見された書板の記述によってフワワとエンキドゥがお互いを知っていたことが判明した。フワワは幼い頃ののエンキドゥを遠くで見たことがあるが喰い殺さず、エンキドゥもまたフワワの住む森への道筋や彼の強さについて知っていた(ただし、ギルガメシュと共に森に入った時点がエンキドゥとフワワのほぼ初対面であり、自然物としての同族意識はあれど過去に親しかったと解釈できる記述はない)。
 
:フワワとエンキドゥは神々によって生み出された存在という共通点がある。
 
:フワワとエンキドゥは神々によって生み出された存在という共通点がある。
: 新文書はFGOユーザー間で「フワワはエルキドゥの幼馴染」「エンキドゥは野人の暴力性をもって幼馴染を残虐に殺した」と断片的な情報を切り貼りして拡散されこのページにもそのように記載されていたが、それば一部だけを誇張した表現である。
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: 新文書はFGOユーザー間で「フワワはエルキドゥの幼馴染」「エンキドゥは野人の暴力性をもって幼馴染を残虐に殺した」と曖昧に誇張された情報が切り貼りされて拡散され、このページにもそのように記載されていたが、それば一部だけを誇張した表現である。
: 新文書で重要なのは「フワワとエンキドゥはお互いを知っていた(幼馴染でも知り合いでもない)」「エンキドゥは当初フワワ殺しに強く反対していたが、自分が罰を受けることを理解した上でフワワ殺しを行った」「エンキドゥは討伐後に苦しんだ」というのが適切だろう。
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: 新文書で重要なのは「フワワとエンキドゥはお互いを知っていた(幼馴染や友達などの親しい関係ではない)」「エンキドゥは当初フワワ殺しに強く反対していたが、自分が罰を受けることを理解した上でフワワ殺しを行った」「エンキドゥは討伐後に苦しんだ」という点だろう。
 
:この発見に対して成田氏は「わりとかなり重要な案件」と語っているため、作中の設定が変更される可能性もある。
 
:この発見に対して成田氏は「わりとかなり重要な案件」と語っているため、作中の設定が変更される可能性もある。
  
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