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: 線に沿って切ることでその箇所を死に至らしめることができ、「線」をもって切られた部分は本体の生死関係なく行動、治療、再生不能。厳密に言えば、線をなぞって物を解体する、ではなく、線状に物を殺している、という事になる。<br>切断に腕力は必要なく、強度も無力化される。たとえ鋼鉄であっても、線がある場所ならば容易に切り裂いてしまえる。
 
: 線に沿って切ることでその箇所を死に至らしめることができ、「線」をもって切られた部分は本体の生死関係なく行動、治療、再生不能。厳密に言えば、線をなぞって物を解体する、ではなく、線状に物を殺している、という事になる。<br>切断に腕力は必要なく、強度も無力化される。たとえ鋼鉄であっても、線がある場所ならば容易に切り裂いてしまえる。
 
: 素手でもなぞれば切断できる。
 
: 素手でもなぞれば切断できる。
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: [[玄霧皐月]]や死徒の使い魔である死者など、死にやすい存在には線が多く現れる。
 
: 原作では黒で描写されるが、アニメなどでは赤白く描かれる場合がある。
 
: 原作では黒で描写されるが、アニメなどでは赤白く描かれる場合がある。
 
; 死の点
 
; 死の点
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: 二年間の昏睡により、もともと『 』に繋がっている式の体の機能の一部が解放されたもの。「TYPE-MOON Fes」パンフレットの一問一答によると、彼女もまた「淨眼」が変化したモノだという。死を視る際は、眼球の色が青赤く輝く。
 
: 二年間の昏睡により、もともと『 』に繋がっている式の体の機能の一部が解放されたもの。「TYPE-MOON Fes」パンフレットの一問一答によると、彼女もまた「淨眼」が変化したモノだという。死を視る際は、眼球の色が青赤く輝く。
 
: 持って生まれた能力であり、肉体のスペックが異なるため、志貴と違って脳に負担がかからない為に使い手としては彼女の方が数段上との事。普段は、焦点をズラして物事を俯瞰することで異様な視界と折り合いをつけている。「少し気を許しただけで視えてしまっていた」とされており、制御が難しい事が示唆されている。作中では橙子に魔眼殺しの作製を打診されているが、「必要ない」とにべもなく断っている。
 
: 持って生まれた能力であり、肉体のスペックが異なるため、志貴と違って脳に負担がかからない為に使い手としては彼女の方が数段上との事。普段は、焦点をズラして物事を俯瞰することで異様な視界と折り合いをつけている。「少し気を許しただけで視えてしまっていた」とされており、制御が難しい事が示唆されている。作中では橙子に魔眼殺しの作製を打診されているが、「必要ない」とにべもなく断っている。
: 上記の通り「死の点」は視えないが、その気になれば「死の線」を「死の点」として代用も出来る。また、その気になれば「死の線の渦」という形で「死の点」を意識し、通常では死が見えない対象をも殺す事が出来る。ただ、これは式を以てしてもそれなりの負担がかかるらしく、意識の大半が真っ白になり「脳が過熱でもしているのか」と描写されている。
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: ただし、[[荒耶宗蓮]]みたいな通常では死が見えない対象の死を無理矢理見ようとするのは、式でさえそれなりの負担がかかるらしく、意識の大半が真っ白になり「脳が過熱でもしているのか」と描写されている。
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: 上記の通り「死の点」は視えないが、場合によっては「死の線」で「死の点」に似た効果を出せる。
 
: また、「概念」として存在するものも「殺せる」という特性がある。仮に目を潰したとしても、「死を知覚できる」という能力そのものは失われることはない。
 
: また、「概念」として存在するものも「殺せる」という特性がある。仮に目を潰したとしても、「死を知覚できる」という能力そのものは失われることはない。
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* 志貴、式共に同じ魔眼を所有するが、両者に殺せるモノに向き不向きがある。志貴の場合、「現象」という「概念」であるタタリには死の線を見る事は叶わなかった。式の場合は不明。
 
* 志貴、式共に同じ魔眼を所有するが、両者に殺せるモノに向き不向きがある。志貴の場合、「現象」という「概念」であるタタリには死の線を見る事は叶わなかった。式の場合は不明。
 
** 式の場合、「歪曲の魔眼」による概念も色の渦として判別出来ている。普段、セーブ出来ていること含め、直死の使い手としては式は数段上に位置する。
 
** 式の場合、「歪曲の魔眼」による概念も色の渦として判別出来ている。普段、セーブ出来ていること含め、直死の使い手としては式は数段上に位置する。
** 一応だが式が行っていなく志貴が行った例としてコンクリート等の鉱物の死の点を突くという事をやっているが、式が今の所鉱物の死を視て切ったシーンが無いためこれが両者の違いに当たるのかは現状不明。
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** 一応だが式は今の所志貴が行ったように鉱物の死を視て切ったシーンが無いが、電話機を「壊れていないから生きている」と認識すれば殺すことができるとも言っているため、鉱物の死も見える模様。
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* [[荒耶宗蓮]]は式でさえ意識の大半が真っ白になるまで観察して、ようやく微弱な死の線を視つけ、胸の真中に死の線が渦巻いているような「穴」が視える。ただ、その胸を貫通しても、彼の肉体だけを死なせたに留まる事から考えると、死の点ではないと思われる。作中ではこれを「奇怪な生命の在り方をした」と解釈される。
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** 一応式は[[巫条霧絵]]の二重存在でも胸部の二尖弁あたりに即死の一点が見え、それを刺殺した後、「崩壊はいずれ本体へと辿り着く」と[[蒼崎橙子]]は言っているが、それが死の点であるかどうかは不明。
 
* 原作である月姫における[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]の説明によると、志貴の眼もまた根源の渦を「読む」ことによって物事の終わりを「識って」いるとされており、理屈としては式のものも志貴のものも同じものである模様。
 
* 原作である月姫における[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]の説明によると、志貴の眼もまた根源の渦を「読む」ことによって物事の終わりを「識って」いるとされており、理屈としては式のものも志貴のものも同じものである模様。
 
* 「TYPE-MOON Fes」パンフレットの一問一答によるとサーヴァントにも有効であり、霊体化している状態でも当てられるという。<br>実際、『EXTRA』で式が元の世界に還るために「英霊百人切り」というとんでもない荒行に挑み、主人公達に敗れるまで勝ち続けていた。
 
* 「TYPE-MOON Fes」パンフレットの一問一答によるとサーヴァントにも有効であり、霊体化している状態でも当てられるという。<br>実際、『EXTRA』で式が元の世界に還るために「英霊百人切り」というとんでもない荒行に挑み、主人公達に敗れるまで勝ち続けていた。
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