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| :一応、この時の良采配や帆の使い方に関しては認めていたようだが……ともかくめげずに生きて欲しい。<del>ただし周囲に当り散らさない方向で。</del> | | :一応、この時の良采配や帆の使い方に関しては認めていたようだが……ともかくめげずに生きて欲しい。<del>ただし周囲に当り散らさない方向で。</del> |
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− | ;イアソン「で、それはそれとしてオレからも一つ質問がある。聞いてくれよ、カイニス」<br>カイニス「あん?」<br>イアソン「<ruby><rb>神を忌み嫌ってるはずのテメェが神の使いっ走りってのは―――</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>」<br>イアソン「<ruby><rb>一体どんな気分なのかなって思ってな!</rb><rt>・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>」 | + | ;イアソン「で、それはそれとしてオレからも一つ質問がある。聞いてくれよ、カイニス」<br>カイニス「あん?」<br>イアソン「<ruby><rb>神を忌み嫌ってるはずのテメェが</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby><br><ruby><rb>神の使いっ走り</rb><rt>・・・・・・・</rt></ruby>ってのは―――」<br>「<ruby><rb>一体どんな気分なのかなって思ってな!</rb><rt>・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>」 |
| :ギリシャ異聞帯にて、イアソンを庇って斃れたヘラクレスについて[[カイニス]]が「足手まといに付きまとわれるのが面倒になったからでは?」と挑発した直後の台詞。 | | :ギリシャ異聞帯にて、イアソンを庇って斃れたヘラクレスについて[[カイニス]]が「足手まといに付きまとわれるのが面倒になったからでは?」と挑発した直後の台詞。 |
| :いつも通りの軽薄な笑みを讃えたまま痛烈にカイニスの矛盾を刺し、この後にも「'''マゾヒスト'''」だの「'''性癖を人に押しつけるのはやめておけ'''」と言った、いっそ笑えてくるほどの嘲りをカイニスにぶつける。 | | :いつも通りの軽薄な笑みを讃えたまま痛烈にカイニスの矛盾を刺し、この後にも「'''マゾヒスト'''」だの「'''性癖を人に押しつけるのはやめておけ'''」と言った、いっそ笑えてくるほどの嘲りをカイニスにぶつける。 |
| :当然、カイニスは激昂する。しかし、真に怒り狂っていたのはカイニスの方ではなかった。 | | :当然、カイニスは激昂する。しかし、真に怒り狂っていたのはカイニスの方ではなかった。 |
− | ;カイニス「―――いいぜ。言うじゃねえか負け犬。テメェは<ruby><rb>生きたまま殺す。</rb><rt>・・・・・・・ </rt></ruby>」<br>イアソン「やれるものなら、やってみやがれってんだ!」<br>イアソン「<ruby><rb>ヘラクレスを侮辱しやがって!</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>このクソ野郎!」 | + | ;カイニス「―――いいぜ。言うじゃねえか負け犬。テメェは<ruby><rb>生きたまま殺す。</rb><rt>・・・・・・・ </rt></ruby>」<br>イアソン「やれるものなら、やってみやがれってんだ!」<br>「<ruby><rb>ヘラクレスを侮辱しやがって!</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>このクソ野郎!」 |
| :同上。先にプッツリと切れていたのは、その実、イアソンだった。 | | :同上。先にプッツリと切れていたのは、その実、イアソンだった。 |
| :カイニスの言葉を素直に解釈すれば、どちらかというと侮辱されていたのはイアソンの無力さや愚かさであり、ヘラクレスを引き合いに出したことも単にイアソンをより貶める為に過ぎない。むしろカイニスをして、「なぜイアソンなどを庇ったのか」と問う程度には、ヘラクレスには一目置いている節がある。 | | :カイニスの言葉を素直に解釈すれば、どちらかというと侮辱されていたのはイアソンの無力さや愚かさであり、ヘラクレスを引き合いに出したことも単にイアソンをより貶める為に過ぎない。むしろカイニスをして、「なぜイアソンなどを庇ったのか」と問う程度には、ヘラクレスには一目置いている節がある。 |
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| :それは「アルゴノーツ」の最後のクルーとして、主人公を認めたということである。 | | :それは「アルゴノーツ」の最後のクルーとして、主人公を認めたということである。 |
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− | ;「その疑問への明瞭な解答など、存在しないぜ、ケイローン。」<br>「ここにはただ、意志があった。」<br>「<ruby><rb>負けないという強い意志があり、最後まで諦めないと誓って走り抜けた。</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>」<br>「比べると貴様たちは、どこどこまでも余裕があった。いずれ来る別の敵への予習でもしていたのか?」<br>「そして何より、<ruby><rb>自分たちは神の側にいる</rb><rt>・・・・・・・・・・・</rt></ruby>という安心感――――」<br>「それが、貴様たちの最大の隙だった。オレはそう思うぞ。」 | + | ;「その疑問への明瞭な解答など、存在しないぜ、ケイローン。」<br>「ここにはただ、意志があった。」<br>「<ruby><rb>負けないという強い意志があり、</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby><br><ruby><rb>最後まで諦めないと誓って走り抜けた。</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>」<br>「比べると貴様たちは、どこどこまでも余裕があった。いずれ来る別の敵への予習でもしていたのか?」<br>「そして何より、<ruby><rb>自分たちは神の側にいる</rb><rt>・・・・・・・・・・・</rt></ruby>という安心感――――」<br>「それが、貴様たちの最大の隙だった。オレはそう思うぞ。」 |
| :全てのポセイドン・コアを破壊し、防衛戦力として迎え撃ってきた[[ケイローン]]すらも撃破したカルデア一行。 | | :全てのポセイドン・コアを破壊し、防衛戦力として迎え撃ってきた[[ケイローン]]すらも撃破したカルデア一行。 |
| :消えていくケイローンは自分達に比べると遥かに劣る、矮小な一団に負けた事を疑問に思った。それに彼は回答する。 | | :消えていくケイローンは自分達に比べると遥かに劣る、矮小な一団に負けた事を疑問に思った。それに彼は回答する。 |