差分

編集の要約なし
61行目: 61行目:  
: 彼の講座には在学生ですら位階持ちが何人もおり、OBともなれば全員が「色位」か「典位」持ちで、うち数名は時計塔の歴史上でも数えるほどしかいない「王冠」の位階に至るのではないかとまで言われている。彼が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わる、とまで言われることも。
 
: 彼の講座には在学生ですら位階持ちが何人もおり、OBともなれば全員が「色位」か「典位」持ちで、うち数名は時計塔の歴史上でも数えるほどしかいない「王冠」の位階に至るのではないかとまで言われている。彼が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わる、とまで言われることも。
 
: もっとも、彼にそんな野心などはなく「笑い話にもならん。いまだ四階級どまりのこの私が、何で他人の面倒を見てやらなきゃいかんのだ」といった感じで教え子たちとは必要以上に関わりたくもないらしい。
 
: もっとも、彼にそんな野心などはなく「笑い話にもならん。いまだ四階級どまりのこの私が、何で他人の面倒を見てやらなきゃいかんのだ」といった感じで教え子たちとは必要以上に関わりたくもないらしい。
: また、才能以外にも魔術そのものの構造を見抜くことも得意としており、他家の秘伝の魔術であっても場合によっては見ただけで術理や構造を把握してしまうことが可能。これによって他家が特許を取っていない魔術理論を自分名義で特許申請したこともあり、一部の魔術師からは目の敵にされている<ref group="注">特許を申請した場合には他人が使った場合に使用料を取れる代わりに術式を公開する義務があるため、魔術師一族にとって一番重要な魔術は特許を取らないのが普通である。また、さすがに誰彼構わずそんなことをしているわけではなく、喧嘩を売ってきた魔術師に対する報復などの場合に限られている。上記の「略奪公」の綽名はその事件によるもの。</ref>。
+
: また、才能以外にも魔術そのものの構造を見抜くことも得意としており、他家の秘伝の魔術であっても場合によっては見ただけで術理や構造を把握してしまうことが可能。これを用いて「他家が特許を取っていない魔術理論を自分名義で特許申請する」という報復を何度か行ったことがあり、一部の魔術師からは目の敵にされている<ref group="注">特許を申請した場合には他人が使った場合に使用料を取れる代わりに術式を公開する義務があるため、魔術師一族にとって一番重要な魔術は特許を取らないのが普通である。また、さすがに誰彼構わずそんなことをしているわけではなく、喧嘩を売ってきた魔術師に対する報復などの場合に限られている。上記の「略奪公」の綽名はその事件によるもの。</ref>。
 
: 常に愛用している葉巻は使い捨ての魔術礼装であり、それぞれに結界など簡易な魔術が施されているが、その事実は内弟子であるグレイすら知らない。
 
: 常に愛用している葉巻は使い捨ての魔術礼装であり、それぞれに結界など簡易な魔術が施されているが、その事実は内弟子であるグレイすら知らない。
 
: 移動手段として、4人乗りのスポーツクーペ(おそらく、アストンマーティン・DB7、フォグランプの存在から後期型の「ヴァンテージ」と思われる)を所有。アニメ版0話では、弟子と教え子達3人を乗せてのカーチェイスを披露した。
 
: 移動手段として、4人乗りのスポーツクーペ(おそらく、アストンマーティン・DB7、フォグランプの存在から後期型の「ヴァンテージ」と思われる)を所有。アニメ版0話では、弟子と教え子達3人を乗せてのカーチェイスを披露した。
119行目: 119行目:     
; [[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
 
; [[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
: 剥離城アドラでの事件におけるひと悶着を経てなぜか<ruby><rb>指導役</rb><rt>チューター</rt></ruby>として指名される。
+
: 剥離城アドラでの事件におけるひと悶着を経て、なぜか<ruby><rb>指導役</rb><rt>チューター</rt></ruby>として指名される。
    
; [[フラット・エスカルドス]]
 
; [[フラット・エスカルドス]]
128行目: 128行目:  
; [[スヴィン・グラシュエート]]
 
; [[スヴィン・グラシュエート]]
 
: 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.剥離城アドラ』の時点ではフラットと1ヶ月の差で最古参。『case.魔眼蒐集列車』の直前に「典位」へ昇格し、エルメロイ教室を卒業する。
 
: 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.剥離城アドラ』の時点ではフラットと1ヶ月の差で最古参。『case.魔眼蒐集列車』の直前に「典位」へ昇格し、エルメロイ教室を卒業する。
: フラット同様の天才児だが、同じくらい問題児でもあり、グレイとのこともあって扱いに頭を痛めている。
+
: フラット同様の天才児だが、同等の問題児でもあり、グレイとのこともあって扱いに頭を痛めている。
    
; [[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]
 
; [[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]
: 『氷室の天地』世界では弟子。彼女の中のフォーマルクラフトの素質を見抜いていたが、まずは現在習得しているウィッチクラフトをものにした上で乗り換えさせるべく指導したところ、アドバイスが的確すぎて予想以上にウィッチクラフトの腕前が上がり、立派な森ガール系魔女となってしまった。
+
: 『氷室の天地』世界では弟子。彼女の中のフォーマルクラフトの素質を見抜いていたが、まずは現在習得しているウィッチクラフトをものにした上で乗り換えさせるべく指導したところ、アドバイスが的確すぎて予想を上回る勢いでウィッチクラフトに習熟し、立派な森ガール系魔女となってしまった。
    
; [[グレイ]]
 
; [[グレイ]]
144行目: 144行目:  
:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車』よりエルメロイ教室に加わる。
 
:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車』よりエルメロイ教室に加わる。
 
:天才だったが魔術師としての道を放棄した姉に代わって魔術刻印を継ぎ、時計塔へ入学した。自他ともに魔術の才能は低いものと認識していたが、適性を見抜いたエルメロイⅡ世の指導により召喚術から電気を用いた魔術に乗り換えた途端、めきめきと才覚を伸ばしつつある。
 
:天才だったが魔術師としての道を放棄した姉に代わって魔術刻印を継ぎ、時計塔へ入学した。自他ともに魔術の才能は低いものと認識していたが、適性を見抜いたエルメロイⅡ世の指導により召喚術から電気を用いた魔術に乗り換えた途端、めきめきと才覚を伸ばしつつある。
:『Fate/Apocrypha』に登場した彼と同じ人物だが、この世界ではユグドミレニアに属していない。なお、あちらの世界でも後に(監視の付いた人質のような形ながら)時計塔に入学し、エルメロイ教室で指導を受けることとなる。
+
:『Fate/Apocrypha』に登場した彼と同じ人物だが、この世界ではユグドミレニアに属していない。しかし、あちらの世界でも後に(監視の付いた人質のような形ながら)時計塔に入学し、エルメロイ教室で指導を受けることとなる。
    
; ヴェルナー・シザームンド
 
; ヴェルナー・シザームンド
162行目: 162行目:  
===魔術協会関係者===
 
===魔術協会関係者===
 
; [[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
 
; [[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
: かつての師匠であり、『Fate/Zero』で敵対したマスター。
+
: かつての師匠であり、『Fate/Zero』で敵対関係にあったマスター。
 
: ロード・エルメロイの名を継いでからはその才能を素直に評価し、無為にこの世から失われたことを惜しんでいる。
 
: ロード・エルメロイの名を継いでからはその才能を素直に評価し、無為にこの世から失われたことを惜しんでいる。
 
: [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|2015年のエイプリルフールイベント]]では十年来の因縁に一つの結末を見ることになった。
 
: [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|2015年のエイプリルフールイベント]]では十年来の因縁に一つの結末を見ることになった。
331行目: 331行目:     
;「貴様は、貴様は! 毎度 毎度 才能にあかせて好き放題!」<br>「お前みたいな才能が あの頃の<ruby><rb>ボク</rb><rt>・・</rt></ruby>にあったら……っ!」<br>「ボクだってなァっ!」
 
;「貴様は、貴様は! 毎度 毎度 才能にあかせて好き放題!」<br>「お前みたいな才能が あの頃の<ruby><rb>ボク</rb><rt>・・</rt></ruby>にあったら……っ!」<br>「ボクだってなァっ!」
:アニメ版放送3話(通算4話目)。お馴染み教室名物、[[フラット・エスカルドス|天才馬鹿]]の暴走によって、件の馬鹿生徒に奥義のアイアンクローが炸裂。しかし、かねてよりの不遇により虫の居所が悪かった先生は思いっきり暴走し、素の感情が漏れ出ていた。ちなみに最後の叫びは涙ながらの魂の叫びだったりする。この先生が、かつての「彼」である事を如実に語る一場面。ただ、ある意味では、彼が馬鹿弟子に対して何の腹蔵もなく本気でぶつかっている証左であり、ゆえに先生は馬鹿生徒から心より慕われているのだった。
+
:アニメ版放送3話(通算4話目)。お馴染み教室名物、[[フラット・エスカルドス|天才馬鹿]]の暴走によって、件の馬鹿生徒に奥義のアイアンクローが炸裂。しかし、かねてよりの不遇により虫の居所が悪かった先生は思いっきり暴走し、素の感情が漏れ出てしまい、ついには涙ながらの魂の叫びまで飛び出した。この先生が、かつての「彼」である事を如実に語る一場面。ただ、ある意味では、彼が馬鹿弟子に対して何の腹蔵もなく本気でぶつかっている証左であり、ゆえに先生は馬鹿生徒から心より慕われているのだった。
:とはいえ、直後に慌てて落ち着きを取り戻して授業を仕切りなおすものの、[[グレイ|内弟子]]には心配されるわ[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|押しかけ生徒]]には呆れられるわと、けっこう散々だったりする。
+
:直後に慌てて落ち着きを取り戻して授業を仕切りなおすものの、[[グレイ|内弟子]]には心配されるわ[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|押しかけ生徒]]には呆れられるわと、けっこう散々だったりする。
    
===氷室の天地 Fate/school life===
 
===氷室の天地 Fate/school life===
341行目: 341行目:  
; 「君らは特殊なバカなのか?」
 
; 「君らは特殊なバカなのか?」
 
: 「英雄史大戦」のレクチャーを行った時の言葉を沙条綾香が訳したもの。戦術やデッキ構築にばかり気を取られ、肝心のプレイングテクニックを軽視していた氷室達はグゥの音も出せなかった。
 
: 「英雄史大戦」のレクチャーを行った時の言葉を沙条綾香が訳したもの。戦術やデッキ構築にばかり気を取られ、肝心のプレイングテクニックを軽視していた氷室達はグゥの音も出せなかった。
: かく言うこの男にも、ベクトルこそ違えど思いっ切り該当するという事実が他の作品で判明したのは、どういうブラックユーモアなのだろうか…。
+
: かく言うこの男自身にも、ベクトルこそ違えど思いっ切り当てはまってしまうというブーメランが他の作品で発覚したのは、どういうブラックユーモアなのだろうか…。
    
===アーネンエルベの一日===
 
===アーネンエルベの一日===
363行目: 363行目:     
; 「ん? ああ、君たちの中で誰が一番魅力的か、という話か。<br> さて、一日同席した程度の私には判らない話だが、君たちは三人で談笑していた時が、最も輝いていたように思うがね」<br>「それでは少し禍根を残す感想を。<br> 強いて言うなら、アルクェイド・ブリュンスタッドは淑女らしさを、セイバー嬢は自由奔放さを、<br> 両儀くんは素直さを付け足せば、文句の無いアイドルではないかと。<br> これはまあ、お世辞ではなく、正直なボクの意見だぜ」
 
; 「ん? ああ、君たちの中で誰が一番魅力的か、という話か。<br> さて、一日同席した程度の私には判らない話だが、君たちは三人で談笑していた時が、最も輝いていたように思うがね」<br>「それでは少し禍根を残す感想を。<br> 強いて言うなら、アルクェイド・ブリュンスタッドは淑女らしさを、セイバー嬢は自由奔放さを、<br> 両儀くんは素直さを付け足せば、文句の無いアイドルではないかと。<br> これはまあ、お世辞ではなく、正直なボクの意見だぜ」
: 今日一日、無理矢理押し付けられたパリスの審判をなんとか無難に乗り切ってオチを付け、三大ヒロインとついでに[[カレン・オルテンシア|腹黒シスター]]にも感心される。
+
: 今日一日、無理矢理押し付けられた[[パリス]]の審判をなんとか無難に乗り切ってオチを付け、三大ヒロインとついでに[[カレン・オルテンシア|腹黒シスター]]にも感心される。
    
; 「ああ君、領収書を頼む。『魔術教会・秋葉原支部 会議費代』で」
 
; 「ああ君、領収書を頼む。『魔術教会・秋葉原支部 会議費代』で」
375行目: 375行目:     
; 『言ってみればマップ兵器だな。 同じフィールドに存在しているだけで危険な手合いだ』
 
; 『言ってみればマップ兵器だな。 同じフィールドに存在しているだけで危険な手合いだ』
: 小説版の1巻にて、[[メディア|キャスター]]のクラスカードを攻略中の凛が回想した時計塔での一場面。この世界の冬木では第四次以降の聖杯戦争が行われなくなってしまったため、サーヴァントのクラスについて知らない凛にエルメロイⅡ世が個別レクチャーしているのだが、例えがいちいちRPGやSLGだったりするのでゲームに疎い凛には余計解りにくくなっている。魔術師が魔術師に魔術師のカードのことを説明しているというのにスパロボのボスユニットの話か何かに聞こえるというこの不条理感。
+
: 小説版の1巻にて、[[メディア|キャスター]]のクラスカードを攻略中の凛が回想した時計塔での一場面。この世界の冬木では第四次以降の聖杯戦争が行われなくなってしまったため、サーヴァントのクラスについて知らない凛にエルメロイⅡ世が個別レクチャーしているのだが、例えがいちいちスパ○ボなのでゲームに疎い凛には余計解りにくくなっている。魔術師が魔術師に魔術師のカードのことを説明しているというのにSLGのボスユニットの話か何かに聞こえるというこの不条理感。
    
===その他===
 
===その他===
386行目: 386行目:     
== メモ ==
 
== メモ ==
*イスカンダルとの絆は本物で、大きく歴史が変わった平行世界でもその関係は変わらない。<br>ライネスに征服王の触媒を聖杯大戦に出さなかった理由を問われて返した答えは、「触媒の選定を任された[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ|ブラム]]への配慮」と「十四騎のサーヴァントが二つのチームに分かれて競い合うという、イスカンダルの趣旨にこれ以上ないほど合った形式の聖杯戦争で、テンションが最高潮となった征服王がそのまま世界征服を成し遂げてしまう危険性」。<br>だがこれらはあくまで表向きの物で、ライネスにもすぐに見破られており、本当の理由は極めて私的な物。
+
*イスカンダルとの絆は本物で、大きく歴史が変わった平行世界でも、ウェイバーがエルメロイⅡ世として存在する限りその関係は変わらない。<br>ライネスに征服王の触媒を聖杯大戦に出さなかった理由を問われて返した答えは、「触媒の選定を任された[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ|ブラム]]への配慮」と「十四騎のサーヴァントが二つのチームに分かれて競い合うという、イスカンダルの趣旨にこれ以上ないほど合った形式の聖杯戦争で、テンションが最高潮となった征服王がそのまま世界征服を成し遂げてしまう危険性」。<br>だがこれらはあくまで表向きの物で、ライネスにもすぐに見破られており、本当の理由は極めて私的な物。
 
**世界各地で聖杯戦争が行われるようになった今の状況で、イスカンダルの触媒を所持していることがが周囲に知れ渡ってしまった場合、魔術師達はこぞってその触媒を手にしようとするだろう。そして触媒は「強いサーヴァント」を求める魔術師達の手から手へと渡り続け、英霊への敬意など何もない唯の「道具」として聖杯戦争が開催されるたびに利用され、使い捨てられる。<br>そんな暗い未来を防ぐためであった。<br>現在、イスカンダルの触媒の価値は世界的な聖遺物の散逸によって暴騰しており、何とアーチボルト家の負債を状況次第では7割返済する事が可能な額との事。だがやはりエルメロイⅡ世にそれを売る気など毛頭なく、「'''己の矜持'''」として今も大切に保管している。
 
**世界各地で聖杯戦争が行われるようになった今の状況で、イスカンダルの触媒を所持していることがが周囲に知れ渡ってしまった場合、魔術師達はこぞってその触媒を手にしようとするだろう。そして触媒は「強いサーヴァント」を求める魔術師達の手から手へと渡り続け、英霊への敬意など何もない唯の「道具」として聖杯戦争が開催されるたびに利用され、使い捨てられる。<br>そんな暗い未来を防ぐためであった。<br>現在、イスカンダルの触媒の価値は世界的な聖遺物の散逸によって暴騰しており、何とアーチボルト家の負債を状況次第では7割返済する事が可能な額との事。だがやはりエルメロイⅡ世にそれを売る気など毛頭なく、「'''己の矜持'''」として今も大切に保管している。
 
*『Character material』で「どの話であろうと、舞台がロンドンよりになるとちょこっと顔を出す」と書かれていた通り、時計塔が登場する作品のほとんどに出演している。
 
*『Character material』で「どの話であろうと、舞台がロンドンよりになるとちょこっと顔を出す」と書かれていた通り、時計塔が登場する作品のほとんどに出演している。
**彼の上に働く世界の修正力的なものはよほど強固であるらしく、第四次聖杯戦争が行われていない『Apocrypha』や『プリズマ☆イリヤ』などの平行世界にあっても必ず「ロード・エルメロイの名を継いだ」「深紅のコートと長髪がトレードマークの」「ゲーム好きな」時計塔講師として登場する。<br>魔術協会の中枢に属しながらも、出自と能力の低さゆえに庶民的かつ一般人寄りの感性を持っているキャラクターが説明係として便利だからという説もあるが。
+
**彼の運命に働く世界の修正力的なものはよほど強固であるらしく、第四次聖杯戦争が行われていない『Apocrypha』や『プリズマ☆イリヤ』などの平行世界にあっても必ず「ロード・エルメロイの名を継いだ」「深紅のコートと長髪がトレードマークの」「ゲーム好きな」時計塔講師として登場する。<br>魔術協会の中枢に属しながらも、出自と能力の低さゆえに庶民的かつ一般人寄りの感性を持っているキャラクターが説明係として便利だからという説もあるが。
 
**実は彼(及びケイネス)の物語において'''「冬木の第四次聖杯戦争」でなければならない要素'''は殆ど無い。<br>極端な話、どこのどんな背景でどんな面子で行われた聖杯戦争であろうと彼らは参戦でき、どんな流れでどんな結末を迎えたとしても「ウェイバーがイスカンダルを召喚する」「ケイネスが死亡して魔術刻印が失われる」「最終的にイスカンダルが敗北する」という3点さえ満たせばロード・エルメロイⅡ世は誕生しうる。
 
**実は彼(及びケイネス)の物語において'''「冬木の第四次聖杯戦争」でなければならない要素'''は殆ど無い。<br>極端な話、どこのどんな背景でどんな面子で行われた聖杯戦争であろうと彼らは参戦でき、どんな流れでどんな結末を迎えたとしても「ウェイバーがイスカンダルを召喚する」「ケイネスが死亡して魔術刻印が失われる」「最終的にイスカンダルが敗北する」という3点さえ満たせばロード・エルメロイⅡ世は誕生しうる。
 
**とはいえ、上記の条件を満たすためには、どのような形にせよ必ず「イスカンダルの触媒が手違いでウェイバーの手に渡り」、「ケイネスがその実力にも拘らず敗退(死亡)し」、「ウェイバーはイスカンダルに振り回されながらも友情を育み、最終的に彼が敗北する様な聖杯戦争から生還する」というレアカードが揃わないといけないため、この件に関する世界の意向はかなり強固である。そして主にケイネスにとって理不尽である。
 
**とはいえ、上記の条件を満たすためには、どのような形にせよ必ず「イスカンダルの触媒が手違いでウェイバーの手に渡り」、「ケイネスがその実力にも拘らず敗退(死亡)し」、「ウェイバーはイスカンダルに振り回されながらも友情を育み、最終的に彼が敗北する様な聖杯戦争から生還する」というレアカードが揃わないといけないため、この件に関する世界の意向はかなり強固である。そして主にケイネスにとって理不尽である。
匿名利用者