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;略歴
 
;略歴
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:5周年記念の新規サーヴァントとして先行実装。この時点ではキャラクター情報の詳細は大半が伏せられており、バレンタインイベント等からごく断片的な背景を窺い知れる程度だった。
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:ストーリ上では約1年後に実装されたLostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で初登場。<br>ブリテン異聞帯上陸直後に仲間と離れ離れになった上、自身の名前を除き全ての記憶を失った状態で『名無しの森』を彷徨っていた[[主人公 (Grand Order)]]と邂逅し、意気投合。紆余曲折の末、『予言の子』としての使命を果たすべく、カルデア一行と共に巡礼の旅を行う事になる。
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:なお、カルデアに召喚された彼女は厳密にはブリテンを共に旅したアルトリアではなく、妖精國において使命を果たした後『星を脅かす脅威に対抗するもの』の助けになる人理補助装置となった存在──『アルトリア・アヴァロン』である。
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:霊基第三の姿が召喚された彼女本来の姿であり、霊基第一・第二の姿は、彼女を造った“かつての誰か”の在り方……楽園の妖精としての記録ではなく、予言の子として旅をした春の記憶……を、彼女がエミュレートしたもの。
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:Lostbelt No.6をクリアする事でプロフィール情報が丸々刷新され、これまで伏せられていた情報が一度に公開される他、キャラクター性能が一部変化する。
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;人物
 
;人物
 
:純真爛漫な元気っ娘。
 
:純真爛漫な元気っ娘。
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;真円集う約束の星(ラウンド・オブ・アヴァロン)
 
;真円集う約束の星(ラウンド・オブ・アヴァロン)
:第三霊基以降で、上記宝具に代わって使用可能な宝具。詳細は不明。
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: ランク:A++<br>種別:対軍宝具<br />レンジ:1~999<br />最大捕捉:味方全て
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:第三霊基以降で、上記に代わって使用可能な宝具。
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:妖精國での使命を果たし、『ブリテンの守護者』となったアルトリアの宝具。
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黄昏のキャメロットを顕現させ、共に戦う者に『円卓の騎士』のギフトを与える。
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(ゲーム中での効果的にはアラウンド・カリバーンと同じ)
    
==真名:アルトリア・キャスター==
 
==真名:アルトリア・キャスター==
:『選定の杖』と共に選ばれた予言の子。いずれキャメロットに至るまでの、合間と途中と隙間の姿。
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:妖精國を救う『予言の子』。
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:星の内海……アヴァロンから、『選定の杖』と共に地上に遣わされた特別な妖精。
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:湖水地方に流れ着いた後、鏡の氏族の長の判断でたくさんの宝物と共に舟に乗せられ、ティンタジェルの海岸に辿り着き、以後はティンタジェルの妖精として育てられた。
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:異聞帯において、汎人類史でいずれ聖剣を担う事になる“誰か”と同一の存在であり、『星の脅威』に対する決戦兵器である聖剣を造るために地上の情報を集める『集積装置』でもある。
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:前述の純真爛漫な少女然とした性格・性質はあくまで表向きのものであり、その内面はとても弱く、いじけ気質で、悲観主義者。
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:『予言の子』である自分にも、それに期待する周りの人々にも辟易しており、内心では重荷に感じている。
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:しかしながら周りの空気を気にするあまりそうした本心を打ち上げられず、言い争いや憎み合いを避けたい一心から、周りが望む通りの言動を行う事で取り繕ってしまっている──というのが実情である。
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:端的にいえば周りの人々を失望させたくないがためだけに『予言の子』として振る舞っている状態であり、そのモチベーションは汎人類史のアルトリアと比較すると極めて後ろ向き<ref group="注">Lostbelt No.6クリア後に明かされるプロフィール詳細では“『オズの魔法使い』の主役のドロシー役に見せて、実はうまく歩けない(足下が見えない、智恵がない)カカシ、心ががらんどうの木こり、勇気を出したくないライオンの三者の集合体のような弱さ”と評されている。</ref>。結果的には『他人から見ると尊い行為』『アーサー王と同じ在り方』になろうとも、彼女の内面はとても卑屈で、後ろ向きで、ネガティブであるため、その行為を誇るどころか『次こそは放り出してしまうだろう』と自分にダメ出しを行っている。
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:一方で、どれほど酷い環境・酷い仕打ちをうけても『悪に落ちず、礼節を忘れず、周りを気遣える』というその性格がブレない事自体が貴人の証であり、[[オベロン|ブリテン異聞帯における真の黒幕]] との決定的な違いでもある。
    
==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==
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:彼女が知っている彼は、あまり良い印象がないようで、「あのやろう」と罵倒している。
 
:彼女が知っている彼は、あまり良い印象がないようで、「あのやろう」と罵倒している。
 
:あちらでも脳筋気味で、何かあるとガラティーンで解決していたとのこと。
 
:あちらでも脳筋気味で、何かあるとガラティーンで解決していたとのこと。
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;[[千子村正]]
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:別世界の自分自身が契約したマスター…を依代とした疑似サーヴァントという、地味に複雑な間柄。
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:今のところシナリオ上で絡みは無いが、先方からはあまりに増えすぎたアルトリア系統のサーヴァントに対し若干引き気味のコメントを頂戴している。
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:…のだが、上記のコメントは何故か'''彼女のみ対象外となっている'''模様(他のアルトリア系統サーヴァントは全員コメント対象となる)。
      
===生前===
 
===生前===
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;[[ガレス]]
 
;[[ガレス]]
:どのような形かは知らないが知り合いだったようで、彼女が円卓の騎士だったと知って大喜びしていた。
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:ブリテン異聞帯において、現地の妖精の一人として邂逅。自ら希望し、『予言の子』の従者として巡礼の旅に同伴する事になる。
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:カルデアで再会した際は彼女が円卓の騎士だったと知って大喜びしていた。
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;[[千子村正]]
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:別世界の自分自身が契約したマスター…を依代とした疑似サーヴァントにして、ブリテン異聞帯で縁を結んだ存在。偽の『予言の子』としてオークションに掛けられていた所を彼女が(オベロンが用意した偽札で)落札し、以降はその恩義に報いるため彼女の護衛として巡礼の旅に同伴する事になる。
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:粗野で不愛想ながら、終始彼女を『予言の子』ではなく一人の少女として気遣っていた稀有な存在であり、その後ろ向きで鬱屈した内面も看破していた、ある意味で最大の理解者。彼女の故郷で親交があった鍛冶師の老翁エクターと性格や言動が似通っていたことから、事あるごとに「村正ァ!」と嚙みつきつつも内心では信頼し、強く慕っていた。
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:物語終盤では、『やり残し』がある事を独白した彼女に猶予を与えるため、(異星の神の使徒の立場を事実上放棄する事になると承知の上で)理想郷での聖剣鍛造の場に介入。聖剣に組み込まれ消滅しようとしていた彼女の『楽園の妖精』としての最期の役目を肩代わりし、自身の霊基と引き換えに聖剣を鍛造した。
    
==名台詞==
 
==名台詞==
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