美遊・エーデルフェルト〔ランサー〕
| ランサー | |
|---|---|
| 真名 |
美遊・エーデルフェルト 朔月美遊(第三再臨) |
| 読み |
みゆ - さかつき みゆ |
| 性別 | 女性 |
| 身長 | 134cm |
| 体重 | 33kg |
| 好きな物 | (イリヤ以外だと)鈴カステラ |
| 苦手な物 | なし |
| 出典 | Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ |
| 地域 | 日本・冬木市 |
| 属性 |
秩序・善(第一、第二再臨) 秩序・悪(第三再臨) |
| 副属性 | 人 |
| 声優 |
名塚佳織(美遊) かかずゆみ(マジカルサファイア) |
| デザイン | ひろやまひろし |
| レア度 | ☆4 |
| 初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要 編集
槍兵のサーヴァント。水着サーヴァントとなった美遊・エーデルフェルト。
- 略歴
- 『カルデア・U-サマーアイランド』にて登場。
- 【第三】エリアにある因習村の「ミユノ地区」の巫女となっており、対抗する「イリノ地区」「クロノ地区」を抑え一番人気となっていたためエリアリーダーにもなっていた。
- そんな状況を覆すべく、他地区の巫女であるイリヤとクロ、そして彼女らに協力した主人公一行が儀式を邪魔した結果、封印していた加齢怒様が復活。
- そして彼に神稚児の力を悪用しようとされた結果、自身の願望の方向性によって暴走。主人公一行によって加齢怒様と共に倒され、正気を取り戻した。
- 人物
- 物静かな所は変わらないものの、妖精のような何かを採集して遊ぶなど年相応に子供らしい部分が顔を見せている。
- 藪にも平気で突っ込んでいくため虫さされがひどく、絆創膏や包帯が腕と足の随所に貼られている。
- 大人の言う事を素直に聞くタイプでもあるため、乗り気でないながらも因習村の巫女として活動を行っている。
- 第三再臨は暴走神稚児モードであり、常にうっとりとしている。妖精の採集によって空いたこの世ならざるものに繋がる孔により、異次元の概念に触れた事で世界はイリヤに溢れていると気づき、全てをイリヤにする事で世界を平和にしようとしている。
- 能力
- 空気を読んで捕虫網や漁網になったサファイアを振り回す。
- 花輪から乳白色の泥を放出しての攻撃も行う。
- 『カルデア・U-サマーアイランド』では神稚児の性質と自身の願望の方向性が合わさり、「自身に願った者に『イリヤになれば願いが叶う』と言い聞かせ、対象をイリヤだと思いこませる」という精神汚染を引き起こしていた。
ステータス 編集
| クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ランサー | 主人公 (Grand Order) | E | D | C | A+ | D | EX | 対魔力:B 陣地作成(因習):A+ 無限の魔力供給:A |
ひとり遊び:B 因習村の巫女:A+ イリヤズム:EX |
宝具 編集
- 日輪が穿つ星河の朔月(みるくいろの・ゆめをあなたと)
- ランク:EX
種別:対人~対界宝具
レンジ:1村
最大捕捉:1000人 - 村人たちは、神秘を信仰するのではなく、信仰のために神秘を捏造した。
- 出鱈目な教義から作られる出鱈目な儀式は、本来なら何の効果も示さないはずだった。
- だがそこに、美遊という本当の神秘が組み込まれ、儀式(システム)が機能してしまう。
- 美遊によって束ねられた信仰心は、世界に孔を穿つ。
- 孔の向こうに広がるのは、穢れた現世が反転した世界。
- 「善きもの」だけが住むとされる、ミルク色の銀河。
- 乳白色の泥が溢れ出し、村を埋め尽くす時、そこには「善きもの」だけが残るだろう。
- 『Grand Order』では「自身に〔悪〕特攻状態を付与(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な攻撃[Lv]+味方全体のNPを少し増やす+〔イリヤ〕特性の味方全体のNPを少し増やす」という効果のArts宝具。
真名:美遊・エーデルフェルト 編集
「神稚児」の力を持つ、イリヤと共に戦う魔法少女……が水着姿になったもの。
関連用語 編集
- 因習村
- 主に日本を舞台にした創作で用いられる舞台設定。
- 閉塞的な環境の田舎の村で、古くから伝わる言い伝えや意味ありげな童歌、独自性の高いお祭りや儀式などで構成されている。
- 登場するジャンルも因習に隠された秘密や準えた犯罪を暴くミステリー、因習にまつわる人間の脅威や封印されていた怪異に脅かされるホラー、因習による人間関係を変化させる人間ドラマなど多岐に渡っている。
- イリヤズム
- この霊基の美遊が提唱している思想。
- 森羅万象に神が宿るとする思想、アニミズムから変化したもの。即ち、人や自然などあらゆるものにイリヤを見出そうという考え。というか幻覚。
- しかし、神稚児の性質によって幻覚が現実を侵食するようになっている。
- 主人公に対しては手始めと称してその辺に転がっている鉛筆からイリヤを見出す事を要求している。
登場作品と役柄 編集
Fateシリーズ 編集
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『カルデア・U-サマーアイランド ~大統領は夏の夢を見るか?~』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
人間関係 編集
Fate/Grand Order 編集
- 主人公 (Grand Order)
- カルデアにおけるマスター。
- イリヤズムについて伝えようと勧誘しており、絆Lvが上がると「前々からイリヤ味を感じていた」「それ故に自身にイリヤを内包しているが故に他者にイリヤを見出しにくいのではないか」とイリヤズムにイマイチ賛同していない理由を解釈するようになる。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- 同じ魔法少女であり親友。
- (本人との関係は不明だが)普段から捕まえている妖精の正体でもあり、第三再臨では彼女そっくりとなった妖精たちを連れている。
- 普段と同じく彼女への愛は重く、第三再臨では世界が彼女に溢れていると気づき、『カルデア・U-サマーアイランド』では「願いはイリヤである」という自身の願望に気づいて暴走した。
- 『カルデア・U-サマーアイランド』では巫女として彼女と敵対する立場にあったものの、戦いたくはなかったため流れに身を任せていたのだが人気となってしまい、クロと組んで対抗されていた。
- マイルームでもやっぱりイリヤは本物に限ると堪能していたようだが、逃げられている。
- クロエ・フォン・アインツベルン
- 共に戦う仲間。
- 彼女は限りなくイリヤに近い存在であるため、見出すまでもなくイリヤ味に溢れているようだが、美遊としてはクロでしかないという認識。
- サファイアからはそれもまた親愛の形だとされている。
- マジカルサファイア
- 自身の持つ杖。
- 元霊基と関係性は変わらず、パートナーとして互いに協力している。
- 第三再臨では巫女としての自身を崇めるかのようになり、「巫女様」と呼ばれるように。
- 加齢怒様
- 『カルデア・U-サマーアイランド』ではサファイアの忠言によって彼を封印し、その存在を隠すため石像となった彼を隠して「富理主真様」という偽の名前で伝えていた。
- しかし作中では主人公一行が石像を偽の儀式の場に持ってきてしまったため、封印が解かれ彼に神稚児の力を悪用されそうになる。
- だが、暴走したため彼をもイリヤにしようとし、主人公一行によって共に倒される結果となった。
名台詞 編集
メモ 編集
- 水着霊基になるにあたり、「因習村の巫女」という属性を引っ提げてきた美遊。第一再臨では「因習村に入った外部の人間に警告してくる少女」のような雰囲気となっている。
- 彼女の実家も「七歳になるまで娘を表に出さない」という倣いがあり因習村のような雰囲気だが、こちらは神稚児の力を持つ娘を守るための処置である。
むしろ美遊以外にもっとそれっぽそうな人達がちらほら…… - 第三再臨ではイリヤへの愛が爆発。コマンドカード選択時の台詞は全てニュアンスの違う「イリヤ」になり、人々をイリヤにする事で世界を救おうとするように。第三再臨時に獲得する「イリヤズム」スキルも「自身を除く敵味方全体に〔イリヤ〕特性を付与」という効果を持っている。
汝はイリヤ!- 「〔イリヤ〕特性を付与」という強烈な文言により、SNS上では二次創作の格好のネタに。特性付与時の解釈は「衣装を魔法少女のイリヤのものにする」、または「首から上がイリヤになる」という二つが主に見られた。
- ちなみにこのイリヤ特性、バフでもデバフでもないので仕様上は防げない。また、メリットは薄いが水着美遊を二人編成すればお互いにイリヤ特性を付与する事もできる。しかし性能的なシナジーがあるのはイリヤよりもクロの方である。
- 『カルデア・U-サマーアイランド』では神稚児の性質と自身の願望により、「対象の自認をイリヤにする」という大規模精神汚染を引き起こしていた。
あなたをイリヤです
- 上記のように『カルデア・U-サマーアイランド』開催に伴い実装されたが、ストーリーが段階解放される仕様なため【第三】エリアのストーリーが始まる前に彼女のプロフィールを閲覧する事ができる。このため、あまりにぶっ飛んだ内容に戦慄し「ストーリーでは一体何をやらかすのか」と戦々恐々とするプレイヤーが続出。結果は上記の通りの惨状となった。
- こんな事になっているが、第三再臨でやっと悪属性になるくらいで彼女に「狂化」や「精神汚染」といった類のスキルは一切付与されていない。
- 彼女の実家も「七歳になるまで娘を表に出さない」という倣いがあり因習村のような雰囲気だが、こちらは神稚児の力を持つ娘を守るための処置である。
- 第一再臨で捕まえようとしている妖精は、『プリズマ☆イリヤ ドライ!!』に出てくる妖精化したイリヤほぼそのままのデザイン。美遊は本能でこの妖精を集めなければならないと感じているらしい。
- しかし、こちらの妖精については殆どの情報が分かっておらず、出自やどういった存在なのかも不明。今後の『ドライ!!』本編に関わる事もあるのだろうか。
- 妖精がイリヤである事や、最終再臨時の台詞からこの霊基の美遊は「『プリズマ☆イリヤ』における美遊のバッドエンドIF」なのではないかとも一部では囁かれている。
- しかし、こちらの妖精については殆どの情報が分かっておらず、出自やどういった存在なのかも不明。今後の『ドライ!!』本編に関わる事もあるのだろうか。
- 第三再臨で背後に現れる花輪の中はまるで聖杯の孔のように見えるため、上記の妖精と合わせこちらも何かしらの厄ネタではないかと噂されている。
- 宝具説明によると、孔は村人たちの信仰心を使って穿たれたものらしく、中は「善きもの」だけが住むとされる、穢れた現世が反転した世界であるとの事。
- 孔からは乳白色の泥が出てくる他、中央にはピンク色の球体が浮かんでいる。この球体は宝具演出で無数のイリヤ型妖精へと変化している。
- 『カルデア・U-サマーアイランド』では巫女服姿を披露しているが、霊衣としては実装されていない。
- なお、同イベント内ではイリヤとクロエも巫女服姿を披露しているものの、こちらもやはり霊衣としての実装はなし。
- 余談だが、3人がイベント内で(偽物とはいえ)巫女を経験したため、望月千代女含めひろやまひろし氏がデザインを担当したサーヴァント全員が巫女経験者という事に。
話題まとめ 編集
脚注 編集
注釈 編集
出典 編集