Talk
発売日 2001年8月12日[注 1]
著者 奈須きのこ
掲載誌 宵明星
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概要編集

サークル「少女標本」が発行した同人誌『宵月星』に寄稿された奈須きのこ氏の短編小説。

月姫』の一年後を舞台に、腑海林アインナッシュを巡ってシエルメレム・ソロモンの代行者コンビが活躍するという内容。

のちに『月姫読本 Plus Period』に加筆・修正・再編集された上で再録されている。

登場人物編集

シエル
埋葬機関の代行者。ナルバレックの命でアインナッシュ討伐任務に就く。
メレム・ソロモン
埋葬機関の代行者。アインスに取って代わりアインナッシュ討伐任務に就く。
殺人貴
姫君のために単身で腑海林に潜入し、アインナッシュの実を探す。
フォルテ
魔術協会魔術師で、封印指定の執行者。女性。侵入した目的は不明だが、内部で志貴と遭遇して戦闘になり、撃退される。
腑海林アインナッシュ
死徒二十七祖第七位の幻想種。活動期に入り、吸血を開始する。
姫君
今から800年前に初代アインナッシュ討伐に訪れた真祖の姫。その際のポカが原因で腑海林アインナッシュが生まれる。
アインス
埋葬機関の代行者。50代の中年男性。シエルと共にアインナッシュ討伐を行うはずだったが、メレムに食われてしまう。

メモ編集

  • タイトルは扉ページではピリオド付きの「Talk.」だが、『月姫読本 Plus Period』再録時の目次では「Talk」、『Character material』での言及では「月姫読本・talk」と表記に揺れがある。
  • 奈須きのこ氏による未発表の設定が盛り沢山の後日談が、他所のサークルの二次創作同人誌に掲載されるという同人ならではのスタイル。
    • サークル「少女標本」の桐原女史から奈須氏へのチョコのお返しとして執筆された。当初1ページのコメントの予定だったが、武内氏の提案により8ページの小説となった[出 1]
    • 『宵月星』はシエルをテーマに据えた「シエル本」であるが、シエルとの日常は『歌月十夜』でやってしまったために、趣向を変えた結果がこれとのこと[出 1]
  • 『月姫読本 Plus Period』に再録された際は、フォントと改行位置の変更、「シエルは」といった主語の一部削除、用語への一筆追加などが行われているが、情報量としての増減はない。

脚注編集

注釈編集

  1. コミックマーケット60

出典編集

  1. 1.0 1.1 『宵月星』GUEST COMENTS

関連項目編集