「パリス」を編集中

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| 真名 = パリス
 
| 真名 = パリス
 
| 読み =  
 
| 読み =  
| 外国語表記 = Paris
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| 外国語表記 =  
 
| 異名 =  
 
| 異名 =  
 
| 愛称 =  
 
| 愛称 =  
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| 地域 = ギリシャ
 
| 地域 = ギリシャ
 
| 属性 = 中立・中庸
 
| 属性 = 中立・中庸
| 副属性 = 地
+
| 隠し属性 = 地
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| 一人称 = 僕/私<ref group="注">かしこまった席で使用している。</ref>
 
| 一人称 = 僕/私<ref group="注">かしこまった席で使用している。</ref>
 
| 二人称 = 皆さん
 
| 二人称 = 皆さん
| 三人称 = ○○様<ref group="注">神霊サーヴァントに使用。</ref>/○○さん(嫌いな人は呼び捨て)
+
| 三人称 = 〇〇様<ref group="注">神霊サーヴァントに使用。</ref>/〇〇さん(嫌いな人は呼び捨て)
 
| 声優 = 寺崎裕香
 
| 声優 = 寺崎裕香
 
| 演者 =  
 
| 演者 =  
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;略歴
 
;略歴
:『[[Fate/Grand Order]]』Lostbelt No.5『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』にて汎人類史側のサーヴァントとして登場。オリュンポスを目指すカルデア一行にアポロン共々協力する。
 
 
;人物
 
;人物
 
: 羊の巻き角のように編まれた淡い金髪に赤眼の美少年。服装も一括して魔法少女のような格好。
 
: 羊の巻き角のように編まれた淡い金髪に赤眼の美少年。服装も一括して魔法少女のような格好。
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:急所が有名な英雄キラー。アキレウスだけでなく、弱点さえ知れば竜の血で身を固めた[[ジークフリート]]なども倒すことが可能かもしれない。
 
:急所が有名な英雄キラー。アキレウスだけでなく、弱点さえ知れば竜の血で身を固めた[[ジークフリート]]なども倒すことが可能かもしれない。
 
:しかしその為には前提として敵の急所を知らなければならない上に、相手の敏捷、幸運、魔力のランクなどにも左右される。
 
:しかしその為には前提として敵の急所を知らなければならない上に、相手の敏捷、幸運、魔力のランクなどにも左右される。
:『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な〔急所判明〕状態特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>」という効果のQuick宝具。
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:『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref>&敵単体に超強力な[急所判明]状態特攻攻撃[Lv.1~]<オーバーチャージで特攻威力アップ>」という効果のQuick宝具。
  
 
;不和呼びし黄金の林檎(ディスティヒア・ミリャ)
 
;不和呼びし黄金の林檎(ディスティヒア・ミリャ)
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:最も美しい女神に対して贈られるはずだったこのリンゴは、トロイア戦争を引き起こした。
 
:最も美しい女神に対して贈られるはずだったこのリンゴは、トロイア戦争を引き起こした。
 
:リンゴ自体に破壊力はないが、結果として「敵味方関係なく莫大な破壊を引き起こす」という非常に厄介な代物。抵抗には幸運や精神耐性などが重要視される。
 
:リンゴ自体に破壊力はないが、結果として「敵味方関係なく莫大な破壊を引き起こす」という非常に厄介な代物。抵抗には幸運や精神耐性などが重要視される。
:『Grand Order』ゲーム中では「自身のNPを増やす[Lv]&HPを回復[Lv]」という効果のスキルとして表現されている。
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:『Grand Order』では基本的に使用されない。ゲーム内では「自身のNPを増やす[Lv.1~]&自身のHPを回復[Lv.1~]」という効果の保有スキル。
 
:なお、パリス本人には持ち込んだ自覚は無かったようだが、アポロンが余計な気を利かせて危険物と知りながら勝手に持ち込んだようである。
 
:なお、パリス本人には持ち込んだ自覚は無かったようだが、アポロンが余計な気を利かせて危険物と知りながら勝手に持ち込んだようである。
  
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=== 関連 ===
 
=== 関連 ===
 
;パリスの審判
 
;パリスの審判
:上記のように3人の女神の誰が一番美しいか?を問われた際に、パリスが判定する羽目になった審判。元々はアフロディーテと鍛治の神ヘファイストスの結婚式<ref group="注">アキレウスの両親であるペレウスと女神テティスの結婚式とする場合もある。</ref>に争いの女神エリスだけが招待されず、その事に怒ったエリスが黄金のリンゴを投げ入れて仕掛けたもの。
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:上記のように3人の女神の誰が一番美しいか?を問われた際に、パリスが判定する羽目になった審判。元々はアフロディテと鍛治の神ヘファイストスの結婚式<ref group="注">アキレウスの両親であるペレウスと女神テティスの結婚式とする場合もある。</ref>に争いの女神エリスだけが招待されず、その事に怒ったエリスが黄金のリンゴを投げ入れて仕掛けたもの。
: ここから争いごとの終焉を第三者に委ねること、またはそれを任された人物のことを呼称する言葉としても使われている。
+
: ここから争いごとの終焉を第三者に委ねること、またはそれを任された人物のことを呼称する言葉として使われている。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
: 2019年の4周年記念キャンペーン開催に伴い、フレンドポイント召喚に実装。直後のイベントの概念礼装にも登場しており、第三特異点「[[封鎖終局四海 オケアノス]]」やバレンタインイベントでのヘクトールの台詞から存在自体はたびたび言及されていた。
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: 2019年の4周年記念キャンペーン開催に伴い実装。直後のイベントの概念礼装にも登場しており、第三特異点「[[封鎖終局四海 オケアノス]]」やバレンタインイベントでのヘクトールの台詞から存在自体はたびたび言及されていた。その後、大西洋異聞帯前章「[[神代巨神海洋アトランティス]]」で本格参戦する。
: その後、大西洋異聞帯前章「[[神代巨神海洋 アトランティス]]」で本格参戦する。
 
 
 
; [[Fate/strange Fake]]
 
: [[アーテー]]絡みの過去シーンで「[[アガメムノン]]の愛妻を奪った事が発端でトロイア戦争が始まった」と紹介された。
 
: よく知られている歴史とは齟齬があるが、これについての疑問点はアガメムノンの項目を参照。
 
  
 
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
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;[[ナイチンゲール〔サンタ〕]]
 
;[[ナイチンゲール〔サンタ〕]]
 
:特大の注射器を持っているので、非常に怖がっている。
 
:特大の注射器を持っているので、非常に怖がっている。
:ブラダマンテの幕間の物語では、うっかりくしゃみをしたために[[ナイチンゲール|サンタでない方の彼女]]に連行されてしまった。
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:ブラダマンテの幕間の物語では、うっかりくしゃみをしたためにサンタでない方の彼女に連行されてしまった。
 
;[[ディオスクロイ]]
 
;[[ディオスクロイ]]
 
:自分が奪取したヘレネーの双子の兄妹達。
 
:自分が奪取したヘレネーの双子の兄妹達。
 
: 現時点で両者に絡みはなし。
 
: 現時点で両者に絡みはなし。
; [[オリオン|アルテミス]]
 
: 自身に寵愛を与えてくれた神であるアポロンの妹。面識があるのかパリスから見ると「ギャップが凄い」とのこと。
 
: なお、オリオンとの悶着のせいかアポロンから見ると彼女は怯える対象らしい。
 
; [[アスクレピオス]]
 
: アポロンの息子。だが、嘘で騙されたとはいえ母親を殺した上に自分を翻弄した『愚かな神々』の一人でもあるため露骨に嫌っている。マイルーム会話でも気配を感じとり、忌々しそうに舌打ちをしている。
 
: 自身の幕間で鉢合わせした時も問答無用でアポロンを取り上げて投げ捨てたのだが、両者の確執を知らないパリスは終始戸惑い気味であった。
 
; [[イアソン]]
 
: ヘクトールから窮地に立たされて初めて英雄としての真価を発揮する所がパリスとそっくりと称された英雄。同時期に追加された新規サーヴァント同士でもある。
 
 
;[[アマゾネスCEO]]
 
;[[アマゾネスCEO]]
 
:イベント『救え!アマゾネス・ドットコム』にて、仕事中の彼女を見かけて「働いている女性ってかっこよくて'''美しい'''」とペンテシレイアが見ているのも知らずに口走ってしまい、イベントの発端となってしまった。
 
:イベント『救え!アマゾネス・ドットコム』にて、仕事中の彼女を見かけて「働いている女性ってかっこよくて'''美しい'''」とペンテシレイアが見ているのも知らずに口走ってしまい、イベントの発端となってしまった。
 
;[[ベオウルフ]]、[[ラーマ]]
 
;[[ベオウルフ]]、[[ラーマ]]
 
:自身の幕間の物語にて、英雄の何たるかについて悩んでいた際に相談した相手。
 
:自身の幕間の物語にて、英雄の何たるかについて悩んでいた際に相談した相手。
; [[ドゥリーヨダナ]]
 
: 『ミスティックアイズ・シンフォニー』で共演した相手。
 
: 自分の事を弟扱いされている事について、巻き込まれた[[織田信勝]]とは異なり「いつも真面目な兄とは違うからたまにならいいか」くらいには好意的だった。
 
: それとは別にあまりにも大人げなかったため信勝と共謀して樹から追い落とすことに。
 
  
 
===生前===
 
===生前===
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: だが、一方の彼からすれば『愚弟』と称するほど散々とばっちりやら尻拭いやらをさせられた相手でもある。
 
: だが、一方の彼からすれば『愚弟』と称するほど散々とばっちりやら尻拭いやらをさせられた相手でもある。
 
; [[アキレウス]]
 
; [[アキレウス]]
: トロイア戦争で討ち取った相手。パリスが天真爛漫な姿で現れたため「毒気が失せた」という感じなのだが、それが不満の様子。
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: トロイア戦争で討ち取った相手。こちらが天真爛漫なので向こうからすると「毒気が失せた」という感じなのだが、それが不満の様子。
 
: 彼としては踵を射抜いて命を奪ったことについては「本当に自分の功績なのか」と思い悩んでいたが、英雄についての意志を固めた後には「アポロンを始めとして様々な人々の意志の結果でもあるから、いつか自分の力で倒す」と改めて挑戦状を叩きつけた。
 
: 彼としては踵を射抜いて命を奪ったことについては「本当に自分の功績なのか」と思い悩んでいたが、英雄についての意志を固めた後には「アポロンを始めとして様々な人々の意志の結果でもあるから、いつか自分の力で倒す」と改めて挑戦状を叩きつけた。
 
; [[ペンテシレイア]]
 
; [[ペンテシレイア]]
 
: 兄の死後トロイアに来た援軍。生前は兜をかぶったままなので顔を見る事は無かったが、『Grand Order』で顔を見た時の反応は「かっこいい」なので、とりあえず地雷は踏まずに済んだ。
 
: 兄の死後トロイアに来た援軍。生前は兜をかぶったままなので顔を見る事は無かったが、『Grand Order』で顔を見た時の反応は「かっこいい」なので、とりあえず地雷は踏まずに済んだ。
; [[アポロン]]
+
; アポロン
 
: 自身に加護を与えてくれる神。『Grand Order』では召喚されたパリスに羊の格好で勝手についてきた挙げ句、自分の好みで彼を少年時代の肉体年齢に変えてしまった。
 
: 自身に加護を与えてくれる神。『Grand Order』では召喚されたパリスに羊の格好で勝手についてきた挙げ句、自分の好みで彼を少年時代の肉体年齢に変えてしまった。
 
: なお、羊の格好でも普通に喋れるようである。
 
: なお、羊の格好でも普通に喋れるようである。
 
: 彼としてはパリスの保全を第一に考えており、マスターや兄のヘクトールの事ですらどうでもいいと思っている節がある。
 
: 彼としてはパリスの保全を第一に考えており、マスターや兄のヘクトールの事ですらどうでもいいと思っている節がある。
;アテナ、ヘラ、[[アフロディーテ]]
+
; [[オリオン|アルテミス]]
 +
: 自身に寵愛を与えてくれた神であるアポロンの妹。面識があるのかパリスから見ると「ギャップが凄い」とのこと。
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: なお、オリオンとの悶着のせいかアポロンから見ると彼女は怯える対象らしい。
 +
; [[アスクレピオス]]
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: アポロンの息子。だが、嘘で騙されたとはいえ母親を殺した上に自分を翻弄した『愚かな神々』の一人でもあるため露骨に嫌っている。マイルーム会話でも気配を感じとり、忌々しそうに舌打ちをしている。
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: 自身の幕間で鉢合わせした時も問答無用でアポロンを取り上げて投げ捨てたのだが、両者の確執を知らないパリスは終始戸惑い気味であった。
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; [[イアソン]]
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: ヘクトールから窮地に立たされて初めて英雄としての真価を発揮する所がパリスとそっくりと称された英雄。同時期に追加された新規サーヴァント同士でもある。
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;アテナ、ヘラ、アフロディテ
 
:自分に厄介な審判を押し付けてきた女神達。
 
:自分に厄介な審判を押し付けてきた女神達。
 
;ヘレネー
 
;ヘレネー
:彼女をメネラオスから奪った事で、トロイア戦争が勃発する。
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:彼女をメラネオスから奪った事で、トロイア戦争が勃発する。
 
;[[オデュッセウス]]
 
;[[オデュッセウス]]
 
:彼が仕掛けた木馬作戦に対抗の手立てを打てず、祖国の滅亡を許してしまう。
 
:彼が仕掛けた木馬作戦に対抗の手立てを打てず、祖国の滅亡を許してしまう。
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;「発射します! よろしくお願いしまーす!」
 
;「発射します! よろしくお願いしまーす!」
 
: EXアタック時の台詞。言い方と口調がとあるアニメ映画を思わせる。
 
: EXアタック時の台詞。言い方と口調がとあるアニメ映画を思わせる。
; 「システムアポロン、起動! トロイアスバレル、チェック! サンライトオーバー! 3! 2! 1! 『<RUBY><RB>輝かしき終天の一矢</RB><RT>トロイア・ヴェロス</RT></RUBY>』、発射ぁーっ!!」
+
; 「システムアポロン、起動! トロイアスバレル、チェック! サンライトオーバー! 3! 2! 1! 『<RUBY><RB>輝かしき終点の一矢</RB><RT>トロイア・ヴェロス</RT></RUBY>』、発射ぁーっ!!」
 
: 宝具発動。兄と同じくこの近代風台詞な辺りはさすが兄弟である。
 
: 宝具発動。兄と同じくこの近代風台詞な辺りはさすが兄弟である。
 
==== マイルーム ====
 
==== マイルーム ====
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: マイルーム会話「会話2」「会話3」。王子でありながら謙虚さが伺える。
 
: マイルーム会話「会話2」「会話3」。王子でありながら謙虚さが伺える。
 
; 「聖杯、ですか。うーん……トロイア戦争で、何をどうすれば勝てたのかな……」
 
; 「聖杯、ですか。うーん……トロイア戦争で、何をどうすれば勝てたのかな……」
: マイルーム会話「聖杯について」。兄が聞いたら「どう考えてもお前があの木馬を引き入れたせいだろ!?」と怒りそうである。<ref group = "注">もっとも、木馬が罠であると見抜いたトロイア市民が皆無というわけではなかった。アテナ(もしくはアポロン)神殿の神官ラオコーンは木馬を怪しみ、槍を突き立てるなどして内部を改めようとしたのだが、そこに海から巨大な大蛇が現れラオコーンと彼の二人の息子を絞め殺した。人々はこれを神罰と見て、木馬を受け入れることに賛成するようになったとされている。<br>それ以外にも、バリスやヘクトールの姉妹であるトロイア王女カサンドラも木馬の引き入れに反対したのだが、彼女はかつてアポロンの求愛を断った報復として「カサンドラの言うことを誰も信じない」という呪いをかけられていたため無視された。なお、ブラッド・ピット主演の映画「トロイ」ではパリスが木馬を怪しんで「燃やすべきだ」と主張するも、父王プリアモスに退けられた。</ref>
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: マイルーム会話「聖杯について」。兄が聞いたら「どう考えてもお前があの木馬を引き入れたせいだろ!?」と怒りそうである。<ref group = "注">もっとも、木馬が罠であると見抜いたトロイア市民が皆無というわけではなかった。アテナ(もしくはアポロン)神殿の神官ラオコーンは木馬を怪しみ、槍を突き立てるなどして内部を改めようとしたのだが、そこに海から巨大な大蛇が現れラオコーンと彼の二人の息子を絞め殺した。人々はこれを神罰と見て、木馬を受け入れることに賛成するようになったとされている。<br>それ以外にも、バリスやヘクトールの姉妹であるトロイア王女カサンドラも木馬の引き入れに反対したのだが、彼女はかつてアポロンの求愛を断った報復として「カサンドラの言うことを誰も信じない」という呪いをかけられていたため無視された。</ref>
 
; 「トロイア戦争において、ほとんどの人は僕の事を間違っていると言いました。でもヘクトール兄さんだけは僕を正しいと言ってくれたんです。いつもは邪険にされますけど、僕が兄さんを大好きなのはそういうところです」
 
; 「トロイア戦争において、ほとんどの人は僕の事を間違っていると言いました。でもヘクトール兄さんだけは僕を正しいと言ってくれたんです。いつもは邪険にされますけど、僕が兄さんを大好きなのはそういうところです」
 
: マイルーム会話「第三再臨以降の絆Lv.5」。Fate時空においてパリスがヘレネーを連れ帰って来たのは、彼女がメネラウス王に無理矢理結婚させられていた上に酷い虐待を受けていたことに憤慨したからだとされている。ヘクトールが弟を庇ったのはそんな正義感の強さを認めたからなのだろう。
 
: マイルーム会話「第三再臨以降の絆Lv.5」。Fate時空においてパリスがヘレネーを連れ帰って来たのは、彼女がメネラウス王に無理矢理結婚させられていた上に酷い虐待を受けていたことに憤慨したからだとされている。ヘクトールが弟を庇ったのはそんな正義感の強さを認めたからなのだろう。
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==メモ==
 
==メモ==
*項目にもある通り本来の全盛期である大人の姿ではないため、彼を知る関係者からは大いに困惑されている。特に兄の[[ヘクトール]]とは赤ん坊の時に捨てられてしまって以来、パリスが成長して王宮入りするまではほぼ生き別れの状態だった。ちなみに原典によると、本来の二人の年齢差は2歳違いとされている。<ref group="注">トロイア王プリアモスと王妃ヘカベーとの間には名前が判明している者を含めると'''19人の子供'''がおり、ヘクトールとパリスはこの兄弟姉妹の長男と次男にあたる。</ref>
+
*項目にもある通り本来の全盛期である大人の姿ではないため、彼を知る関係者からは大いに困惑されている。特に兄の[[ヘクトール]]とは赤ん坊の時に捨てられてしまって以来、パリスが成長して王宮入りするまではほぼ生き別れの状態だった。ちなみに原典によると、本来の二人の年齢差は2歳違いとされている。<ref group="注">トロイア王プリアモスと王妃ヘカベーとの間には名前が判明している者を含めると'''19人の子供'''がおり、ヘクトールとパリスは兄弟姉妹の長男と次男にあたる。</ref>
 
**この外見差のため両者が兄弟と言われてもピンとこないかもしれないが、宝具発動台詞の他、表情差分をよく見ると細かい部分で共通点を見出すことが出来る。
 
**この外見差のため両者が兄弟と言われてもピンとこないかもしれないが、宝具発動台詞の他、表情差分をよく見ると細かい部分で共通点を見出すことが出来る。
 
*イメージモチーフに「羊」が使われているのは、[[ダビデ]]や[[ロムルス]]と同じく生前当初は羊飼いだった頃の名残り。羊アーチャーとしては[[アルテラ・ザ・サン〔タ〕]]に続く二人目のサーヴァントとなる。
 
*イメージモチーフに「羊」が使われているのは、[[ダビデ]]や[[ロムルス]]と同じく生前当初は羊飼いだった頃の名残り。羊アーチャーとしては[[アルテラ・ザ・サン〔タ〕]]に続く二人目のサーヴァントとなる。
*アーチャークラスの常として単独行動スキルを所有しているが、実はパリス本人のものではない。一緒にいるアポロンが勝手に動き回るという意味での単独行動:EXである。
 
*パリスの設定によれば、「ヘレネーはメネラオスに無理やり結婚させられ、しかも酷い虐待をされていたので、パリスが救い出した」と言う設定になっている。だが、実際の神話においてはメネラオスはかなりの人格者で、「トロイア陥落後に連れ戻されたヘレネーとメネラオスはよりを戻し、故郷で平和に暮らした」と言う物語も有るほどなので、こうした設定には非常に違和感がある。この辺りについてはまだ詳しく書かれている訳ではないので、イベントで取り上げられたり新たなサーヴァントが登場する事で、何らかの新たな情報が出るのではないか、と言う予想もある。
 
**強いて言うなら、メネラオスの兄であるアガメムノンがヘレネーの双子の異父姉であるクリュタイムネーストラーを夫を殺害して手籠めにしたという逸話がある。ただ、地位によっては兄弟姉妹で相争う事もあるこの時代に、兄の行為の恨みを弟に抱くと言うのは考えにくい。
 
*また、パリス(とヘクトール)の弟妹達の一人には、悲劇の予言者・カッサンドラがいる。彼女は「アポロンに愛されて予言能力を得たが、その力によって『アポロンが自分を捨てる未来』を予言してしまった」「それを理由にアポロンの愛を拒絶した結果、逆恨みされて『予言を誰も信じない』と言う呪いをかけられた」「トロイの木馬がトロイアに滅亡をもたらす事を予言したが、呪いのせいで誰も信じてもらえなかった」と言う経歴の持ち主。
 
**つまり、パリスにとってみれば、アポロンは「妹と故郷の仇」でもある。
 
 
==話題まとめ==
 
;パリスの審判
 
:「その行いがトロイア戦争の発端になった」と言われ、Fateでもそのように扱われているパリスだが、実の所、彼の非はとても小さい。
 
:三女神の中でアフロディーテを選んだがためにヘレネーを奪う事になった訳だが、仮にヘラを選んだとしても「王位と富貴を得るために戦争を」、アテナを選んだとしても「勝利を得るために戦争を」と言う事になった可能性が高い。
 
:かと言って、褒美の受け取りを拒否すれば女神の不興を買う事は間違いないし、そもそも選ばなかった二女神の恨みはすでに買っているので手遅れ。そして「誰も選ばない」と言う選択肢もまた、彼を裁定役に任じたゼウスの顔を潰す事になる。つまり、'''裁定役に選ばれた時点で詰んでいた'''のである。
 
:それどころか、この審判自体がギリシャ神話に曰く「増えすぎた人間を減らすために、ゼウスが戦争を起こそうとした」ため、と言う説もある。結局パリスはギリシャ神話によくいる'''神々に翻弄された哀れな人間'''に過ぎず、そこに罪を求めるのは大分無理があるのだ。ただし'''どう考えても神々に非があるのに、巻き込まれた人間の側が悪扱いされる'''と言うのもギリシャ神話がらみでは定番なのだが。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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[[category:Fate/Grand Order]]
 
[[category:Fate/Grand Order]]
 
[[category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 
[[category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
 

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