「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕」を編集中
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{{サーヴァント概要 | {{サーヴァント概要 | ||
| タイトル = アヴェンジャー<ref group = "注">第一特異点では[[ルーラー]]のクラス。</ref> | | タイトル = アヴェンジャー<ref group = "注">第一特異点では[[ルーラー]]のクラス。</ref> | ||
− | | 真名 = | + | | 真名 = ジャンヌ・ダルク |
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| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | ||
| 声優 = 坂本真綾 | | 声優 = 坂本真綾 | ||
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| 地域 = フランス | | 地域 = フランス | ||
| 属性 = 混沌・悪 | | 属性 = 混沌・悪 | ||
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| 性別 = 女性 | | 性別 = 女性 | ||
| スリーサイズ = | | スリーサイズ = | ||
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| 二人称 = 貴方/貴女/アンタ | | 二人称 = 貴方/貴女/アンタ | ||
| 三人称 = 彼/彼女/アイツ/アレ | | 三人称 = 彼/彼女/アイツ/アレ | ||
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| デザイン = 武内崇 | | デザイン = 武内崇 | ||
| 設定作成 = 東出祐一郎 | | 設定作成 = 東出祐一郎 | ||
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:しかし、ジャンヌ・ダルクが無自覚に自らの暗い側面を認識したことでジャンヌ・オルタの完全な消失は免れることになった。そこで彼女はジャンヌの精神世界においてメフィストフェレスを召喚し、また主人公の干渉もありジャンヌが「心の闇」と位置付けていた「生きたいという願望」を喚起することで、自身の写し鏡である反英霊ジャンヌ・オルタの存在が刻まれる余地を作ることになった。 | :しかし、ジャンヌ・ダルクが無自覚に自らの暗い側面を認識したことでジャンヌ・オルタの完全な消失は免れることになった。そこで彼女はジャンヌの精神世界においてメフィストフェレスを召喚し、また主人公の干渉もありジャンヌが「心の闇」と位置付けていた「生きたいという願望」を喚起することで、自身の写し鏡である反英霊ジャンヌ・オルタの存在が刻まれる余地を作ることになった。 | ||
:そして[[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕|ある者からの薫陶]]をきっかけとして'''「彼女ほど悲惨な目に遭ったのならば復讐を考えていない筈が無い」'''という本人とは無関係な民衆の想いを基にジャンヌ・ダルクの知名度を逆利用した存在の確立を目論み、贋作を作り続けることで真作を上回り乗っ取ろうとする。事態を察知したダ・ヴィンチと主人公が倒した贋作英霊の仇討ちのため、彼らに再び戦いを挑み、そして敗れたことで「この世に存在する」因果を手に入れ、満足して消えて行った。 | :そして[[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕|ある者からの薫陶]]をきっかけとして'''「彼女ほど悲惨な目に遭ったのならば復讐を考えていない筈が無い」'''という本人とは無関係な民衆の想いを基にジャンヌ・ダルクの知名度を逆利用した存在の確立を目論み、贋作を作り続けることで真作を上回り乗っ取ろうとする。事態を察知したダ・ヴィンチと主人公が倒した贋作英霊の仇討ちのため、彼らに再び戦いを挑み、そして敗れたことで「この世に存在する」因果を手に入れ、満足して消えて行った。 | ||
− | : | + | :終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚されており、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|もう一人のアヴェンジャー]]に続いてⅩの座を統括する[[アンドロマリウス|廃棄孔アンドロマリウス]]との戦いに参戦する。 |
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; 人物 | ; 人物 | ||
− | : | + | : 特異点においては自分を裏切ったフランスに憎悪を抱き、己の救済全てが過ちだったとしてフランスを滅ぼさんとし、もう一人の[[ジャンヌ・ダルク]]を自分の暗黒面を認めようとしない愚か者と断じて強く敵視している。 |
: その性格は極めて残忍、苛烈、冷酷であり、言動や振る舞いに元の聖女としての面影や他者への慈愛はなく、人間であるというだけで復讐の対象となる。しかし無秩序な破壊者というわけではなく、その行為自体は「神が存在自体を間違いとしたフランスを滅ぼす」という信念の元にある。周囲への仲間に対しても常に不信を抱いており、神の存在を信じてはいるがそこにあるのは信仰ではなく、神を相手に戦い殺すことへの喜びのみである、 | : その性格は極めて残忍、苛烈、冷酷であり、言動や振る舞いに元の聖女としての面影や他者への慈愛はなく、人間であるというだけで復讐の対象となる。しかし無秩序な破壊者というわけではなく、その行為自体は「神が存在自体を間違いとしたフランスを滅ぼす」という信念の元にある。周囲への仲間に対しても常に不信を抱いており、神の存在を信じてはいるがそこにあるのは信仰ではなく、神を相手に戦い殺すことへの喜びのみである、 | ||
: 何れにせよ彼女に存在するのは完璧なまでの破滅嗜好であり、力尽きるまで何かを殺し続けることを人生の目的とする。 マスターに対してもひとまず反抗はしないものの、人間である以上不信感は常に抱いており、何かと距離を置こうとしている。 | : 何れにせよ彼女に存在するのは完璧なまでの破滅嗜好であり、力尽きるまで何かを殺し続けることを人生の目的とする。 マスターに対してもひとまず反抗はしないものの、人間である以上不信感は常に抱いており、何かと距離を置こうとしている。 | ||
: 普段は丁寧で慇懃無礼なのだが、感情が昂るとグレた女子高生のような伝法な口調になる。また「本来のジャンヌ・ダルクそのものではない存在として」の出自を自覚しているためか「あり得ない負の存在」としての自分にコンプレックスを抱いている節があり、自らを「愛される要素などない小娘」と称するなど自虐的でひねくれた性格や、一種の承認欲求・主人公願望に近いものを秘めている。 | : 普段は丁寧で慇懃無礼なのだが、感情が昂るとグレた女子高生のような伝法な口調になる。また「本来のジャンヌ・ダルクそのものではない存在として」の出自を自覚しているためか「あり得ない負の存在」としての自分にコンプレックスを抱いている節があり、自らを「愛される要素などない小娘」と称するなど自虐的でひねくれた性格や、一種の承認欲求・主人公願望に近いものを秘めている。 | ||
:素直でこそないものの真面目かつ律儀な部分は本来のジャンヌとさほど変わらず、自ら作り出した贋作英霊達、そして自身の存在を繋ぎ止める縁となった主人公には、彼女なりの礼儀を以て接していたことが窺える。 | :素直でこそないものの真面目かつ律儀な部分は本来のジャンヌとさほど変わらず、自ら作り出した贋作英霊達、そして自身の存在を繋ぎ止める縁となった主人公には、彼女なりの礼儀を以て接していたことが窺える。 | ||
+ | : | ||
; 能力 | ; 能力 | ||
: 呪旗の宝具『吼え立てよ、我が憤怒』、及びそれによる怨嗟の炎を操る能力と、腰に差した黒い剣を使って戦う。 | : 呪旗の宝具『吼え立てよ、我が憤怒』、及びそれによる怨嗟の炎を操る能力と、腰に差した黒い剣を使って戦う。 | ||
− | : | + | : 『竜の魔女』の名に違わず竜を使役する能力を持ち、ワイバーンの群れや強大な邪竜ファヴニールを自分の手足として操る。オルレアンの特異点では、複数のサーヴァントに狂化を施して召喚し、自分の配下としていた。 |
== 別クラス / バリエーション == | == 別クラス / バリエーション == | ||
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「Dragoon」に属するD-phone(人型携帯端末)であり、正式な型番名は「TM-731[AV]d[CHALDEA]series」。スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』がプリインストールされている特化型で、TRY-MOVE社によって販売された。<br/> | 「Dragoon」に属するD-phone(人型携帯端末)であり、正式な型番名は「TM-731[AV]d[CHALDEA]series」。スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』がプリインストールされている特化型で、TRY-MOVE社によって販売された。<br/> | ||
人格はサーヴァントとしてのジャンヌ・オルタそのものであり、自我を持った後は同じDragoon陣営のアルトリア・オルタと沖田・オルタと手を組み、オリジナルの三人を討ち滅ぼす為に行動している。 | 人格はサーヴァントとしてのジャンヌ・オルタそのものであり、自我を持った後は同じDragoon陣営のアルトリア・オルタと沖田・オルタと手を組み、オリジナルの三人を討ち滅ぼす為に行動している。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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||[[ルーラー]] || - || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || カリスマ:E<br />竜の魔女:EX || style="text-align:left"|敵限定サーヴァント。 | ||[[ルーラー]] || - || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || カリスマ:E<br />竜の魔女:EX || style="text-align:left"|敵限定サーヴァント。 | ||
|- | |- | ||
− | ||[[アヴェンジャー]] || | + | ||[[アヴェンジャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || C || A || A+ || E || A+ || 復讐者:B<br />忘却補正:A<br />自己回復(魔力):A+ || 自己改造:EX<br />竜の魔女:EX<br />うたかたの夢:A || style="text-align:left"| |
+ | |- | ||
|} | |} | ||
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:なお、突き刺さっているのはイメージとしての杭。本人的には「鋼鉄製で……ギザギザがついていて……何かこう、残酷な感じで!」とのこと。 | :なお、突き刺さっているのはイメージとしての杭。本人的には「鋼鉄製で……ギザギザがついていて……何かこう、残酷な感じで!」とのこと。 | ||
:加えて、極上のドラゴンブレスに似た業焔を放つことも可能。復讐者の名の下に、自身と周囲の怨念を魔力変換して焚きつけ、相手の不正や汚濁、独善を骨の髄まで燃やし尽くす怨嗟の炎を操る能力をもたらしており、亜種特異点Ⅰでは体内から焔が噴き出る形で使用したこともある。 | :加えて、極上のドラゴンブレスに似た業焔を放つことも可能。復讐者の名の下に、自身と周囲の怨念を魔力変換して焚きつけ、相手の不正や汚濁、独善を骨の髄まで燃やし尽くす怨嗟の炎を操る能力をもたらしており、亜種特異点Ⅰでは体内から焔が噴き出る形で使用したこともある。 | ||
− | :『Grand | + | :ゲーム内ではルーラー時は『敵全体にダメージを与え、防御力を低下させる』効果に、アヴェンジャー時は『敵単体にダメージを与え、一回分の強化無効状態と呪い状態を付与する』ものとなっている。 |
− | :アヴェンジャー時は「敵単体に超強力な攻撃 | + | :『Grand Order』ではルーラー時とアヴェンジャー時で演出及び効果が違い、ルーラー時は「全体攻撃&防御力ダウン」という効果の宝具。 |
− | + | :アヴェンジャー時は「敵単体に超強力な攻撃&敵単体に強化無効状態を付与<ref group = "注" name="1回">1回</ref>&敵単体に呪い状態を付与<ref group = "注" name="5ターン">5ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。 | |
== 真名:ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 == | == 真名:ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 == | ||
:ジャンヌ・ダルク。百年戦争にてフランスを救おうとするも、魔女として貶められた挙句、処刑された聖処女。 | :ジャンヌ・ダルク。百年戦争にてフランスを救おうとするも、魔女として貶められた挙句、処刑された聖処女。 | ||
:西暦1431年、第一特異点「オルレアン」にて“竜の魔女”として蘇り、ワイバーンの群れと邪竜ファヴニール、そして召喚したサーヴァントの軍勢を引き連れ、フランス国王シャルル七世とピエール・コーション司教を殺害、フランス全土に恐怖をもたらした。 | :西暦1431年、第一特異点「オルレアン」にて“竜の魔女”として蘇り、ワイバーンの群れと邪竜ファヴニール、そして召喚したサーヴァントの軍勢を引き連れ、フランス国王シャルル七世とピエール・コーション司教を殺害、フランス全土に恐怖をもたらした。 | ||
− | + | ||
:オルタと呼称されているが、聖女ジャンヌ・ダルクの別側面というわけではなく、ジャンヌ・ダルクの死を嘆いたフランス軍元帥[[ジル・ド・レェ]]が聖杯によって創り出した存在―――つまり、ジャンヌ・ダルクの「贋作」にすぎない。 | :オルタと呼称されているが、聖女ジャンヌ・ダルクの別側面というわけではなく、ジャンヌ・ダルクの死を嘆いたフランス軍元帥[[ジル・ド・レェ]]が聖杯によって創り出した存在―――つまり、ジャンヌ・ダルクの「贋作」にすぎない。 | ||
:本来のジャンヌ・ダルクは英雄ではなく聖女であるため、「別側面からの召喚」という可能性は絶無である。 | :本来のジャンヌ・ダルクは英雄ではなく聖女であるため、「別側面からの召喚」という可能性は絶無である。 | ||
− | + | ||
:聖杯を以ってしてもジャンヌの復活は叶わないと知ったジルは、その力で自分が正しいと信じるジャンヌを新たに創造した。 | :聖杯を以ってしてもジャンヌの復活は叶わないと知ったジルは、その力で自分が正しいと信じるジャンヌを新たに創造した。 | ||
:この黒い聖女は根本的な部分にジルが抱いたフランスへの怒りと憎しみ、偏見やこうであってほしいという願いなどが混入し、その願望が強く投影された為、起こりえない筈の“側面”が浮き出てしまったもの。 | :この黒い聖女は根本的な部分にジルが抱いたフランスへの怒りと憎しみ、偏見やこうであってほしいという願いなどが混入し、その願望が強く投影された為、起こりえない筈の“側面”が浮き出てしまったもの。 | ||
:我が物顔で正義を語り、そしてそれを疑わない人々への怒りに駆り立てられ、フランスに復讐する竜の魔女こそが、ジル・ド・レェがそうであってほしいと願ったジャンヌ・ダルクの姿だった。 | :我が物顔で正義を語り、そしてそれを疑わない人々への怒りに駆り立てられ、フランスに復讐する竜の魔女こそが、ジル・ド・レェがそうであってほしいと願ったジャンヌ・ダルクの姿だった。 | ||
− | + | ||
:生まれた当初は自身は自分が創造された者だという事実を知らず、「自分こそが本当のジャンヌ・ダルクである」と認識していた。―――自身が討たれ、消滅するまでは。 | :生まれた当初は自身は自分が創造された者だという事実を知らず、「自分こそが本当のジャンヌ・ダルクである」と認識していた。―――自身が討たれ、消滅するまでは。 | ||
:彼女は歴史を歪められた人類史の中で創り出さた架空の存在。故に、英霊の座に本体は存在せず、彼女が再召喚される可能性は極小である。何せ、召喚した英霊は力尽くで支配し、唯一望んだジルも倒されたのだから。 | :彼女は歴史を歪められた人類史の中で創り出さた架空の存在。故に、英霊の座に本体は存在せず、彼女が再召喚される可能性は極小である。何せ、召喚した英霊は力尽くで支配し、唯一望んだジルも倒されたのだから。 | ||
− | + | ||
− | :―――だが、極小であってもゼロではない。何故ならば、どう屈折した創造であろうとも、竜の魔女という概念が生まれた以上、存在そのものを消すことはできない。 | + | :―――だが、極小であってもゼロではない。何故ならば、どう屈折した創造であろうとも、竜の魔女という概念が生まれた以上、存在そのものを消すことはできない。<br>誰も自分の復活を望まないのならば、この世で絶対に自分を望まない「救国の聖女」の願望を引き摺り出し、力尽くで再生するまで。<br>たとえ、自分が僅かの可能性によって生み出された紛う事なき贋作であろうとも、陰に潜むつもりはない。 |
− | + | ||
− | + | :この世は嘘に塗れ、虚飾を良しとしている以上、贋作が真作を凌駕してはいけないと誰も言ってない。<br>だから、自分が贋作であろうとも、世界にその存在を否定するなどと、誰も決めていない。 | |
− | + | ||
− | :この世は嘘に塗れ、虚飾を良しとしている以上、贋作が真作を凌駕してはいけないと誰も言ってない。 | + | :多くの人間が“'''あんな最期を迎えた女なら復讐する権利がある'''”―――そう夢想して堕ちた魔女。<br>オルレアンではただ「救国の聖女」を否定する機械として動いた彼女だが、殺意と憎悪を羊水として産み落とされたことで、贋作であっても確固たる意志を持った反英雄―――「復讐者」のサーヴァントとして現界したのである。 |
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− | :多くの人間が“'''あんな最期を迎えた女なら復讐する権利がある'''”―――そう夢想して堕ちた魔女。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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: 第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』にて敵として登場。2015年クリスマスイベント『ほぼ週間 サンタオルタさん』や[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]の幕間の物語にも顔を出す。 | : 第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』にて敵として登場。2015年クリスマスイベント『ほぼ週間 サンタオルタさん』や[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]の幕間の物語にも顔を出す。 | ||
: そして『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』の開催に伴い[[アヴェンジャー]]にクラスチェンジし、期間限定サーヴァントとして実装。 | : そして『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』の開催に伴い[[アヴェンジャー]]にクラスチェンジし、期間限定サーヴァントとして実装。 | ||
− | + | : 後に亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』で着用していた衣装を元にした霊衣「邪竜の魔女ver新宿1999」が実装された。 | |
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− | : 後に亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 | ||
===その他=== | ===その他=== | ||
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: が、実はそんなジャンヌ・オルタの姿は彼女からすると、嫌がらせどころかちょっと微笑ましいらしい……。 | : が、実はそんなジャンヌ・オルタの姿は彼女からすると、嫌がらせどころかちょっと微笑ましいらしい……。 | ||
: 内面については「自分よりずっと頭おかしいんじゃないの(意訳)」とドン引きしているが、根が真面目で努力家なところや、猪突猛進な言動、マスターへの敬愛など、根底にある部分はやはりジャンヌ・ダルクが基礎になっている。 | : 内面については「自分よりずっと頭おかしいんじゃないの(意訳)」とドン引きしているが、根が真面目で努力家なところや、猪突猛進な言動、マスターへの敬愛など、根底にある部分はやはりジャンヌ・ダルクが基礎になっている。 | ||
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; [[ジル・ド・レェ]] | ; [[ジル・ド・レェ]] | ||
: 腹心。時に辛辣な態度を取るが、心の拠り所の一人というのもあってか強く依存している。 | : 腹心。時に辛辣な態度を取るが、心の拠り所の一人というのもあってか強く依存している。 | ||
: だが最近はちょっとだけ反抗期。彼が行う黒魔術等の儀式も「胡散臭い」と興味を示さず、同じ悪としての仲間意識はあれど、趣味嗜好で壁がある様子。 | : だが最近はちょっとだけ反抗期。彼が行う黒魔術等の儀式も「胡散臭い」と興味を示さず、同じ悪としての仲間意識はあれど、趣味嗜好で壁がある様子。 | ||
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; [[主人公 (Grand Order)]] | ; [[主人公 (Grand Order)]] | ||
: もう一人のジャンヌ・ダルクと行動を共にしていたマスター。オルレアン以外でも戦う機会が多く、生意気な存在。後にカルデアに誘われ、契約のための縁を結ぶ。 | : もう一人のジャンヌ・ダルクと行動を共にしていたマスター。オルレアン以外でも戦う機会が多く、生意気な存在。後にカルデアに誘われ、契約のための縁を結ぶ。 | ||
154行目: | 134行目: | ||
: 『邪竜百年戦争 オルレアン』で聖杯を巡って敵対する相手。出自・境遇・性格などが何もかも異なる彼女をジャンヌに次いで鬱陶しがり、憎悪を向けている。 | : 『邪竜百年戦争 オルレアン』で聖杯を巡って敵対する相手。出自・境遇・性格などが何もかも異なる彼女をジャンヌに次いで鬱陶しがり、憎悪を向けている。 | ||
; [[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]] | ; [[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]] | ||
− | : | + | : あちらの幕間の物語にて再登場。マスター達を鍛えあげるべくセイバーオルタによって一時的に召喚された。さらに二度目の再登場も『ほぼ週間 サンタオルタさん』であり、『悪性隔絶魔境 新宿』でも共演するなど、妙に縁深くなっている。 |
: 同じ「悪に落ちた者」とする存在であるが、悪でありながら割り切った思考ができるセイバーオルタに対しては、相性は最悪だがめっぽう弱くて受身。 | : 同じ「悪に落ちた者」とする存在であるが、悪でありながら割り切った思考ができるセイバーオルタに対しては、相性は最悪だがめっぽう弱くて受身。 | ||
− | : | + | : もう一人の「オルタ」であり、それぞれ最序盤の大ボス繋がりでもある。「竜」としての属性を持つので、戦闘時のパートナーとしては(ジャンヌ・オルタにとっては甚だ不本意だろうが)相性が良い。 |
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; [[清姫]] | ; [[清姫]] | ||
: 「あんた病気よ。そんなに嘘が嫌いなら尼にでもなったら?(意訳)」と誰もがあえて触れなかった地雷を躊躇無く踏み抜く。 | : 「あんた病気よ。そんなに嘘が嫌いなら尼にでもなったら?(意訳)」と誰もがあえて触れなかった地雷を躊躇無く踏み抜く。 | ||
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: アヴェンジャーとしての元祖であり自身の先輩にあたるサーヴァントだが……。 | : アヴェンジャーとしての元祖であり自身の先輩にあたるサーヴァントだが……。 | ||
:「やだ……私の先輩、弱すぎ……?」 | :「やだ……私の先輩、弱すぎ……?」 | ||
+ | ; [[ピエール・コーション]] | ||
+ | : ジャンヌを火刑に処したフランスの異端尋問官。 | ||
+ | : 『邪竜百年戦争 オルレアン』では史実における火刑の三日後に彼の前に現れ、恐怖の余り神に祈る事も忘れ命乞いをした所を彼女に呆れられながら火炙りにされ灰も残さず焼き尽くされた。 | ||
; [[天草四郎時貞|天草四郎]] | ; [[天草四郎時貞|天草四郎]] | ||
: [[ジャンヌ・ダルク]]の宿敵のルーラーであり、[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]の師匠サンタアイランド仮面でもある等、間接的な関わりが深い存在。 | : [[ジャンヌ・ダルク]]の宿敵のルーラーであり、[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]の師匠サンタアイランド仮面でもある等、間接的な関わりが深い存在。 | ||
: そのことから2代目サンタオルタ以外でも、ネロ祭りや『冠位時間神殿 ソロモン』等、お目付け役・保護者的な立場で共演が多いが、直接的な会話はほとんどなく両者の関係の良し悪しは不明。 | : そのことから2代目サンタオルタ以外でも、ネロ祭りや『冠位時間神殿 ソロモン』等、お目付け役・保護者的な立場で共演が多いが、直接的な会話はほとんどなく両者の関係の良し悪しは不明。 | ||
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; [[ジェロニモ]]、[[クー・フーリン〔キャスター〕]] | ; [[ジェロニモ]]、[[クー・フーリン〔キャスター〕]] | ||
− | : | + | : 幕間の物語『正さねばならないもの』でレイシフトに同行し、彼女の譲れない後始末を見届けた。 |
; [[シャルル七世]] | ; [[シャルル七世]] | ||
: ジャンヌを見捨てた当時のフランス国王。 | : ジャンヌを見捨てた当時のフランス国王。 | ||
194行目: | 173行目: | ||
: 「自分の顔そっくりのチョコを渡せば最悪の嫌がらせになる」「美味しければ美味しいほどマスターは悔しがるはず」と唆されて主人公へのプレゼントを作ってしまった。 | : 「自分の顔そっくりのチョコを渡せば最悪の嫌がらせになる」「美味しければ美味しいほどマスターは悔しがるはず」と唆されて主人公へのプレゼントを作ってしまった。 | ||
: 結果はタイトル通り'''「自爆大爆発」'''という<del>微笑ましい</del>結末を辿ってしまったが、唆したシェイクスピアを火炙りにしたとのこと。 | : 結果はタイトル通り'''「自爆大爆発」'''という<del>微笑ましい</del>結末を辿ってしまったが、唆したシェイクスピアを火炙りにしたとのこと。 | ||
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; [[ダレイオス三世]] | ; [[ダレイオス三世]] | ||
: 期間限定イベント『ナイチンゲールのクリスマス・キャロル』で共演。 | : 期間限定イベント『ナイチンゲールのクリスマス・キャロル』で共演。 | ||
: ナイチンゲール一行を追うところで象でのツーリングを勧められ、大喜びで相乗りした。 | : ナイチンゲール一行を追うところで象でのツーリングを勧められ、大喜びで相乗りした。 | ||
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=== その他 === | === その他 === | ||
− | ;[[沖田総司〔オルタ〕]] | + | ;[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]、[[沖田総司〔オルタ〕]] |
:『デスクトップアーミー』にて、同じDragoon陣営として敵対陣営のオリジナルの三名を討ち滅ぼす為に組んだオルタ仲間。 | :『デスクトップアーミー』にて、同じDragoon陣営として敵対陣営のオリジナルの三名を討ち滅ぼす為に組んだオルタ仲間。 | ||
294行目: | 250行目: | ||
: 燕青を仕留めるためにパーティに紛れ込んだ時…セイバーオルタと主人公がダンスを踊る光景を見た彼女は、(否定こそしたが)ものすごく悔しがっていた。 | : 燕青を仕留めるためにパーティに紛れ込んだ時…セイバーオルタと主人公がダンスを踊る光景を見た彼女は、(否定こそしたが)ものすごく悔しがっていた。 | ||
: 特異点修復による退去が刻一刻と迫る中、心残りであったマスターとのダンスを踊るジャンヌ。新宿の夜明けにダンスを終えた二人は、「次の機会までにもうちょっと練習しておく」と約束を交わすのであった。 | : 特異点修復による退去が刻一刻と迫る中、心残りであったマスターとのダンスを踊るジャンヌ。新宿の夜明けにダンスを終えた二人は、「次の機会までにもうちょっと練習しておく」と約束を交わすのであった。 | ||
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===イベント=== | ===イベント=== | ||
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: 全サーヴァント最強クラスのATK数値とアヴェンジャーのATK補正という下地に加えて、保有スキルの自己改造[EX]とクラススキルの忘却補正[A]という、クリティカル威力アップスキルを2つも有することから、凄まじいほどのクリティカル数値を叩きだすオルタを象徴したセリフであり、全体を通して見ても[[マーリン (Grand Order)|Busterクリティカルに凄まじいブーストを掛けられるサーヴァント]]の登場から理にかなった強力な戦法の一つとなっている。 | : 全サーヴァント最強クラスのATK数値とアヴェンジャーのATK補正という下地に加えて、保有スキルの自己改造[EX]とクラススキルの忘却補正[A]という、クリティカル威力アップスキルを2つも有することから、凄まじいほどのクリティカル数値を叩きだすオルタを象徴したセリフであり、全体を通して見ても[[マーリン (Grand Order)|Busterクリティカルに凄まじいブーストを掛けられるサーヴァント]]の登場から理にかなった強力な戦法の一つとなっている。 | ||
: 頭のいい戦法というわりに内容自体は脳筋一直線だが、彼女自身だけだとスターの生成や回収能力が平凡なので、編制や礼装等で一工夫、頭を使う必要はある。 | : 頭のいい戦法というわりに内容自体は脳筋一直線だが、彼女自身だけだとスターの生成や回収能力が平凡なので、編制や礼装等で一工夫、頭を使う必要はある。 | ||
− | + | (実際の所 NP付与、回収から宝具を連発するシステム戦法と違いかなり頭を使って最適化しないと高難易度では有効打を出しづらい) | |
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;「私を召喚した日ってあるじゃない。あれ、誕生日みたいなものだから。」 | ;「私を召喚した日ってあるじゃない。あれ、誕生日みたいなものだから。」 | ||
394行目: | 345行目: | ||
==メモ== | ==メモ== | ||
*第一特異点においてはオリジナルのジャンヌ及び主人公勢の方からはややこしくめんどくさいからと「'''黒ジャンヌ'''」と仮称されていた。いいのかそんな安直で。特にジャンヌさん。 | *第一特異点においてはオリジナルのジャンヌ及び主人公勢の方からはややこしくめんどくさいからと「'''黒ジャンヌ'''」と仮称されていた。いいのかそんな安直で。特にジャンヌさん。 | ||
− | **プレイヤー側からの呼び方としては「ジャルタ」、「邪ンヌ」、Fate同様に偉人が召喚されて異世界で戦争している漫画『ドリフターズ』で悪役として以前から登場しているジャンヌにひっかけて「'''バレー部主将''' | + | **プレイヤー側からの呼び方としては「ジャルタ」、「邪ンヌ」、Fate同様に偉人が召喚されて異世界で戦争している漫画『ドリフターズ』で悪役として以前から登場しているジャンヌにひっかけて「'''バレー部主将'''」(『ドリフターズ』のジャンヌもこちら同様破壊と殺戮を望む似た者同士なため)等。もちろんストーリー同様「黒ジャンヌ」とも呼ばれる。 |
**他の呼び名としては竹箒日記での誤変換から「ジャン''ぬ''」という呼び方も<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201604.html 竹箒日記2016/4/11]</ref>。 | **他の呼び名としては竹箒日記での誤変換から「ジャン''ぬ''」という呼び方も<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201604.html 竹箒日記2016/4/11]</ref>。 | ||
***その後これを書いたきのこ当人は修正をせず、それどころか別の日の日記にもこの呼び名を使い、短縮形の「'''ぬ'''」表記も併せて登場した。こちらも公式呼称の一種であろうか<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/30]</ref>。 | ***その後これを書いたきのこ当人は修正をせず、それどころか別の日の日記にもこの呼び名を使い、短縮形の「'''ぬ'''」表記も併せて登場した。こちらも公式呼称の一種であろうか<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/30]</ref>。 | ||
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**なお、現在の彼女にとっては黒歴史らしく、「絶対に思い出さないように」と強く釘を刺したそうな。 | **なお、現在の彼女にとっては黒歴史らしく、「絶対に思い出さないように」と強く釘を刺したそうな。 | ||
*亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』において、セイバーオルタに対抗して'''その辺のブティックからかっぱらってきた'''現代風衣装と、露出度の高い艶めかしいドレス姿を披露している。なお、現代風衣装に関しては完全に新規のイラストであり、更にドレス姿に関しても霊基再臨第三段階がベースとなっている(第三段階のイラストから鎧パーツを外した状態)とはいえ若干アレンジは加わっており、既存絵を特に改変もなく起用したセイバーオルタと比べると若干優遇されている。 | *亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』において、セイバーオルタに対抗して'''その辺のブティックからかっぱらってきた'''現代風衣装と、露出度の高い艶めかしいドレス姿を披露している。なお、現代風衣装に関しては完全に新規のイラストであり、更にドレス姿に関しても霊基再臨第三段階がベースとなっている(第三段階のイラストから鎧パーツを外した状態)とはいえ若干アレンジは加わっており、既存絵を特に改変もなく起用したセイバーオルタと比べると若干優遇されている。 | ||
− | ** | + | ** 後にこの現代衣装は『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』復刻に伴い霊衣「邪竜の魔女ver1999」として実装されることになった。 |
− | *主人公に好意を示す女性サーヴァントは珍しくないが、彼女は基本的に悪役という立ち位置を崩そうとしないのと、その割に主人公に対するアプローチがかなり積極的なため、『Grand Order』における「ツンデレヒロイン(もしくは''' | + | *主人公に好意を示す女性サーヴァントは珍しくないが、彼女は基本的に悪役という立ち位置を崩そうとしないのと、その割に主人公に対するアプローチがかなり積極的なため、『Grand Order』における「ツンデレヒロイン(もしくは'''チョロイン''')筆頭」として認知されている。酷い言われようだが事実なので是非もない。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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