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:歌人の風格をどこに置いてきたのかという変わり様ではあるが、彼女の場合「現代の若者文化との親和性が高すぎた結果」なのだろう。
 
:歌人の風格をどこに置いてきたのかという変わり様ではあるが、彼女の場合「現代の若者文化との親和性が高すぎた結果」なのだろう。
 
:定子サロンにおいて年齢を気にしていたという歴史的事実からも、女子高生の姿で召喚に応じたことには何ら不自然な点はないのである。
 
:定子サロンにおいて年齢を気にしていたという歴史的事実からも、女子高生の姿で召喚に応じたことには何ら不自然な点はないのである。
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:どっちかといえばタケノコ派らしい<ref group ="出">『踊るドラゴン・キャッスル!』 プロローグ「会えない二人の15光年」</ref>。
 
;能力
 
;能力
 
:弓兵ではあるが、飛び道具としては蹴鞠や手毬を使い、時折肉弾戦も交えるアグレッシブな戦法を取る。
 
:弓兵ではあるが、飛び道具としては蹴鞠や手毬を使い、時折肉弾戦も交えるアグレッシブな戦法を取る。
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:感情の泉の湧き出すに任せ、自著『枕草子』の内に構築した心象風景を現実世界へと具現化させたもの。
 
:感情の泉の湧き出すに任せ、自著『枕草子』の内に構築した心象風景を現実世界へと具現化させたもの。
 
:すなわち──[[固有結界]]である。
 
:すなわち──[[固有結界]]である。
 
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:清少納言によって塗り替えられた世界は「いつか、どこかで見た懐かしい風景」となって、結界内に取り込まれた相手の心に侵食する。
 
:清少納言によって塗り替えられた世界は「いつか、どこかで見た懐かしい風景」となって、結界内に取り込まれた相手の心に侵食する。
 
:哀愁、ノスタルジィ、いとあはれ。湧き上がってくる強い感情に心をかき乱され、ほんの一瞬でも戦いを忘れてしまったのなら、この場を支配した彼女から放たれる、強烈(で理不尽)な攻撃を避けられはしないだろう。
 
:哀愁、ノスタルジィ、いとあはれ。湧き上がってくる強い感情に心をかき乱され、ほんの一瞬でも戦いを忘れてしまったのなら、この場を支配した彼女から放たれる、強烈(で理不尽)な攻撃を避けられはしないだろう。
 
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:なお『枕草子春曙抄』は北村季吟により江戸時代に制作された注釈書のタイトルではあるが、
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:なお『枕草子春曙抄』は北村季吟により江戸時代に制作された注釈書のタイトルではあるが、自著にこめた想いが時を越え、後の世においても人々に愛されていた事は清少納言にとって僥倖であった。
:自著にこめた想いが時を越え、後の世においても人々に愛されていた事は清少納言にとって僥倖であった。
   
:彼女は『春曙抄』を過去と未来を繋ぐ象徴の言葉とし、「春はあけぼの(春曙)の段」を抜き出したかのような自身の宝具を見事表現した言葉として、自ら宝具名を『枕草子・春曙抄』へと昇華させている。
 
:彼女は『春曙抄』を過去と未来を繋ぐ象徴の言葉とし、「春はあけぼの(春曙)の段」を抜き出したかのような自身の宝具を見事表現した言葉として、自ら宝具名を『枕草子・春曙抄』へと昇華させている。
 
:『Grand Order』では「自身に〔人の力を持つ敵〕特攻状態を付与(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&〔中立のサーヴァント〕特攻状態を付与(1ターン)&〔シャドウサーヴァント〕特攻状態を付与(1ターン)+敵全体に強力な攻撃[Lv]」という効果のQuick宝具。
 
:『Grand Order』では「自身に〔人の力を持つ敵〕特攻状態を付与(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&〔中立のサーヴァント〕特攻状態を付与(1ターン)&〔シャドウサーヴァント〕特攻状態を付与(1ターン)+敵全体に強力な攻撃[Lv]」という効果のQuick宝具。
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:一条天皇の皇后・中宮定子を生涯の主人とし、その最期の時まで寄り添い続けた。
 
:一条天皇の皇后・中宮定子を生涯の主人とし、その最期の時まで寄り添い続けた。
 
:定子に捧げられた散文の数々は、その死後に『枕草子』としてまとめられている。
 
:定子に捧げられた散文の数々は、その死後に『枕草子』としてまとめられている。
 
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: 
 
:男性が学ぶものとされていた漢文・漢詩に親しみ、その豊富な知識をもって男性達をやり込めるなど、当時の女性としては型破りであった逸話を数々残す。
 
:男性が学ぶものとされていた漢文・漢詩に親しみ、その豊富な知識をもって男性達をやり込めるなど、当時の女性としては型破りであった逸話を数々残す。
 
:かの『紫式部日記』においても、紫式部が相当に彼女を意識していたことが読み取れる。
 
:かの『紫式部日記』においても、紫式部が相当に彼女を意識していたことが読み取れる。
 
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: 
 
:中宮定子の女房として仕え始めたのは20代後半の頃。
 
:中宮定子の女房として仕え始めたのは20代後半の頃。
 
:若き定子はひと回りも歳の離れた少納言を寵愛し、清少納言もまた、美しく聡明な定子の期待に応え続けた。
 
:若き定子はひと回りも歳の離れた少納言を寵愛し、清少納言もまた、美しく聡明な定子の期待に応え続けた。
 
:彼女はそんな宮廷での暮らしを面白おかしく書き綴り、散文の数々は後に随筆集としてまとめられる事となる。
 
:彼女はそんな宮廷での暮らしを面白おかしく書き綴り、散文の数々は後に随筆集としてまとめられる事となる。
 
:これが日本初のエッセイ『枕草子』である。
 
:これが日本初のエッセイ『枕草子』である。
 
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:清少納言は本来、サーヴァントとして英霊の座に登録される存在ではなかった。
 
:清少納言は本来、サーヴァントとして英霊の座に登録される存在ではなかった。
   
:『枕草子』を綴り終えた彼女は、潔く宮廷を去った。
 
:『枕草子』を綴り終えた彼女は、潔く宮廷を去った。
 
:恩讐さえ捨て去り、華やかな人生を思い返しながら、ただ一つの星を胸に抱いて生きていく。
 
:恩讐さえ捨て去り、華やかな人生を思い返しながら、ただ一つの星を胸に抱いて生きていく。
 
:それは同時に「もう一つの星が消える事」でもあった。彼女は人理を守るべき守護者たりえなかったのである。
 
:それは同時に「もう一つの星が消える事」でもあった。彼女は人理を守るべき守護者たりえなかったのである。
 
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: 
 
:だが、ある事件において行われたイレギュラーな召喚が清少納言に一つの転機を与える事となる。
 
:だが、ある事件において行われたイレギュラーな召喚が清少納言に一つの転機を与える事となる。
 
:信頼できる人々と心を通わせ、様々な経験を経て、自ら封じていた歌人としての自分と新たな可能性を併せ持つ事となった彼女は、遂に英霊の座へと迎え入れられたのだ。
 
:信頼できる人々と心を通わせ、様々な経験を経て、自ら封じていた歌人としての自分と新たな可能性を併せ持つ事となった彼女は、遂に英霊の座へと迎え入れられたのだ。
   
:かくして、召喚は成された。
 
:かくして、召喚は成された。
 
:たとえ、マスターがまだ「なぎこ」と共に過ごしたあの騒がしい日々を体験していなくとも、清少納言は再びマスターに出会えるその時を心から待ち焦がれていたに違いない。
 
:たとえ、マスターがまだ「なぎこ」と共に過ごしたあの騒がしい日々を体験していなくとも、清少納言は再びマスターに出会えるその時を心から待ち焦がれていたに違いない。
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
: 『いみじかりしバレンタイン ~紫式部と5人のパリピギャル軍団~』の開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装。
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: 『いみじかりしバレンタイン ~紫式部と5人のパリピギャル軍団~』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
    
===その他===
 
===その他===
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;[[エイリーク・ブラッドアクス]]
 
;[[エイリーク・ブラッドアクス]]
 
:期間限定イベント『ミスティックアイズ・シンフォニー』にて、彼を怖くないようにイメチェンしようと斧を勝手にデコった結果、盛大に暴走させてしまった<ref group="注">なお、本気で怒ったわけではなく、妻から呪いが飛んでくるのを危惧して暴走したふりをしたが止め時がわからなくなってしまったとのこと。</ref>。
 
:期間限定イベント『ミスティックアイズ・シンフォニー』にて、彼を怖くないようにイメチェンしようと斧を勝手にデコった結果、盛大に暴走させてしまった<ref group="注">なお、本気で怒ったわけではなく、妻から呪いが飛んでくるのを危惧して暴走したふりをしたが止め時がわからなくなってしまったとのこと。</ref>。
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;[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]
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:期間限定イベント『踊るドラゴン・キャッスル!』で特異点に同行したサーヴァント。
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:当初は『三国志』を読んでいたこともあり「孔明先生」と呼んでいたが、「エルメロイⅡ世と呼んで欲しい」と言われた結果最終的に「メロっち先生」と呼ぶことに。
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:また「グレートビッグベン☆ロンドンスター」の名をどこかで知っていた様子(犯人は恐らく[[司馬懿〔ライネス〕|彼女]])。
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:特異点では小さくなった彼を振り回していたが、カルデア帰還後に彼とつるんでいた際は「説教されている」と何人かのサーヴァントに誤解されていた。
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;[[阿曇磯良|日比乃ひびき、桂木千鍵]]
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:『踊るドラゴン・キャッスル!』にて、特異点で出会ったサーヴァント。
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:現代の女子高生同士馬が合う…という事も無く、やはり彼女らも振り回していた。
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:またその見た目と言動からか真名を見抜かれておらず、カルデアでは「教科書とだいぶイメージが違う」と言われている。
    
===ちびちゅき!===
 
===ちびちゅき!===
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