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| : 無敵の力の秘密をデリラに教えてしまったサムソンは、その力を失ってペリシテ人の神殿に捕らわれ、悲劇的な最期を迎えることになる。 | | : 無敵の力の秘密をデリラに教えてしまったサムソンは、その力を失ってペリシテ人の神殿に捕らわれ、悲劇的な最期を迎えることになる。 |
| : 回想では苦悩の末に髪を切っており、サムソンには一定の好意を持っていた模様。 | | : 回想では苦悩の末に髪を切っており、サムソンには一定の好意を持っていた模様。 |
| + | : サムソン自身も、生前彼女に裏切られた上でその面影のある高尾太夫に忠実だったことを考えるに、恨みは持っていないどころか今も愛している模様。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ; 「よい……」 | | ; 「よい……」 |
− | : 消滅間際、[[高尾太夫]]に発した一言。 | + | : 消滅間際、マスターである高尾太夫に発した一言。 |
− | : 自身の意図を汲んで髪を切り、申し訳なさそうにする彼女にこの言葉をかけて退去していった。 | + | : 自身の意図を汲んで髪を切り、申し訳なさそうにする彼女に赦しの言葉をかけて退去していった。 |
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| == メモ == | | == メモ == |
− | * [[呂布奉先]]や[[ヘラクレス]]となどと同じ意思疎通ができないタイプのバーサーカーである。特に呂布は女性が元で命を落とす羽目になるという共通点を持つ。 | + | * 『[[Fate/stay night]]』の[[ヘラクレス]]や、『[[Fate/EXTRA]]』の[[呂布奉先]]のような過去作に登場したバーサーカーと同じく、意思疎通ができない。 |
− | * デリラに裏切られても、その面影のある高尾太夫に忠実だったことを考えるに恨みは持っていないどころか、今も愛している模様。 | + | ** その上、ヘラクレスとは宝具によるタフさやサムズアップを行う点、呂布とは生前に女性が元で命を落とす羽目になったという共通点を持つ。 |
− | * 本作は日本が舞台ということでサムソンはほとんどマスターやサーヴァントの知名度がなく西洋人のドロテアしか知られて無かった。 | + | ** 伝承に基づいた弱点を突かれて倒されるという、本来の真名を隠す理由で退場した珍しいパターンのサーヴァントでもある。 |
− | * 真名が発覚して、弱点を突かれるという本来の真名隠しの理由で退場した珍しいパターンのサーヴァントでもある。 | + | * 本作は日本、そして古い時代である慶安四年が舞台ということでサムソンはあまり知名度がなく、西洋人であるドロテアにしかその正体を知られていなかった。 |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
| ; 奴隷が回す棒 | | ; 奴隷が回す棒 |
− | : アニメや漫画などでよく奴隷が回している棒の元ネタとされる。 | + | : 史実のサムソンは、アニメや漫画などでよく奴隷が回している棒の元ネタとされている。 |
− | : 「ペリシテ人の下のサムソン」という絵画で、臼を回す動力源として風車や水車を使う代わりにサムソンが回しており、これが後の創作物に影響を与えたとされる。 | + | : といっても旧約聖書にそういったエピソードがあったわけではなく、後世に描かれた「ペリシテ人の下のサムソン」という絵画で、臼を回す動力源として風車や水車を使う代わりにサムソンが棒を回しており、これが後の創作物に影響を与えたとされる。 |
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