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| | 地域 = 『夏の夜の夢』、妖精國ブリテン | | | 地域 = 『夏の夜の夢』、妖精國ブリテン |
| | 属性 = 混沌・悪 | | | 属性 = 混沌・悪 |
− | | 隠し属性 = 地 | + | | 副属性 = 地 |
| | 性別 = 男性 | | | 性別 = 男性 |
| | 一人称 = 僕<ref group="注">第一再臨および本音を隠している時に使用。</ref>俺<ref group="注">第三再臨以降</ref> | | | 一人称 = 僕<ref group="注">第一再臨および本音を隠している時に使用。</ref>俺<ref group="注">第三再臨以降</ref> |
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| :その一方で自分が思い入れを持つ人物に対しては情が深く、達成したい物事に対して準備を怠らずに手間を苦にしない用心深い性格。 | | :その一方で自分が思い入れを持つ人物に対しては情が深く、達成したい物事に対して準備を怠らずに手間を苦にしない用心深い性格。 |
| :……そして、さらなる深奥では虚飾に塗れたこの世のすべてに対して吐き気と嫌悪感を催し、消滅させたいと願っている虚無主義者。上記の性格とは矛盾しないものの、人前ではほぼ全く見せない第三再臨においてはそれまで隠していたこの本性がより強く表に出てくる。通称「''闇の王子様''」。 | | :……そして、さらなる深奥では虚飾に塗れたこの世のすべてに対して吐き気と嫌悪感を催し、消滅させたいと願っている虚無主義者。上記の性格とは矛盾しないものの、人前ではほぼ全く見せない第三再臨においてはそれまで隠していたこの本性がより強く表に出てくる。通称「''闇の王子様''」。 |
− | :ただしどちらの姿であっても、彼が背負っている特性により、彼の発言は基本的に信用できない。全部が全部嘘というわけではないが、'''どのような意図で発せられた言葉だとしても最終的に・強制的にねじ曲がってしまう'''ためだ。これには彼本人も呆れ返っており、直しようが無いので開き直っている面もあるのだが、『''過去のことは既に確定しており、ねじ曲がりようが無いのでそのまま口にする''』のに対し、『本当に大事なことに関しては過去か否かに関わらず口には出さずはぐらかす』など、彼なりに誠実にその特性と向き合っている節も見られる。後の期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』でもう少し詳しく解説された内容では『'''本音で喋れば喋るほど相手には逆の意味にとられる'''』という呪いじみたものであると判明。結果、物凄く嫌がった'''「闇の精霊王」'''という綽名が広まってしまうことに…… | + | :ただしどちらの姿であっても、彼が背負っている特性により、彼の発言は基本的に信用できない。全部が全部嘘というわけではないが、'''どのような意図で発せられた言葉だとしても最終的に・強制的にねじ曲がってしまう'''ためである。これには彼本人も呆れ返っており、直しようが無いので開き直っている面もあるのだが、『''過去のことは既に確定しており、ねじ曲がりようが無いのでそのまま口にする''』のに対し、『本当に大事なことに関しては過去か否かに関わらず口には出さずはぐらかす』など、彼なりに誠実にその特性と向き合っている節も見られる。後の期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』でもう少し詳しく解説された内容では『'''本音で喋れば喋るほど相手には逆の意味にとられる'''』という呪いじみたものであると判明。結果、物凄く嫌がった'''「闇の精霊王」'''という綽名が広まってしまうことに…… |
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| ;能力 | | ;能力 |
| :ゲーム中のパッシブスキルに現れてはいないものの、(アルトリア・キャスターと同じく)嘘と真実を見抜く妖精眼を持つ。 | | :ゲーム中のパッシブスキルに現れてはいないものの、(アルトリア・キャスターと同じく)嘘と真実を見抜く妖精眼を持つ。 |
| + | :さらに上記で述べた通り、サーヴァントとして成立する際に「自身が口にした言葉は何であれ捻じ曲がる」という特性を獲得している。 |
| + | :戦闘に関しては白兵戦はいくらかこなせるようで、軽やかな動きで敵を翻弄し罠に嵌める。 |
| + | :翅は偽物なので飛ぶことはできないが、小さくなって[[ブランカ]]の背に乗り飛び回ることが可能。 |
| + | :ヴォーティガーンとして戦う際は主に虫を使役して攻撃する。 |
| + | :また、こちらでも軽やかな動きは健在だが暗い青色の靄を纏うようになっており、自身の爪を使って接近戦を行う。 |
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| ==ステータス== | | ==ステータス== |
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| !クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考 | | !クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考 |
| |- | | |- |
− | |[[プリテンダー]]||[[主人公 (Grand Order)]]||D||D||A+||A||EX||EX||対人理:D <br />陣地作成:E-<br />道具作成:A +<br />騎乗:A<br />夏の夜の夢:EX <br />||夜のとばり:EX<br />朝のひばり:EX<br />夢のおわり:EX|| style="text-align:left" | | + | |[[プリテンダー]]||[[主人公 (Grand Order)]]||D||D||A+||A||EX||EX||対人理:D <br />陣地作成:E-<br />道具作成:A+<br />騎乗:A<br />夏の夜の夢:EX <br />||夜のとばり:EX<br />朝のひばり:EX<br />夢のおわり:EX|| style="text-align:left" | |
| |} | | |} |
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| :ランク:E<br>種別:対人宝具<br />レンジ:5〜40人<br />最大捕捉:7人 | | :ランク:E<br>種別:対人宝具<br />レンジ:5〜40人<br />最大捕捉:7人 |
| :固有結界と異なる大魔術にして、彼自身が語る見果てぬ楽園の数え歌。<br>自身の背の羽根から発生した鱗粉で対象の肉体を強制的に夢の世界の精神体に変化させる宝具。この夢の世界へと落ちた対象は、無敵性を与えられる代わりに現実世界での実行力を停止させられ、干渉が不可能になる。 | | :固有結界と異なる大魔術にして、彼自身が語る見果てぬ楽園の数え歌。<br>自身の背の羽根から発生した鱗粉で対象の肉体を強制的に夢の世界の精神体に変化させる宝具。この夢の世界へと落ちた対象は、無敵性を与えられる代わりに現実世界での実行力を停止させられ、干渉が不可能になる。 |
− | :『Grand Order』では「敵全体に強力な〔秩序〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&攻撃強化解除&睡眠を付与(1ターン)&無敵を付与(1ターン)」という効果のBuster宝具。追撃でダメージを与えるには無敵貫通が必要になるが、そうした場合は睡眠による行動阻害が不可能となる。 | + | :『Grand Order』では「敵全体に強力な〔秩序〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&攻撃強化状態を解除&睡眠状態を付与(1ターン)&無敵状態を付与(1ターン)【デメリット】」という効果のBuster宝具。 |
| + | :追撃でダメージを与えるには無敵貫通が必要になるが、そうした場合は睡眠による行動阻害が不可能となる。 |
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| ;彼方とおちる夢の瞳(ライ・ライク・ヴォーティガーン) | | ;彼方とおちる夢の瞳(ライ・ライク・ヴォーティガーン) |
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| ===Fate関連作品=== | | ===Fate関連作品=== |
| ;[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]] | | ;[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]] |
− | :ブリテン異聞帯関連の話でたびたび登場しており、22話でメインキャストとなった。 | + | :ブリテン異聞帯関連の話でたびたび登場しており、22話でメインキャラクターとなった。 |
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| ==人間関係== | | ==人間関係== |
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| : マーリンは読者として『物語』を傍観し、ひたすら<ruby><rb>大団円</rb><rt>ハッピーエンド</rt></ruby>を望む存在。一方オベロンは『物語』が存在する事も、それらを娯楽として消費する読者の在り方も嫌悪するが、<ruby><rb>救いのない終わり</rb><rt>バッドエンド</rt></ruby>が無意味ではないと[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|知っている]]。 | | : マーリンは読者として『物語』を傍観し、ひたすら<ruby><rb>大団円</rb><rt>ハッピーエンド</rt></ruby>を望む存在。一方オベロンは『物語』が存在する事も、それらを娯楽として消費する読者の在り方も嫌悪するが、<ruby><rb>救いのない終わり</rb><rt>バッドエンド</rt></ruby>が無意味ではないと[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|知っている]]。 |
| : オベロンはマーリンを拒絶する事に全偽装能力を振り分けており、マーリンは千里眼ではオベロンの姿も声も認識する事ができないばかりか、実際のバトル上でも同時に出場しているマーリンの強化成功率を減少させるパッシブスキル「対人理」を持つに至っている。 | | : オベロンはマーリンを拒絶する事に全偽装能力を振り分けており、マーリンは千里眼ではオベロンの姿も声も認識する事ができないばかりか、実際のバトル上でも同時に出場しているマーリンの強化成功率を減少させるパッシブスキル「対人理」を持つに至っている。 |
− | : 『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』でも彼の事を露骨なまでに物理的に避けていた。(なお本人は「全然?」と否定している) | + | : 『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』でも彼の事を露骨なまでに物理的に避けていた(なお本人は彼を嫌っているか聞かれた際「全然?」と否定している)。 |
| | | |
| ; [[ウィリアム・シェイクスピア]] | | ; [[ウィリアム・シェイクスピア]] |
| : 妖精王オベロンが登場する物語『夏の夜の夢』の作者であり、ある意味で"妖精王"としての生みの親。ただしオベロン自身はシェイクスピアに敬意を払っている訳ではなく、ファンレターを装った手紙に毒を仕込んで送りつけようとする程。 | | : 妖精王オベロンが登場する物語『夏の夜の夢』の作者であり、ある意味で"妖精王"としての生みの親。ただしオベロン自身はシェイクスピアに敬意を払っている訳ではなく、ファンレターを装った手紙に毒を仕込んで送りつけようとする程。 |
− | : 『夏の夜の夢』が「'''ここで起きた出来事は全てはまぼろし、真実に値しない'''」と締めくくられているが故に、彼は'''「オベロンの言動は全て真実に値しない」と言う呪いじみた性質を与えられてしまっている'''。<br/>そればかりかオベロンの妻・ティターニアも同様にシェイクスピアの創作というだけでなく''存在自体が真実ではない''事になってしまっており、それらについて怨恨を抱いている。 | + | : 『夏の夜の夢』が「'''ここで起きた出来事は全てはまぼろし、真実に値しない'''」と締めくくられているが故に、彼は'''「オベロンの言動は全て真実に値しない」と言う呪いに等しい性質を与えられてしまっている'''。<br/>そればかりかオベロンの妻・ティターニアも同様にシェイクスピアの創作というだけでなく''存在自体が真実ではない''事になってしまっており、それらについて怨恨を抱いている。 |
| | | |
| ;[[女王メイヴ]] | | ;[[女王メイヴ]] |
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| ;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]] | | ;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]] |
− | :伝承によっては、オベロンはカエサルが妖精との間に作った息子とされている。あちこちで借金をした上で返済を有耶無耶にし、そのくせ人々から愛されたままでいるコミュ力に父親の面影が見える。 | + | :伝承によっては、オベロンはカエサルが妖精との間に作った息子とされている。あちこちで借金をした上で返済を有耶無耶にし、そのくせ人々から愛されたままでいるコミュ力に父親の面影が見える。ちなみに母親には諸説あるがその一つが何を隠そうモルガン・ル・フェである。 |
| :バレンタインイベントでは彼に<ruby><rb>資金</rb><rt>リソース</rt></ruby>をせびりに行こうと画策していた。 | | :バレンタインイベントでは彼に<ruby><rb>資金</rb><rt>リソース</rt></ruby>をせびりに行こうと画策していた。 |
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| | | |
| ;[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]] | | ;[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]] |
− | :Lb6クリア後に開放されるマイルームセリフで、気配が妖精ではなく竜のものであることに感づいている。 | + | :LB6クリア後に開放されるマイルームセリフで、自身の気配が妖精のそれではなく竜のものであることに感づいている。 |
| :卑王ヴォーティガーンの名を戦いにて背負うが故の言及だろうか。 | | :卑王ヴォーティガーンの名を戦いにて背負うが故の言及だろうか。 |
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| ;[[紅閻魔]]、[[ヴラド三世 (Grand Order)]]、[[イシュタル]]、[[エウロペ]]、[[ミス・クレーン]]、[[ナイチンゲール]]、[[カーマ]]、[[ジングル・アベル・ムニエル]]、[[カルナ]] | | ;[[紅閻魔]]、[[ヴラド三世 (Grand Order)]]、[[イシュタル]]、[[エウロペ]]、[[ミス・クレーン]]、[[ナイチンゲール]]、[[カーマ]]、[[ジングル・アベル・ムニエル]]、[[カルナ]] |
− | :シバの女王の幕間の物語『三匹のジンのレポート』にて明らかになった借金していた面々。 | + | :シバの女王の幕間の物語『三匹のジンのレポート』にて明らかになった、自分が借金をしていた面々。 |
| :断らないであろうカルナはともかく、実際に上記のように「五体差し押さえ」に賛同しかねない明らかにまずいメンバーもちらほらいる。 | | :断らないであろうカルナはともかく、実際に上記のように「五体差し押さえ」に賛同しかねない明らかにまずいメンバーもちらほらいる。 |
| :本人は「みんな人が良くて簡単に」とコメントしているが…… | | :本人は「みんな人が良くて簡単に」とコメントしているが…… |
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| ;[[巌窟王 エドモン・ダンテス|巌窟王]]、[[アビゲイル・ウィリアムズ]] | | ;[[巌窟王 エドモン・ダンテス|巌窟王]]、[[アビゲイル・ウィリアムズ]] |
| :[[レディ・アヴァロン]]のバレンタインシナリオから、共に[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の精神世界の守護を担っている事が示唆されている。 | | :[[レディ・アヴァロン]]のバレンタインシナリオから、共に[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の精神世界の守護を担っている事が示唆されている。 |
| + | |
| + | ;ハワトリアの古精霊 |
| + | :期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にて、ハワトリアの森に住んでいたトンボのような精霊。 |
| + | :自分の特性をうっかり忘れて本気で嫌がったリアクションをしてしまった結果'''「闇の精霊王」'''の名前を広められてしまったうえに、島に現れる[[ケルヌンノス|厄災]][[ケット・クー・ミコケル|の姿]]にも影響してしまった。 |
| + | :なお霊衣「不機嫌サマー・オベロン」のセイントグラフでは彼の姿も映っている。 |
| + | |
| + | ;[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕]] |
| + | :ブリテン異聞帯から深い因縁のあった相手の水着霊基。 |
| + | :期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では時折遭遇する度にいろいろと皮肉交じりのアドバイスを送っていた。 |
| + | :なお、自身の霊衣「爽やかサマー・プリンス」は彼女がカルデアの食堂に置き忘れた水着を勝手に拝借した代物である。 |
| + | |
| + | ;[[ヘラクレス]]、[[テセウス]] |
| + | :自身の攻撃時に名前を言及するサーヴァントたち。 |
| + | :オベロンは台詞からしてヘラクレスの腰布やテセウスの鎧を使っているようだが、詳細は不明(少なくともモーションには反映されていない)。 |
| + | :なお、『[[Fate/strange Fake]]』に登場する[[ヒッポリュテ]]の弓も使っているようである。 |
| | | |
| === ブリテン異聞帯 === | | === ブリテン異聞帯 === |
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| | | |
| ; [[主人公 (Grand Order)]] | | ; [[主人公 (Grand Order)]] |
− | : ブリテン異聞帯に訪れたカルデアのマスター。自身をカルデアのサーヴァントと名乗り、彼/彼女を全力でサポートしながら旅を共にするが、実際には目的を達成するための駒と見做していた。ただし、「どうでもいい駒の中でもいちばんどうでもいい駒」であり、「<ruby><rb>異邦の魔術師</rb><rt>カルデアのマスター</rt></ruby>を担う<ruby><rb>彼/彼女</rb><rt>本物のバカ</rt></ruby>なら<ruby><rb>妖精國</rb><rt>この舞台</rt></ruby>を終わらせてくれる」と信を置き、自身の真意を隠さずに接していた。 | + | : ブリテン異聞帯に訪れたカルデアのマスター。自身を汎人類史のサーヴァントと<ruby><rb>名乗</rb><rt>かた</rt></ruby>り、彼/彼女を全力でサポートしながら旅を共にするが、実際には目的を達成するための駒と見做していた。ただし、「どうでもいい駒の中でもいちばんどうでもいい駒」であり、「<ruby><rb>異邦の魔術師</rb><rt>カルデアのマスター</rt></ruby>を担う<ruby><rb>彼/彼女</rb><rt>本物のバカ</rt></ruby>なら<ruby><rb>妖精國</rb><rt>この舞台</rt></ruby>を終わらせてくれる」と信を置き、自身の真意を隠さずに接していた。 |
| : カルデアに召喚されてからは「好きなもの」にマスターを挙げているが、あからさまな口調から信憑性が無い。しかし彼/彼女からは友人と認識されており、互いに皮肉を投げ合い冗談を交わす関係に落ち着いている。 | | : カルデアに召喚されてからは「好きなもの」にマスターを挙げているが、あからさまな口調から信憑性が無い。しかし彼/彼女からは友人と認識されており、互いに皮肉を投げ合い冗談を交わす関係に落ち着いている。 |
− | : 「傍観者でありながら重大な役目を背負わされた矛盾者」に加えアルトリア・キャスター同様「やりたくもない使命を押し付けられてもそれを投げ出そうとしない」という共通点があり、この3人は奇妙な関係で結ばれている。 | + | : 「傍観者でありながら重大な役目を背負わされた矛盾者」に加えアルトリア・キャスター同様「やりたくもない使命を押し付けられてもそれを投げ出そうとしない」という共通点があり、この3人は奇妙な関係で結ばれている。 |
| + | |
| + | ;[[千子村正]] |
| + | :主人公らと共にブリテン異聞帯を旅した、異星の使徒の一人であるサーヴァント。 |
| + | :オベロン本人としては持っていた刀を見て、彼にねだり刀を作ってもらう約束を取り付けた。 |
| + | :しかし結局、村正は自分の刀を作らずに消滅。 |
| + | :そのためカルデアに召喚された村正に声をかけるも、彼は異星の使徒として召喚された村正とは違うセイバーの村正…つまるところ自分の知る村正とは別人であったため、約束はご破算として残念だと口にした。 |
| + | :後に「Spotlight Lostbelt No.6」にて奈須きのこ氏から明かされたところによると、オベロンが刀を欲しがったのは「かっこいいから」という理由であった。 |
| + | :これについて奈須氏はオベロンを「根はわんぱくな男の子」であるとしており、先の約束がご破算になった際の反応も本心であった可能性が浮上した。 |
| + | |
| + | ;[[ガレス]] (ブリテン異聞帯) |
| + | :共にブリテン異聞帯で旅をした妖精の一人。 |
| + | :その素直で優しい性格を見かねてか、彼女がロンディニウムにて息絶える際には、守ろうとしていた少年のセムが感謝を口にする幻を見せてその最期を幸福に彩った。 |
| + | :しかしその正体であった鏡の氏族の長「エインセル」に対しては、彼女が遺した予言が引っ掛けや比喩表現ばかりであったために「実に意地が悪い」と評している。 |
| + | :一方、カルデアに召喚された汎人類史の存在であるガレスに対しては「誰だっけそれ?」と非常にそっけない反応をしているが、異聞帯の彼女に優しい嘘を見せていたことから意図して触れないようにしていると思われる。 |
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| ; [[ムリアン]] | | ; [[ムリアン]] |
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| ; [[オーロラ]] | | ; [[オーロラ]] |
− | : ブリテン異聞帯では彼女と秘密裏に連絡を取り合う。表向きはモルガン打倒のために協力していたが、実際はブリテン崩壊のために利用していた。 | + | : ブリテン異聞帯における内通者。 |
− | : 彼女の本質も把握しており、気まぐれで自分の計画を崩されないよう慎重に接していた。オーロラ曰く「妬けてしまいそうなほど見たことのない顔」でアルトリア・キャスターと主人公に手を出さないように言い含めている。 | + | :表向きこそモルガン打倒のため彼女と秘密裏に連絡を取り合っていたが、実際はブリテン崩壊のために利用していた。とはいえオーロラの本質も把握しており、気まぐれで自分の計画を崩されないよう慎重に接し、常に警戒心を崩さない文字通り紙一重の関係で、人間牧場の件では彼女曰く「妬けてしまいそうなほど見たことのない顔」でアルトリア・キャスターと主人公に手を出さないように言い含めている。 |
| + | : また、オベロンが「言った事を全て嘘に変える」のに対し、オーロラは「言った事を全て真実にしてしまう」対極の特性を持っており、互いにそこから来る一種の嫌悪感もあった模様。 |
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| ; [[妖精騎士ガウェイン]] | | ; [[妖精騎士ガウェイン]] |
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| ;「あれ。気づいていたのかい、〇〇(主人公)?」<br>「まいったなあ。となると、わざわざタイミングを計っていたコトが恥ずかしいけど……」<br>「まあ、だからどうだって話。そもそも君には隠していなかったからね。」<br>「どうでもいい駒の中でも、一番どうでもいい駒だったからさ。」 | | ;「あれ。気づいていたのかい、〇〇(主人公)?」<br>「まいったなあ。となると、わざわざタイミングを計っていたコトが恥ずかしいけど……」<br>「まあ、だからどうだって話。そもそも君には隠していなかったからね。」<br>「どうでもいい駒の中でも、一番どうでもいい駒だったからさ。」 |
− | :同上。妖精國に迫る厄災を全て退けた主人公たちの前に、彼は再び姿を見せる。自分が消えていなかったこと、自分の正体に多少なりとも気がついていた主人公に驚き、されども当然であると彼は一人納得する。ちなみに、この台詞は6章にてたびたび存在する、バトルなしでありながらスキップ不可の選択肢において「オベロンのことについて深掘りする」選択肢を数回選ぶことで29節にて出現する赤い選択肢を選んだ際に聞くことができる。<ref group="注">上記の条件を満たしていないと赤い選択肢が出現せず、ストーリー読了後にマテリアルから見ることのみ可能となる</ref> | + | :6章29節で、それまでにある条件を満たしていると出現する選択肢にて。妖精國に迫る厄災を全て退けた主人公たちの前に、彼は再び姿を見せる。自分が消えていなかったこと、自分の正体に多少なりとも気がついていた主人公に驚き、されども当然であると彼は一人納得する。 |
| + | :なお、この条件は6章途中にてたびたび存在する、バトルなしでありながらスキップ不可の選択肢において「オベロンのことについて深掘りする」選択肢を数回選ぶことで満たされ、29節にて赤い選択肢として出現する。<ref group="注">上記の条件を満たさなかった場合は赤い選択肢が出現せず、ストーリー読了後にマテリアルから見ることのみ可能となる</ref> |
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| ;「ああ。君のそういうところ、僕は本当に嫌いだなあ。」 | | ;「ああ。君のそういうところ、僕は本当に嫌いだなあ。」 |
| :同上。カルデアとの最後の戦いを始める直前に主人公から「<ruby>輝ける星<rb></rb><rt>ティターニア</rt></ruby>の話も嘘だったのか」と問われた際の返答。自分の目的や真意を察していながら向き合ってきた<ruby>友人<rb></rb><rt>彼/彼女</rt></ruby>に対し、翳がある笑顔を浮かべて心の底からの<ruby>嫌悪<rb></rb><rt>ほんね</rt></ruby>を吐き出す。 | | :同上。カルデアとの最後の戦いを始める直前に主人公から「<ruby>輝ける星<rb></rb><rt>ティターニア</rt></ruby>の話も嘘だったのか」と問われた際の返答。自分の目的や真意を察していながら向き合ってきた<ruby>友人<rb></rb><rt>彼/彼女</rt></ruby>に対し、翳がある笑顔を浮かべて心の底からの<ruby>嫌悪<rb></rb><rt>ほんね</rt></ruby>を吐き出す。 |
| :最終的に質問に肯定も否定もしなかったことから、<ruby>輝ける星<rb></rb><rt>ティターニア</rt></ruby>の話は嘘ではないと伺える。 | | :最終的に質問に肯定も否定もしなかったことから、<ruby>輝ける星<rb></rb><rt>ティターニア</rt></ruby>の話は嘘ではないと伺える。 |
− | :なお、このセリフも上記と同じで赤い選択肢を選んだ際に聞けるものである。
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| | | |
| ;「ああ。どれほど陳腐な王国でも、語られなかった脇役にも、意味はある。」<br>「最後のページと共に忘れられ、<ruby>現実<rb></rb><rt>おまえたち</rt></ruby>の速度に置いていかれた物語にも───」<br>「その後に残り続ける、権利はあったはずだ。」 | | ;「ああ。どれほど陳腐な王国でも、語られなかった脇役にも、意味はある。」<br>「最後のページと共に忘れられ、<ruby>現実<rb></rb><rt>おまえたち</rt></ruby>の速度に置いていかれた物語にも───」<br>「その後に残り続ける、権利はあったはずだ。」 |
− | :同上。例え既にその後がない<ruby>異聞帯<rb></rb><rt>物語</rt></ruby>であったとしても、消される必要はない。彼はそう主張する。 | + | :決戦後。例え既にその後がない<ruby>異聞帯<rb></rb><rt>物語</rt></ruby>であったとしても、消される必要はない。彼はそう主張する。 |
| | | |
| ;「朝のひばりも、夜のとばりも、君にはまだ不要なものだ。」<br>「じゃあね、カルデアのクソヤロウ!つまらない旅だったが、予想外の連続だった!」<br>「次もがんばって!君たちの健闘を、心の底から祈っているとも!」 | | ;「朝のひばりも、夜のとばりも、君にはまだ不要なものだ。」<br>「じゃあね、カルデアのクソヤロウ!つまらない旅だったが、予想外の連続だった!」<br>「次もがんばって!君たちの健闘を、心の底から祈っているとも!」 |
216行目: |
252行目: |
| : サーヴァントとしてカルデアに来た以上は嘘とはいえ嫌々ながらもその責務を果たそうとするあたり、やはり根は真面目である。その上妖精國の一件のあとは燃え尽き症候群のようなものでいい意味でも悪い意味でもやる気が鎮火しているらしく、表立って反抗する事は無くとりあえずは従ってくれる。 | | : サーヴァントとしてカルデアに来た以上は嘘とはいえ嫌々ながらもその責務を果たそうとするあたり、やはり根は真面目である。その上妖精國の一件のあとは燃え尽き症候群のようなものでいい意味でも悪い意味でもやる気が鎮火しているらしく、表立って反抗する事は無くとりあえずは従ってくれる。 |
| ;「底なしの空、空っぽの命。喜びは明日には値が下がり、苦しみは昨日のうちに忘れられる。美しいものはその前提が醜く、醜いものはその前提が美しい……はっ、お笑い種だ。人生に中身があるだなんて、本当に信じているのかい?なあ、聞かせてくれよブランカ。君の物語は、満足のいくものだったのかい?」 | | ;「底なしの空、空っぽの命。喜びは明日には値が下がり、苦しみは昨日のうちに忘れられる。美しいものはその前提が醜く、醜いものはその前提が美しい……はっ、お笑い種だ。人生に中身があるだなんて、本当に信じているのかい?なあ、聞かせてくれよブランカ。君の物語は、満足のいくものだったのかい?」 |
− | :霊基再臨「第四段階」。 | + | :霊基再臨4。 |
| :人理の果てまでついてきてしまったブランカに対して、どこか悲しそうに問いかける彼。なぜ彼女はついてきたのか。それはオベロンとの絆を深めることができれば、知ることができるだろう。 | | :人理の果てまでついてきてしまったブランカに対して、どこか悲しそうに問いかける彼。なぜ彼女はついてきたのか。それはオベロンとの絆を深めることができれば、知ることができるだろう。 |
| | | |
230行目: |
266行目: |
| | | |
| ;「うん?『この服はどこで仕立てたのか』って?アッハハハ!何を隠そう、散歩中に拾ったものでね。一度あるかないか……いや、本来は<ruby>一度もないはずの<rb></rb><rt>・・・・・・・・</rt></ruby>夏なんだ。もっと夏を堪能する出立であって欲しいじゃない?」 | | ;「うん?『この服はどこで仕立てたのか』って?アッハハハ!何を隠そう、散歩中に拾ったものでね。一度あるかないか……いや、本来は<ruby>一度もないはずの<rb></rb><rt>・・・・・・・・</rt></ruby>夏なんだ。もっと夏を堪能する出立であって欲しいじゃない?」 |
− | :水着霊衣『爽やかサマー・プリンス』時のマイルーム会話「[[アルトリア・キャスター(バーサーカー)]]」。 | + | :水着霊衣『爽やかサマー・プリンス』時のマイルーム会話「[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕]]」。 |
| :かつて旅をしていた彼女にはなかった夏の記憶。それを素晴らしいものにしてほしいと言う願い。そしてそれをパーカーなどで誤魔化さず、しっかり水着を着て満喫してほしいというおせっかいであり彼なりの優しさ、そして「師匠」から頑張った「弟子」へのご褒美……なのかもしれない。 | | :かつて旅をしていた彼女にはなかった夏の記憶。それを素晴らしいものにしてほしいと言う願い。そしてそれをパーカーなどで誤魔化さず、しっかり水着を着て満喫してほしいというおせっかいであり彼なりの優しさ、そして「師匠」から頑張った「弟子」へのご褒美……なのかもしれない。 |
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285行目: |
321行目: |
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| ;「やっば。やっちまった」 | | ;「やっば。やっちまった」 |
− | :同上。「[[ワンジナ]]に『世界』を明確に提示できる企画、人間たちに降りかかる警告の姿を提示してくれ」と古精霊に言われ、かつて妖精國ブリテンを滅ぼした『三つの厄災』や『ケルヌンノス』を口に出してしまった彼。そのせいで今回の事件の元凶に'''その気がなかった'''のになってしまった。もっとも[[BB (Grand Order)|BB]]や[[アルトリア・キャスター(バーサーカー)|AAA]]ほどではないが。 | + | :同上。「[[ワンジナ]]に『世界』を明確に提示できる企画、人間たちに降りかかる警告の姿を提示してくれ」と古精霊に言われ、かつて妖精國ブリテンを滅ぼした『三つの厄災』や『ケルヌンノス』を口に出してしまった彼。そのせいで今回の事件の元凶に'''その気がなかった'''のになってしまった。もっとも[[BB (Grand Order)|BB]]や[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕|AAA]]ほどではないが。 |
− | :このことを少しは反省しているのか、ちょくちょく主人公に解決のためのヒントを提示したりしていた。 | + | :ちょくちょく主人公に解決のためのヒントを提示したりしていたのは、このことを少しは反省していたためか。 |
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| ;「その名称だけは広めるなよ!絶対だぞ!」 | | ;「その名称だけは広めるなよ!絶対だぞ!」 |
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| ;「もちろん、それも俺だ」 | | ;「もちろん、それも俺だ」 |
| :『サバフェス2023』内の同人作品「犬世説美少年録」にて。安保箭五郎直行演じるダイカクのセリフ(のアフレコ)なのだが、往年の作品「スーパーロボット大戦」シリーズのキャラクター、「ユーゼス・ゴッツォ」のパロディでもある。 | | :『サバフェス2023』内の同人作品「犬世説美少年録」にて。安保箭五郎直行演じるダイカクのセリフ(のアフレコ)なのだが、往年の作品「スーパーロボット大戦」シリーズのキャラクター、「ユーゼス・ゴッツォ」のパロディでもある。 |
− | :ユーゼスとオベロンは、互いに物語の裏で権謀術数を巡らせた真の黒幕という点が共通する。 | + | :ユーゼスとオベロンは、互いに物語の裏で権謀術数を巡らせた真の黒幕という点が共通するのだが、皮肉にも'''大人の事情で黒幕という役をあてがわれている'''のはなんの因果か。 |
| + | :余談になるが実は上述のパロディはこれが初出ではなく、「[[MELTY BLOOD]]」シリーズの一つである「MBAC」のPC版における[[ネコアルク・カオス|新種かつ突然変異の黒いナマモノ]]のシナリオパートにて、[[琥珀|黒幕を気取りはっちゃけた人物]]がほぼ同様のセリフを口にしている。 |
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| ===Fate/Grand Order フロム ロストベルト=== | | ===Fate/Grand Order フロム ロストベルト=== |
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| **第三再臨以降の姿に関する隠匿仕様は徹底されており、LB6完走前では'''バレンタインイベントにおいても選択肢が現れず、お返し礼装を受け取ることができない。''' | | **第三再臨以降の姿に関する隠匿仕様は徹底されており、LB6完走前では'''バレンタインイベントにおいても選択肢が現れず、お返し礼装を受け取ることができない。''' |
| **「妖精王オベロン」の姿ではアゲハ蝶のような羽根を背中に生やしているが、「オベロン・ヴォーティガーン」の姿に変わるとトンボかカゲロウのような四枚の羽根に変わる。前者のトンボは英語で「'''ドラゴンフライ(Dragonfly)'''」と呼称されるため、妖精王としてのオベロンと魔竜であるヴォーティガーンの両者の特性が表れたものとしても捉える事が出来る。 | | **「妖精王オベロン」の姿ではアゲハ蝶のような羽根を背中に生やしているが、「オベロン・ヴォーティガーン」の姿に変わるとトンボかカゲロウのような四枚の羽根に変わる。前者のトンボは英語で「'''ドラゴンフライ(Dragonfly)'''」と呼称されるため、妖精王としてのオベロンと魔竜であるヴォーティガーンの両者の特性が表れたものとしても捉える事が出来る。 |
− | ***そこからの連想か、「'''もし本多忠勝が実装されたら秒殺必至'''」との声もちらほら。 | + | ***そこからの連想か、「'''もし蜻蛉切を持つ本多忠勝が実装されたら秒殺必至'''」との声もちらほら。 |
− | ***北米版では「奈落の虫」は'''「The Abyssal Wyrm」'''と訳されており、最後の単語は「ワーム」「ワイアーム」と読まれることが多く「手足がなくて這うもの」という意味の古英語であり「竜」と「虫」の双方の意味で使用されることがある。 | + | ***北米版では「奈落の虫」は'''「The Abyssal Wyrm」'''と訳されている。最後の単語は「ワーム」「ワイアーム」と読まれることの多い、「手足がなくて這うもの」という意味の古英語で、「竜」と「虫」の双方の意味で使用されることがある。 |
| + | *2部6章後編では彼をゲストサーヴァントとして戦闘に駆り出すことができるが、最初はアーチャー、次はキャスターとクラスが変わるため、オベロン実装前の当時は果たして実装時はどのクラスになるのかと期待を持たれていた。 |
| + | **また、真名が明らかになる真名溶解の演出では、ルーラーのクラスカードが溶けて中からプリテンダーのクラスカードが現れる、という演出になっている。 |
| *担当イラストレーターの羽海野チカ女史は「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」等で著名な漫画家だが、本作に携わる以前の執筆環境は完全なアナログであり、FGOの仕事に際して初めてデジタル作画環境を整えたという。CGイラスト特有の文化である「イラストの表情差分」を描くにあたり、どうしてもペイントソフトのレイヤー機能が必要だったとのこと。 | | *担当イラストレーターの羽海野チカ女史は「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」等で著名な漫画家だが、本作に携わる以前の執筆環境は完全なアナログであり、FGOの仕事に際して初めてデジタル作画環境を整えたという。CGイラスト特有の文化である「イラストの表情差分」を描くにあたり、どうしてもペイントソフトのレイヤー機能が必要だったとのこと。 |
| **しかし全行程をいきなりデジタルにすると今までアナログで培ってきた作風が失われるため、アナログをメインにしつつも部分的にデジタルの機能を取り入れる形で描かれている。 | | **しかし全行程をいきなりデジタルにすると今までアナログで培ってきた作風が失われるため、アナログをメインにしつつも部分的にデジタルの機能を取り入れる形で描かれている。 |
− | **また、彼女は虫が苦手で、オベロンおよびウォーティガーンのデザインや、ブリテン異聞帯における「とある一枚絵」を描くのはかなり大変だったとのこと。 | + | **また、氏は虫が苦手で、オベロンおよびヴォーティガーンのデザインや、ブリテン異聞帯における「とある一枚絵」を描くのはかなり大変だったとのこと。 |
| + | ***奈落の虫についても羽海野チカ氏のデザインであり、クリーチャーデザイン経験は無かったものの奈須きのこ氏から受け取った資料を元に完成させた。 |
| + | ****また、奈落の虫には羽海野チカ氏のトラウマである「密猟され、頭部を切られた象」の姿もデザインに落とし込まれている。かなりショッキングな画像なので、調べる際は注意されたし。 |
| + | *第三再臨の宝具演出で流れる奈落の虫の声は、オベロンを演じる豊永氏自身の声を加工したもの。氏曰く、息を吸った時の声らしい。<ref group = "注">[https://www.youtube.com/live/jtLGCsFyKrU?si=Ne-krt5Hev3uw2Uc Spotlight Lostbelt No.6]</ref> |
| *「妖精王オベロン」がシェイクスピア執筆の作品に由来することは上述しているが、加えてシェイクスピア本人執筆の可能性が薄い作品群を指す「シェイクスピア外典(Shakespeare '''Apocrypha''')」の中には、シェイクスピア戯曲の贋作者であったサミュエル・ウィリアム・ヘンリー・アイアランドの戯曲『ヴォーティガンとロウィーナ』がある。 | | *「妖精王オベロン」がシェイクスピア執筆の作品に由来することは上述しているが、加えてシェイクスピア本人執筆の可能性が薄い作品群を指す「シェイクスピア外典(Shakespeare '''Apocrypha''')」の中には、シェイクスピア戯曲の贋作者であったサミュエル・ウィリアム・ヘンリー・アイアランドの戯曲『ヴォーティガンとロウィーナ』がある。 |
| **『夏の夜の夢』以外の登場作品としてはヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの『[[ゲオルク・ファウスト|ファウスト]]』が知られているが、同作においてはオベロンとティターニアの'''銀婚式'''の描写がある。これを利用してゲーテ召喚による'''因縁の上書き'''を画策…という展開も考えられなくないが、本作ではその場合[[メフィストフェレス|例の爆弾魔]]が干渉してくる危険性があるので痛し痒しだったりする。 | | **『夏の夜の夢』以外の登場作品としてはヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの『[[ゲオルク・ファウスト|ファウスト]]』が知られているが、同作においてはオベロンとティターニアの'''銀婚式'''の描写がある。これを利用してゲーテ召喚による'''因縁の上書き'''を画策…という展開も考えられなくないが、本作ではその場合[[メフィストフェレス|例の爆弾魔]]が干渉してくる危険性があるので痛し痒しだったりする。 |
| *ブリテン異聞帯ではあちらこちらから借金をしていたようだが結局返さなかったようで、プレイヤーからは'''「ブリテン異聞帯を滅ぼして自分の借金を有耶無耶にした」'''等と言われてしまっていた。 | | *ブリテン異聞帯ではあちらこちらから借金をしていたようだが結局返さなかったようで、プレイヤーからは'''「ブリテン異聞帯を滅ぼして自分の借金を有耶無耶にした」'''等と言われてしまっていた。 |
| **カルデアに来てからも相変わらずのようで、シバの女王の幕間の物語『三匹のジンのレポート』では逸話のあるカエサルやダメ人間の以蔵を差し置いて'''「カルデアの借金王」'''扱いされてしまっていた。 | | **カルデアに来てからも相変わらずのようで、シバの女王の幕間の物語『三匹のジンのレポート』では逸話のあるカエサルやダメ人間の以蔵を差し置いて'''「カルデアの借金王」'''扱いされてしまっていた。 |
| + | *第三再臨の絆3ボイスや『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』の第43話などではメロンを食べようとしているが、描写は少ないもののいつも食堂のメロンを食べている様子。 |
| + | **しかし、『Material Ⅹ』の[[アルトリア・キャスター]]の項にて、別にメロンが好きなわけではなく「一番希少で高級そうなものだから」と嫌がらせのつもりでメロンを食べていることが発覚。この行為について、アルトリア・キャスターからは「器ちっさ!」と評されていた。 |
| + | **『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』でもメロンソーダを好んでいたようだが、「実はメロンは入っていない」と知って本気でショックを受けていた。 |
| + | ***北米版では「melon bun(メロンパン)」を好んで食べている模様。こちらもメロンが入っていないと知ったらショックを受けるのであろうか。 |
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| ==話題まとめ== | | ==話題まとめ== |
| + | *2024年現在では唯一の宝具威力ブースト効果持ちのサーヴァントであり、また1騎のサーヴァントにNPを70%もチャージできる(他サーヴァントに付与するNPチャージではトップの量)ため、フリークエストでも高難易度でも出番がある優秀なサーヴァント。 |
| + | **フリークエストにも高難易度にも引っ張りだこというのは、弟子である[[アルトリア・キャスター]]にも言えることである。<del>師弟揃って酷使されようとは…</del> |
| ;プリテンダー触媒 | | ;プリテンダー触媒 |
| :初実装時はクラス名にちなんでOfficial髭男dismの『[https://m.youtube.com/watch?v=TQ8WlA2GXbk Pretender]』が触媒に使えるとSNSを中心に話題になった。しかもよくよく聞くと歌詞までもオベロンの性格や心情に'''絶妙なバランスでマッチングしているのだから'''凄いとまで言われている。 | | :初実装時はクラス名にちなんでOfficial髭男dismの『[https://m.youtube.com/watch?v=TQ8WlA2GXbk Pretender]』が触媒に使えるとSNSを中心に話題になった。しかもよくよく聞くと歌詞までもオベロンの性格や心情に'''絶妙なバランスでマッチングしているのだから'''凄いとまで言われている。 |