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| 式の根底にあって「式」と「織」のベース(本質・原型)となっている、脳でなく肉体に宿った第三の人格。「式」と「織」を'''陰陽'''とするなら、'''両儀'''と位置付けられる、本人曰く本来なら「普通なら生まれる事も目覚める事もなかった」「生まれても意味がない。」という存在。 | | 式の根底にあって「式」と「織」のベース(本質・原型)となっている、脳でなく肉体に宿った第三の人格。「式」と「織」を'''陰陽'''とするなら、'''両儀'''と位置付けられる、本人曰く本来なら「普通なら生まれる事も目覚める事もなかった」「生まれても意味がない。」という存在。 |
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− | 「 」の一部であるため、その気にさえなれば彼女の思い描いた新しい世界で古い世界を握りつぶし、世界を思うがままに変えられる能力を持っているとあるが、[[アーネンエルベの一日]]でそれほど便利なものじゃないと本人から明言されるあたり何でも出来る能力ではないのが分かる。ちなみに式や織の殺人衝動は彼女から流れ込んだものである。が、彼女はその能力故に「命の大切さ」を無意識の中で知っている。このため衝動はあっても無差別殺戮を行なうことはない。また、「式」も「織」も『両儀式』の存在を知らない。…が、MBAAのvs志貴戦の対話、EXTRAのvs[[玉藻の前|キャスター]]戦などにてたまに表に出てくる時もある。 | + | 「 」の一部であるため、その気にさえなれば彼女の思い描いた新しい世界で古い世界を握りつぶし、世界を思うがままに変えられる能力を持っているとあるが、[[アーネンエルベの一日]]でそれほど便利なものじゃないと本人から明言されるあたり何でも出来る能力ではないのが分かる。ちなみに式や織の殺人衝動は彼女から流れ込んだものである。が、彼女はその能力故に「命の大切さ」を無意識の中で知っている。このため衝動はあっても無差別殺戮を行なうことはない。また、「式」も「織」も『両儀式』の存在を知らない。…が、『MBAA』のvs志貴戦の対話、『EXTRA』のvs[[玉藻の前|キャスター]]戦などにてたまに表に出てくる時もある。 |
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− | 「ぶっちゃけ神様」とは「[[アーネンエルベの一日]]」での[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の台詞だが、式本人は「そんな頭の悪い比喩するな」と返している。EXTRAでは[[無銘|アーチャー]]に「阿摩羅の体現」と呼ばれ、式もそれを認めている。 | + | 「ぶっちゃけ神様」とは「[[アーネンエルベの一日]]」での[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の台詞だが、式本人は「そんな頭の悪い比喩するな」と返している。『EXTRA』では[[無銘|アーチャー]]に「阿摩羅の体現」と呼ばれ、式もそれを認めている。 |
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| == アサシン == | | == アサシン == |
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| * CV:坂本真綾/ イラスト:武内崇 | | * CV:坂本真綾/ イラスト:武内崇 |
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− | 『[[Fate/Grand Order]]』と『[[劇場版 空の境界]]』のコラボイベントで、「[[クラス (アサシン)|暗殺者]]」の擬似[[サーヴァント]]として登場。 | + | 『[[Fate/Grand Order]]』と『[[劇場版 空の境界]]』のコラボイベント「空の境界/the Garden of Order」で、「[[クラス (アサシン)|暗殺者]]」の擬似[[サーヴァント]]として登場。 |
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| ;略歴 | | ;略歴 |
− | : 「空の境界」本編終了以降の式本人が擬似サーヴァントとして現界した姿。 | + | : 『空の境界』本編終了以降の式本人が擬似サーヴァントとして現界した姿。 |
| : 「変異特異点・境界式」にて、同地の調査に訪れた主人公たちと遭遇。 | | : 「変異特異点・境界式」にて、同地の調査に訪れた主人公たちと遭遇。 |
| : 当初はひとまず話し合おうとする主人公らに対しそれを拒否して襲い掛かるが、結局利害の一致から一時的に同行することとなる。 | | : 当初はひとまず話し合おうとする主人公らに対しそれを拒否して襲い掛かるが、結局利害の一致から一時的に同行することとなる。 |
| : 共にオガワハイムを探索するうちに主人公を気に入り、最終的には主人公の護衛役として正式に契約を結び力を貸してくれることとなった。 | | : 共にオガワハイムを探索するうちに主人公を気に入り、最終的には主人公の護衛役として正式に契約を結び力を貸してくれることとなった。 |
| ;人物 | | ;人物 |
− | : 基本的に空の境界本編と変わらず、男口調かつ男性のように振る舞うが根はどうしようもなく女性的。 | + | : 基本的に『空の境界』本編と変わらず、男口調かつ男性のように振る舞うが根はどうしようもなく女性的。 |
| : アウトローに気取ってはいるが、根は寂しがり屋かつ姐さん気質なので気に入った相手はとことん面倒をみてしまう。 | | : アウトローに気取ってはいるが、根は寂しがり屋かつ姐さん気質なので気に入った相手はとことん面倒をみてしまう。 |
| : 着物、ブーツに革ジャンという特徴的な服装もそのままであり、主人公と契約後カルデアに貰った居室にはストロベリーアイスが蓄えられている。 | | : 着物、ブーツに革ジャンという特徴的な服装もそのままであり、主人公と契約後カルデアに貰った居室にはストロベリーアイスが蓄えられている。 |
| ;能力 | | ;能力 |
− | : 本編同様に直死の魔眼を有しており、戦闘中にスキルや宝具として使用する。なお、宝具としての直死の魔眼の評価は貫禄のEXである。 | + | : 本編同様に直死の魔眼を有しており、戦闘中にスキルや宝具として使用する。 |
− | : 以前は「『両儀式』状態で防戦に徹してやっとサーヴァントと互角」と解説されていたが、今回は擬似サーヴァントとして現界しているため素でサーヴァントたちと互角に立ち回る。 | + | : 以前は「式ではサーヴァントに及ばず、『両儀式』状態なら防衛戦だが戦闘にはなるかもしれない」と解説されていたが、今回は擬似サーヴァントとして現界しているためか素でサーヴァントたちと互角に立ち回る。 |
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| == セイバー == | | == セイバー == |
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| * CV:坂本真綾/ イラスト:武内崇 | | * CV:坂本真綾/ イラスト:武内崇 |
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− | 『[[Fate/Grand Order]]』と『[[劇場版 空の境界]]』のコラボイベントで、「[[クラス (セイバー)|剣士]]」の擬似[[サーヴァント]]として登場。 | + | 『[[Fate/Grand Order]]』と『[[劇場版 空の境界]]』のコラボイベント「空の境界/the Garden of Order」で、「[[クラス (セイバー)|剣士]]」の擬似[[サーヴァント]]として登場。 |
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| ;略歴 | | ;略歴 |
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| ===MELTY BLOOD=== | | ===MELTY BLOOD=== |
| ; [[遠野志貴]] | | ; [[遠野志貴]] |
− | : MBAA式ルートでのラスボス。 | + | : 『MBAA』式ルートでのラスボス。 |
| : スピンオフで共演するときはそれほど仲は悪くないのだが、ストーリー中では『両儀式』に急かされて解体する。だが…… | | : スピンオフで共演するときはそれほど仲は悪くないのだが、ストーリー中では『両儀式』に急かされて解体する。だが…… |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| === 空の境界 === | | === 空の境界 === |
− | ; 「……生きているのなら、神様だって殺してみせる」 | + | ; 「―――生きているのなら、神様だって殺してみせる」 |
− | : 浅上藤乃戦にて。劇場版で彼女のキャッチコピーにもなった他、MBAAのエンディングでは[[アルクェイド・ブリュンスタッド|姫アルク]]にも言っている。 | + | : 浅上藤乃戦にて。劇場版で彼女のキャッチコピーにもなった他、『MBAA』のエンディングでは[[アルクェイド・ブリュンスタッド|姫アルク]]にも言っている。 |
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− | ; 「けど初めてだ。オレ、ぜんぜんうれしくない。<br/> 獲物を前にしても心が弾まない。おまえとならぎりぎりの所で殺し合えるってわかってるのに、笑えない。……<br> ──ああ、わかった。オレはおまえを殺したいんじゃない。ただ、おまえが『有る』のが我慢できないだけなんだ」 | + | ; 「けど初めてだ。オレ、ぜんぜんうれしくない。獲物を前にしても心が弾まない。おまえとならぎりぎりの所で殺し合えるってわかってるのに、笑えない」<br> 「ああ、わかった。オレはおまえを殺したいんじゃない。ただ、おまえが『有る』のが我慢できないだけなんだ」 |
| : 巴を殺した荒耶に対する憎悪の塊で出来たかのような台詞。殺人嗜好者の式ならではの表現である | | : 巴を殺した荒耶に対する憎悪の塊で出来たかのような台詞。殺人嗜好者の式ならではの表現である |
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− | ; 『——ありがとう。君を殺す事なんて、できない』 | + | ; ——————ありがとう。君を殺す事なんて、できない。 |
| : 織の最後の心。殺す事でしか誰かと関われなかった織は、その言葉を、伝えたい相手に伝える事さえできなかった。 | | : 織の最後の心。殺す事でしか誰かと関われなかった織は、その言葉を、伝えたい相手に伝える事さえできなかった。 |
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| === アーネンエルベの一日 === | | === アーネンエルベの一日 === |
| ;「これが答えでござる!」 | | ;「これが答えでござる!」 |
− | : サムライ名探偵・両儀式の台詞。MBAAの勝ち台詞にも採用された。 | + | : サムライ名探偵・両儀式の台詞。『MBAA』の勝ち台詞にも採用された。 |
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| === MELTY BLOOD === | | === MELTY BLOOD === |
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| ; 「蒼崎だぁ? まさかアイツの身内か? <br> ……ふうん。思ったよりマトモなんだな。<br> あのトウコをへこましたっていうから、てっきりもっと、こう……なあ?」 | | ; 「蒼崎だぁ? まさかアイツの身内か? <br> ……ふうん。思ったよりマトモなんだな。<br> あのトウコをへこましたっていうから、てっきりもっと、こう……なあ?」 |
− | : MBAAの蒼崎青子戦での勝利メッセージ。橙子から色々聞かされていたようであり、式本人は橙子に輪をかけたような人物かと思っていたが少し違っていたことに驚いた様子。 | + | : 蒼崎青子戦での勝利メッセージ。橙子から色々聞かされていたようであり、式本人は橙子に輪をかけたような人物かと思っていたが少し違っていたことに驚いた様子。 |
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| === Fate/EXTRA === | | === Fate/EXTRA === |
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| == メモ == | | == メモ == |
− | *刃物の蒐集が趣味。礼園に潜入した際、食堂のナイフをちょろまかそうとするほどの収集家。この趣味は[[遠野志貴|もうひとりの直死]]とも共通するものがある。 | + | *刃物の蒐集が趣味。礼園に潜入した際、食堂のナイフをちょろまかそうとするほどの収集家。この趣味は[[遠野志貴]]とも共通するものがある。 |
| **『Fate/EXTRA』では[[無銘|アーチャー]]の干将・莫耶を「オレ好みで気に入った」と評している。 | | **『Fate/EXTRA』では[[無銘|アーチャー]]の干将・莫耶を「オレ好みで気に入った」と評している。 |
| *義手には霊体を掴む機能の他、劇場版では予備のナイフを格納するギミックも存在する。 | | *義手には霊体を掴む機能の他、劇場版では予備のナイフを格納するギミックも存在する。 |
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| *式の初期コンセプトは「混ざらない和洋折衷」。 | | *式の初期コンセプトは「混ざらない和洋折衷」。 |
| *「[[まほうつかいの箱]]」の投票企画“ALL RANKING TYPE-MOON”の第1回マイBESTキャラ投票で2位のセイバーと150票以上の差で1位優勝。10周年記念オールキャラ人気投票では[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]に次ぐ2位となった。 | | *「[[まほうつかいの箱]]」の投票企画“ALL RANKING TYPE-MOON”の第1回マイBESTキャラ投票で2位のセイバーと150票以上の差で1位優勝。10周年記念オールキャラ人気投票では[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]に次ぐ2位となった。 |
− | *[[サーヴァント]]との能力差は、『両儀式』状態でも防戦なら可能というレベルで真っ向勝負では太刀打ち出来ない………ハズだが、MBAAと「EXTRA」では何らかの要因で能力にブーストが掛けられているらしく、MBAAではアルクェイドと同格の力になっており、「EXTRA」では99人のサーヴァントを倒すなど、明らかにサーヴァント以上の強さを見せている。この事から、TYPE-MOON作品世界におけるジョーカー的存在となっている模様。 | + | *[[サーヴァント]]との能力差は、『両儀式』状態でも防戦なら可能というレベルで真っ向勝負では太刀打ち出来ない………ハズだが、『MBAA』ではアルクェイドと同格の存在になっており、『EXTRA』の「式」は99人のサーヴァントを倒すなど、明らかにサーヴァント以上の強さを見せている。 |
− | **「[[Fate/Ace Royal]]」では「首切りバニー両儀式」名義で参戦し、英霊ではないにも関わらず最強クラスの能力を持つという反則級のカードとなっている。'''やっぱりジョーカーだ'''。 | + | **「[[Fate/Ace Royal]]」では「首切りバニー両儀式」名義で参戦し、英霊ではないにも関わらず最強クラスの能力を持つという反則級のカードとなっている。 |
− | *『[[カーニバル・ファンタズム]]』は原作が「TAKE MOON」であるため、『アーネンエルベの一日』における三大ヒロインでは唯一式の出番が無い。ラストのアーネンエルベのパーティーで厨房で料理を作っている姿が数カットあるのみである。また、これは空の境界が出版社や著作権が他の作品と違う関係で出せなかったとも言える。コハエースも同様の理由で式は出せないと語っている。 | + | *『[[カーニバル・ファンタズム]]』は原作が「TAKE MOON」であるため、『アーネンエルベの一日』における三大ヒロインでは唯一式の出番が無い。ラストのアーネンエルベのパーティーで厨房で料理を作っている姿が数カットあるのみである。また、これは『空の境界』が出版社や著作権が他の作品と違う関係で出せなかったとも言える。コハエースも同様の理由で式は出せないと語っている。 |
− | *PS2版MBAAに参戦したのは劇場版の人気を受けてのもので、専用ステージでは劇場版のバトルシーンで使われたBGMが採用されている。シナリオも別格で、オシリスの砂が登場しながら唯一ラスボスになっておらず、それどころか「ハズレだ、あれは」と評して雑魚扱いになっている。 | + | *PS2版『MBAA』に参戦したのは劇場版の人気を受けてのもので、専用ステージでは劇場版のバトルシーンで使われたBGMが採用されている。シナリオも別格で、オシリスの砂が登場しながら唯一ラスボスになっておらず、それどころか「ハズレだ、あれは」と評して雑魚扱いになっている。 |
| *作中でウサギに喩えられたが、同時に某有名3DダンジョンRPGに登場する「首を刎ねて一撃死させてくるウサギ」にも言及されている。 | | *作中でウサギに喩えられたが、同時に某有名3DダンジョンRPGに登場する「首を刎ねて一撃死させてくるウサギ」にも言及されている。 |
| **そのせいか、2013年のエイプリルフール企画『路地裏さつき』では「首きりバニー・両儀式」となってブロンズヒロイン達の前に立ちはだかった。当然皆まとめて首チョンパされたが、峰打ちなので平気だった。 | | **そのせいか、2013年のエイプリルフール企画『路地裏さつき』では「首きりバニー・両儀式」となってブロンズヒロイン達の前に立ちはだかった。当然皆まとめて首チョンパされたが、峰打ちなので平気だった。 |