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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ]]
 
;[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ]]
:婚約者。幼少時からの知り合いで、惚れた弱みか、彼女には頭が上がらない。<br />二人一組のマスターとして、彼女が追従するかたちで参戦。後に[[令呪]]を彼女に奪われる。
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:婚約者。幼少時からの知り合いで、惚れた弱みか、彼女には頭が上がらない。<br>二人一組のマスターとして、彼女が追従するかたちで参戦。後に[[令呪]]を彼女に奪われる。
    
;[[ランサー (第四次)|ランサー]]
 
;[[ランサー (第四次)|ランサー]]
:召喚したサーヴァント。<br />伝承を知るが故に彼を信用できず、そしてそれ故に敗北した。
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:召喚したサーヴァント。<br>伝承を知るが故に彼を信用できず、そしてそれ故に敗北した。
    
;[[ウェイバー・ベルベット]]
 
;[[ウェイバー・ベルベット]]
:聖杯戦争開始前は教え子。ケイネスにとっては歯牙にもかけない相手であったが、ウェイバーにしてみれば根深い確執があった。聖杯戦争開始後は敵同士。<br />皮肉にも、ケイネスの死によって一気に没落したアーチボルト家は、ウェイバーの奔走によって存続に成功する。
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:聖杯戦争開始前は教え子。ケイネスにとっては歯牙にもかけない相手であったが、ウェイバーにしてみれば根深い確執があった。聖杯戦争開始後は敵同士。<br>皮肉にも、ケイネスの死によって一気に没落したアーチボルト家は、ウェイバーの奔走によって存続に成功する。
 
;[[衛宮切嗣]]
 
;[[衛宮切嗣]]
 
:ケイネスの肩書きが「エリート魔術師」という時点で、切嗣の餌食になるのは見えていた。
 
:ケイネスの肩書きが「エリート魔術師」という時点で、切嗣の餌食になるのは見えていた。
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*ディルムッドを信用できなかったために敗退したケイネス。一方のディルムッドもマスターに求めていたものは「忠義を受け入れる器」であり、ケイネスという個人はどうでもよかったふしがある。結局のところ、二人は互いにパートナーを理解する努力を怠っていた。
 
*ディルムッドを信用できなかったために敗退したケイネス。一方のディルムッドもマスターに求めていたものは「忠義を受け入れる器」であり、ケイネスという個人はどうでもよかったふしがある。結局のところ、二人は互いにパートナーを理解する努力を怠っていた。
*ソラウに[[バーサーカー (第四次)|バーサーカー]]より[[セイバー]]撃破を優先したことについて「甘い」と責められていたが、相性的に容易に倒す事が出来るバーサーカーに場を荒らさせておき、最後に残ったバーサーカーを仕留めるというランサー組の必勝法が存在するので、選択として悪くはない。<br />ただ、本人も反論できずにいたあたり、そこまで考えてのことではなかったようである。
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*ソラウに[[バーサーカー (第四次)|バーサーカー]]より[[セイバー]]撃破を優先したことについて「甘い」と責められていたが、相性的に容易に倒す事が出来るバーサーカーに場を荒らさせておき、最後に残ったバーサーカーを仕留めるというランサー組の必勝法が存在するので、選択として悪くはない。<br>ただ、本人も反論できずにいたあたり、そこまで考えてのことではなかったようである。
**くわえて、相手が頭の上がらないソラウだったこと、ソラウのランサーをかばうかのような発言に戸惑っていたことも反論できなかった理由に挙げられるか。また弱ってる奴から倒すって選択肢を選んで文句言われるとは思うまい。
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**加えて、相手が頭の上がらないソラウだったこと、ソラウのランサーをかばうかのような発言に戸惑っていたことも反論できなかった理由に挙げられるか。また弱ってる奴から倒すって選択肢を選んで文句言われるとは思うまい。
*切嗣との相性は最悪で、もはや天敵と呼べる。<br />魔術師としてのスペックは文句なしのケイネスだが、切嗣は「魔術師殺し」とまで言われる殺しのプロ。切嗣の本領たる戦場で、研究型の彼では及ぶべくもない。ましてや、御三家の情報操作によって「聖杯戦争とは魔術師同士の決闘である」という認識の下で「魔術師として戦う」ケイネスは、自ら戦術の幅を狭めているため、勝てる道理はなかったといえる。
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*切嗣との相性は最悪で、もはや天敵と呼べる。<br>魔術師としてのスペックは文句なしのケイネスだが、切嗣は「魔術師殺し」とまで言われる殺しのプロ。切嗣の本領たる戦場で、研究型の彼では及ぶべくもない。ましてや、御三家の情報操作によって「聖杯戦争とは魔術師同士の決闘である」という認識の下で「魔術師として戦う」ケイネスは、自ら戦術の幅を狭めているため、勝てる道理はなかったといえる。
 
*切嗣に再起不能にされたあと、日本人の人形師に大金をはたいて両腕を義手にした。この人形師は高い確率で[[蒼崎橙子]]であると思われるが、明言はされていない。
 
*切嗣に再起不能にされたあと、日本人の人形師に大金をはたいて両腕を義手にした。この人形師は高い確率で[[蒼崎橙子]]であると思われるが、明言はされていない。
*切嗣は天敵だが、単純な魔術師としての技量を競った場合、「月霊髄液」の性能も込みでケイネスは第四次最強の魔術師。奈須氏によると、太刀打ちできるのは時臣くらいで、他のマスターがケイネスを倒そうとするなら魔術以外の手段、サーヴァントを用いるしかないらしく、アサシン以外ならなんとかなるそう。
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*切嗣は天敵だが、単純な魔術師としての技量を競った場合、「月霊髄液」の性能も込みでケイネスは第四次最強の魔術師。奈須氏によると、太刀打ちできるのは時臣くらいで、他のマスターがケイネスを倒そうとするなら魔術以外の手段、サーヴァントを用いるしかないらしく、アサシン以外ならなんとかなるそう。なお、ケイネスは「月霊髄液」以外にも優秀な魔術師に相応しい数々の礼装類を冬木市に持ち込んでいたが、切嗣に滞在中のホテルを爆破され、一瞬でパァになってしまった。
*なお、ケイネスは「月霊髄液」以外にも優秀な魔術師に相応しい数々の礼装類を冬木市に持ち込んでいたが、切嗣に滞在中のホテルを爆破され、一瞬でパァになってしまった。
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*ウェイバーから見た場合のケイネスは恨み重なる不倶戴天の敵ではあるが、彼にとってウェイバーはただの出来の悪い一生徒・問題児でしかなかった。ウェイバーが言ってしまえば「ケイネスを見返すため」に聖杯戦争に参加したのに対し、ケイネスの方はウェイバーを歯牙にもかけていない。<br>無論、聖遺物を盗み出されたことへ怒りはあり、誅すべき対象として容赦するつもりもなかったが、「競い合う相手」とまでは認識していなかった。事実、緒戦終了後は突然現れて場を引っ掻き回したウェイバー達より、自分の望んだ結果を出せなかったランサーにこそより大きい怒りを覚えた。
*ウェイバーから見た場合のケイネスは恨み重なる不倶戴天の敵ではあるが、彼にとってウェイバーはただの出来の悪い一生徒・問題児でしかなかった。ウェイバーが言ってしまえば「ケイネスを見返すため」に聖杯戦争に参加したのに対し、ケイネスの方はウェイバーを歯牙にもかけていない。<br />無論、聖遺物を盗み出されたことへ怒りはあり、誅すべき対象として容赦するつもりもなかったが、「競い合う相手」とまでは認識していなかった。事実、緒戦終了後は突然現れて場を引っ掻き回したウェイバー達より、自分の望んだ結果を出せなかったランサーにこそより大きい怒りを覚えた。
   
**ウェイバーの論文「新世紀に問う魔導の道」を一顧だにしなかったが、これは「ケイネスの価値観」からすれば当然のことであり、特にウェイバーに含むところがあったわけではない。
 
**ウェイバーの論文「新世紀に問う魔導の道」を一顧だにしなかったが、これは「ケイネスの価値観」からすれば当然のことであり、特にウェイバーに含むところがあったわけではない。
 
*聖杯戦争への参加理由は、端的に言えば「名声のため」で、これはウェイバーと同じでもある。ただし、両者にはその切実さに随分な開きがある。
 
*聖杯戦争への参加理由は、端的に言えば「名声のため」で、これはウェイバーと同じでもある。ただし、両者にはその切実さに随分な開きがある。
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*[[Fate/Apocrypha]]の世界では、第四次聖杯戦争は開催されていないが、ウェイバーがエルメロイ二世になっている点から、似たような何かが起きて亡くなったのであろうと語られている。
 
*[[Fate/Apocrypha]]の世界では、第四次聖杯戦争は開催されていないが、ウェイバーがエルメロイ二世になっている点から、似たような何かが起きて亡くなったのであろうと語られている。
 
**ちなみに、エルメロイ二世は[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ|プリズマ☆イリヤ]]にも登場するため、そちらの世界でも同じように亡くなっている可能性がある。
 
**ちなみに、エルメロイ二世は[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ|プリズマ☆イリヤ]]にも登場するため、そちらの世界でも同じように亡くなっている可能性がある。
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== 話題まとめ ==
      
== リンク ==
 
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*[[登場人物]]
 
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