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*CV:三木眞一郎
 
*CV:三木眞一郎
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「[[クラス (アサシン)|暗殺者]]」のクラスの[[サーヴァント]]。<br />紺色の陣羽織に長大な太刀を帯びた耽美な青年。
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「[[クラス (アサシン)|暗殺者]]」のクラスの[[サーヴァント]]。<br>紺色の陣羽織に長大な太刀を帯びた耽美な青年。
    
;略歴
 
;略歴
:[[キャスター]]が自身の陣営をより強固なものとする為に召喚した柳洞寺縁の剣士。<br />「サーヴァントによるサーヴァント召喚」というルール違反の上に成り立っている召喚なので、[[アサシン (第五次/真アサシン)|本来のアサシン]]ではない架空の英霊が召喚された。厳密には英霊ではなく亡霊。<br />召喚の触媒となったのは柳洞寺の山門。召喚者であるキャスターが「この世界の依り代」となれない存在であった為、本来であるならマスターが負うはずの依り代の役割も山門が担っている。それ故か山門周囲から離れることはできない。キャスターの[[令呪]]により門番を命じられている。
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:[[キャスター]]が自身の陣営をより強固なものとする為に召喚した柳洞寺縁の剣士。<br>「サーヴァントによるサーヴァント召喚」というルール違反の上に成り立っている召喚なので、[[アサシン (第五次/真アサシン)|本来のアサシン]]ではない架空の英霊が召喚された。厳密には英霊ではなく亡霊。<br>召喚の触媒となったのは柳洞寺の山門。召喚者であるキャスターが「この世界の依り代」となれない存在であった為、本来であるならマスターが負うはずの依り代の役割も山門が担っている。それ故か山門周囲から離れることはできない。キャスターの[[令呪]]により門番を命じられている。
    
;人物
 
;人物
:花鳥風月を愛で、雅な陣羽織に身を包む風流人。飄々とどこかつかみ所のない性格をしているが、やはり生粋の武人であり、正々堂々とした勝負を好む。<br />[[セイバー]]や[[ライダー]]にはコナをかけるような発言をするも、[[三枝由紀香]]に懐かれるとどうして良いか判らず困る。そんな男。
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:花鳥風月を愛で、雅な陣羽織に身を包む風流人。飄々とどこかつかみ所のない性格をしているが、やはり生粋の武人であり、正々堂々とした勝負を好む。<br>[[セイバー]]や[[ライダー]]にはコナをかけるような発言をするも、[[三枝由紀香]]に懐かれるとどうして良いか判らず困る。そんな男。
    
;能力
 
;能力
:正式な暗殺者のサーヴァントではないためアサシンのクラス特性をほとんど失っている。唯一、武芸者の無想の域「明鏡止水」としてだが「気配遮断」のスキルを有する。<br />正式なサーヴァントではない彼は、[[宝具]]を持っておらず、その剣技だけで戦い抜かねばならないハンデを持っている。<br />しかし宝具ではないにせよ、彼の所持する長刀・物干し竿はサーヴァントの武器として優れており、鉄をも斬ることが可能。<br />彼の剣戟はいかなる達人でも見切ることは不可能で、同じ太刀筋を繰り返し受けても、その剣閃を見極めることさえ出来ない。<br />第五次聖杯戦争に招かれたサーヴァントたちの中でも、随一の剣技を誇り、奈須氏曰く「純粋な剣技のみで言えば、今回の聖杯戦争中最高のサーヴァント」。<br />事実、剣の英霊であるセイバーを剣技で圧倒し、好戦的な[[ランサー]]でさえ彼との再戦は避けたがっていた。またキャスターの「重圧」による支援があったとはいえ、[[バーサーカー]]まで退けている。<br />尚、最高の俊敏性を誇る槍兵、機動力に優れる騎兵のクラスを差し置いて、第五次中最速のサーヴァントであるが、山門から離れられないためその優位を生かすことが出来ないでいる。
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:正式な暗殺者のサーヴァントではないためアサシンのクラス特性をほとんど失っている。唯一、武芸者の無想の域「明鏡止水」としてだが「気配遮断」のスキルを有する。<br>正式なサーヴァントではない彼は、[[宝具]]を持っておらず、その剣技だけで戦い抜かねばならないハンデを持っている。<br>しかし宝具ではないにせよ、彼の所持する長刀・物干し竿はサーヴァントの武器として優れており、鉄をも斬ることが可能。<br>彼の剣戟はいかなる達人でも見切ることは不可能で、同じ太刀筋を繰り返し受けても、その剣閃を見極めることさえ出来ない。<br>第五次聖杯戦争に招かれたサーヴァントたちの中でも、随一の剣技を誇り、奈須氏曰く「純粋な剣技のみで言えば、今回の聖杯戦争中最高のサーヴァント」。<br>事実、剣の英霊であるセイバーを剣技で圧倒し、好戦的な[[ランサー]]でさえ彼との再戦は避けたがっていた。またキャスターの「重圧」による支援があったとはいえ、[[バーサーカー]]まで退けている。<br>尚、最高の俊敏性を誇る槍兵、機動力に優れる騎兵のクラスを差し置いて、第五次中最速のサーヴァントであるが、山門から離れられないためその優位を生かすことが出来ないでいる。
    
=== [[宝具]] ===
 
=== [[宝具]] ===
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:あたまのわるい結界のおかげで門の戒めから解放されたアサシン。戦いついでに可憐な小鳥たち(美女・美少女)と戯れようと街へと出る。
 
:あたまのわるい結界のおかげで門の戒めから解放されたアサシン。戦いついでに可憐な小鳥たち(美女・美少女)と戯れようと街へと出る。
 
;[[Fate/unlimited codes]]
 
;[[Fate/unlimited codes]]
:「無名の侍士」。典型的なリーチ重視キャラで、若干[[ランサー]]に食われ気味。<br />ストーリーは原作の展開から派生したifで、セイバーとアサシンの一度目の勝負にキャスターが介入したことで展開が変化する。
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:「無名の侍士」。典型的なリーチ重視キャラで、若干[[ランサー]]に食われ気味。<br>ストーリーは原作の展開から派生したifで、セイバーとアサシンの一度目の勝負にキャスターが介入したことで展開が変化する。
 
;[[カーニバル・ファンタズム]]
 
;[[カーニバル・ファンタズム]]
 
:柳洞寺で留守番をさせられているため、それ以外の場所のシーンでは「書割」が代役として登場。「3rd Season」ではトラック野郎になり、山門をデコトラの荷台に載せる事で柳洞寺の外への移動を可能とした。ラストのアーネンエルベでのパーティーにも参加している。
 
:柳洞寺で留守番をさせられているため、それ以外の場所のシーンでは「書割」が代役として登場。「3rd Season」ではトラック野郎になり、山門をデコトラの荷台に載せる事で柳洞寺の外への移動を可能とした。ラストのアーネンエルベでのパーティーにも参加している。
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=== Fate/unlimitedcodes ===
 
=== Fate/unlimitedcodes ===
;「化かしあいでは自分より優れる者はないと驕っていたようだが、</br> 生憎と、武士にも兵法というものがあってな。 このような策は戦場の常よ」
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;「化かしあいでは自分より優れる者はないと驕っていたようだが、<br> 生憎と、武士にも兵法というものがあってな。 このような策は戦場の常よ」
:最終戦前にキャスターを裏切った際のセリフ。<br />セイバーとの果し合いを邪魔し、自分を道具扱いするキャスターには温厚な彼も内心かなり腹に据えかねていたようで、セイバーを下した後、反抗を決意する。<br />そしてバーサーカーの襲来時に劣勢を装い、最後の令呪を使わせることで、裏切りの魔女が後ろから切り捨てられるという皮肉な結末を突きつけ、報復を成功させる。
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:最終戦前にキャスターを裏切った際のセリフ。<br>セイバーとの果し合いを邪魔し、自分を道具扱いするキャスターには温厚な彼も内心かなり腹に据えかねていたようで、セイバーを下した後、反抗を決意する。<br>そしてバーサーカーの襲来時に劣勢を装い、最後の令呪を使わせることで、裏切りの魔女が後ろから切り捨てられるという皮肉な結末を突きつけ、報復を成功させる。
    
;「我が剣先からは燕でさえ逃れ得ぬ。翼もないそなたには酷な勝負であったな」
 
;「我が剣先からは燕でさえ逃れ得ぬ。翼もないそなたには酷な勝負であったな」
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*作中で当初セイバーはステータスを看破できないこともあってか、階段という地の利があるために完封されていると思っていた。<br />しかし、燕返しが階段によって邪魔になったことや、敏捷をみるに平地であったらもっと厄介な可能性の方が高い。拠点防衛や宗一郎との共闘という制約があったせいか、結局作中ではその敏捷性が描写されることはなかった。
 
*作中で当初セイバーはステータスを看破できないこともあってか、階段という地の利があるために完封されていると思っていた。<br />しかし、燕返しが階段によって邪魔になったことや、敏捷をみるに平地であったらもっと厄介な可能性の方が高い。拠点防衛や宗一郎との共闘という制約があったせいか、結局作中ではその敏捷性が描写されることはなかった。
 
**ちなみに、unlimited codesでは超高速で複数回斬撃を放つという超必殺技がある。
 
**ちなみに、unlimited codesでは超高速で複数回斬撃を放つという超必殺技がある。
*大抵のサーヴァントが攻勢に秀でているのに対し、彼は防性に優れている。<br />元より自然霊以外を排斥する法術結界と、キャスターが敷いた対魔術結界により英霊の魔術や宝具は大幅に威力が落ちる。<br />故に彼を破るには強力な宝具か純粋な白兵戦でなければならないが、半ば体が消えた状態にもかかわらずセイバーと互角以上に渡り合う彼の実力は並ではない。
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*大抵のサーヴァントが攻勢に秀でているのに対し、彼は防性に優れている。<br>元より自然霊以外を排斥する法術結界と、キャスターが敷いた対魔術結界により英霊の魔術や宝具は大幅に威力が落ちる。<br>故に彼を破るには強力な宝具か純粋な白兵戦でなければならないが、半ば体が消えた状態にもかかわらずセイバーと互角以上に渡り合う彼の実力は並ではない。
**ただ彼を倒すだけなら、各々の英霊はかなりの消耗を覚悟すれば宝具の真名開放すれば良い(セイバーで言えば、階段入口付近で『約束された勝利の剣』で山門ごと消し飛ばす、等)。<br />しかし、被害規模を極力小さくすべき聖杯戦争のルール上の問題は無論、彼のマスターたるキャスターとの連戦や参戦を念頭に入れねばならないので、現実的な対処策とはとても言えない。
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**ただ彼を倒すだけなら、各々の英霊はかなりの消耗を覚悟すれば宝具の真名開放すれば良い(セイバーで言えば、階段入口付近で『約束された勝利の剣』で山門ごと消し飛ばす、等)。<br>しかし、被害規模を極力小さくすべき聖杯戦争のルール上の問題は無論、彼のマスターたるキャスターとの連戦や参戦を念頭に入れねばならないので、現実的な対処策とはとても言えない。
 
*hollow中に偽名として「津田小次郎」と名乗る場面がある。全く関係ない名前とは思えないが……?宮本武蔵との巌流島での決闘についての記録が複数存在し、その内のいくつかでは「津田小次郎」としているためか。
 
*hollow中に偽名として「津田小次郎」と名乗る場面がある。全く関係ない名前とは思えないが……?宮本武蔵との巌流島での決闘についての記録が複数存在し、その内のいくつかでは「津田小次郎」としているためか。
 
*元々「佐々木小次郎」として知られている人物もはっきりとしたことは分かっておらず、記録によっては異なる箇所が多くある。
 
*元々「佐々木小次郎」として知られている人物もはっきりとしたことは分かっておらず、記録によっては異なる箇所が多くある。
 
*愛刀・備中青江は南北朝期の作。この事から南北朝時代から江戸初期までの人物であることが窺える。
 
*愛刀・備中青江は南北朝期の作。この事から南北朝時代から江戸初期までの人物であることが窺える。
*「燕返し」は、それを見たセイバーによって多重次元屈折現象を起こしていると説明されたことで勘違いを誘発しがちだが、魔力を用いた魔術ではなく純粋な剣技。あくまで、セイバーの魔術知識からその現象を説明したにすぎず、それで全てが言い表されているとは限らない。ちなみに、この剣技は超一流どころか神技の域である。<br />また、サーヴァントになってから「宝具」として与えられたものではなく、無名の侍が生前に完成させていた技である。ひたすら剣を振ることに没頭していたら人生の最後に成し得て、そのまま逝ったらしい。
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*「燕返し」は、それを見たセイバーによって多重次元屈折現象を起こしていると説明されたことで勘違いを誘発しがちだが、魔力を用いた魔術ではなく純粋な剣技。あくまで、セイバーの魔術知識からその現象を説明したにすぎず、それで全てが言い表されているとは限らない。ちなみに、この剣技は超一流どころか神技の域である。<br>また、サーヴァントになってから「宝具」として与えられたものではなく、無名の侍が生前に完成させていた技である。ひたすら剣を振ることに没頭していたら人生の最後に成し得て、そのまま逝ったらしい。
 
*[[トラぶる花札道中記]]では依代が山門から葛木宗一郎のメガネに移った。何でもいいというのかっ!!?
 
*[[トラぶる花札道中記]]では依代が山門から葛木宗一郎のメガネに移った。何でもいいというのかっ!!?
 
*身長が明記されている男性サーヴァントの中では、もっとも背が低い。サーヴァントは英雄というイメージからか身長が高めに設定されているが、アサシンは日本人体型を意識したのか170cm台に抑えられている。
 
*身長が明記されている男性サーヴァントの中では、もっとも背が低い。サーヴァントは英雄というイメージからか身長が高めに設定されているが、アサシンは日本人体型を意識したのか170cm台に抑えられている。
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保有スキル:気配遮断:D、燕返し、心眼 (偽):A、透化:B+、宗和の心得:B
 
保有スキル:気配遮断:D、燕返し、心眼 (偽):A、透化:B+、宗和の心得:B
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== 話題まとめ ==
      
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