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398 バイト追加 、 2017年5月12日 (金) 19:33
いやはや、やらかしてすまなかった……。気を付けよう。
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;略歴
 
;略歴
:彼女が持つ善性が人の世では都合の悪いものとして、世間から迫害された末に海上油田基地セラフィックスに流れ着き、教会で人々の悩みを聞き、解決するセラピストとして務めていた。礼拝堂に残されていた記録が正しければ、2014年の時点で25歳。
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:『EXTRA CCC』とは異なり、山の外からやってきた医者の治療で回復した彼女は山に囚われる事なく下山、幸福な学生時代を送る。年齢は不明だが、礼拝堂に残されていた記録が正しければ、2014年の時点で25歳。
:同じくセラフィックスを活動拠点に定めたゼパルによって、隠れ蓑という形で取り憑かれ、その中で最も特異な運命にあった『[[Fate/EXTRA CCC|月世界]]』――月の裏側と呼ばれた虚数空間でムーンセルを手に入れたキアラと、狂乱するセラフィックスで嬲られるだけだったキアラを繋げられた。
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:その後、持ち前の善性で様々な人々を救うが、成果を上げながら金を取らないキアラの方針を快く思わなかった既得権利団体から攻撃を受け、やがて人の世では都合の悪いものとして世間から迫害された海上油田基地セラフィックスに流れ着き、教会で人々の悩みを聞き、解決するセラピストとして務めていた。
:その結果、『Grand Order』のキアラは『EXシリーズ』のキアラと同じ運命を辿ることになり、[[海洋油田基地セラフィックス|セラフィックス]]はSE.RA.PHに変換されてしまうが、取り込んだゼパルを逆に自分のものにし、SE.RA.PHを利用して自分自身が特異点となってビーストⅢへと変生させ、『EXシリーズ』の彼女に取り込まれたアルターエゴをセンチネルとして利用した。
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:仏教徒なのに西洋の教会をあてがわれた時には呆れたものの、誠心誠意、自らの職務に努めたが、2017年1月に時間神殿から逃亡し、セラフィックスを活動拠点に定めたゼパルによって、隠れ蓑という形で取り憑かれ、魔神の手先としてセラフィックスを支配する為の傀儡となってしまう。
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:ゼパルがその中で数多ある[[並行世界]]から最も優れ、なおかつ特異な運命にあった『[[Fate/EXTRA CCC|月世界]]』――月の裏側と呼ばれた虚数空間でムーンセルを手に入れたキアラを見つけ出し、融合。『EXTRA CCC』世界の虚数事象を『Grand Order』世界に持ち込んだ結果、[[海洋油田基地セラフィックス|セラフィックス]]はSE.RA.PHに変換され、『Grand Order』のキアラは『EXTRA CCC』のキアラと同じ運命を辿ることになってしまう。
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:しかし、いつのまにかゼパルの方がキアラに支配され、キアラは魔神柱を自在に操る魔人となり、その末にビーストⅢに変生した。さらにSE.RA.PHを利用して自分自身が特異点となり、サーヴァントたちを栄養源にする事で成長。『EXTRA CCC』の彼女に取り込まれたアルターエゴをセンチネルとして利用した。
 
:『深海電脳楽土 SE.RA.PH』では既に故人となったマーブルの遺体を隠れ蓑として「マーブル・マッキントッシュ」として主人公と共に行動している。終盤にて唯一の生存者であるアーノルドと共にエミヤ・オルタに銃撃されるが、逆にこれを取り込んで、主人公を倒すように嗾けた。エミヤ・オルタが退けられた事で姿を――正体を現した。彼女の目的はSE.RA.PHと一体化し、地球の内核に到達して星と一体化し、それを持って人類を救済するというもの。
 
:『深海電脳楽土 SE.RA.PH』では既に故人となったマーブルの遺体を隠れ蓑として「マーブル・マッキントッシュ」として主人公と共に行動している。終盤にて唯一の生存者であるアーノルドと共にエミヤ・オルタに銃撃されるが、逆にこれを取り込んで、主人公を倒すように嗾けた。エミヤ・オルタが退けられた事で姿を――正体を現した。彼女の目的はSE.RA.PHと一体化し、地球の内核に到達して星と一体化し、それを持って人類を救済するというもの。
 
:初戦で主人公に協力したサーヴァントを退け主人公を手にかけようとするも、BBの90秒分の時間逆行によって取り逃がす。2戦目ではメルトリリスの報告から構想を組み立て、集めたKPで作った秘密兵器、アンチR-18フィールド『Wisdom Hold Intelligence Powered』───メルトちゃんデスwhipによって弱体化を食らい、敗北を喫したキアラはSE.RA.PHから主人公たちを切り離し、単独で地球の核へと潜行し始める<ref>この時、SE.RA.PH内の魔神柱の反応も虚数空間から溢れ出す位に増大しており、このままでは爆発増殖して海域一帯が魔神柱の雨で埋め尽くされる。当然現実的ではなく、1秒の間に44本魔神柱を殺さないと間に合わないとされている。…このペースは冠位時間神殿の戦いで管制塔バルバトスが討伐される速度とほぼ同等だったりする。</ref>。
 
:初戦で主人公に協力したサーヴァントを退け主人公を手にかけようとするも、BBの90秒分の時間逆行によって取り逃がす。2戦目ではメルトリリスの報告から構想を組み立て、集めたKPで作った秘密兵器、アンチR-18フィールド『Wisdom Hold Intelligence Powered』───メルトちゃんデスwhipによって弱体化を食らい、敗北を喫したキアラはSE.RA.PHから主人公たちを切り離し、単独で地球の核へと潜行し始める<ref>この時、SE.RA.PH内の魔神柱の反応も虚数空間から溢れ出す位に増大しており、このままでは爆発増殖して海域一帯が魔神柱の雨で埋め尽くされる。当然現実的ではなく、1秒の間に44本魔神柱を殺さないと間に合わないとされている。…このペースは冠位時間神殿の戦いで管制塔バルバトスが討伐される速度とほぼ同等だったりする。</ref>。
:メルトリリスとパッションリップの合体技「ヴァージンレイザー・パラディオン」による追撃で致命傷を負って肉体の崩壊が始まるが、再起を図るためにメルトリリスを髪で捕縛し、主人公を消した後に姿を隠して機会を待とうとする<ref>メルトリリスだけでなく、パッションリップとBBのリソースを取り込んでも、ビーストⅢラプチャーに変生したキアラ程の霊基には届かない。</ref>。
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:メルトリリスとパッションリップとの合体技「ヴァージンレイザー・パラディオン」で致命傷を負って肉体の崩壊が始まるが、再起を図るためにメルトリリスを髪で捕縛し、主人公を消した後に姿を隠して機会を待とうとする<ref>メルトリリスだけでなく、パッションリップとBBのリソースを取り込んでも、ビーストⅢラプチャーに変生したキアラ程の霊気には届かない。</ref>。
:それも既に死に体だったエミヤ・オルタの銃撃を受けて失敗し、動かせば崩れきる腕でメルトリリスを捕まえようとするが、ある起因からくる判断の遅さからメルトリリスにワイヤーを取り付けられて引き上げられる時間を作ってしまった。そしてその巨体では浮上も叶わず、鉄のように沈みながら分解されて消滅したのであった。
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:それも既に死に体だったエミヤ・オルタの銃撃を受けて失敗し、動かせば崩れきる腕でメルトリリスを捕まえようとするが、ある起因からくる判断の遅さからメルトリリスにワイヤーを取り付けられて引き上げられる時間を作ってしまった。その巨体では浮上も叶わず、鉄のように沈みながら分解されて消滅したのであった。
:しかしその間際に同じ『快楽』から生まれながら、快楽に沈んだ己自身と快楽の湖面から飛んだメルトリリスの違いを見つけようと、自分もまたアルターエゴになる顛末を受け入れる…。
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:しかしその間際に同じ『快楽』から生まれながら、快楽に沈んだ己自身と快楽の湖面から飛んだメルトリリスの違いを見つけようと、自分もまたアルターエゴになる顛末を受け入れるのであった。
 
;人物
 
;人物
:ゼパルからも「偽りなく聖女」「救世主の器を持ってさえいた」と評されており、干渉されなかったら慎ましやかだが幸福な人生を送り、小さなコミュニティにおいて最後まで人々にうやまれるに足る人物とされた。(もっとも、セラフィックスに来たのは「他に行き場がなかった」とあるので、すでになにかやらかしていた可能性はある)
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:セラフィックスの職員の頃のキアラは紛れもなく聖人であり、実際ゼパルからも「偽りなく聖女」「救世主の器を持ってさえいた」と評されており、干渉されなかったら慎ましやかだが幸福な人生を送り、小さなコミュニティにおいて最後まで人々にうやまれるに足る人物とされた<ref>竹箒日記でも、ゼパルさえ現れなければセラフィックスの職員たちの荒れた心はキアラに癒やされていたと語っている。</ref>。
 
:しかしゼパルの手で善性を封じ込められたことで、内に眠った魔神に相応しいと言われる内面の醜さを見せ、狂乱状態に陥ったセラフィックスの人々をみて楽しんだり、SE.RA.PHで召喚されるサーヴァントのマスターを死体がすり切れるくらいに悪夢を見せる形で酷使している<ref>残酷な夢に関しても70回を越えたあたりからカウントをやめたと語っている。</ref>。
 
:しかしゼパルの手で善性を封じ込められたことで、内に眠った魔神に相応しいと言われる内面の醜さを見せ、狂乱状態に陥ったセラフィックスの人々をみて楽しんだり、SE.RA.PHで召喚されるサーヴァントのマスターを死体がすり切れるくらいに悪夢を見せる形で酷使している<ref>残酷な夢に関しても70回を越えたあたりからカウントをやめたと語っている。</ref>。
:彼女は人間を愛しているし、救いたいとも述べていたが、それが'''人間は自分しか存在せず、他の人間は人の形をした道具かケダモノにしか見えない'''という破綻した価値観の持ち主。故に彼女は誰よりも人間を愛し、そのために他の全ての命を利用する。
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:彼女は人間を愛する、と心の底から語り、救いたいとも述べていたが、キアラにとって「人間」とは'''自分だけであり、それ以外の人間は人の形をした獣か虫に過ぎない'''、という自己愛の怪物。故に彼女は誰よりも人間を愛し、そのために他の全ての命を利用する。
 
:本来なら救世主にだってなれる資質の全てを自分への愛だけで使い潰し、有り余る慈愛も、心を癒す言葉も、美しく見える真心も、全て自分のためだけに使っており、その姿が聖母のようだったから周囲が勘違いしただけにすぎない。
 
:本来なら救世主にだってなれる資質の全てを自分への愛だけで使い潰し、有り余る慈愛も、心を癒す言葉も、美しく見える真心も、全て自分のためだけに使っており、その姿が聖母のようだったから周囲が勘違いしただけにすぎない。
 
:ビーストになった動機も、ゼパルが持っていた時間神殿での戦いの記憶が彼女には夢のようで、自分も星の数ような英霊たちに責められ、殺されたいと願うが、人の身はおろか、魔神の身ではその願いが叶えられないため、という常軌を逸した物。
 
:ビーストになった動機も、ゼパルが持っていた時間神殿での戦いの記憶が彼女には夢のようで、自分も星の数ような英霊たちに責められ、殺されたいと願うが、人の身はおろか、魔神の身ではその願いが叶えられないため、という常軌を逸した物。
 
:一方で学生時代から年上扱いされたことを気にしており、そこを突かれると感情的になる一面を見せた。
 
:一方で学生時代から年上扱いされたことを気にしており、そこを突かれると感情的になる一面を見せた。
:アルターエゴとして召喚された際は考えを改めたのか多少丸くなったものの、性根は微塵も変わっていないが、『EXシリーズ』の彼女とつながった影響か、とある童話作家を意識したような台詞が見受けられる。
   
;能力
 
;能力
 
:ビーストとして未だ蛹である為自由に動けないという制限があり、加えてSE.RA.PHに依存していた為、強さに関しては『EXTRA CCC』のキアラには及ばない。
 
:ビーストとして未だ蛹である為自由に動けないという制限があり、加えてSE.RA.PHに依存していた為、強さに関しては『EXTRA CCC』のキアラには及ばない。
:しかし、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚。五感全てを誘惑し、一つでもその色香に惑えばたちまち相手を妄信的な信徒にする魅了スキルやビーストのスキルを有している。『ロゴスイーター』は知性体なら問答無用でテクノブレイクし、欲望あるものはどんな生命体であれ彼女に勝ち目はない。
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:しかし、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚。五感全てを誘惑し、一つでもその色香に惑えばたちまち相手を妄信的な信徒にする魔性菩薩化のスキル『五蘊黒縄』や魅了スキル『万色悠滞』やビーストのスキル『獣の権能』を有している。『ロゴスイーター』は知性体なら問答無用でテクノブレイクし、欲望あるものはどんな生命体であれ彼女に勝ち目はない。
:実際に初戦では主人公に協力したサーヴァントをいとも簡単に葬って敗北に追い込み、脱出後の会議でもロビンやBBからは「サーヴァントが100騎いても太刀打ちできない」「現状ではビーストⅢを倒すことは困難」と評されていた。
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:実際に初戦では主人公に協力したサーヴァントをいとも簡単に葬って敗北に追い込み、[[BB]]の助けで危機を脱したものの<ref>その方法は『やられる前』から90秒分時間逆行してやり直していた。</ref>、その後の会議でロビンやBBからは「サーヴァントが100騎いても太刀打ちできない」「現状ではビーストⅢを倒すことは困難」と評されていた。
 
:SE.RA.PHにはいくつもの防衛機構があり、その一つであるセンチネルに植えつけられたキアラの因子KPをすべて消去してようやく、キアラの全能に翳りができる。KPを消去された彼女の姿は魔性菩薩としてものから翳りが出た部分を魔神柱の部品で埋め合わせたような姿となっている。
 
:SE.RA.PHにはいくつもの防衛機構があり、その一つであるセンチネルに植えつけられたキアラの因子KPをすべて消去してようやく、キアラの全能に翳りができる。KPを消去された彼女の姿は魔性菩薩としてものから翳りが出た部分を魔神柱の部品で埋め合わせたような姿となっている。
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*CV:田中理恵
 
*CV:田中理恵
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七つの人類悪の一つ、『快楽』の理を持つ第三の獣・[[ビースト|ビーストⅢ/R]]になり倒された『Fate/Grand Order』におけるキアラから生まれた[[アルターエゴ]]。
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[[ビースト|ビーストⅢ/R]]に変生したキアラから生まれた[[アルターエゴ]]。
    
;略歴
 
;略歴
:類い希なる救世主としての資質をすべて己の為に使い、人ならざるものに変生したもののその誓願、その望みはからくも水際で断たれた。
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:類い希なる救世主としての資質をすべて己の為に使い、人ならざるものに変生したもののその誓願、その望みはからくも水際で断たれ、消滅の間際に同じ『快楽』から生まれながら、快楽に沈んだ己自身と快楽の湖面から飛んだメルトリリスの違いを見つけようと、自分もまた力の一部をアルターエゴとして残し、カルデアに召喚される未来を良しとした結果、生まれたアルターエゴ。
:消滅の間際に同じ『快楽』から生まれながら、快楽に沈んだ己自身と快楽の湖面から飛んだメルトリリスの違いを見つけようと、自分もまた力の一部をアルターエゴとして残し、カルデアに召喚される未来を良しとした。
   
;人物
 
;人物
:性格は弱き、内向的、能動的。しとやかで上品な女性だが、堅物ではない。どんな冗談にも微笑で受け答えできる包容力と酒脱さを持つ、温かで柔らかな性格。貞淑な価値観、言葉遣いでありながら、言葉の端々に妙な色っぽさを持つ。温厚だが積極的。病弱そうに見えて活発。人情に弱く慈悲に深い。ものの道理をとらえ、万人の心情を読み取り、彼らの立場・苦悩を正しく理解する思慮深さを持っている。
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:性格は弱気、内向的、能動的。しとやかで上品な女性だが、堅物ではない。どんな冗談にも微笑で受け答えできる包容力と酒脱さを持つ、温かで柔らかな性格。貞淑な価値観、言葉遣いでありながら、言葉の端々に妙な色っぽさを持つ。
:───だが。その本性は自己愛と快楽をひたすら突き詰め、解脱した魔性菩薩。柔らかなサディストであり、強かなマゾヒスト。人間を愛する、と心の底から語るが、道徳を語るのはあくまで“自分の為”、命の尊さを語るのはあくまで“自分の為”、世界を守るのもあくまで“自分の為”、という自己愛の怪物。
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:温厚だが積極的。病弱そうに見えて活発。人情に弱く慈悲に深い。ものの道理をとらえ、万人の心情を読み取り、彼らの立場・苦悩を正しく理解する思慮深さを持っている。
:キアラにとって「人間」とは自分だけであり、それ以外の人間は人の形をした獣か虫に過ぎない。なので、その愛は外界全てに向けられていながら、行き着く先は“自分の為”のものとなる。
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:しかしその本性は自己愛と快楽をひたすら突き詰め、解脱した魔性菩薩。柔らかなサディストであり、強かなマゾヒスト。その愛は外界全てに向けられていながら、行き着く先は“自分の為”のものとなる。
:性的快楽のみならず、周囲の命が『自分の為に』その人生を消費し、自滅する様に最高の官能を感じる倒錯者。その為なら犯されるのもOK、殺されるのもOK。犯すのもOK、殺すのもOK。とにかく『殺生院キアラ』という女の体で、その人間の人生が終わればいい。
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:性的快楽のみならず、周囲の命が『自分の為に』その人生を消費し、自滅する様に最高の官能を感じ、掌の上で弄ばれた者にその過程は天上の快楽を与えるが、破滅への道歩ませ、その姿を見守り、恍惚を感じながら微笑んでいる。
:掌の上で弄ばれた者にその過程は天上の快楽を与えるが破滅への道歩ませ、その姿を見守り、恍惚を感じながら微笑むだけだ。その様は人の人生を見守り、慈しむ菩薩のようでもある。
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:アルターエゴとして召喚された際は考えを改めたのか、ビーストⅢ/Rの時と比較すれば多少丸くなったものの、それは「契約が終わるまでは禁欲生活をする」と自分に誓ったので、目に付く者すべてを餌食にしようという考えはなくなっている。
:アルターエゴになった事で[[ビースト|ビーストⅢ/R]]だった頃よりは多少はまるくなりちょっと大人しくなったものの、性根は微塵も変わっていない。
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:性根は微塵も変わっておらず、道徳を語るのも、命の尊さを語るのも、そしてアルターエゴとして世界を守るのもあくまで“自分の為”にすぎない。
:具体的に言うと、契約が終わるまでは禁欲生活をする、と自分に誓った。なので性格は変わらないものの、目に付く者すべてを餌食にしようという考えはなくなっている。マスターへの態度はそれこそ仏敵マーラのそれ。いつかマスターが欲望に負けて自分に溺れる時を楽しみに待ちつつ、自分の誘惑に負けないように応援している。
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:マスターへの態度はそれこそ仏敵マーラのそれ。いつかマスターが欲望に負けて自分に溺れる時を楽しみに待ちつつ、自分の誘惑に負けないように応援している。
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:『EXTRA CCC』の彼女と融合したキアラから生まれたアルターエゴであるため、とある童話作家を意識したような台詞が見受けられる。
 
;能力
 
;能力
 
:戦闘時は素手や魔神柱のような触手を召喚して攻撃する。
 
:戦闘時は素手や魔神柱のような触手を召喚して攻撃する。
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