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| ==真名:エレシュキガル== | | ==真名:エレシュキガル== |
| + | :シュメル神話における冥界の神。槍のような檻を自在に操り、ある時は敵を串刺しにし、ある時は魂を閉じ込め、ある時は稲妻を起こす、おそるべき冥界の支配者。その誕生から冥界を管理する職務にあり、地上と自由を知る事なく神代と共に消えた女神。 |
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| + | :この姿はエレシュキガル女神としてのものではなく、彼女に波長の近い人間の魂を依り代にした疑似サーヴァント状態。 |
| + | :冥界の女神らしく人間を監視するのが役割と語るが、面倒見の良さが隠しきれていない。まさに冥界の(赤い)天使。 |
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| + | :メソポタミア神話原典においては植物の成長と腐敗を司り、蛇や竜を使役し、冥界の使いであるガルラ霊を自在に操った。 |
| + | :『天の女主人』であるイシュタルと『冥界の女主人』であるエレシュキガルはライバル関係にある。 |
| + | :神話学的に、豊穣の女神であるイシュタル(イナンナ)は人間の生を表すグレートアースマザーであり、人間の死を表すエレシュキガルはテリブルアースマザーとなる。 |
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| + | :神話においてイシュタルは冥界に赴き、エレシュキガルの手によって殺されている。 |
| + | :その後にイシュタルは復活を果たすが、なぜイシュタルが冥界に赴いたのか、エレシュキガルはなぜそこまで激怒したのか、理由は一切語られていないが、本作ではこれを表裏一体の関係性によるものとして扱っている。 |
| + | :イシュタルとエレシュキガル。 |
| + | :この二神は同一存在、あるいは、一つの神から二つに分かれた神性ではないのかと。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |