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:俵藤太。極東の竜殺し。東国における武芸の祖と崇められた、平安時代中期の武将。<br>真名は「俵藤太」となっているが、後に「藤原秀郷」と名乗っている。<br>始祖である藤原鎌足から伝わる黄金の太刀を振るい、幾度も手柄を立てた勇将である。
 
:俵藤太。極東の竜殺し。東国における武芸の祖と崇められた、平安時代中期の武将。<br>真名は「俵藤太」となっているが、後に「藤原秀郷」と名乗っている。<br>始祖である藤原鎌足から伝わる黄金の太刀を振るい、幾度も手柄を立てた勇将である。
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:ある日、彼は龍神の化身に乞われて、山を七巻き半すると言われる三上山の大百足を退治することとなった。<br>彼は矢に唾を吐いて、八幡神に祈りを捧げ、見事大百足を退治した。
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:下野国への旅の途中のある日、道中で近江の瀬田に差しかかかった時、二十丈の大蛇が橋の上に転がり、人々が難儀している所に行き当たった。
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:人々は何をするでもなく橋の上に佇んでいた蛇を怖がり、誰も跨ごうとすらしなかった。
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:だが俵藤太は武士として、蛇如きでは己の歩みを曲げず、大蛇を意に介せず橋を渡った。この時、酒が残っていたため、なんとなく大蛇を踏みつけて喧嘩を売ったという。
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:彼は龍神の化身に乞われて、山を七巻き半すると言われる三上山の大百足を退治することとなった。
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:彼は矢に唾を吐いて、八幡神に祈りを捧げ、見事大百足を退治した。
    
:龍神たちから御礼として、米の尽きない米俵を頂戴した俵藤太はその後、百々目鬼退治などを経て、遂には不死身の魔人であった平将門を討ったと伝えられている。
 
:龍神たちから御礼として、米の尽きない米俵を頂戴した俵藤太はその後、百々目鬼退治などを経て、遂には不死身の魔人であった平将門を討ったと伝えられている。
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