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:戦う以外の役割があるとして戦闘にも積極的に参加していなかったが、ギルガメッシュⅡ世が倒されて背後にいた妖妃ドラコーがビーストとしての本性を現し、大津波でバビロンを沈めようとした際に真名を宣言し、「船」を利用して仲間たちを救い、ドラコー撃退の一手とした。ただしその代償は大きく、もともと召喚時にドラコーに引き裂かれていたところに大津波を止める真似をしたため、冠位としてドラコーを倒すだけの力は失ってしまっていた。 | :戦う以外の役割があるとして戦闘にも積極的に参加していなかったが、ギルガメッシュⅡ世が倒されて背後にいた妖妃ドラコーがビーストとしての本性を現し、大津波でバビロンを沈めようとした際に真名を宣言し、「船」を利用して仲間たちを救い、ドラコー撃退の一手とした。ただしその代償は大きく、もともと召喚時にドラコーに引き裂かれていたところに大津波を止める真似をしたため、冠位としてドラコーを倒すだけの力は失ってしまっていた。 | ||
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:穏やかだが不愛想にも見える物腰の青年。当初はターバンとウォーアックスライフルを装備しており、[[ネモ|キャプテン・ネモ]]が大人になったかのような姿をしていた。 | :穏やかだが不愛想にも見える物腰の青年。当初はターバンとウォーアックスライフルを装備しており、[[ネモ|キャプテン・ネモ]]が大人になったかのような姿をしていた。 | ||
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:あちらからのコメントでは「[[グランドクラス|グラ友]]」とのこと。 | :あちらからのコメントでは「[[グランドクラス|グラ友]]」とのこと。 | ||
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+ | :彼曰く知り合いとのことで、自身の事を「ノアの野郎」と呼んでいる。 | ||
+ | :南米異聞帯では[[次元境界穿孔艦ストーム・ボーダー]]を指して「ノアの箱船と同程度の大きさ」「もっとも、ヤツの舟は墜ちる事はない」等と自身の箱船を引き合いに出す形で評していた。 | ||
+ | :彼は元からグランドバーサーカーであったため、冠位繋がりで縁があったのだろうか。 | ||
=== Fate/Grand Order Arcade === | === Fate/Grand Order Arcade === |
2024年6月2日 (日) 12:46時点における最新版
グランドライダー | |
---|---|
真名 | ネモ/ノア |
性別 | 男性 |
身長 | 176cm |
体重 | 65kg |
出典 | 『海底二万マイル(海底二万里、海底二万哩など)』、『旧約聖書(創世記)』 |
地域 | インド/中東 |
属性 | 秩序・善 |
一人称 | 僕 |
二人称 | 君/○○(呼び捨て) |
三人称 | 彼(彼女)ら/みんな |
声優 | 花守ゆみり |
デザイン | およ |
設定作成 | 星空めてお、奈須きのこ |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order Arcade |
概要編集
『Fate/Grand Order Arcade』の登場人物。「冠位」の資格を持つ「騎乗兵」のサーヴァント。
- 略歴
- 『Fate/Grand Order Arcade』の第七特異点 『臨界繁栄都市 バビロン』にて、特異点を統べるギルガメッシュⅡ世を打倒するためのメンバーの一人として登場。
- 当初は「誰でもない者」を名乗っており、他のメンバーからも「船長」と呼ばれていた。
- 戦う以外の役割があるとして戦闘にも積極的に参加していなかったが、ギルガメッシュⅡ世が倒されて背後にいた妖妃ドラコーがビーストとしての本性を現し、大津波でバビロンを沈めようとした際に真名を宣言し、「船」を利用して仲間たちを救い、ドラコー撃退の一手とした。ただしその代償は大きく、もともと召喚時にドラコーに引き裂かれていたところに大津波を止める真似をしたため、冠位としてドラコーを倒すだけの力は失ってしまっていた。
- 実は召喚時に引き裂かれた影響で「ネモに対して自身の力を貸与する」という形でサーヴァントとして成立させており、収束特異点ではノアとしての力を一時的に使用してアーサーを連れてきて戦力とした。このため、「ノア」本人は2022年8月現在ゲーム中には登場したことはない。
- 人物
- 穏やかだが不愛想にも見える物腰の青年。当初はターバンとウォーアックスライフルを装備しており、キャプテン・ネモが大人になったかのような姿をしていた。
- グランドライダーとしての正体を明かした際にはターバンでまとめていた髪を下ろし、装飾をした白衣をまとった姿となっていた。
- ギルガメッシュⅡ世のことを「ネブカドネザル2.5世」と呼んだり、「救世美少年」を自称したりと、穏やかな外見に見えて内面はかなりお茶目である。
- 実際「ネモ」として振る舞っているときはネモ同様(というか性格はネモのまま)寂しがり屋でかまってちゃんな面があるが、責任感から軍人として真面目に振る舞っている。
- また青年に成長しているため、根底にある寂しがり屋の部分は滅多な事では表に出ない。そしてノアのことを尊敬していため、ノア時の行動については黙秘を貫く。
- しかし第三再臨以降で「ノア」としての側面が出てくると一変して誠実で温和となり、余裕こそあるものの無意識にマスターとのペアルックを望み異様に距離感の近い振る舞いを繰り返すようになる。ただ精神年齢は600歳。
- おまけに酒に酔いやすく、すぐ脱いだりと無防備な振る舞いを繰り返すため、周囲は振り回されたりフォローで大変だとか。[注 1]
- その一方で、ノアとしても自分の事は「ただ神に選ばれただけにすぎない」と自虐的になることもある。またネモのことをかっこいいと思い憧れていて、彼の名を名乗れることを喜んでいる。
- 能力
- 冠位の資格保有者であるが、実際の戦闘は行っていなかったため実力のほどは不明。
- もともと妖妃ドラコーへの対抗策として召喚されていたため彼女の能力に対するメタになっており、ティアマトのそれを凌駕する大津波を散らして被害をなくしてしまう力を見せた。
- また、収束特異点ではビーストⅥ/Sが作り出した超えられない境界を越え、追加戦力を連れて決戦の舞台に参上する力を見せた。
- ネモとしては、カルデアで召喚されたネモとは異なっているため「ネモ・シリーズ」は存在しておらず、トリトンの力も使えなくなっている。
ステータス編集
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ライダー | 主人公 (Grand Order) | B | C | C | C | A+ | A+ | 対魔力:B 騎乗:A 単独行動:EX 神性:B |
救世の航海者:B 信仰の加護:EX ゾハールの輝石:EX 嵐の航海者:B |
宝具編集
- ノアの箱船(ノアズ・アーク)
- ランク:A+
種別:対界宝具
レンジ:20~99
最大捕捉:各種族99人まで - ダアト・ノアズ・アークとも。
- 顕現させた箱舟と共に、世界をリセットした創世の大洪水を再現する宝具。
- 猛烈な荒天と大洪水によって敵が洗い流された後には潜水艦のように「箱舟」が浮かび上がって、ノアのもとにオリーブの枝を咥えた鳩が戻り、空には契約の証の虹がかかる。
- 動物たちも大喜び。
- 『Grand Order Arcade』では「範囲内の敵全体のArts攻撃耐性をダウン(10秒)<オーバーチャージで効果アップ>&強力な攻撃[Lv]+範囲内の味方全体の防御力をアップ(30秒)」という効果のArts宝具。
- 再創世の試練(グレートラム・ノアズ・アーク)
- ランク:A
種別:対(巨)人宝具
レンジ:3
最大捕捉:1人 - 猛烈な嵐の海に漂う箱船。
- ブロック単位で区切られた巨大な箱船が、スライドしながら智天使ケルビムを思わせる異形の人型に変形。
- その腕先に一体化し雷電を帯びたノーチラス号のドリルアタック。さらに猛獣、猛禽たちが追撃を果たす。
- 簡潔に言うとノアの箱船が変形してロボとなり、ドリルパンチを繰り出すという宝具。ギリシャ神話もびっくりである。
真名:ノア編集
旧約聖書の登場人物の一人。
神が世界を一新するべく大雨で全てを洗い流そうとした際、彼に予言を授けて巨大な船を造らせ、すべての動物の番いを乗せるように命じた。
これに従った彼の家族と動物を乗せた船は四十日間続いた大雨を乗り切り、アララト山の頂上に降り立って以降のすべての生き物の祖先になったとされている。
登場作品と役柄編集
Fateシリーズ編集
- Fate/Grand Order Arcade
- 第七特異点『臨界繁栄都市 バビロン』でNPCとして登場。
- その後、星五でライダークラスとして実装された。
- 2023年8月にはカラーバリエーション3種が実装された。
人間関係編集
Fate/Grand Order編集
- 太公望
- あちらからのコメントでは「グラ友」とのこと。
- 彼に生体保存船の概念を教えていたらしく、『ツングースカ・サンクチュアリ』ではそれがビーストⅣ:Lとの決着に役立った。
- テスカトリポカ
- 彼曰く知り合いとのことで、自身の事を「ノアの野郎」と呼んでいる。
- 南米異聞帯では次元境界穿孔艦ストーム・ボーダーを指して「ノアの箱船と同程度の大きさ」「もっとも、ヤツの舟は墜ちる事はない」等と自身の箱船を引き合いに出す形で評していた。
- 彼は元からグランドバーサーカーであったため、冠位繋がりで縁があったのだろうか。
Fate/Grand Order Arcade編集
- ギルガメッシュⅡ世
- 第七特異点の王。彼を倒すべく、他のメンバーと共に行動していた。
- なお、彼のことはわかりやすくするために「ネブカドネザル2.5世」というあんまりな呼び名を提案していた。
- ラーヴァ/ティアマト
- 第七特異点で、共にギルガメッシュⅡ世を倒そうと協力関係にあったサーヴァント。
- 彼女の手料理を食べたことがあるようで、主人公一行にもお勧めしていた。
- エルキドゥ
- 第七特異点で、共にギルガメッシュⅡ世を倒そうと協力関係にあったサーヴァント達。
- とはいえカルデア合流までは情報交換に留まり、共同作戦をとる関係ではなかったようである。
- 妖妃ドラコー
- 第七特異点で、彼女に対するカウンターとして召喚されたが、引き裂かれて傷を負い、「誰でもない者」に提供された身体で潜伏していた。
- 彼女が起こした大津波を止めるために力を振るったが、代償として彼女を打倒するだけの力を失ってしまった。
- そして収束特異点では彼女が成体になったビーストⅥ/Sに対して盛大に意趣返しを成し遂げた。
- アーサー・ペンドラゴン
- 収束特異点で、ビーストⅥ/Sに対抗するために別世界から連れてきたサーヴァント。
- マーリン〔プロトタイプ〕
- グランドサーヴァント仲間。
- 彼女の性格についてはよく知っているようで、収束特異点で彼女がアーサーに問い詰められて助けを求められた際も笑って見放していた。
- “山の翁”
- グランドサーヴァント仲間。
- 収束特異点ではビーストⅥ/Sを撃破するために共闘した。
- 堅物に見えて可愛げがあり、プライベートでは「ネモ」と「ノア」のギャップを弄ってくるため若干苦手意識がある模様。
- しかし懐かしさも感じるようで、とっておきのナツメヤシでも持って彼の下を訪ねてみようとしている。
- ウトナピシュティム
- ギルガメッシュ叙事詩において、神々の起こした大洪水から生き延びたとされる人物。旧約聖書におけるノアの原典になったという説もある。
- 自らの名乗りの際、「ウトナピシュティムを継ぐもの」と名乗っていたが、関係性は不明。
- ネモ
- 自身に体を差し出してくれたサーヴァント。
- ノアとしては「戦える英霊」であるネモをリスペクトしており、ネモとしても「偉大な聖者」であるノアをリスペクトしている(ため、自身の体を使った乱痴気騒ぎも空気を読んでスルーしている)。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- 生前に化石の地層を発見した彼が、手稿にて「山で海の化石が見つかる理由をノアの大洪水とするのは間違いである」とダメ出しをしているため、彼の隣に立つと緊張してしまうだろうとしている。
- 一方で晩年の彼が描き残した想像上の大洪水のスケッチの存在を知っており、大洪水談義をしたいと思っている様子。
生前編集
- 動物たち
- 箱舟に乗せた動物たち。
- 彼らとは距離感が近いためうざがられ、時折機嫌を損ねて襲われることもあるとか。
- 自身が話すジョークに関しても呆れられており、ジョークが始まると動物たちは離れていく。
- メトセラ
- 祖父。
- かなりアグレッシブだったらしく、子孫がそういった傾向なことも相まってジョークのネタにしている。
その他編集
- モーセ
- 息子であるセムの子孫。
- 端正な顔立ちとは評しているが、素手で石板をたたき割ったり紅海を割るといった行為にはバイオレンスと感じた様子。
- サムソン
- 子孫。
- 彼のことは怪力無双で名を馳せたと聞いているらしい。
名台詞編集
Fate/Grand Order Arcade編集
- 「救世美少年、ノア!
ゾハールの輝きと共に、血の海を越えてきた!」 - 収束特異点にて、勝ち誇るビーストⅥ/Sに対して追加戦力と共に超えられない境界を越えて参上しながら。
- 上記の「ネブカドネザル2.5世」といい、「ノア」としての素の性格はかなりアレなようである。
- 「んー……酔ってなーい……ちゃんと仕事しますぅ……脱いでもいませんからぁ……
ふふっ、目覚めのちゅーは?」 - 第三再臨状態でのマイルーム台詞。FGOACではマスターの性別指定はないが、いずれにせよ完全にアウト。
- 何というかもう、いろいろな意味でダメである。上記の旧約聖書のエピソードの際の息子たちの苦労が偲ばれる。
- 「やりたいなあ~グランド・ファーマー。え~?誰だい?グランド酔っ払いって?」
- 『Arcade material』の太公望の項にて。
- 泥酔しながらライダーもいいけどと畑仕事の魅力を語り、あまつさえ存在しないグランドクラスをやりたがった結果グランド酔っ払い呼ばわりされてしまった。
グランドクソ野郎といい勝負である。
メモ編集
- 神が大洪水を起こすが、お告げを受けた人間が巨大な船を作って生き残るという神話は、旧約聖書の他にも世界各地の神話に見られる。中でも古代シュメール神話ではジウスドゥラという男がノアの立ち位置にいるのだが、この名は“山の翁”が1部7章で登場した際、偽名として使っていた。
- 方舟が流れ着いたとされるアララト山はトルコ東部に実在する成層火山だが、12世紀以降にヨーロッパ人によって名付けられたモノで伝承通りの山かは定かではない。
話題まとめ編集
脚注編集
注釈編集
- ↑ 旧約聖書でも、ノアが泥酔して全裸で寝てしまったのを見た三男が長男と次男に報告し長男と次男は何も言わずに布をかけてあげた、というのを後で聞いて激怒し、三男の子孫は永久に長男と次男の子孫の奴隷となるように呪いをかけたという逸話がある
出典編集