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**『[[MELTY BLOOD]]』において真祖アルクェイドが英語表記で「ARCHETYPE:EARTH」と書かれ、また[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]]から「アルテミット・ワン」と呼ばれることから、この状態のアルクがタイプ・アース(に最も近い存在)であるのかもしれない(あるいはタイプ・ムーンを兼ねるのか)。 | **『[[MELTY BLOOD]]』において真祖アルクェイドが英語表記で「ARCHETYPE:EARTH」と書かれ、また[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]]から「アルテミット・ワン」と呼ばれることから、この状態のアルクがタイプ・アース(に最も近い存在)であるのかもしれない(あるいはタイプ・ムーンを兼ねるのか)。 | ||
− | + | *かつての一万四千年前に[[アルテラ (EXTELLA)|セファール]]によって地上と月が蹂躙された際、当時地球に降りていた他天体の降臨者も蹂躙されたとのことだが、それがアルテミット・ワンであったかどうかは定かではない。 | |
− | *かつての一万四千年前に[[アルテラ|セファール]]によって地上と月が蹂躙された際、当時地球に降りていた他天体の降臨者も蹂躙されたとのことだが、それがアルテミット・ワンであったかどうかは定かではない。 | + | |
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2024年2月18日 (日) 13:38時点における最新版
概要編集
- 『鋼の大地』に現れた謎の生命体たちのこと。正体も生態も明らかになっていないが、星に住む人間種や亜麗百種たちからは便宜上、旧時代の哲学者から名前をとってアリストテレスと呼称されている。
- その正体は他天体という異常識の生態系における唯一最強の一体「アルテミット・ワン」。
- 星の意思の代弁者であり、その星全ての生命体を殲滅できる能力を有する。
- それぞれタイプ・○○○(天体名)という称号を冠している。
- 自らの死の上でなお生存する生命体に恐怖を覚えた地球が死に際に発した「どうか、いまだ存命する生命種を絶滅させて欲しい」というSOSを星が受信したことで派遣され、生命体を無差別に消去して回っている。
- 現在確認されているのは『Notes.』で地球がSOSを発信した太陽系の大天体の8体(冥王星を含む地球以外の八惑星)、および月の名を冠した1体の計9体。
- 死という概念がなく、物理的に破壊されない限り活動停止することはない。
アリストテレス一覧編集
- タイプ・マアキュリー
- 水星のアルテミット・ワン。
- 『鋼の大地』においてアリストテレスとして現れる個体は未登場。
- 『月姫』などの時代にいて、死徒二十七祖第五位のORTと呼ばれる生命体が「タイプ・マアキュリー」と呼ばれているが、『Character material』では「SF短編『notes.』で登場するアルテミット・ワンたちのお仲間……なのだが、何を間違ったか一足先(五千年ぐらい)に地球に到着してしまったドジっ子」とされている一方、「……実は、地球が発信したSOSサインを受け取る最強種ではなかったりする」ともされており、同一個体の可能性は薄れてきている。
- タイプ・ヴィーナス
- 金星のアルテミット・ワン。天の亡骸。
- 3体目。他のアリストテレスたちにやや遅れて飛来し、長らく雲海に隠れていた。
- 全長約千メートルにも及ぶ動食植物タイプの生物で、一対の翼らしきものに見える巨大な大樹を背にした魚のような姿。しかし雲海に潜んでいたため、正確に記録した者はいない。
- 苗床になる土地を見定めて降下、大地に根を張り、翼らしきものに自身の分身である胞子を蓄える。胞子は「天使」のような生物であり、胞子一粒一粒が地球上の生物にとって脅威になる捕食端末。その数は何億という数になる。侵略型環境育成林床植物。生きたまま地表に下ろした時点で、現生態系の終焉を意味する。
- 新暦八十三年(『Notes.』の5年程前)、降下してきた所をゴドーのブラックバレルにより撃墜された。その残骸は「天の亡骸」と呼ばれる。
- 墜落した「天の亡骸」の上には監視のための基地が作られ、配属者は島流し同然の扱いだったが、後に亡骸が地上を緑化していることが判明、徐々に街として成長していく。雲海にまで届く2本の大樹(翼)から、やがては「世界樹の街」と呼ばれるようになる。
- 撃墜されてしばらく動けなくなっていた間に、寄生型の特性から自分の上に暮らす人間の想念までも摂取してしまい、使われていなかった知性が意志疎通可能な意思を持つようになる。V/Vはタイプ・ヴィーナスの意識と世界樹の街の住民が漠然と持つ「天使」のイメージから産み落とされた存在。
- 『Notes.』の時点で動けるようになっているが、そうすると葉(=天使型補食端末)が撒き散らされるため動かないでいる。生態の都合上どうしても多少は葉が落ちてしまうようでゴドーはこれの駆除で生計を立てている。
- 到来した当初は地球上の生命にとって脅威という他ない存在であったが、世界樹として過ごし取り戻した力をやがては人類を守るための作戦(タイプ・ウラヌス&ネプチューン射出作戦)に注ぎ込み、葉の大半を失ってしまうらしい。
- 初出:Notes.
- タイプ・ムーン
- 月のアルテミット・ワン。
- 未登場。『鋼の大地』の終盤に現れるという隠しボス。魔剣「真世界(リアル・オブ・ザ・ワールド)」を持つという。
- ORTと同様に朱い月のブリュンスタッドと同一個体かは不明。
- タイプ・マーズ
- 火星のアルテミット・ワン。
- 未登場。
- タイプ・ジュピター
- 木星のアルテミット・ワン。黒いアリストテレス。
- 2体目。全長数十kmの黒い巨人。中心核が擬似太陽(熱核融合炉?)のガス状生命体。
- 『Notes.』の7年程前、騎士アド・エデムの魔剣・斬撃皇帝(対象に合わせて巨大化する)に両断され、暴走した擬似太陽は西の大陸(ウエストランド)を焼き尽くした。
- 初出:Notes.(設定のみ)
- タイプ・サターン
- 土星のアルテミット・ワン。十字架。
- 4体目。十字架形の生命体で、空中に浮かび十字架形の弾丸を雨のように射出して攻撃する。各母星の意志を各アリストテレスに伝達する指令塔。難攻不落と言われていた。
- 「世界樹の街」の上を通過する進路を取り、迎撃作戦により進路を変える。その後、幽閉されていた騎士アド・エデムが投入され、魔剣・斬撃皇帝により消滅。
- 初出:Notes.
- タイプ・ウラヌス
- 天王星のアルテミット・ワン。
- 未登場。「タイプ・ウラヌス&ネプチューン射出作戦」という名称にて存在が確認できる。
- タイプ・ネプチューン
- 海王星のアルテミット・ワン。
- 未登場。「タイプ・ウラヌス&ネプチューン射出作戦」という名称にて存在が確認できる。
- タイプ・プルートー
- 冥王星のアルテミット・ワン。
- 1体目。六人姉妹と相討ちで倒された。
- 六人姉妹が張った防御膜(灰色の雲)の上にはタイプ・プルートーの血液が漂い、空を赤く染めることになった。
- この防御膜により2体のアリストテレスが地球への侵入を拒まれた。
- 初出:Notes.(設定のみ)
関連する用語編集
- タイプ・ウラヌス&ネプチューン射出作戦
- 『Character material』に説明なしで載っているため詳細不明。
- この作戦によってタイプ・ヴィーナスの葉(捕食端末)の大部分が失われるらしい。
- タイプ・サターン消滅後、人類とアリストテレスは最終戦闘に入るとのことなので、おそらくそれまで防御膜の外で泳いでいた2体のアリストテレスに対する作戦と思われる。
メモ編集
- ノーツのブランド名、「TYPE-MOON」の由来。
- ネコアルクのラストアーク「アンゴルモノハンマー」にて、知らない星のアルテミット・ワンが招聘される。
- 『フェイト/タイガーころしあむ アッパー』で精神体になって宇宙を漂う藤村大河がネコアルクに案内されて、いろんな星でアルテミット・ワンを「U1センサー」で探し、倒して力を認めさせることで星の力を借してもらう。なお、手近な地球に居るORTはネコアルクの交渉が通じなかったため借りるのは断念した。
- Fateの時点で地球にいるアルテミット・ワンは凶暴なやつしかいないとのこと。
- 人類から知識の概念を得て人類に接触するアリストテレスが数体現れると『notes.』の用語解説に書かれているが、タイプ・ヴィーナス以外は不明。
- タイプ・ムーンである朱い月のブリュンスタッドはキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグとの戦いで「月落とし」を用い、またタイプ・アース(に近い存在)である真祖アルクェイドは地球の自転を止めようとしていた。アリストテレスは星そのものをある程度操れるのかもしれない。
- かつて地球は月の王・朱い月を参考にして地上の王を作ろうとしたが、ついぞ生み出す事はできなかった(アニメ『真月譚 月姫』の特典絵本より)。この時生み出そうとした地上の王こそが地球のアルテミット・ワンだったと思われる。また、この時失敗作として生まれたのが真祖である。真祖は『星の代弁者』であり不老不死の種族であるが、吸血衝動という欠陥があるため永遠不滅ではない。
- 『MELTY BLOOD』において真祖アルクェイドが英語表記で「ARCHETYPE:EARTH」と書かれ、またリーズバイフェ・ストリンドヴァリから「アルテミット・ワン」と呼ばれることから、この状態のアルクがタイプ・アース(に最も近い存在)であるのかもしれない(あるいはタイプ・ムーンを兼ねるのか)。
- かつての一万四千年前にセファールによって地上と月が蹂躙された際、当時地球に降りていた他天体の降臨者も蹂躙されたとのことだが、それがアルテミット・ワンであったかどうかは定かではない。
脚注編集
注釈編集
出典編集