「アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕」の版間の差分

 
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== ランサー (Grand Order) ==
+
{{サーヴァント概要
* 真名:アルトリア・ペンドラゴン
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| タイトル = ランサー
* 身長:171cm / 体重:57kg?
+
| 真名 = アルトリア・ペンドラゴン
* 出典:アーサー王伝説
+
| 依代 =
* 地域:欧州
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| 読み =
* 属性:秩序・善
+
| 外国語表記 =
* 性別:女性
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| 異名 =  
* CV:川澄綾子
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| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
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| 声優 = 川澄綾子
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| 演者 =
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| 身長 = 171cm
 +
| 体重 = 57kg?
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| 誕生日 =
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| 血液型 =
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| 出典 = アーサー王伝説
 +
| 地域 = ブリテン
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| 属性 = 秩序・善
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| 副属性 = 天
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| 性別 = 女性
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| スリーサイズ =
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| 一人称 = 私
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| 二人称 = あなた/そなた/貴様/貴公
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| 三人称 = 彼/彼女
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| イメージカラー =  
 +
| サーヴァント階位 =
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| 特技 =
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| 好きな物 = なし
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| 苦手な物 = なし
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| 天敵 =
 +
| デザイン = 石田あきら
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| 設定作成 = 奈須きのこ<br>桜井光
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| レア度 = ☆5
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}}
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== 概要 ==
  
 
「[[ランサー|槍兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。
 
「[[ランサー|槍兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。
  
 
; 略歴
 
; 略歴
:
+
: 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅥの座を統括する[[魔神柱|覗覚星アモン]]と交戦する。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 獅子の意匠の兜と白銀の甲冑を身にまとった騎士王。聖剣ではなく聖槍を主武装とした別の可能性の[[アルトリア・ペンドラゴン]]。
 
: 獅子の意匠の兜と白銀の甲冑を身にまとった騎士王。聖剣ではなく聖槍を主武装とした別の可能性の[[アルトリア・ペンドラゴン]]。
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: 人のカタチをしてはいるが、聖槍に秘められた性質によって、人の英霊ではなく神霊、強いて言えば女神に近しい存在へと変化・変質しているが、それも十年ほどの使用期間だったので精神構造・霊子構造はそこまで大きく変化していない。
 
: 人のカタチをしてはいるが、聖槍に秘められた性質によって、人の英霊ではなく神霊、強いて言えば女神に近しい存在へと変化・変質しているが、それも十年ほどの使用期間だったので精神構造・霊子構造はそこまで大きく変化していない。
 
; 能力
 
; 能力
: 「ドゥン・スタリオン」に騎乗し聖槍ロンゴミニアドを用いて戦う。
+
: 「[[ドゥン・スタリオン]]」に騎乗し聖槍ロンゴミニアドを用いて戦う。
==バリエーション==
+
 
 +
==別クラス/バリエーション==
 
=== 獅子王 ===
 
=== 獅子王 ===
* 真名:女神ロンゴミニアド
+
「ベディヴィエールが三度目でも、聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」のイフを辿った[[アルトリア・ペンドラゴン]]。
* 性別:女性
 
  
「ベディヴィエールが三度目でも、聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」のイフを辿った[[アルトリア・ペンドラゴン]]
+
詳細は「[[女神ロンゴミニアド]]」を参照。
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=== ルーラー ===
 +
水着を身につけて霊基を[[ルーラー]]に変えたもの。
  
; 略歴
+
詳細は「[[アルトリア・ペンドラゴン〔ルーラー〕]]」を参照。
: ランサーとして現界した彼女は「聖剣ではなく聖槍を主武装としたイフ」であり、カムランの丘にて自ら聖槍を返還して大地に還り、天の英霊となった。
 
: しかし「獅子王」と呼ばれるサーヴァントは姿こそランサー時と同じだが、ベディヴィエール卿が聖剣の返還を躊躇った結果、死する運命の時に死ぬ事ができず、アヴァロンに辿り着けないまま彷徨う亡霊となってしまった。
 
: 非常に長い間に聖槍を持ち続けた結果、人の英霊ではなく天の神霊「女神ロンゴミニアド」と化し、内面も「アルトリア」のそれとは大きく異なりベディヴィエールのことを忘却してしまっている。
 
: 彼女は魔術王が起こした人理焼却から人間を守るために『聖槍による救済』を達成すべく、第六特異点に到達して自らの力で円卓の騎士たちを召喚、聖地を占領した遠征軍を壊滅させ、聖地の上に一夜で聖都を作り上げた。
 
: 『聖槍による救済』とは、『世界の果て』へ突き立つ聖槍そのものである聖都へ「理想の人間」、清く正しい人間ではなく、何があっても正しい行動しかしない人間を運び入れ、保護という名目で逃がさないように閉じ込め保管するというもの。閉じ込められた人間は生命としての活動はできずに永遠に「善良な人間の要素」として獅子王の下に管理されることとなる。
 
: 『世界の果て』となれば聖都は人理焼却を免れるが、それは同時に聖都の外に生き残っている世界と人間を切り捨てることを意味している。
 
: そしてそれらの行いを第六特異点にやってきた主人公やマシュに真っ向から否定され、「聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」を辿ったベディヴィエールによって聖剣返還が成された事で聖槍は消滅。
 
: 彼女もまた、女神となったが故に得たいくばくかの情報を主人公たちに助言した後、最後まで忠臣としてあり続けたアグラヴェインを労いつつ特異点と共に消滅した。
 
; 人物
 
: 聖槍を持ち続けた事で完全に神霊化していた為、その内面は「人としてのアルトリア」のモノとは異なる。
 
: とはいえ、エクスカリバーの返還を行ってもなお戦い続けようとする負けず嫌いなところはアルトリアと変わっていない。
 
: また、相手の理念を尊重するところもある。
 
; 能力
 
: 神霊であるのか[[権能]]の力を有しており、自他ともに認める天才であるダ・ヴィンチをして「万能を上回る神域」「並のサーヴァントではどうにかできる相手ではない」と認めている。
 
: 特異点からカルデアまで届き、シバが数枚吹っ飛ぶほどの膨大な魔力を有している。
 
  
 
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
|-
| |[[ランサー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || A || A || A || C || A++ || 対魔力:B<br />騎乗:A || 魔力放出:A<br />カリスマ:B<br />最果ての加護:A || style="text-align:left"|
+
| |[[ランサー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || A || A || A || C || A++ || 対魔力:B<br />騎乗:A || 魔力放出:A<br />カリスマ:B<br />最果ての加護:EX<br />光の奔流:A+ || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「魔力放出」→「光の奔流」に変化。
 
|}
 
|}
  
 
==[[宝具]]==
 
==[[宝具]]==
 +
; 風王結界(インビジブル・エア)
 +
: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~2<br />最大捕捉:1人
 +
:セイバーとして現界した際には宝具である剣を覆い隠すものだったが、ランサーのクラスで現界した際には「風の宝具」として扱われる。
 +
:『Fate/Grand Order』では真名解放は行われない。
 
; 最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)
 
; 最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)
: ランク:A++<br />種別:対城宝具
+
: ランク:A++<br />種別:対城宝具<br />レンジ:1~99<br />最大捕捉:900人
: ランサーとしての宝具。星の聖槍にして星を繋ぎ止める嵐の錨。真実の姿は、世界の表皮を繋ぎとめる塔であるという。真名解放時にはランクと種別が変化する。
+
: 星の[[聖槍]]にして星を繋ぎ止める嵐の錨。真実の姿は、世界の表皮を繋ぎとめる塔であるという。真名解放時にはランクと種別が変化する。
 +
:馬上槍状の封印状態では十三本の封環が複雑に絡まっている。封環が解けると光の槍が姿を現わす。ウロコ状の光の粒が螺旋の円を描いて広がる。
 
: 聖槍ロンゴミニアドは世界の表層を繋ぎとめる「光の柱」を本体とし、「世界を救う星の聖剣」と同等のプロセスを有する十三拘束の存在によって、かろうじて宝具としての体を成している。
 
: 聖槍ロンゴミニアドは世界の表層を繋ぎとめる「光の柱」を本体とし、「世界を救う星の聖剣」と同等のプロセスを有する十三拘束の存在によって、かろうじて宝具としての体を成している。
 
: その十三拘束もあまりの強大な力であるが故にかけられたもので、全ての拘束を開放した時に真の力を発揮する。
 
: その十三拘束もあまりの強大な力であるが故にかけられたもので、全ての拘束を開放した時に真の力を発揮する。
: 獅子王のそれはランサー時のアルトリアのものとは桁違いであり、一集落を消滅させ大地にクレーターを穿つほどの威力を持っている。
 
: 数値で表すと最高級の宝具火力が1000から3000に対し、獅子王のモノは300万を超えているという規格外っぷり。
 
 
: 実際の戦闘時の通常攻撃ではビームを放つ他、宝具使用時には雲上まで高く飛翔し、聖槍を構えて敵に突撃を仕掛ける。
 
: 実際の戦闘時の通常攻撃ではビームを放つ他、宝具使用時には雲上まで高く飛翔し、聖槍を構えて敵に突撃を仕掛ける。
: 生前では魔竜ヴォーティガーンや[[モードレッド]]を討ち取る際に使用した。
+
: [[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)]][[女神ロンゴミニアド]][[グレイ]]もこの槍を使用している。
: [[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサーオルタ〕#宝具|ランサーとして現界したアルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]][[グレイ#宝具|グレイ]]もこの槍を使用している。
+
:『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)+敵全体に強力な攻撃[Lv]+自身のNPをリチャージする<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
: また、ヘルメスの計算によると500人分の魂を収納することが可能。
 
  
==真名:アルトリア・ペンドラゴン==
+
==真名:アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕==
 
:アルトリア・ペンドラゴン。ブリテンを統べた伝説の騎士王。
 
:アルトリア・ペンドラゴン。ブリテンを統べた伝説の騎士王。
 
:このアルトリアは王として台頭した後、聖剣ではなく聖槍を主武装としたブリテンを統治したアーサー王のイフ。
 
:このアルトリアは王として台頭した後、聖剣ではなく聖槍を主武装としたブリテンを統治したアーサー王のイフ。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 +
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
: 〔ランサー〕キャラクターデザイン:石田あきら / 設定作成:??? / レア度:☆5
+
: ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』クリア後ガチャに追加される。
:: ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、六章クリア後ガチャに追加される。
+
: 期間限定イベント『聖杯戦線 ~僕のスーパー・キャメロット2021~』開催に伴い、モーションが一新された。
:: セイバー時に似通ったステータス、スキル構成をしているが、NPを溜めやすいという点で大きく異なる。
+
: セイバー時に似通ったステータス、スキル構成をしているが、Quickやスキル「最果ての加護」によるNP充填効率が非常に良いという長所が一線を画する。
:: 宝具を連発して戦う動きが基本となり、宝具に無敵貫通が付いていることも相まって此方もかなり強力な一騎。
+
: 宝具を連発して戦う動きを基本とするためランサーとしては非常に貴重で扱いやすく、宝具に無敵貫通が付いていることも相まって此方もかなり強力な一騎だが、防御系の能力が全くない。
 +
: メインストーリーには一切登場しない。
 +
: 『[[Fate/Grand Order Arcade]]』では『Fate/Grand Order』に先駆け、セイバー時の英霊正装で着用していたドレス姿の総身霊衣「アニバーサリー・ホワイト」が実装されている。
 +
 
 +
===Fate関連作品===
 +
; [[Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
 +
: 第1話に登場。食べる役としてカレーと紅茶を味わい、自分がいなくなった後のブリテンについて思いを馳せていた。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[ロムルス]]
 
;[[ロムルス]]
 
:「人として生きて神の域に登ったモノ」の先達。幕間の物語において彼に自身のあり方を見極め、導かれる。
 
:「人として生きて神の域に登ったモノ」の先達。幕間の物語において彼に自身のあり方を見極め、導かれる。
 +
;[[トリスタン]]
 +
:彼の幕間の物語にて、再び反転してしまった彼を説得する為に現れた。
 +
;[[ギルガメッシュ]]、[[オジマンディアス]]
 +
: 因縁のある王達。自身の幕間の物語やオジマンディアスの幕間の物語など、三人一緒になることがある。
 +
: カルデアにいる王の中でも、特に馴れ合いを嫌う傾向がある孤高な三名であり、仲良しではないが比較的対等な扱いで接している。
 +
: オジマンディアスの幕間の物語ではカルデアの散歩をしていた王2人に出くわし、自身が以前からレースゲームを嗜んでいたこともあり、3人揃ってゲームをやりに行く。
 +
;[[アーサー・ペンドラゴン]]
 +
:別の世界における騎士王。
 +
:聖剣の様子や、[[マーリン (フラグメンツ)|彼の世界におけるマーリン]]の事など、いろいろと気にかけている。
 +
;[[主人公 (Grand Order)]]
 +
:カルデア召喚後のマスター。自身の人間味が希薄になっていることや、第六特異点で並行世界の自分自身である[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]が犯した所業を[[ロマニ・アーキマン|ロマニ]]から聞いたことによる負い目から、当初は距離を置こうとしていた。
 +
:内心では最初からかなり好感を抱いており、幕間の物語では彼/彼女から「好き」と言われて素で喜んだり、もしも嫌われたら「全力で落ち込む」と明言したほど。
 +
:最終的にはロムルスの導きもあって自分の中に残る人間性を自覚し、主人公へ「笑う練習をしてみる」と、彼ら/彼女らに歩み寄る努力をすることを決意した。
 +
 +
===生前===
 +
;[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]
 +
:聖剣を持ったアルトリアの場合でも当たりがきついが、こちらも同様。
 +
:彼曰く、まるで豚を見るような視線を向けられたとのこと。
 +
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
===ランサー===
+
====戦闘====
 +
====マイルーム====
 
;「応えよう。私は貴方のサーヴァント、ランサー。最果ての槍を以て、貴方の力となる者です」
 
;「応えよう。私は貴方のサーヴァント、ランサー。最果ての槍を以て、貴方の力となる者です」
: 召喚時の台詞。実はこれ、[[アルトリア・ペンドラゴン]]の「あの台詞」と対になっている。
+
: 召喚時の台詞。実は『[[Fate/stay night]]』の[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]の「あの台詞」と対になっている。
 
;「兜が外れましたか? 全体的に軽装に……防御力は少し落ちますが、この方が私としては戦いやすい」<br>「やはり、兜越しではないほうがいいですね。あなたとこうして向き合うのに、あの兜は……いささか邪魔ではあります。獅子の意匠自体は気に入っているのですが……」
 
;「兜が外れましたか? 全体的に軽装に……防御力は少し落ちますが、この方が私としては戦いやすい」<br>「やはり、兜越しではないほうがいいですね。あなたとこうして向き合うのに、あの兜は……いささか邪魔ではあります。獅子の意匠自体は気に入っているのですが……」
:霊基再臨一回目、及びマイルーム会話「絆Lv.3」。ちなみに「絆Lv.3」を聞くには第一再臨を開放する必要がある。
+
:霊基再臨一回目、及びマイルーム会話「絆Lv3」。ちなみに「絆Lv3」を聞くには第一再臨を開放する必要がある。
 
:どうやら兜を外した軽装の方が戦いやすいが、兜のデザイン自体は気に入った模様。
 
:どうやら兜を外した軽装の方が戦いやすいが、兜のデザイン自体は気に入った模様。
 
;「貴方の力が私を導いた。今や、聖槍は遥かに力を増しています。マスター……どこを見ていますか? ……なんです?」<br>「マスター、先ほどから……何か? ああ、私の姿ですか。目のやり場に困る? ……何故です?」<br>「いまや、聖槍は解放されています。これより先は、真の力を示すことができます。胸も開放されている? ……マスター、何を言っているのです」
 
;「貴方の力が私を導いた。今や、聖槍は遥かに力を増しています。マスター……どこを見ていますか? ……なんです?」<br>「マスター、先ほどから……何か? ああ、私の姿ですか。目のやり場に困る? ……何故です?」<br>「いまや、聖槍は解放されています。これより先は、真の力を示すことができます。胸も開放されている? ……マスター、何を言っているのです」
:霊基再臨三回目、及びマイルーム会話「絆Lv.4」「絆Lv.5」。ちなみに「絆Lv.4」「絆Lv.5」を聞くには第三再臨を開放する必要がある。
+
:霊基再臨三回目、及びマイルーム会話「絆Lv4~5」。ちなみに「絆Lv4」「絆Lv5」を聞くには第三再臨を開放する必要がある。
:やはりランサーのクラスで召喚されると[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサーオルタ〕|別の側面]]と同じく巨乳になるようだが、当の本人はマスターのリアクションに困惑している。
+
:やはりランサーのクラスで召喚されると[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)|別の側面]]と同じく巨乳になるようだが、当の本人はマスターのリアクションに困惑している。
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====幕間の物語====
 
;「その人間は私の契約者だ。気安く手を触れるな。」<br />「我が契約者が我が槍を選ぶのは当然の事! わざわざ礼など口にするものか!」<br />「誰であれ、私の契約者に手を出すのなら容赦はしない!」
 
;「その人間は私の契約者だ。気安く手を触れるな。」<br />「我が契約者が我が槍を選ぶのは当然の事! わざわざ礼など口にするものか!」<br />「誰であれ、私の契約者に手を出すのなら容赦はしない!」
: キャラクエストにて[[主人公 (Grand Order) |マスター]]に近づくサーヴァントに対しての警告。契約者と呼ぶことで堅さを感じるが、6章の獅子王ほどではなくとも、大切な存在を他者から守るという強い意志を感じられるやりとり。
+
: 自身の幕間にて、[[主人公 (Grand Order) |マスター]]に近づくサーヴァントに対しての警告。契約者と呼ぶことで堅さを感じるが、6章の獅子王ほどではなくとも、大切な存在を他者から守るという強い意志を感じられるやりとり。
  
 
; 「私が『善い』と思うものと、アナタたちが『善い』と思うものは、きっと違う。」<br />「だから……分からないのです、もう。何が温かいもので、何が微笑ましいものなのか」
 
; 「私が『善い』と思うものと、アナタたちが『善い』と思うものは、きっと違う。」<br />「だから……分からないのです、もう。何が温かいもので、何が微笑ましいものなのか」
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;「また次の機会に、私の○○(主人公)。その時まで、私も笑う練習をしておきます。」
 
;「また次の機会に、私の○○(主人公)。その時まで、私も笑う練習をしておきます。」
 
: お互い面と向かい話し合ったゆえの雪溶け。立場は違えど理解しあえることはある。笑う練習をしておく、と語るその口元には笑みが見え、主を呼ぶ言葉はただの"契約者"ではなくなっていた。
 
: お互い面と向かい話し合ったゆえの雪溶け。立場は違えど理解しあえることはある。笑う練習をしておく、と語るその口元には笑みが見え、主を呼ぶ言葉はただの"契約者"ではなくなっていた。
===女神ロンゴミニアド===
 
;「我が加護を受け入れよ。ここがお前達の最果ての地だ」
 
:1戦目の戦闘開始時の台詞。最果ての槍を携えた女神の宣告。
 
  
;「止めろ……! 私に歯向かうな! 人間!!」
+
;(……悪しきギフトはここに消失した。だが……[[モルガン|<RUBY><RB>妖姫</RB><RT>あねうえ</RT></RUBY>]]……どこぞに顕れているというのか……)
:2戦目の戦闘開始時の台詞。女神に歯向い、返せなかった聖なるものを返還する為に突き進む『[[ベディヴィエール|ただの人間]]』に焦燥する。
+
: トリスタンの幕間の物語『失うことから始まるもの』にて。[[主人公 (Grand Order)|カルデアのマスター]]との共闘でトリスタンを惑わせていた祝福(ギフト)を打ち払ったものの、その背後に仇敵たる姉の存在を感じ取った。
  
;「穏やかであれ」<br>「立ち止まれ」<br>「変わらせぬ」
+
====イベント====
:攻撃時の台詞。既にその精神は天の神霊と化している。
+
====その他====
  
;「我が手に収まる時だ」<br>「聖槍、圧縮」
+
== メモ ==
:スキル使用時の台詞。女神は、星の聖槍を解放する。
+
*ファンからの仇名は「槍トリア」もしくは「'''(上)乳上'''」。電撃オンライン等ゲーム系ニュースサイトの記事でも使用された。
 +
**ちなみに「乳上」の由来は、言うまでもなくランサーのクラスで召喚された彼女が巨乳になっていたことから。
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***キャラクターデザインを担当した石田あきら氏によると、巨乳になったのは石田が提示したいくつかの案から武内氏が選んだらしい。他にも「そこそこ成長」「育たない。<del>現実は非情である</del>」といった案もあった。<ref group = "出">[https://twitter.com/Akira_Ishida/status/770927006712160256 石田あきらTwitter2016年8月31日19:11]</ref>
 +
**ランサークラスで騎乗している馬だが、指定では黒馬と白馬としか指定されていなかったため「なんとなく名前のイメージで黒馬はラムレイ、白馬はドゥン・スタリオンって感じですかね」と添えたらそれが採用されたとのこと。<ref group = "出">[https://twitter.com/Akira_Ishida/status/956500851631116290 石田あきらTwitter2018年1月25日21:15]</ref>
 +
*またキャラ絵としては馬に乗っていたが、バトルキャラが騎乗しているという予定はなかったので実装された時には驚いたとのこと。<ref group = "出">[https://twitter.com/Akira_Ishida/status/759366452059049984 石田あきらTwitter2016年7月30日21:34]</ref>
 +
*聖槍のデザインを担当した石田あきら氏は後にTYPE-MOONの世界に関わる重要な設定になるとは知らずにデザインをしており、デザインした内容を三田誠氏が[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]で[[グレイ|反映]]してくれたとのこと。
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**名称も初期は「ロンゴミニアド」ではなく「ロンゴミアント」であったらしい。<ref group = "出">[https://twitter.com/Akira_Ishida/status/1124553548841144321 石田あきら Twitter 2019年5月4日14:57]</ref><ref group = "出">[https://twitter.com/Akira_Ishida/status/1124555454359539715 石田あきら Twitter 2019年5月4日15:04]</ref>
 +
*ランサーは「女神に近しい存在になったアルトリア」という描写があるため勘違いしやすいが、彼女は「神性」スキルを持っておらず、ゲームのシステムでも〔神性〕特性を持っていない。
  
;「地に増え、都市を作り、海を渡り、空を割いた。何の、為に……?聖槍よ、果てを語れ! 『<ruby><rb>最果てにて輝ける槍</rb><rt>ロンゴミニアド</RT></RUBY>』!!」
+
== 脚注 ==
:宝具使用時の台詞。騎士王としての内面を忘れ、女神と化した聖槍の一撃。
+
===注釈===
 +
<references group = "注"/>
  
== メモ ==
+
===出典===
*キャラクターデザインを担当した石田あきら氏によると、巨乳になったのは石田が提示したいくつかの案から武内氏が選んだらしい。他にも「そこそこ成長」「育たない。<del>現実は非情である</del>」といった案もあった。
+
<references group = "出"/>
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
* [[登場人物]]
 
* [[登場人物]]
 
* [[サーヴァント]]
 
* [[サーヴァント]]
 +
* [[聖槍]]
 +
* [[円卓の騎士]]
 +
  
 
{{DEFAULTSORT:あるとりあ へんとらこん らんさあ}}
 
{{DEFAULTSORT:あるとりあ へんとらこん らんさあ}}
  
 
[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:登場人物あ行]]
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:ランサー]]
 
[[Category:ランサー]]
 +
[[Category:Fate/Grand Order]]
 +
[[Category:Fate/Grand Order Arcade]]
 +
[[Category:Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
 +
[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
 +
[[Category:コハエース]]
 +
[[Category:ちびちゅき!]]
 +
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]

2024年8月9日 (金) 14:33時点における最新版

ランサー
真名 アルトリア・ペンドラゴン
性別 女性
身長 171cm
体重 57kg?
好きな物 なし
苦手な物 なし
出典 アーサー王伝説
地域 ブリテン
属性 秩序・善
副属性
一人称
二人称 あなた/そなた/貴様/貴公
三人称 彼/彼女
声優 川澄綾子
デザイン 石田あきら
設定作成 奈須きのこ
桜井光
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
テンプレートを表示

概要編集

槍兵」のクラスのサーヴァント

略歴
終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅥの座を統括する覗覚星アモンと交戦する。
人物
獅子の意匠の兜と白銀の甲冑を身にまとった騎士王。聖剣ではなく聖槍を主武装とした別の可能性のアルトリア・ペンドラゴン
聖剣による成長停止はなくなり、王に相応しい肉体年齢まで成長しているが、当の彼女は主人公に「その事」を指摘されて困惑している。
精神性もセイバークラスで召喚された時と比較すると合理的、かつ冷静になってはいるが、人間性は失われていない。むしろ大人になった分その選択には余裕があり、王としては理想的な在り方になっている。
人のカタチをしてはいるが、聖槍に秘められた性質によって、人の英霊ではなく神霊、強いて言えば女神に近しい存在へと変化・変質しているが、それも十年ほどの使用期間だったので精神構造・霊子構造はそこまで大きく変化していない。
能力
ドゥン・スタリオン」に騎乗し聖槍ロンゴミニアドを用いて戦う。

別クラス/バリエーション編集

獅子王編集

「ベディヴィエールが三度目でも、聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」のイフを辿ったアルトリア・ペンドラゴン

詳細は「女神ロンゴミニアド」を参照。

ルーラー編集

水着を身につけて霊基をルーラーに変えたもの。

詳細は「アルトリア・ペンドラゴン〔ルーラー〕」を参照。

ステータス編集

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ランサー 主人公 (Grand Order) B A A A C A++ 対魔力:B
騎乗:A
魔力放出:A
カリスマ:B
最果ての加護:EX
光の奔流:A+
強化クエストクリアで「魔力放出」→「光の奔流」に変化。

宝具編集

風王結界(インビジブル・エア)
ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1~2
最大捕捉:1人
セイバーとして現界した際には宝具である剣を覆い隠すものだったが、ランサーのクラスで現界した際には「風の宝具」として扱われる。
『Fate/Grand Order』では真名解放は行われない。
最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)
ランク:A++
種別:対城宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:900人
星の聖槍にして星を繋ぎ止める嵐の錨。真実の姿は、世界の表皮を繋ぎとめる塔であるという。真名解放時にはランクと種別が変化する。
馬上槍状の封印状態では十三本の封環が複雑に絡まっている。封環が解けると光の槍が姿を現わす。ウロコ状の光の粒が螺旋の円を描いて広がる。
聖槍ロンゴミニアドは世界の表層を繋ぎとめる「光の柱」を本体とし、「世界を救う星の聖剣」と同等のプロセスを有する十三拘束の存在によって、かろうじて宝具としての体を成している。
その十三拘束もあまりの強大な力であるが故にかけられたもので、全ての拘束を開放した時に真の力を発揮する。
実際の戦闘時の通常攻撃ではビームを放つ他、宝具使用時には雲上まで高く飛翔し、聖槍を構えて敵に突撃を仕掛ける。
アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)女神ロンゴミニアドグレイもこの槍を使用している。
『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)+敵全体に強力な攻撃[Lv]+自身のNPをリチャージする<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。

真名:アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕編集

アルトリア・ペンドラゴン。ブリテンを統べた伝説の騎士王。
このアルトリアは王として台頭した後、聖剣ではなく聖槍を主武装としたブリテンを統治したアーサー王のイフ。
最終的にカムランの丘にて自ら聖槍を返還し、女神の性質に近づきつつあった天の英霊は大地に還った。

登場作品と役柄編集

Fateシリーズ編集

Fate/Grand Order
ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』クリア後ガチャに追加される。
期間限定イベント『聖杯戦線 ~僕のスーパー・キャメロット2021~』開催に伴い、モーションが一新された。
セイバー時に似通ったステータス、スキル構成をしているが、Quickやスキル「最果ての加護」によるNP充填効率が非常に良いという長所が一線を画する。
宝具を連発して戦う動きを基本とするためランサーとしては非常に貴重で扱いやすく、宝具に無敵貫通が付いていることも相まって此方もかなり強力な一騎だが、防御系の能力が全くない。
メインストーリーには一切登場しない。
Fate/Grand Order Arcade』では『Fate/Grand Order』に先駆け、セイバー時の英霊正装で着用していたドレス姿の総身霊衣「アニバーサリー・ホワイト」が実装されている。

Fate関連作品編集

Fate/Grand Order 英霊食聞録
第1話に登場。食べる役としてカレーと紅茶を味わい、自分がいなくなった後のブリテンについて思いを馳せていた。

人間関係編集

Fate/Grand order編集

ロムルス
「人として生きて神の域に登ったモノ」の先達。幕間の物語において彼に自身のあり方を見極め、導かれる。
トリスタン
彼の幕間の物語にて、再び反転してしまった彼を説得する為に現れた。
ギルガメッシュオジマンディアス
因縁のある王達。自身の幕間の物語やオジマンディアスの幕間の物語など、三人一緒になることがある。
カルデアにいる王の中でも、特に馴れ合いを嫌う傾向がある孤高な三名であり、仲良しではないが比較的対等な扱いで接している。
オジマンディアスの幕間の物語ではカルデアの散歩をしていた王2人に出くわし、自身が以前からレースゲームを嗜んでいたこともあり、3人揃ってゲームをやりに行く。
アーサー・ペンドラゴン
別の世界における騎士王。
聖剣の様子や、彼の世界におけるマーリンの事など、いろいろと気にかけている。
主人公 (Grand Order)
カルデア召喚後のマスター。自身の人間味が希薄になっていることや、第六特異点で並行世界の自分自身である獅子王が犯した所業をロマニから聞いたことによる負い目から、当初は距離を置こうとしていた。
内心では最初からかなり好感を抱いており、幕間の物語では彼/彼女から「好き」と言われて素で喜んだり、もしも嫌われたら「全力で落ち込む」と明言したほど。
最終的にはロムルスの導きもあって自分の中に残る人間性を自覚し、主人公へ「笑う練習をしてみる」と、彼ら/彼女らに歩み寄る努力をすることを決意した。

生前編集

マーリン
聖剣を持ったアルトリアの場合でも当たりがきついが、こちらも同様。
彼曰く、まるで豚を見るような視線を向けられたとのこと。

名台詞編集

戦闘編集

マイルーム編集

「応えよう。私は貴方のサーヴァント、ランサー。最果ての槍を以て、貴方の力となる者です」
召喚時の台詞。実は『Fate/stay night』のアルトリアの「あの台詞」と対になっている。
「兜が外れましたか? 全体的に軽装に……防御力は少し落ちますが、この方が私としては戦いやすい」
「やはり、兜越しではないほうがいいですね。あなたとこうして向き合うのに、あの兜は……いささか邪魔ではあります。獅子の意匠自体は気に入っているのですが……」
霊基再臨一回目、及びマイルーム会話「絆Lv3」。ちなみに「絆Lv3」を聞くには第一再臨を開放する必要がある。
どうやら兜を外した軽装の方が戦いやすいが、兜のデザイン自体は気に入った模様。
「貴方の力が私を導いた。今や、聖槍は遥かに力を増しています。マスター……どこを見ていますか? ……なんです?」
「マスター、先ほどから……何か? ああ、私の姿ですか。目のやり場に困る? ……何故です?」
「いまや、聖槍は解放されています。これより先は、真の力を示すことができます。胸も開放されている? ……マスター、何を言っているのです」
霊基再臨三回目、及びマイルーム会話「絆Lv4~5」。ちなみに「絆Lv4」「絆Lv5」を聞くには第三再臨を開放する必要がある。
やはりランサーのクラスで召喚されると別の側面と同じく巨乳になるようだが、当の本人はマスターのリアクションに困惑している。

幕間の物語編集

「その人間は私の契約者だ。気安く手を触れるな。」
「我が契約者が我が槍を選ぶのは当然の事! わざわざ礼など口にするものか!」
「誰であれ、私の契約者に手を出すのなら容赦はしない!」
自身の幕間にて、マスターに近づくサーヴァントに対しての警告。契約者と呼ぶことで堅さを感じるが、6章の獅子王ほどではなくとも、大切な存在を他者から守るという強い意志を感じられるやりとり。
「私が『善い』と思うものと、アナタたちが『善い』と思うものは、きっと違う。」
「だから……分からないのです、もう。何が温かいもので、何が微笑ましいものなのか」
人間と自分との違いについて。聖槍を持ち続けたことで、人ではなく天に属し神の視点になったことを告げ、人間であるマスターと相互理解などできるはずがないと断言する。
「私がアナタたちの団らんの場にいれば、せっかくの花を踏み散らかしてしまう。」
「それは、かつて私だったものが最も嫌うこと。」
「その気持ちはもう分からずとも、そんな愚を犯すことはしたくないのです。」
人としての感情を忘れても、かつての自分の在り方は覚えているらしく、その心と記憶の差に悩んでいる様子。
「は? い、いえ、確かに女性の王ですから女王とも言えますが……」
「な、なにか善くない響きでした。痛いところを突かれて動揺している、というか……」
唐突に男性ではなく女性であったことを掘り返されての動揺。その照れた顔には、人としての感情が残っていることが伺える。
「え――――は、はい、ありがとうございます!」
「で、ではなく! 契約者からの敬意など、私には不要だと……!」
 アルトリアが好きだというマスターの叫び告白に対して。これもまた動揺のあまり、一瞬素に戻って感謝を口にした。
「全力で落ち込みます! 私だって傷つきますから!」
マスターに嫌いと言われたら? という仮定に対して。
今まで主人公から距離を取っていたことも、好意を持つ相手に嫌われたくない、ということに繋がっており、それはもはや神の視点などではなく、普通の人としての当然の感情である。
「…………神の心臓は、ない…………私は……まだ……」
ロンゴミニアドの力を引き出せなかったことについて。それはアルトリアが、世界ではなくマスターを守るために戦ったため。
そしてまた、アルトリアが聖槍の力におぼれておらず、その魂がいまだ熱を帯びていることの証明だった。
「また次の機会に、私の○○(主人公)。その時まで、私も笑う練習をしておきます。」
お互い面と向かい話し合ったゆえの雪溶け。立場は違えど理解しあえることはある。笑う練習をしておく、と語るその口元には笑みが見え、主を呼ぶ言葉はただの"契約者"ではなくなっていた。
(……悪しきギフトはここに消失した。だが……妖姫あねうえ……どこぞに顕れているというのか……)
トリスタンの幕間の物語『失うことから始まるもの』にて。カルデアのマスターとの共闘でトリスタンを惑わせていた祝福(ギフト)を打ち払ったものの、その背後に仇敵たる姉の存在を感じ取った。

イベント編集

その他編集

メモ編集

  • ファンからの仇名は「槍トリア」もしくは「(上)乳上」。電撃オンライン等ゲーム系ニュースサイトの記事でも使用された。
    • ちなみに「乳上」の由来は、言うまでもなくランサーのクラスで召喚された彼女が巨乳になっていたことから。
      • キャラクターデザインを担当した石田あきら氏によると、巨乳になったのは石田が提示したいくつかの案から武内氏が選んだらしい。他にも「そこそこ成長」「育たない。現実は非情である」といった案もあった。[出 1]
    • ランサークラスで騎乗している馬だが、指定では黒馬と白馬としか指定されていなかったため「なんとなく名前のイメージで黒馬はラムレイ、白馬はドゥン・スタリオンって感じですかね」と添えたらそれが採用されたとのこと。[出 2]
  • またキャラ絵としては馬に乗っていたが、バトルキャラが騎乗しているという予定はなかったので実装された時には驚いたとのこと。[出 3]
  • 聖槍のデザインを担当した石田あきら氏は後にTYPE-MOONの世界に関わる重要な設定になるとは知らずにデザインをしており、デザインした内容を三田誠氏がロード・エルメロイⅡ世の事件簿反映してくれたとのこと。
    • 名称も初期は「ロンゴミニアド」ではなく「ロンゴミアント」であったらしい。[出 4][出 5]
  • ランサーは「女神に近しい存在になったアルトリア」という描写があるため勘違いしやすいが、彼女は「神性」スキルを持っておらず、ゲームのシステムでも〔神性〕特性を持っていない。

脚注編集

注釈編集


出典編集

リンク編集