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| :後編では彼女と主人公が合流して『厄災』を討ち祓い、マシュが居なくなった代わりに本物の『[[アルトリア・キャスター|予言の子]]』が現れると打って変わって一行にも理解のある素振りを見せ、モルガンから招集通知が来た事を伝えてキャメロットへ送り出す。そして謁見を経て[[パーシヴァル]]達ロンディニウムの円卓軍と合流した一行が、反組織を抑え込んで欲しいという[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|伯爵]]の頼みで再びノリッジにやって来ると金庫城を解放し主人公達を招き入れ、「鳴らすことを黙認する」という形で解決させノリッジの鐘を提供した。 | | :後編では彼女と主人公が合流して『厄災』を討ち祓い、マシュが居なくなった代わりに本物の『[[アルトリア・キャスター|予言の子]]』が現れると打って変わって一行にも理解のある素振りを見せ、モルガンから招集通知が来た事を伝えてキャメロットへ送り出す。そして謁見を経て[[パーシヴァル]]達ロンディニウムの円卓軍と合流した一行が、反組織を抑え込んで欲しいという[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|伯爵]]の頼みで再びノリッジにやって来ると金庫城を解放し主人公達を招き入れ、「鳴らすことを黙認する」という形で解決させノリッジの鐘を提供した。 |
| :実は彼は妖精ではなく『<ruby><rb>漂流</rb><rt>チェンジリング</rt></ruby>』によって流れ着いた人間であり、汎人類史の幕末日本の薩摩出身の下級武士。「ナカムラ」というのが本名だと思われる。 | | :実は彼は妖精ではなく『<ruby><rb>漂流</rb><rt>チェンジリング</rt></ruby>』によって流れ着いた人間であり、汎人類史の幕末日本の薩摩出身の下級武士。「ナカムラ」というのが本名だと思われる。 |
− | :外国交流や西洋文化に憧れて英国に留学を希望していたが叶わず、代わりに研修船の乗組員となって英国に渡り、交代の合間の休息を狙って辺りを散策していた所妖精國に迷い込んでしまい、以降は30年ほど奴隷として働き、「妖精は個体差が大きいため妖精のふりをすれば正体に気づかれない」という事に思い至り、「キャップレス」を名乗って土の氏族の一員<ref group="注">土の氏族を選んだ理由は、「技術」という分かりやすい価値観を共通認識として持っているおかげで外部から食い込みやすかったため。</ref>として活動し、最終的には先代のスプリガンを謀殺して「スプリガン」を襲名していた。最初の頃は自分の地位に満足していた様だが、次第にただ人間の技術や文化を模倣するだけで発展も交流も殆どない閉塞的な妖精國と、そのように創り上げたモルガンを強く憎む様になり、『予言の子』と主人公一行が優勢になると[[オーロラ]]の策略に便乗する形で[[ウッドワス]]と[[妖精騎士トリスタン]]を利用してモルガンを戦意喪失させ、目的に王手をかけた。 | + | :外国交流や西洋文化に憧れて英国に留学を希望していたが叶わず、代わりに研修船の乗組員となって英国に渡り、交代の合間の休息を狙って辺りを散策していた所妖精國に迷い込んでしまい、以降は30年ほど奴隷として働き、「妖精は個体差が大きいため妖精のふりをすれば正体に気づかれない」という事に思い至り、「キャップレス」を名乗って土の氏族の一員<ref group="注">土の氏族を選んだ理由は、「技術」という分かりやすい価値観を共通認識として持っているおかげで外部から食い込みやすかったため。</ref>として活動し、最終的には先代のスプリガンを謀殺して「スプリガン」を襲名していた。最初の頃は自分の地位に満足していた様だが、次第にただ人間の技術や文化を模倣するだけで発展も交流も殆どない閉塞的な妖精國ブリテンと、そのように創り上げたモルガンを強く憎む様になり、『予言の子』と主人公一行が優勢になると[[オーロラ]]の策略に便乗する形で[[ウッドワス]]と[[妖精騎士トリスタン]]を利用してモルガンを戦意喪失させ、目的に王手をかけた。 |
| :だが、終編で[[ノクナレア]]の戴冠式の際に彼女が毒殺されてしまった上に厄災が各地で勃発したため、早々にオーロラを見切り慌てて逃亡。そこでようやく彼女の本性に気づいて愕然となり、最期には兵士も領民も何もかもを見捨ててノリッジの本拠地に閉じこもって集めた芸術品に執着してたところ、窓越しに見た[[ケルヌンノス|大厄災]][[妖精騎士ガウェイン|の実態]]を目にして我に返り、全てを諦観しながら崩落の中に消えた。 | | :だが、終編で[[ノクナレア]]の戴冠式の際に彼女が毒殺されてしまった上に厄災が各地で勃発したため、早々にオーロラを見切り慌てて逃亡。そこでようやく彼女の本性に気づいて愕然となり、最期には兵士も領民も何もかもを見捨ててノリッジの本拠地に閉じこもって集めた芸術品に執着してたところ、窓越しに見た[[ケルヌンノス|大厄災]][[妖精騎士ガウェイン|の実態]]を目にして我に返り、全てを諦観しながら崩落の中に消えた。 |
| ;人物 | | ;人物 |
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| === Fate/Grand Order === | | === Fate/Grand Order === |
| ;[[モルガン (Grand Order)]] | | ;[[モルガン (Grand Order)]] |
− | :妖精國の女王。オーロラと共謀して彼女を滅ぼしにかかった。 | + | :妖精國ブリテンの女王。オーロラと共謀して彼女を滅ぼしにかかった。なお、彼女自身については自分の境遇もあって嫌っていたが、国そのものについては自身と同じく『理想の世界への憧憬』という根幹が似ていた為、多少なりとも共感出来る部分もあったのか、「少女の夢のようだった」とそれほど否定的ではない。 |
− | :なお、彼女自身については自分の境遇もあって嫌っていたが、妖精國の事は「少女の夢のようだった」とそれほど否定的ではない。
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| :もともと彼女から「モルカー」の発注を受けていたり<ref group="出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/202201.html 竹箒日記 2022/01]</ref>、妖精國の思い出でも「どうかと思わないでもないが評価していた大臣」と認識されていたりと重用はされていたようである。 | | :もともと彼女から「モルカー」の発注を受けていたり<ref group="出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/202201.html 竹箒日記 2022/01]</ref>、妖精國の思い出でも「どうかと思わないでもないが評価していた大臣」と認識されていたりと重用はされていたようである。 |
| :ちなみに謀反時には「長生きには飽いたのか?」と問われているため、モルガンは彼が人間であることはすでに知っていたようである。 | | :ちなみに謀反時には「長生きには飽いたのか?」と問われているため、モルガンは彼が人間であることはすでに知っていたようである。 |
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| ;[[妖精騎士トリスタン]] | | ;[[妖精騎士トリスタン]] |
| :モルガンを滅ぼすために利用した妖精。 | | :モルガンを滅ぼすために利用した妖精。 |
− | :擬似的な親子関係がその実共依存の関係であったことを唯一人だけ察知していた。 | + | :擬似的な親子関係がその実共依存状態であったことを唯一人だけ察知していた。 |
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| ;[[オーロラ]] | | ;[[オーロラ]] |