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1,371 バイト追加 、 2013年9月12日 (木) 08:51
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;「………すまぬ、奏者。<br> 本来ならこのような妄言、つまらぬと笑い飛ばすべきなのだが………<br> 余には、この声を卑下することはできん。<br> 相手の全てを奪わねば成り立たない愛。その在り方は余も同じだからだ。<br> ………だが、倒さねばなるまい。そのような愛のカタチは想い人を燃やし尽くすだけだと、余はもう知っているのだから」
 
;「………すまぬ、奏者。<br> 本来ならこのような妄言、つまらぬと笑い飛ばすべきなのだが………<br> 余には、この声を卑下することはできん。<br> 相手の全てを奪わねば成り立たない愛。その在り方は余も同じだからだ。<br> ………だが、倒さねばなるまい。そのような愛のカタチは想い人を燃やし尽くすだけだと、余はもう知っているのだから」
 
:パッションリップとの最後の対峙。かつての自分と被る彼女と戦うのは、戦力差よりも心情的な問題の方が遥かに深刻だったらしい。だが過ちを知るものとして彼女の愛を糾すため、静かに対決を決意する。
 
:パッションリップとの最後の対峙。かつての自分と被る彼女と戦うのは、戦力差よりも心情的な問題の方が遥かに深刻だったらしい。だが過ちを知るものとして彼女の愛を糾すため、静かに対決を決意する。
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;「愛憎裏返ったか。その一途さを笑いはせぬ。余の愛も、貴様に似た愛のカタチだ。」<br>「だが―――貴様の愛は己だけのもの。愛とは共に育み、変化していくものを言う。」<br>「ただ相手を想うだけの愛、想ってほしいと乞うだけの愛は、伴侶の人生を食い尽くす。」<br>「それを余が教えよう。来るがいい、<RUBY><RB>我が分身</RB><RT>アルターエゴ<RT></RUBY>。その苦しみに引導を渡してやる!」
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:決して届かない愛に狂い、ついに想い人に刃を向けるパッションリップを前に、セイバーは静かに剣を構える。<br>愛が届かない苦しみや、それに耐えられないと嘆くパッションリップを『我が分身』と呼び、同情するも、自身の大切な奏者を殺させるわけにはいかない。
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;「余は奏者の幸運を信じていたぞ、うむっ。」<br>「このチキン肌は多めに見るがいい。人は恐れを知る生き物だ」
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:ダンジョンで、主人公が「ここを通れば死ぬ」と示された扉に迷わず飛び込み、結局『死ぬ』がフェイクだと理解した直後。口ではまったく恐れていない風を装いながらも、主人公が本当に死にはしないかとハラハラしていた様子。
    
;「誰が寂しがり屋のウサギか!」
 
;「誰が寂しがり屋のウサギか!」
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