差分

378 バイト追加 、 2018年9月2日 (日) 02:45
編集の要約なし
17行目: 17行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[衛宮士郎]]の友人で[[間桐桜]]の兄。穂群原学園弓道部の副部長を務める。クラスは2年C組(『hollow』では3年C組)。
+
[[衛宮士郎]]の友人で[[間桐桜]]の兄。穂群原学園弓道部の副部長を務める。クラスは2年C組(『[[Fate/hollow ataraxia]]』では3年C組)。
    
[[メドゥーサ|ライダー]]のマスターとして[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]に参加する。
 
[[メドゥーサ|ライダー]]のマスターとして[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]に参加する。
23行目: 23行目:  
;略歴
 
;略歴
 
:[[魔術|魔術師]]の家系・[[間桐家]]に生まれるものの、一族は衰退の一途を辿っており、彼の代でとうとう魔術回路を失った。生まれながらに魔術回路を持たない慎二は、魔術師ではない一般人である。しかし、間桐の蔵書から[[魔術]]の知識を得ており、「特権階級」としての選民意識が強い。
 
:[[魔術|魔術師]]の家系・[[間桐家]]に生まれるものの、一族は衰退の一途を辿っており、彼の代でとうとう魔術回路を失った。生まれながらに魔術回路を持たない慎二は、魔術師ではない一般人である。しかし、間桐の蔵書から[[魔術]]の知識を得ており、「特権階級」としての選民意識が強い。
:『Fate/stay night』より10年以上前、桜が妹になった時は居場所を取られるのではと嫌っていたが、脅威を感じなくなると遠坂家からもらわれてきた彼女に哀れみを感じ、多少のいじめをしつつも兄として可愛がっていた。
+
:『[[Fate/stay night]]』より10年以上前、桜が妹になった時は居場所を取られるのではと嫌っていたが、脅威を感じなくなると遠坂家からもらわれてきた彼女に哀れみを感じ、多少いじめつつも兄として可愛がっていた。
:『Fate/stay night』の4年前(『Fate/hollow ataraxia』の5年前)の秋に士郎と出会う。成り行きで文化祭の看板作りを周りから押し付けられて一人で作っていた士郎に対して、後ろで手伝うこともなく悪態を吐きながらも一晩付き添い、出来上がった看板を見て「お前馬鹿だけどいい仕事するじゃん」と素直に笑ったことがきっかけ。<br>以降は士郎を馬鹿にしながらも親しい友人として付き合うように成り、彼を利用しようとする人物に影で社会的制裁を加えたり、自分の家に招待したりと、ちゃんと(?)友人をやっていた。
+
:『Fate/stay night』の4年前(『Fate/hollow ataraxia』の5年前)の秋に士郎と出会う。成り行きで文化祭の看板作りを周りから押し付けられて一人で作っていた士郎に対して、後ろで手伝うこともなく悪態を吐きながらも一晩付き添い、出来上がった看板を見て「お前馬鹿だけどいい仕事するじゃん」と素直に笑ったことがきっかけ。
:『Fate/stay night』の3年前、桜が魔術教育を施されている場面に出くわしたことで、桜こそが間桐の後継者であり、自分だけがいらない子が誰かを間違えていたことに気づく。更に今まで哀れんできた桜に謝られて、自分こそが桜に哀れまれていたことを知る。<br>以降は慎二に隠さなくても良くなって開き直った父や祖父から空気のようにどうでも良い存在として扱われただけでなく、自分が欲しかった物を全て持っている桜からも哀れまれ続ける、慎二にとって「いっそ無視してくれれば良かった」とまで思いつめる苦痛の3年間を味わうこととなる。この自分の理想とする世界と自分のいる世界のギャップは彼の性格を大きく歪めることとなり、自分に謝り続ける桜に対して侮辱の代償に何をしてもいいと思い込んでいった。
+
:以降は士郎を馬鹿にしながらも親しい友人として付き合うように成り、彼を利用しようとする人物に影で社会的制裁を加えたり、自分の家に招待したりと、曲がりなりにも友人をやっていた<ref group="出" name="SM">「Fate用語辞典-間桐慎二」『Fate/side material』pp.74-75</ref>
 +
:『Fate/stay night』の3年前、桜が魔術教育を施されている場面に出くわしたことで、桜こそが間桐の後継者であり、自分だけがいらない子が誰かを間違えていたことに気づく。更に今まで哀れんできた桜に謝られて、自分こそが桜に哀れまれていたことを知る。
 +
:以降は慎二に隠さなくても良くなって開き直った父や祖父から空気のようにどうでも良い存在として扱われただけでなく、自分が欲しかった物を全て持っている桜からも哀れまれ続ける、慎二にとって「いっそ無視してくれれば良かった」とまで思いつめる苦痛の3年間を味わうこととなる。この自分の理想とする世界と自分のいる世界のギャップは彼の性格を大きく歪めることとなり、自分に謝り続ける桜に対して侮辱の代償に何をしてもいいと思い込んでいった。
 
:第五次聖杯戦争において、戦いを嫌がった桜の代理マスターとして、ライダーを借り受け参戦。士郎が自分にはなれない魔術師であったことを知り、衝撃を受ける。それでもライダーを得たことで辛うじて自尊心を保ち、本心から士郎に同盟を持ちかける。だが士郎に断られたことで逆上する。
 
:第五次聖杯戦争において、戦いを嫌がった桜の代理マスターとして、ライダーを借り受け参戦。士郎が自分にはなれない魔術師であったことを知り、衝撃を受ける。それでもライダーを得たことで辛うじて自尊心を保ち、本心から士郎に同盟を持ちかける。だが士郎に断られたことで逆上する。
 
;人物
 
;人物
:気難しく、鼻持ちならない人物。魔術回路以外の才能に恵まれたものの、屈折した過去と身近な人間に劣等感を刺激され続けて歪んだ。<br>生まれつき魔術回路を持たない彼は、間桐の家にとっては「いらない子供」であったがそのことを中学時代まで知らなかった。なまじ他の面で優秀であり、「自分は他人より優れている」と自覚していたのに最も望む魔術の才能を持ち合わせなかったことから、鬱屈した感情を募らせていくこととなる。
+
:気難しく、鼻持ちならない人物。魔術回路以外の才能に恵まれたものの、屈折した過去と身近な人間に劣等感を刺激され続けて歪んだ。
:良家の子ということで金回りが良いため、学園でも普通の女子には良くモテるが、同性や一部女子には受けが悪い。桜への日常的な暴行の延長で、女性に暴力を振るうことに抵抗が無い。<br>アクの強い人柄ではあるが、衛宮士郎、[[柳洞一成]]、間桐慎二の三人が揃うととてもバランスのいい友人グループになるのでは、と言われている(実際、球技大会や修学旅行では三人で行動している)。<br>彼にとって「使える奴」という評価は相手を認めているということ。士郎は彼にとって(自覚しているかどうかはともかく)ライバルであり、なくてはならない存在。ただしそれと好悪の感情は別であるため、容易に敵にも味方にもなってしまう。<br>欠点は多いが、[[言峰綺礼]]のような真性の悪人ではなく、倫理観が欠落する魔術師でもなく、あくまでも一般人の感覚で聖杯戦争を戦っており、凛は彼を「人畜無害な存在」と評している。ただし、一般人であるがゆえに、サーヴァントの強大な力を自身の欲望のために悪用するような小人物でもある。
+
:生まれつき魔術回路を持たない彼は、間桐の家にとっては「いらない子供」であったがそのことを中学時代まで知らなかった。なまじ他の面で優秀であり、「自分は他人より優れている」と自覚していたのに最も望む魔術の才能を持ち合わせなかったことから、鬱屈した感情を募らせていくこととなる。
 +
:良家の子ということで金回りが良いため、学園でも普通の女子には良くモテるが、同性や一部女子には受けが悪い。桜への日常的な暴行の延長で、女性に暴力を振るうことに抵抗が無い<ref group="出" name="CM2">「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.97</ref>
 +
:アクの強い人柄ではあるが、衛宮士郎、[[柳洞一成]]、間桐慎二の三人が揃うととてもバランスのいい友人グループになるのでは、と言われている(実際、球技大会や修学旅行では三人で行動している)。
 +
:彼にとって「使える奴」という評価は相手を認めているということ。士郎は彼にとって(自覚しているかどうかはともかく)ライバルであり、なくてはならない存在。ただしそれと好悪の感情は別であるため、容易に敵にも味方にもなってしまう。
 +
:聖杯戦争中は、マスターとなれたことで増長し、ハイになっているため、普段より割り増しで傍若無人な性格になっている。普段の慎二はあそこまでひどい人間ではない<ref group="出" name="CM2" />
 +
:欠点は多いが、[[言峰綺礼]]のような真性の悪人ではなく、倫理観が欠落する魔術師でもなく、あくまでも一般人の感覚で聖杯戦争を戦っており、凛は彼を「人畜無害な存在」と評している。ただし、一般人であるがゆえに、サーヴァントの強大な力を自身の欲望のために悪用するような小人物でもある。
 
;能力
 
;能力
:成績は常に上から5位に収まり、弓道部の副主将を務めるだけの弓の実力を持つ。努力は嫌いでありながら高い能力を発揮し、一般人の枠では確かに天才。
+
:成績は常に上から5位に収まる<ref group="出" name="CM2" />。運動能力も高い方で、弓道部副部長は実力でなったものであり、士郎にも高く評価されている。また『氷室の天地』で行われたセパタクローではポイントゲッターになっていた。努力は嫌いでありながら高い能力を発揮し、一般人の枠では確かに天才。
 
:魔術の知識は令呪が腕のどこかに出現することを知らなかったりと怪しいところがある。だが偽臣の書を介してライダーに命令権を行使したり、影の刃を飛ばすことはできる。
 
:魔術の知識は令呪が腕のどこかに出現することを知らなかったりと怪しいところがある。だが偽臣の書を介してライダーに命令権を行使したり、影の刃を飛ばすことはできる。
   62行目: 69行目:  
:ほぼギャグキャラと化した。桜の影にビクつき、安らぎ求め港に行けばランサーに絡まれる、不幸の人。
 
:ほぼギャグキャラと化した。桜の影にビクつき、安らぎ求め港に行けばランサーに絡まれる、不幸の人。
 
:今までとは逆に桜より立場が弱くなっており、むしろ桜に対して恐れすら抱いている。半年の間に何があったのだろうか。
 
:今までとは逆に桜より立場が弱くなっており、むしろ桜に対して恐れすら抱いている。半年の間に何があったのだろうか。
 +
:ケチャップはデルモンテに決めており、桜が買った生協のケチャップの味を見直したが認めない。
 
;[[Fate/Zero]]
 
;[[Fate/Zero]]
 
:留学の名目で海外に出されており、不在。
 
:留学の名目で海外に出されており、不在。
90行目: 98行目:  
:祖父。桜ルートでは幾度となく失敗し、ライダーを消滅させかけたことで完全に見限られ、失敗作と罵られた。
 
:祖父。桜ルートでは幾度となく失敗し、ライダーを消滅させかけたことで完全に見限られ、失敗作と罵られた。
 
;[[間桐鶴野]]
 
;[[間桐鶴野]]
:実父。タスクオーナ版では彼との会話が描かれる。
+
:父。タスクオーナ版では彼との会話が描かれる。
 
;[[間桐雁夜]]
 
;[[間桐雁夜]]
 
:叔父。『hollow』によると、慎二は彼が聖杯戦争に参加して死亡したことを知らないようである。
 
:叔父。『hollow』によると、慎二は彼が聖杯戦争に参加して死亡したことを知らないようである。
106行目: 114行目:  
:反りのあわない知人。『hollow』では士郎を巡って三角関係を展開する。
 
:反りのあわない知人。『hollow』では士郎を巡って三角関係を展開する。
 
;[[美綴綾子]]
 
;[[美綴綾子]]
:弓道部主将。凛ルートでは口論になり、路地裏に捨てて悪意ある噂を広める。
+
:弓道部主将。凛ルートでは口論になり、彼女を路地裏に捨てて悪意ある噂を広める。
    
;[[言峰綺礼]]
 
;[[言峰綺礼]]
130行目: 138行目:  
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/stay night ===
 
=== Fate/stay night ===
;「は、はは、あはは。あはははははは!見たか衛宮!これが僕とお前の力の差だ!」
+
;「は、はは、あはは。あはははははは! 見たか衛宮! これが僕とお前の力の差だ!」
 
:彼の三下っぷりを際立たせる台詞。
 
:彼の三下っぷりを際立たせる台詞。
 
;「僕は、許されるのか……?」
 
;「僕は、許されるのか……?」
139行目: 147行目:  
:かつて文化祭の準備を一手に引き受けてしまう士郎を見ての一言。馬鹿にしつつも愚直な士郎の姿は慎二にもどこか眩しく見えたのだろう。二人の友情はここから始まった。
 
:かつて文化祭の準備を一手に引き受けてしまう士郎を見ての一言。馬鹿にしつつも愚直な士郎の姿は慎二にもどこか眩しく見えたのだろう。二人の友情はここから始まった。
   −
;「そ、それをおまえが唆すから僕と爺さんが養鶏所のチキンみたいに震えなくちゃいけなくなるんだぞ……!<br> ああもう、とっくに我慢の限界だよ!なぁ衛宮ぁ、桜を助けたんなら僕たちも助けろよぅ!」
+
;「そ、それをおまえが唆すから僕と爺さんが養鶏所のチキンみたいに震えなくちゃいけなくなるんだぞ……!<br> ああもう、とっくに我慢の限界だよ! なぁ衛宮ぁ、桜を助けたんなら僕たちも助けろよぅ!」
 
:全ての牙を抜かれ、食事時の視線にすら耐えられないほど磨耗した間桐家の人々であった。……もっとも、桜が作った料理を残したり、ついクセで嫌味をいってしまう事を怒られているので、自業自得である。
 
:全ての牙を抜かれ、食事時の視線にすら耐えられないほど磨耗した間桐家の人々であった。……もっとも、桜が作った料理を残したり、ついクセで嫌味をいってしまう事を怒られているので、自業自得である。
   148行目: 156行目:  
:メタ台詞で暗黒面をのぞかせる慎二。
 
:メタ台詞で暗黒面をのぞかせる慎二。
   −
;「しかしなんだね。まさか衛宮と二度も卒業の話をするとはね。」
+
;「しかしなんだね。まさか衛宮と二度も卒業の話をするとはね」
 
:衛宮邸で、駄弁り合う男子高校生二人。趣味は合わないけど、長く続いている腐れ縁。<br>聖杯戦争中からは想像もできないほどに穏やかな顔で、どこにでもいる高校生らしい姿。士郎からすれば、こっちが本来の彼なのだろう。
 
:衛宮邸で、駄弁り合う男子高校生二人。趣味は合わないけど、長く続いている腐れ縁。<br>聖杯戦争中からは想像もできないほどに穏やかな顔で、どこにでもいる高校生らしい姿。士郎からすれば、こっちが本来の彼なのだろう。
    
=== フェイト/タイガーころしあむ ===
 
=== フェイト/タイガーころしあむ ===
;「ヒィ! お、おかしいじゃないか! これが死にかけた奴の戦闘力か!?<br> ら、ライダー!ライダー!! 命令だ! ボーッとしてないで、コイツをなんとかしろ!」
+
;「ヒィ! お、おかしいじゃないか! これが死にかけた奴の戦闘力か!?<br> ら、ライダー! ライダー!! 命令だ! ボーッとしてないで、コイツをなんとかしろ!」
 
:葛木ルートにて、既に満身創痍状態の葛木宗一郎に真アサシンともども撃破された直後。<br>『stay night』本編以降の慎二は基本ギャグキャラだが、各人が本編以上に真面目な葛木ルートでは久しぶりにその屑っぷりを見せつけてくれる。
 
:葛木ルートにて、既に満身創痍状態の葛木宗一郎に真アサシンともども撃破された直後。<br>『stay night』本編以降の慎二は基本ギャグキャラだが、各人が本編以上に真面目な葛木ルートでは久しぶりにその屑っぷりを見せつけてくれる。
    
=== 氷室の天地 Fate/school life ===
 
=== 氷室の天地 Fate/school life ===
;「美しさは罪!微笑みさえも罪!私を愛さない人はいない!」
+
;「美しさは罪! 微笑みさえも罪! 私を愛さない人はいない!」
 
:市民マラソンのコスプレ部門で、圧倒的な女性票を獲得して優勝。陸上部から一本取った。なお、慎二が勝者となったのはこれがシリーズ初である。<br>なお余談だが、この台詞の元ネタはアニメ『パタリロ!』のエンディング曲「美しさは罪」。ただこの曲、アニメの内容と相まって同性愛を強く示唆したものなのだが、そんな喜び方でいいのか慎二。
 
:市民マラソンのコスプレ部門で、圧倒的な女性票を獲得して優勝。陸上部から一本取った。なお、慎二が勝者となったのはこれがシリーズ初である。<br>なお余談だが、この台詞の元ネタはアニメ『パタリロ!』のエンディング曲「美しさは罪」。ただこの曲、アニメの内容と相まって同性愛を強く示唆したものなのだが、そんな喜び方でいいのか慎二。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*制作サイドに愛されているキャラの1人。<br>「ギャグでこそ輝く逸材」という扱いを受けており、慎二が絡むとそういうエピソードの構想がはかどるとかなんとか。
 
*制作サイドに愛されているキャラの1人。<br>「ギャグでこそ輝く逸材」という扱いを受けており、慎二が絡むとそういうエピソードの構想がはかどるとかなんとか。
**そのためか『CCC』ではメルトリリスから「喜劇の王」や「人に指を指されて笑われる時だけ輝ける存在」という批評を受けている他、前述のようにマスターになったにも関わらず、ギルガメッシュからは「命が惜しくば下がれ道化。笑いを取るにはまだ早かろう。」とまで言われているが、反面、道化は楽しませることができる限りにおいては、王にさえも無礼が許されるということで、慎二の身の程知らずな態度を見過ごしていたとも考えられる。
+
**そのためか『Fate/EXTRA CCC』ではメルトリリスから「喜劇の王」や「人に指を指されて笑われる時だけ輝ける存在」という批評を受けている他、前述のようにマスターになったにも関わらず、ギルガメッシュからは「命が惜しくば下がれ道化。笑いを取るにはまだ早かろう。」とまで言われているが、反面、道化は楽しませることができる限りにおいては、王にさえも無礼が許されるということで、慎二の身の程知らずな態度を見過ごしていたとも考えられる。
*聖杯戦争中は、マスターとなれたことで増長し、ハイになっているため、普段より割り増しで傍若無人な性格になっている。普段の慎二はあそこまでひどい人間ではない。
+
*奈須評は「誰かが横で太鼓持ちをしてあげれば、いい感じで回るような男」。武内評は「ちょっとうざいホームズ」。でも実際にはそんな人物には恵まれず、歪んでしまった<ref group="出" name="CM2" />。
*奈須氏いわく、「誰かが横で太鼓持ちをしてあげれば、いい感じで回るような男」。武内氏いわく、「ちょっとうざいホームズ」。でも実際にはそんな人物には恵まれず、歪んでしまった。
  −
*ケチャップはデルモンテに決めており、桜が買った生協のケチャップの味を見直したが認めない。
  −
*運動能力はそれなりに高く、『氷室の天地』で行われたセパタクローではポイントゲッターになっていた。
  −
**また、弓道部副部長は実力でなったものであり、士郎にもその腕は高く評価されている。
   
*ライダーのステータスを慎二と桜で比べると、運だけは彼の方が高い。
 
*ライダーのステータスを慎二と桜で比べると、運だけは彼の方が高い。
**『EXTRA』で契約したライダーの幸運もEX(規格外)と破格で、彼の影響を受けているかもしれない(シンジと慎二は別人なので一概に比較はできないが)。
+
**『Fate/EXTRA』で契約したライダーの幸運もEX(規格外)と破格で、彼の影響を受けているかもしれない(シンジと慎二は別人なので一概に比較はできないが)。
*『Fate/side material』によるとセイバールートから分岐して慎二と共闘するルートもあったとか。CD版『Fate/stay night』にはその導入部のデータが残されている。
+
*セイバールートから分岐して慎二と共闘するルートもあった<ref group="出" name="SM" />。CD版『Fate/stay night』にはその導入部のデータが残されている。
*『hollow』にて、卒業後は間桐を出て上京することを明かした。魔術師への憧憬や劣等感は完全に無くなったようである。『Fate/complete material III』によれば、「根は変わりませんが、憑き物(魔術への執着)が落ちたので、気難しく、口うるさく、人並み以上に頭の回転がいい、困った人として楽しく生きていくでしょう」とのこと。
+
*『Fate/hollow ataraxia』にて、卒業後は間桐を出て上京することを明かした。魔術師への憧憬や劣等感は完全に無くなったようである。「根は変わりませんが、憑き物(魔術への執着)が落ちたので、気難しく、口うるさく、人並み以上に頭の回転がいい、困った人として楽しく生きていくでしょう」とのこと<ref group="出">「奈須きのこ一問一答-キャラクター関係の質問」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.135</ref>。
 
*アニメ版『Fate/stay night[UBW]』でギルガメッシュの『王の財宝』に収納された上に射出されるという快挙(?)を果たす。英雄王の選定眼に認められたことを考えるとある意味凄い。
 
*アニメ版『Fate/stay night[UBW]』でギルガメッシュの『王の財宝』に収納された上に射出されるという快挙(?)を果たす。英雄王の選定眼に認められたことを考えるとある意味凄い。
*『stay night』とは別世界線を舞台にした『氷室の天地』では綾香に頭を丸刈りにされており、その後同じ髪型のカツラを渡されている。蒔寺に「ギルティクラウン」と命名されたそれは極めてズレにくく、着用してもそれと気づかれない程の質の高さ。極めて丈夫にできているため、冬木局地地震(第五次聖杯戦争最終局面に対する世間一般向けの説明)時に「家具が倒れた際に頭を打ち、直接見ていた妹からも死んだと思われるほどの多量出血をした(世間一般向けの説明)」際にもカツラのおかげで入院程度で済んでいる。…件のシーンの真実を知っているプレイヤーは苦笑必死な展開である。
+
*『Fate/stay night』とは別世界線を舞台にした『氷室の天地』では綾香に頭を丸刈りにされており、その後同じ髪型のカツラを渡されている。蒔寺に「ギルティクラウン」と命名されたそれは極めてズレにくく、着用してもそれと気づかれない程の質の高さ。極めて丈夫にできているため、冬木局地地震(第五次聖杯戦争最終局面に対する世間一般向けの説明)時に「家具が倒れた際に頭を打ち、直接見ていた妹からも死んだと思われるほどの多量出血をした(世間一般向けの説明)」際にもカツラのおかげで入院程度で済んでいる。……件のシーンの真実を知っているプレイヤーは苦笑必至な展開である。
 
*『EXTRA』シンジのシリーズを重ねるごとの成長が評価されてゆく一方、冬木慎二の残念ぶりが増した感もある。『EXTRA』シンジは実年齢8歳ということもあり「8歳児と同レベルの精神面って……」と前作からネタにされていたが、『CCC』に至ってはシンジの急成長ぶりによりさらに水をあけられてしまった。
 
*『EXTRA』シンジのシリーズを重ねるごとの成長が評価されてゆく一方、冬木慎二の残念ぶりが増した感もある。『EXTRA』シンジは実年齢8歳ということもあり「8歳児と同レベルの精神面って……」と前作からネタにされていたが、『CCC』に至ってはシンジの急成長ぶりによりさらに水をあけられてしまった。
  
匿名利用者