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| :同上。夢のような一日が終わり、叛逆の騎士はいずこへと返っていく。 | | :同上。夢のような一日が終わり、叛逆の騎士はいずこへと返っていく。 |
| :憎悪や敵愾心にまみれていた生前を考えると、憑き物が落ちたかのようである。 | | :憎悪や敵愾心にまみれていた生前を考えると、憑き物が落ちたかのようである。 |
| + | ;『偉大なる騎士王に反逆した者。父は道端に転がる石こそを慈しんだのだ。』 |
| + | :同上。モードレッドが退場した後のツイッタープロフィール欄より。 |
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| == メモ == | | == メモ == |
− | *小説版で新規に登場したサーヴァントの一人。 | + | *Fate/Apocrypha小説版で新規に登場したサーヴァントの一人。 |
− | *彼女のデザイン・設定は当然、武内氏。<br>[[ルーラー|ジャンヌ]]に並ぶお気に入りキャラで、「''モードレッドはいいねえ。型月が生み出した文化の極みだね''」とコメントしたとか。 | + | *「Character material」で登場した奈須きのこ・武内崇による設定・デザインを小説版でリファインするにあたり、女性化などの設定やデザインを武内《セイバー大好き》崇氏が決定(作成)したという流言がまことしやかに流布されることがあるが、'''Apocrypha版モードレッドの設定・デザインは、性別指定等も含めて東出祐一郎・近衛乙嗣氏によるもの'''。 |
− | *ファンからの愛称は「モーちゃん」や「モード」。コハエースでは「モーさん」と呼ばれる | + | 東出:モーさん! モーさんじゃないか! という訳で「コハエース」でも活躍中のモーさんです。 |
| + | 男女どちらにするかは結構悩んだんですが、私服ラフが出てきたときに「あ、これで正解だ」と確信しましたです。<br> なお、実は鎧姿のときの兜は外すのではなく、甲冑に組み込まれています。 |
| + | 近衛:兜の組み込みは東出さんからアイディア頂いたとき、頭を抱えた案件です(笑)<br> セイバーシリーズに連なるキャラということで、デザインにあたってかなり緊張していましたが、<br> 思いのほかスッと腑に落ちる感じに仕上がりました。 |
| + | 「Apocrypha material [C86 ver.]」 10ページ |
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| + | 奈須:(中略)「Character material」で出したデザインと設定もそのために作ったんです。 |
| + | 東出:まあ確かに、あのころのモードレッドのキャラクターとは結構違います。<br> 「Character material」だとヤンデレ系なんですけど、こちらのコンセプトは反抗期真っ盛りのモードレッド。<br> 黒セイバーのように闇堕ちしたというわけでもなく、「父ちゃんなんて大嫌い!」なノリです。 |
| + | (中略) |
| + | 奈須:ヤツ(注釈:武内崇氏)のいち押しはもちろんセイバーだヨ。<br> 「モードレッドはいいねえ。型月が生み出した文化の極みだね」とか言ってましたから。 |
| + | TYPE-MOONエースVol.8(2012年12月15日発行)<br>『Fate/Apocryphaリリース直前 東出祐一郎×奈須きのこスペシャル対談』76-81ページ |
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| + | *ファンからの愛称は「モーちゃん」や「モード」。コハエースでは「モーさん」と呼ばれる。 |
| *普段強気な彼女でも、獅子劫がねぐらを地下墓地に選んだのにはさすがに抗議している。<br>彼が伊達や酔狂で骨の山があるような場所を選んだのではなく、霊脈の相性や防御性を考慮した戦略的な意味があるのは彼女も理解していた。だがそれと心情的な問題は別であり、「何事も諦めが肝心」という魔術師との付き合いを通して与えられた格言に従い、渋々妥協している。 | | *普段強気な彼女でも、獅子劫がねぐらを地下墓地に選んだのにはさすがに抗議している。<br>彼が伊達や酔狂で骨の山があるような場所を選んだのではなく、霊脈の相性や防御性を考慮した戦略的な意味があるのは彼女も理解していた。だがそれと心情的な問題は別であり、「何事も諦めが肝心」という魔術師との付き合いを通して与えられた格言に従い、渋々妥協している。 |
| **伝承においても、マーリンの進言によって、幼い頃海に流されるなど魔術師のせいで酷い目にあっている。また彼女の母もマーリンの弟子であり、彼に並ぶ魔術師であったことも考えると、彼女の苦労が偲ばれる。 | | **伝承においても、マーリンの進言によって、幼い頃海に流されるなど魔術師のせいで酷い目にあっている。また彼女の母もマーリンの弟子であり、彼に並ぶ魔術師であったことも考えると、彼女の苦労が偲ばれる。 |
| *[[セイバー|アルトリア]]をあくまでも父と呼ぶ。自分で気づいたのか、モルガンに教えられたのかは不明だが、ギネヴィアとアルトリアが女性同士で結婚して「夫婦ごっこ」をしていた事は看破しており、実はアルトリアが女性である事を知っていたと思われる。それでも「父上」と呼ぶのは、間柄として他に呼びようがないからだと推測されるが、[[コハエース]]では「リリィ」の姿で現れたアルトリアにショックを受けてたりする。 | | *[[セイバー|アルトリア]]をあくまでも父と呼ぶ。自分で気づいたのか、モルガンに教えられたのかは不明だが、ギネヴィアとアルトリアが女性同士で結婚して「夫婦ごっこ」をしていた事は看破しており、実はアルトリアが女性である事を知っていたと思われる。それでも「父上」と呼ぶのは、間柄として他に呼びようがないからだと推測されるが、[[コハエース]]では「リリィ」の姿で現れたアルトリアにショックを受けてたりする。 |
| **ただ「リリィ」の「性別」には言及していなかったので、こちらでも女性である事は知っていたとも解釈できる。'''女装'''と受け取られた可能性もあるが。 | | **ただ「リリィ」の「性別」には言及していなかったので、こちらでも女性である事は知っていたとも解釈できる。'''女装'''と受け取られた可能性もあるが。 |
− | *『Character material』での設定では男性だが、あくまで試作の設定に過ぎず、完成品である小説版では女性になっている。<br>元は自分を王に認めさせることしか頭に無い、東出氏曰く「ヤンデレ系」の不気味なキャラクターであった。小説版では反抗期まっさかりで、「父ちゃんなんて大嫌い!」というノリの親しみやすいキャラクターに改善されている。それを象徴しているのが2013年のエイプリルフール企画「路地裏さつき」での[[セイバー]]の回想で、かなりのお転婆娘だったのが伺える(ただし、エイプリルフール企画での話題なので鵜呑みには出来ない)。<br>「Apocrypha」でも性別以外の設定をほぼ踏襲しており、ユグドミレニアの戦闘用ホムンクルスに襲撃を受けた際、僅かながら躊躇が見られた。 | + | *『Character material』での設定では男性だが、小説版では女性になっている。<br>小説版では「父ちゃんなんて大嫌い!」というノリの親しみやすいキャラクターに変更されている。それを象徴しているのが2013年のエイプリルフール企画「路地裏さつき」での[[セイバー]]の回想で、かなりのお転婆娘だったのが伺える(ただし、エイプリルフール企画での話題なので鵜呑みには出来ない)。<br>「Apocrypha」でも性別以外の設定をほぼ踏襲しており、ユグドミレニアの戦闘用ホムンクルスに襲撃を受けた際、僅かながら躊躇が見られた。 |
| **もっとも、そんな尾崎豊マインドで国を滅ぼされたセイバーは堪ったものではなく、上述のエイプリルフール企画でも怒り狂っていた。ただ、コハエースでは「私だって顔合わせづらいんですよ」とそれなりに気まずい模様。<br>そしてギャグ抜きの実際の設定はと言えば、「Character material」では「貴公を憎いと思った事は一度も無い。」と反乱時のモードレッドに対して語っており、「Apocrypha」での回想でもモードレッドに対しては憎しみを抱いていなかった。その事がモードレッドをより激怒させる事になったのだが……。 | | **もっとも、そんな尾崎豊マインドで国を滅ぼされたセイバーは堪ったものではなく、上述のエイプリルフール企画でも怒り狂っていた。ただ、コハエースでは「私だって顔合わせづらいんですよ」とそれなりに気まずい模様。<br>そしてギャグ抜きの実際の設定はと言えば、「Character material」では「貴公を憎いと思った事は一度も無い。」と反乱時のモードレッドに対して語っており、「Apocrypha」での回想でもモードレッドに対しては憎しみを抱いていなかった。その事がモードレッドをより激怒させる事になったのだが……。 |
| **コハエースでは大好きな父上と微笑ましい親子喧嘩を繰り広げている。まさかコハエースが誰かを幸せにするとは……。 | | **コハエースでは大好きな父上と微笑ましい親子喧嘩を繰り広げている。まさかコハエースが誰かを幸せにするとは……。 |
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| **「己が栄光のためでなく」に比べ、「不貞隠しの兜」はステータスやクラス別スキルを隠す事が出来ず、変装もできない。その一方、能力の想起を阻害するため、発動している限り推理さえ行えない。真名の隠蔽に特化した宝具と言えるだろう。 | | **「己が栄光のためでなく」に比べ、「不貞隠しの兜」はステータスやクラス別スキルを隠す事が出来ず、変装もできない。その一方、能力の想起を阻害するため、発動している限り推理さえ行えない。真名の隠蔽に特化した宝具と言えるだろう。 |
| *[[Fate/EXTRA]]でも話のネタに名前だけが出る。[[セイバー (EXTRA・白)]]の真名候補として「間違った選択肢」に名前があがるのだが、「その名前だったら、もっと大変なことになっていたかもしれない」と言われた。 | | *[[Fate/EXTRA]]でも話のネタに名前だけが出る。[[セイバー (EXTRA・白)]]の真名候補として「間違った選択肢」に名前があがるのだが、「その名前だったら、もっと大変なことになっていたかもしれない」と言われた。 |
− | *[[セイバー (Prototype)|平行世界のアーサー]]によれば、彼のいた世界のモードレッドは男性だったらしい。だがそちらのモードレッドは平行世界のアーサー似で、初期企画案のモードレッドとも彼女とも似ていないらしい。 | + | *[[セイバー (Prototype)|平行世界のアーサー]]によれば、彼のいた世界のモードレッドは男性だったらしい。<!-- コメントアウト。個人の推測。 だがそちらのモードレッドは平行世界のアーサー似で、初期企画案のモードレッドとも彼女とも似ていないらしい。 --> |
| *親子だけあって容姿はアルトリアにそっくりだが、頭頂部のアホ毛だけが存在しない。一方で体格(身長、体重、スリーサイズ)は全く同じである。 | | *親子だけあって容姿はアルトリアにそっくりだが、頭頂部のアホ毛だけが存在しない。一方で体格(身長、体重、スリーサイズ)は全く同じである。 |
| *[[コハエース]]のコメント枠「Tono地下王国」での彼女の表記、「なんだ女か」の元ネタは、国民的アニメ『機動戦士ガンダム』の直接の続編、『機動戦士Ζガンダム』に登場する。<br>ティターンズ(悪役の勢力)士官、ジェリド・メサが主人公カミーユ・ビダンと揉め事を起こした際、カミーユに『女の名前なのに・・・なんだ男か』と発言してしまい、自分の女性的な名前にコンプレックスを持っていた彼に殴打されてしまった事に由来し、モードレッドが「女」呼ばわりされるのを極度に嫌っているのと引っかけたネタである。<br>因みにカミーユはかなり沸点が低く、複雑な家庭事情を抱えており、戦闘において獅子奮迅の活躍を見せるなど彼女との相似点は結構多い。更に最終決戦で敵将を討ち取り最高の戦績を上げるが、敵将を討った瞬間、既に破滅していたという嫌な共通点がある……。 | | *[[コハエース]]のコメント枠「Tono地下王国」での彼女の表記、「なんだ女か」の元ネタは、国民的アニメ『機動戦士ガンダム』の直接の続編、『機動戦士Ζガンダム』に登場する。<br>ティターンズ(悪役の勢力)士官、ジェリド・メサが主人公カミーユ・ビダンと揉め事を起こした際、カミーユに『女の名前なのに・・・なんだ男か』と発言してしまい、自分の女性的な名前にコンプレックスを持っていた彼に殴打されてしまった事に由来し、モードレッドが「女」呼ばわりされるのを極度に嫌っているのと引っかけたネタである。<br>因みにカミーユはかなり沸点が低く、複雑な家庭事情を抱えており、戦闘において獅子奮迅の活躍を見せるなど彼女との相似点は結構多い。更に最終決戦で敵将を討ち取り最高の戦績を上げるが、敵将を討った瞬間、既に破滅していたという嫌な共通点がある……。 |